JP2600836B2 - 回転軸にピニオンフランジを固定する際の廻り止め構造 - Google Patents

回転軸にピニオンフランジを固定する際の廻り止め構造

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JP2600836B2 JP63211682A JP21168288A JP2600836B2 JP 2600836 B2 JP2600836 B2 JP 2600836B2 JP 63211682 A JP63211682 A JP 63211682A JP 21168288 A JP21168288 A JP 21168288A JP 2600836 B2 JP2600836 B2 JP 2600836B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転軸にピニオンフランジを固定する際の
廻り止め構造に係り、特に車両の変速機からの回転力を
トランスファを介してリヤデファレンシャルギヤに連絡
する際に使用されるピニオンフランジにおいて、このピ
ニオンフランジを回転軸に固定する際に、回転軸の廻り
止めを果す回転軸にピニオンフランジを固定する際の廻
り止め構造に関する。
〔従来の技術〕
車両の変速機にトランスファが接続され、このトラン
スファによって前後車輪への回転力の差動を調整してい
る。
また、トランスファの回転軸にはプロペラシャフトを
介してリヤデファレンシャルギヤが接続されており、回
転軸によって回転力を後車輪に伝達させている。
この回転軸に一端にピニオンフランジを固定する際
に、ピニオンフランジを固定する廻り止め機構が使用さ
れている。つまり、第6、7図に示す如く、ピニオンフ
ランジ114のフランジ部116に廻り止め穴122を穿設し、
この廻り止め穴122に図示しない治具の突起を係止さ
せ、ピニオンフランジ114を固定しつつ前記回転軸の一
端にナットを螺合させ、ピニオンフランジを挿着させて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の回転軸にピニオンフランジを固定す
る際の廻り止め構造においては、ピニオンフランジのフ
ランジ部に円周等間隔に取付穴部を穿設し、この取付穴
部間に廻り止め穴を穿設している。そして、ピニオンフ
ランジのフランジ部に廻り止め穴を穿設する際に、取付
穴部よりも少許大なる内径を有すべく廻り止め穴を穿設
している。
このため、取付穴部とは別に廻り止め穴用の穿設加工
行程が必要となり、加工行程数が多くなって実用上不利
であるという不都合がある。
また、廻り止め穴への治具の突起の係合時に治具の中
間穴部を介してナットの締め付け作業を行う必要があ
り、締め付け工具の種類においては小なる中間穴部から
の締め付け作業が不可能となる場合があり、締め付け作
業性が悪いという不都合がある。
更に、前記ピニオンフランジを形成する際に、フラン
ジ部を円形に形成していることにより、材料費がかさ
み、経済的に不利であるという不都合がある。
〔発明の目的〕
そこで、この発明の目的は、上述不都合を除去するた
めに、回転軸の螺刻部に固定具により固定されるピニオ
ンフランジを設け、ピニオンフランジのフランジ部に円
周等間隔に取付穴部を穿設するとともに、取付穴部と同
一内径を有し且つ取付穴部間に2個の廻り止め穴を穿設
し、ピニオンフランジのフランジ部外周には取付穴部と
廻り止め穴との夫々周縁を除く部位の外径を小とした波
形廻り止め部を設けたことにより、取付穴部と廻り止め
穴との加工行程を同時にでき、加工時間と労力との低減
を果たし得るとともに、ピニオンフランジの取付時に所
望に応じて回転軸の固定部位を選択でき、取付作業性を
向上し得て、しかもフランジ部の材料費を節約でき、経
済的に有利な回転軸にピニオンフランジを固定する際の
廻り止め構造を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、一端に螺刻部
を有する回転軸を設け、この回転軸の螺刻部に固定具に
より固定されるピニオンフランジを設け、このピニオン
フランジのフランジ部に円周等間隔に取付穴部を穿設す
るとともに取付穴部と同一内径を有し且つ取付穴部間に
2個の廻り止め穴を穿設し、前記ピニオンフランジのフ
ランジ部外周には前記取付穴部と廻り止め穴との夫々周
縁を除く部位の外径を小とした波形廻り止め部を設けた
ことを特徴とする。
〔作用〕
上述の如く構成したことにより、穿設加工時の取付穴
部と廻り止め穴との加工行程を同時とし、加工時間と労
力の低減を果たすとともに、ピニオンフランジの取付時
には所望に応じて回転軸の固定部位を選択できることに
より、取付作業性を向上させ、しかもフランジ部の材料
費を節約している。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1〜3図は、この発明の実施例を示すものである。
第3図において、2は車両の変速機、4は終減速・前輪
用差動機、6はトランスファである。このトランスファ
6に回転軸8を連絡して設け、回転軸8の一端8a側に螺
刻部10を形成し、この螺刻部10に固定具たるナット12に
よりピニオンフランジ14を固定する。
このピニオンフランジ14のフランジ部16には図示しな
い推進軸を介してリヤデファレンシャルギヤを連絡させ
て設ける。
前記ピニオンフランジ14は、第1、2図に示す如く、
中心部位に中間孔部18を有し、この中間孔部18が前記回
転軸8にスプライン結合すべく形成されている。
また、ピニオンフランジ14の外周部位にはフランジ部
16が形成されており、このフランジ部16に円周等間隔に
例えば6.8mmの内径を有する6個の取付穴部20を穿設す
る。
そして、この取付穴部20間、例えば取付穴部20−1と
20−2及び20−4と20−5間に、取付穴部20と同一内
径、つまり6.8mmの内径を有する廻り止め穴22−1、22
−2を夫々穿設する。その後、前記取付穴部20には内径
8mm(M8)のネジ切りを行う。
更に、前記フランジ部16外周に波形廻り止め部24を形
成する。この波形廻り止め部24は、第1図に示す如く、
前記取付穴部20と廻り止め穴22との夫々の周縁を除く部
位を切除し、取付穴部20と廻り止め穴22との穿設部位の
外径に比し少許小なる外径を有すべく形成される。
前記廻り止め穴22に係合し前記回転軸8の廻り止めを
果たすピン治具26は、第4図に示す如く、廻り止め穴22
に係合するピン状の係合突起28を有している。また、前
記フランジ16の波形廻り止め部24に係合し前記回転軸8
の廻り止めを果たす波形治具30は、第5図に示す如く、
波形廻り止め部24に係合する波形係合部32を有してい
る。
次に作用について説明する。
第4図に示す前記ピン治具26を使用して前記回転軸8
にピニオンフランジ14を固定する際には、回転軸8にピ
ニオンフランジ14をスプライン結合させ、前記ピン治具
26の突起28と廻り止め穴22に係合させ、このピン治具26
によって回転軸8の廻り止めを行いつつ回転軸8の螺刻
部10にナット12を螺合させ、前記ピニオンフランジ14を
固定する。
また、第5図に示す前記波形治具30を使用して前記回
転軸8にピニオンフランジ14を固定する際には、回転軸
8にピニオンフランジ14をスプライン結合させ、前記波
形治具30の波形係合部32をピニオンフランジ14のフラン
ジ部16の波形廻り止め部24に係合させ、この波形治具30
によって回転軸8の廻り止めを行いつつ回転軸8の螺刻
部10にナット12を螺合させ、前記ピニオンフランジ14を
固定する。
これにより、前記ピニオンフランジ14のフランジ部16
への取付穴部20と廻り止め穴22との加工を同時に、つま
り同一行程によって行うことができ、加工時間と労力の
低減を果たし得て、コストを低廉することができる。
また、前記ピニオンフランジ14のフランジ部16に廻り
止め穴22と波形廻り止め部24とを設けたことにより、ピ
ニオンフランジ14の取付時に所望に応じて回転軸8の固
定部位を廻り止め穴22と波形廻り止め部24との所望のい
ずれか一方に選択でき、取付作業性を向上し得て、実用
上有利である。
更に、前記ピニオンフランジ14のフランジ部16の外周
に前記取付穴部20と廻り止め穴22との夫々周縁を除く部
位において外径を小とした波形廻り止め部24を設けたこ
とにより、フランジ部16と材料費を節約でき、経済的に
有利である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、回転軸の
螺刻部に固定具により固定されるピニオンフランジを設
け、ピニオンフランジのフランジ部に円周等間隔に取付
穴部を穿設するとともに、取付穴部と同一内径を有し且
つ取付穴部間に2個の廻り止め穴を穿設し、ピニオンフ
ランジのフランジ部外周には取付穴部と廻り止め穴との
夫々周縁を除く部位の外径を小として波形廻り止め部を
設けたので、前記ピニオンフランジのフランジ部への取
付穴部と廻り止め穴との加工を同時に行うことができ、
加工時間と労力の低減を果たし得て、コストを低廉とし
得る。また、前記ピニオンフランジのフランジ部に廻り
止め穴と波形廻り止め部とを設けたことにより、ピニオ
ンフランジの取付時に所望に応じて回転軸の固定部位を
廻り止め穴と波形廻り止め部との所望のいずれか一方に
選択でき、取付作業性を向上し得て、実用上有利であ
る。更に、前記ピニオンフランジのフランジ部の外周に
波形廻り止め部を設けたことにより、フランジ部の材料
費を節約し得て、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図はピニオ
ンフランジの拡大正面図、第2図は第1図のII−II線に
よる断面図、第3図は車両の変速機の概略断面図、第4
図は廻り止め穴に係止するピン治具の概略斜視図、第5
図は波形廻り止め部に係合する波形治具の概略斜視図で
ある。 第6、7図はこの発明の従来技術を示し、第6図はピニ
オンフランジの正面図、第7図はピニオンフランジの右
側面図である。 図において、2は車両の変速機、4は終減速・前輪用差
動機、6はトランスファ、8は回転軸、8aは一端、10は
螺刻部、12はナット、14はピニオンフランジ、16はフラ
ンジ部、18は中間孔部、20は取付穴部、22は廻り止め
穴、24は波形廻り止め部、26はピン治具、28は係合突
起、30は波形治具、32は波形係合部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に螺刻部を有する回転軸を設け、この
    回転軸の螺刻部に固定具により固定されるピニオンフラ
    ンジを設け、このピニオンフランジのフランジ部に円周
    等間隔に取付穴部を穿設するとともに取付穴部と同一内
    径を有し且つ取付穴部間に2個の廻り止め穴を穿設し、
    前記ピニオンフランジのフランジ部外周には前記取付穴
    部と廻り止め穴との夫々周縁を除く部位の外径を小とし
    た波形廻り止め部を設けたことを特徴とする回転軸にピ
    ニオンフランジを固定する際の廻り止め構造。
JP63211682A 1988-08-26 1988-08-26 回転軸にピニオンフランジを固定する際の廻り止め構造 Expired - Fee Related JP2600836B2 (ja)

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