JP2602252B2 - エレベータ運転制御装置 - Google Patents

エレベータ運転制御装置

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JP2602252B2
JP2602252B2 JP62283342A JP28334287A JP2602252B2 JP 2602252 B2 JP2602252 B2 JP 2602252B2 JP 62283342 A JP62283342 A JP 62283342A JP 28334287 A JP28334287 A JP 28334287A JP 2602252 B2 JP2602252 B2 JP 2602252B2
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floor
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哲 青野
勝正 笠木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータの運転制御装置に係り、特に、特
殊ホテル等で、宿泊客は乗り合わせず、従業員は乗り合
わせする様な建物に好適なエレベータ運転制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の直行運転方法は、特開昭53−32540号公報に記
載のように、特別な乗客用として特定階のホールボタ
ン、又は、かごボタンが登録されたとき、かご途中階の
ホール呼びに通過させ目的階に直行運転させていた。
しかし、上昇運転時と下降運転時とで客筋が異なるエ
レベータの運転方法については考慮されていなかつた。
尚、その他特開昭57−13063号公報には特殊ホテル等
において乗り合わせを防止する方式も提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術のうち前者は上記運転時と下降運転時と
で客筋の異なる建物については考慮されておらず、特定
階では乗客の乗り合わせ要否にかかわらず直行運転し、
運転効率が低下する問題があつた。また、後者は独特の
エレベータに関するもので、常時、直行専用運転を行う
と運転効率が悪くなつてしまう。
本発明の目的は特殊ホテル等の宿泊客の乗り合わせを
防止し、かつ、運転効率の低下しないエレベータ運転制
御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、エレベータ毎にエレベータの運行方向に
より直接運転が必要な宿泊客と乗合運転が必要な従業員
を判別し、直行専用運転制御と乗合運転制御を切替える
手段を設けることにより達成される。
〔作用〕
特殊ホテル等では、入室用エレベータではフロント階
から客室へ、出室用エレベータでは客室よりフロント階
へと宿泊客のエレベータ利用方向は決つており、客室用
の移動は従業員しか行わない。
従つて、直行専用運転を必要とする宿泊客の運行方向
は一定となる。又、従業員は宿泊客とのはち合わせを避
けるため宿泊客と同一運行方向のエレベータは利用せ
ず、運行方向は宿泊客の逆方向となり一定となる。
このことから、エレベータの運行方向により、直行専
用運転制御と乗合運転制御を切替えれば、宿泊客は乗り
合わせず、従業員は乗り合わせとなり効率の良い運転が
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図,第2図により説明
する。
本実施例ま第2図に示すように、四階床で入室用、出
室用エレベータが設置されている場合を示す。入室用エ
レベータでは、宿泊客はフロント階より一階上昇ホール
ボタン1U1を押し、上昇運転で目的の客室に直行する。
従業員は宿泊客とはち合わせしないように下降ホールボ
タン2D1〜4D1により下降運転のみ使用する。従つて、入
室用エレベータは上昇運行方向では途中のホールボタン
に応じることなく、目的の呼びまで直行する専用運転制
御を、下降運行方向では途中のホールボタンに応じなが
ら目的の呼びまで運行する乗合運転制御を行えば効率の
良い運転ができる。
出室用エレベータは入室用エレベータの逆となり、下
降運行方向は直行専用運転制御、上昇運行方向は乗合運
転制御が適している。
第1図は出室用エレベータの減速指令回路を示す。例
えば、二階かご呼びでエレベータが二階に達すると二階
のかご呼び検出リレー接点5121(コイル省略)と二階位
置検出リレー接点9121(コイル省略)により、P−5121
−9121−92−Nで減速指令リレー92が投入され、エレベ
ータは減速、停止する(回路省略)。
今、宿泊客が四階より一階に行く時、三階でも別の宿
泊客が三階下降ホールボタン3D2を押していたとする
と、エレベータが三階に達し、三階下降ホール呼検出リ
レー接点8131(コイル省略)と三階位置検出リレー接点
9133(コイル省略)および下降運転方向リレー接点6121
(コイル省略)により減速指令リレー92を投入しようと
するが、一階かご呼検出リレー接点5113(コイル省略)
により阻止され、エレベータは三階に停止しない。エレ
ベータが一階に達すると、P−5111−9111−92−Nで減
速指令リレー92が投入され、減速、停止する。このこと
により、四階の宿泊客は三階の宿泊客とのはち合わせを
避けることができる。
なお、この実施例においては、接点5113だけでなく2
階へのかご内行先階ボタンが登録されているとき開放す
る接点5122をも直接接続し、出入口階(1階)を行先と
する乗客ばかりでなく、ともかくかご内行先階ボタンが
登録されておりさえすれば、乗り場呼びには応答しない
ようにして、乗客のはち合わせをほぼ完全に防止するよ
うにしている。
一方、上昇運行方向については、従業員が一階から四
階に行く時、二階で別の従業員が二階上昇ホールボタン
2U2を押していた場合、エレベータが二階に達すると二
階上昇ホール呼検出リレー接点7121(コイル省略)と二
階位置検出リレー接点9122(コイル省略)および上昇運
転方向リレー接点611(コイル省略)により、P−7121
−9122−611−92−Nで減速指令リレー92が投入され二
階に減速、停止し、乗り合わせて四階へ走行する。
このように、各階乗場に設けた方向のかご呼び寄せボ
タンと、かご内行先階ボタンを装備した複数のエレベー
タを備えたエレベータ運転制御装置において、前記複数
のエレベータを客室への入室用と客室からの出室用に分
け、出室用エレベータは、出入口階(この例では1階)
へのかご内行先階ボタンが登録されていることに応動し
て、乗場に設けた下降方向のかご呼び寄せボタンへの応
答を阻止する手段を設けている。
したがって、少なくとも、出入口階から客室階へ、客
室階から出入口階へとエレベータを利用する客同士の乗
り合わせを防止することができる。
ただし、途中階から他階へ向かう客が居る場合には、
上記出室用エレベータの実施例における接点5122に関し
て述べたように、入室用エレベータにおいても同様であ
り、回路図、説明は省略する。
本実施例によれば、エレベータの運行方向により宿泊
客は直行専用運転、従業員は乗合運転と、それぞれに適
した運転制御ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、運転効率の良い直行専用運転機能を
具備したエレベータ運転制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は条件説明
図である。 5111〜5141……かご呼検出リレー接点、7111〜7131……
ホール上昇呼検出リレー接点、8121〜8141……ホール下
昇呼検出リレー接点、9111〜9142……位置検出リレー接
点、611……上昇運転方向リレー接点、621……下降運転
方向リレー接点、92……減速指令リレー、1U1〜3U2……
上昇ホールボタン、2D1〜4D2……下降ホールボタン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各階乗場に設けた方向別のかご呼び寄せボ
    タンと、かご内行先階ボタンを装備した複数のエレベー
    タを備えたエレベータ運転制御装置において、 前記複数のエレベータを客室への入室用と客室からの出
    室内に分け、出室用エレベータは、出入口階へのかご内
    行先階ボタンが登録されていることに応動して、乗場に
    設けた下降方向のかご呼び寄せボタンへの応答を阻止す
    る手段を設けたことを特徴とするエレベータ運転制御装
    置。
JP62283342A 1987-11-11 1987-11-11 エレベータ運転制御装置 Expired - Lifetime JP2602252B2 (ja)

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JPH01127575A JPH01127575A (ja) 1989-05-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS583188U (ja) * 1981-07-01 1983-01-10 株式会社日立製作所 二槽式洗濯機

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