JP2601232Y2 - ロールスクリーン固定装置 - Google Patents

ロールスクリーン固定装置

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JP2601232Y2
JP2601232Y2 JP1993046676U JP4667693U JP2601232Y2 JP 2601232 Y2 JP2601232 Y2 JP 2601232Y2 JP 1993046676 U JP1993046676 U JP 1993046676U JP 4667693 U JP4667693 U JP 4667693U JP 2601232 Y2 JP2601232 Y2 JP 2601232Y2
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JP
Japan
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fixing
screen
bar
edge
groove
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JP1993046676U
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JPH0715997U (ja
Inventor
宣博 椎名
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トーソー株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロールブラインドのロー
ルパイプにスクリーンを固定する装置の改良に関するも
のであり、さらに詳しく述べると、スクリーンの端縁に
固定片を脱着自在に止着し、その固定片をロールパイプ
の固定溝にその周面開口から挿入してスクリーンをロー
ルパイプに固定する装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーンの端縁に硬い金属製又は合成
樹脂製の固定片を添着して、その固定片をロールパイプ
の固定溝にその周面開口から挿入して固定し、スクリー
ンをロールパイプに固定することは実公昭63−466
30号公報によって公知である。又、スクリーンの端縁
に弾性に富む合成樹脂製の取付片又は屈曲自在なファス
ナー半部を止着し、その取付片又はファスナー半部をロ
ールパイプの固定溝にその周面開口から挿入して固定
し、スクリーンをロールパイプに固定することは実公平
4−7360号、実開昭63−12594号によって公
知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】スクリーンを洗濯する
場合、スクリーン端縁に止着した固定片は取り外す必要
があり、比較的柔軟なファスナー半部も取り外すことが
望ましい。しかし、従来の固定片、ファスナー半部はス
クリーンの生地に接着又は縫着するため、ユーザが固定
片又はファスナー半部をスクリーンから取り外すことは
容易ではなく、洗濯後に再び取り付けることはさらに困
難であった。
【0004】本考案はこの問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、ロールパイプ
の固定溝にその周面開口からスクリーンの端縁を挿入し
てスクリーンをロールパイプに固定するためにスクリー
ン端縁に固定部材を取り付けるが、その固定部材はスク
リーン端縁に容易に脱着することができる装置を提供す
ることにある。スクリーンが厚地のときは、スクリーン
端縁に薄地の連結布を縫着し、その連結布に固定部材を
脱着自在に取り付ける。この場合、連結布はスクリーン
とは常に一体であり、洗濯時も取り外す必要は全くな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案が採用する手段は、スクリーンの端縁又はス
クリーンの端縁に止着した連結布の端縁を折り返してル
ープを形成し、そのループに金属製又は合成樹脂製の芯
棒を挿入し、芯棒を入れたループを固定バーの芯棒溝に
その端面開口から挿入し、その固定バーをロールパイプ
の固定溝にその周面開口から挿入し、固定バーの一側に
形成したストッパ部を固定溝に掛け止めし、固定バーの
他側に形成した当接部を固定溝の上内面に当てて固定バ
ーが固定溝に固定するようにしたことにある。
【0006】
【作用】スクリーン端縁又はその端縁に止着した連結布
を折り返して形成したループに芯棒を通すことも、通し
た芯棒を抜くことも至極容易である。ループに芯棒を通
すと、ループの形状が安定するから、ループを固定バー
の芯棒溝にその端面開口から容易に挿入してスクリーン
をロールパイプに取り付けることが可能であり、取り付
けたスクリーンをループと共に挿脱することも容易であ
る。固定バーには一側にストッパ部を他側に当接部を形
成し、スクリーンを取り付けた固定バーは他側から固定
溝の周面開口にいれると簡単に全体をスクリーンと共に
固定溝にはめ込むことができる。ついで、一側のストッ
パ部を固定溝に掛け止めし他側の当接部を固定溝の内上
面に当てて固定バーを固定溝に固定する。スクリーンを
ロールパイプから外すときは、固定バーの一側のストッ
パ部の掛け止めを外して固定溝の周面開口から抜くと固
定バー全体がスクリーンと共に固定溝から外れる。つい
で、ループを芯棒と共に固定バーの端面開口から引き抜
き、さらに芯棒をループから引き抜くと、スクリーンは
自由な単体となる。
【0007】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。図1に示すように、ロールパイプ10は固定溝11を備
え、その固定溝の周面開口12の周方向幅は内部の周方向
幅の半分以下である。固定溝11に固定バー20が挿入さ
れ、その固定バー20の内部の芯棒溝21に芯棒17を通した
連結布18のループ16が入る。連結布18はスクリーン15の
端縁に縫着されている。スクリーン15が緊張すると、固
定バー20の当接部23が固定溝11の上内面に当り、突起状
ストッパ部22が、固定溝11の周面開口12の側縁12aに掛
かるから、スクリーン15はロールパイプ10に固定する。
【0008】図2に示すように、スクリーン15の端縁に
あらかじめ先端を折り返してループ16を形成した連結布
18をスクリーン15の端縁に縫着しておく。矢印Aで示す
ように、連結布18のループ16に芯棒17を通し、ついで矢
印Bで示すように、芯棒を通したループ16を固定バー20
の端面開口25から固定溝21に通す。固定溝21の内部は芯
棒17の外径よりも大きく、周面開口24は連結布18の厚さ
より少し広い程度であるから、ループ16は弾性変形して
も周面開口24から抜けることはできない。固定バー20の
ストッパ部22の反対側に突起状の当接部23を形成する。
【0009】図3に示すように、スクリーン15が厚地で
なければ、連結布を使用せずに、スクリーン15の端縁を
折り返してループ16を形成し、そのループに芯棒17を通
してもよい。図4に示すように、連結布18を固定バー20
の当接部23側に回して、その当接部23側から固定バー20
をロールパイプ10の周面開口12に挿入する。固定バー20
の周方向幅は固定溝11の周面開口12の幅よりも大きく、
半径方向幅は固定溝11の深さすなわち半径方向幅よりも
少し小さいから、固定バー20は弾性変形せずに固定溝11
に入る。固定バー20を固定溝11ににはめ込んだ後に、ス
クリーン15をストッパ部22の方向に引くと、図1に示す
ように、ストッパ部22が周面開口12の側縁12aに掛か
り、固定バー20は固定溝11に固定する。
【0010】スクリーンをロールパイプから外すとき
は、スクリーン15をゆるめてストッパ部22を周面開口12
の側縁12aから分離し、図4に示すように、固定バー20
を斜めにして周面開口12から取り出し、ついで、図2に
示すように、先ず、ループ16を固定バー20の芯棒溝21の
端面開口25から抜き、ついで、芯棒17をループ16から抜
く。
【0011】固定バーは横断面の周方向幅は固定溝の周
面開口幅よりも大きくなければならないが、その形状は
前記実施例に限る必要はなく、ロールパイプの周面開口
からそのまま挿入できる形状であればよい。例えば、図
5に示すように、ロールパイプ10の固定溝11にはめ込む
固定バー20の横断面を逆U字形とし、ストッパ部22の反
対側を膨大させて当接部23を形成し、その当接部に芯棒
溝21を形成してもよい。
【0012】又、図6に示すように、ロールパイプ10の
固定溝11にはめ込む固定バー20の横断面をL字形とし、
その外角部にストッパ部22を、長い延長端に当接部23を
それぞれ形成し、その当接部に芯棒溝21を形成してもよ
い。さらに、図7及び図8に示すように、ロールパイプ
10の固定溝11の溝底に凸部13又は凹部14を形成し、その
凸部又は凹部に弾性的に嵌合する凹形又は凸形のストッ
パ部22を固定バー20の一側に他側に当接部23をそれぞれ
形成する。この場合、固定溝11の周面開口12を片側に寄
せ、固定バー20の芯棒溝21を形成した当接部23は固定溝
11の反対側のふところへ入れる。
【0013】
【考案の効果】上記のとおり、本考案の装置はスクリー
ンの端縁をロールパイプ固定溝に周面開口から挿入して
スクリーンをロールパイプに固定することができるが、
スクリーン端縁に取り付ける固定部材を容易に脱着する
ことができなかった従来の装置とは異なり、固定部材と
しての芯棒はスクリーン端縁に形成したループに挿脱す
るだけであるから、ループから芯棒を抜くと、スクリー
ンは単体として洗濯することができるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の第1実施例の装置を備えたロールス
クリーンの横断面図、
【図2】は図1のスクリーンと固定バーの要部を示す分
解斜視図、
【図3】はスクリーンの端縁をループに形成した実施例
の分解斜視図、
【図4】は図1の固定バーをロールパイプの固定溝には
め込む状態を示す図、
【図5】は第2実施例の図1に相当する図、
【図6】は第3実施例の図1に相当する図、
【図7】は第4実施例の図1に相当する図、
【図8】は第5実施例の図1に相当する図、
【符号の説明】
10:ロールパイプ、11:固定溝、12:周面開口、13:凸
部、14:凹部、15:スクリーン、16:ループ、17:芯
棒、18:連結布、20:固定バー、21:芯棒溝、22:スト
ッパ部、23:当接部、24:周面開口、25:端面開口

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン(15)の端縁を固定バー(20)
    に取り付け、前記固定バーをロールパイプ(10)に設け
    た固定溝(11)の周面開口(12)から挿入して前記スク
    リーンを前記ロールパイプに固定する装置であって、前
    記スクリーン又はその端縁に止着した連結布端縁をルー
    プ(16)に形成し、前記ループに芯棒(17)を通し、前
    記芯棒を通したループを前記固定バーに設けた芯棒(2
    1)にその端面開口(25)から挿通し、前記固定バーの
    一側に前記固定溝に掛け止め可能なストッパ部(22)を
    他側に前記固定溝の内上面に当接可能な当接部(23)を
    形成したことを特徴とするロールスクリーン固定装置。
  2. 【請求項2】ストッパ部(22)は段状突起であって固定
    溝(11)の周面開口(12)の側縁(12a)に掛け止めさ
    れることを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン
    固定装置。
  3. 【請求項3】当接部(23)を膨大させてそこに芯棒溝
    (21)を形成したことを特徴とする請求項1記載のロー
    ルスクリーン固定装置。
  4. 【請求項4】固定溝(11)の底面に凸部(13)又は凹部
    (14)を形成し、ストッパ部(22)は前記凸部又は凹部
    に弾性的に嵌合する凹部又は凸部であることを特徴とす
    る請求項1記載のロールスクリーン固定装置。
JP1993046676U 1993-08-27 1993-08-27 ロールスクリーン固定装置 Expired - Lifetime JP2601232Y2 (ja)

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JPH0715997U JPH0715997U (ja) 1995-03-17
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JP4693482B2 (ja) * 2005-04-28 2011-06-01 三和シヤッター工業株式会社 開閉体の吊り元固定構造
BE1025413B1 (nl) * 2017-07-19 2019-02-20 Renson Sunprotection Screens Nv Scherminrichting

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