JP2600495Y2 - Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路 - Google Patents
Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路Info
- Publication number
- JP2600495Y2 JP2600495Y2 JP1993073652U JP7365293U JP2600495Y2 JP 2600495 Y2 JP2600495 Y2 JP 2600495Y2 JP 1993073652 U JP1993073652 U JP 1993073652U JP 7365293 U JP7365293 U JP 7365293U JP 2600495 Y2 JP2600495 Y2 JP 2600495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- transmission
- modem
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Communication Control (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、モデムを内蔵した又は
外部接続したデータ端末装置において、このモデムに関
連する信号を監視するＰＯＳ端末装置用の入出力信号切
替回路に関する。
外部接続したデータ端末装置において、このモデムに関
連する信号を監視するＰＯＳ端末装置用の入出力信号切
替回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】データ端末装置、特に販売時点情報化管
理システム（Ｐｏｉｎｔ ｏｆ Ｓａｌｅｓ Ｓｙｓｔ
ｅｍ）における端末装置（以下、ＰＯＳ端末装置とい
う。）には、モデムを内蔵又はモデムを外部接続し、こ
のモデム及びアナログ回線を介して中央処理装置とデー
タの授受を行なうものがある。
理システム（Ｐｏｉｎｔ ｏｆ Ｓａｌｅｓ Ｓｙｓｔ
ｅｍ）における端末装置（以下、ＰＯＳ端末装置とい
う。）には、モデムを内蔵又はモデムを外部接続し、こ
のモデム及びアナログ回線を介して中央処理装置とデー
タの授受を行なうものがある。
【０００３】モデムを外部接続する型式のＰＯＳ端末装
置の場合は、ＰＯＳ端末装置にＲＳ２３２Ｃインタフェ
ースを備え、これに関連するモデム信号を外設モデム用
コネクタ（たとえば、Ｄ−ｓｕｂ２５ｐ）を介して外部
接続のモデムに接続することになる。従って、モデムに
関連したＰＯＳ端末装置の動作を点検する場合は、この
ような外設モデム用コネクタを介してモデム信号をモニ
タ装置に導き、その監視を行なうことで容易に点検が可
能である。
置の場合は、ＰＯＳ端末装置にＲＳ２３２Ｃインタフェ
ースを備え、これに関連するモデム信号を外設モデム用
コネクタ（たとえば、Ｄ−ｓｕｂ２５ｐ）を介して外部
接続のモデムに接続することになる。従って、モデムに
関連したＰＯＳ端末装置の動作を点検する場合は、この
ような外設モデム用コネクタを介してモデム信号をモニ
タ装置に導き、その監視を行なうことで容易に点検が可
能である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、モデムを内蔵
した型式のＰＯＳ端末装置では、内部の通信用シリアル
コントロールユニットと内蔵モデムとの間で送受信する
信号がＴＴＬ又はＣＭＯＳレベルであり、ＴＴＬ／ＣＭ
ＯＳレベルからなる信号を導く専用のコネクタを備えて
いるものもある。従って、ＰＯＳ端末装置に外設モデム
用コネクタを備えた監視装置を接続しようとしても、両
者間において、信号レベルが異なること、コネクタの型
式が異なること等、接続条件が一致しないので、両者を
直接接続することはできず、ＰＯＳ端末装置に監視装置
を接続するためには、これらの接続条件を一致させるた
めの信号レベル変換器、変換ケーブル等を特別に用意し
なければならないという問題があった。
した型式のＰＯＳ端末装置では、内部の通信用シリアル
コントロールユニットと内蔵モデムとの間で送受信する
信号がＴＴＬ又はＣＭＯＳレベルであり、ＴＴＬ／ＣＭ
ＯＳレベルからなる信号を導く専用のコネクタを備えて
いるものもある。従って、ＰＯＳ端末装置に外設モデム
用コネクタを備えた監視装置を接続しようとしても、両
者間において、信号レベルが異なること、コネクタの型
式が異なること等、接続条件が一致しないので、両者を
直接接続することはできず、ＰＯＳ端末装置に監視装置
を接続するためには、これらの接続条件を一致させるた
めの信号レベル変換器、変換ケーブル等を特別に用意し
なければならないという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の目的は、前記の
ような問題点を解消するためになされたものであり、信
号レベル変換器、変換ケーブル等を必要とすることな
く、簡単な接続及び操作により、監視機能を有する外設
モデム又はモニタ装置を接続してＰＯＳ端末装置として
の機能を容易に監視することができるＰＯＳ端末装置用
の入出力信号切替回路を提供することを目的としてい
る。
ような問題点を解消するためになされたものであり、信
号レベル変換器、変換ケーブル等を必要とすることな
く、簡単な接続及び操作により、監視機能を有する外設
モデム又はモニタ装置を接続してＰＯＳ端末装置として
の機能を容易に監視することができるＰＯＳ端末装置用
の入出力信号切替回路を提供することを目的としてい
る。
【０００６】本考案に係わるＰＯＳ端末装置用の入出力
信号切替回路は、第１の送信信号を送信する第１の送信
回路、及び第２の送信信号を受信する第１の受信回路を
有するシリアルコントロールユニットと、前記第１の送
信回路からの第１の送信信号を受信する第２の受信回
路、並びに前記第２の送信信号を送信する第２の送信回
路を有する内蔵モデムと、前記第２の送信信号と外設モ
デムからの第３の送信信号との論理積を取って、該論理
積の結果を前記第１の受信回路に送出するＡＮＤゲート
回路と、前記第２の送信信号と前記第３の送信信号との
論理和を取って、該論理和の結果を前記シリアルコント
ロールユニットの前記第１の受信回路に送出するＯＲゲ
ート回路と、前記ＡＮＤゲート及び前記ＯＲゲートの出
力信号の信号レベルを前記外設モデムの信号レベルに変
換する第１のドライバと、前記第１の送信信号の信号レ
ベルを前記外設モデムの信号レベルに変換する第２のド
ライバと、前記外設モデムからの第３の送信信号を論理
信号レベルに変換して前記ＯＲゲート及び前記ＡＮＤゲ
ートに送出するレシーバと、前記外設モデムからの前記
第３の送信信号を前記レシーバに送出する、又は前記第
１のドライバで変換した送信信号を前記外設モデムのコ
ネクタに送出することを選択的に切り替えられるスイッ
チとを備え、前記内蔵モデムからの第２の送信信号と前
記外設モデムからの第３の送信信号、及び前記シリアル
コントロールユニットからの送信信号を前記モデムのコ
ネクタ上で監視する機能を備えていることを特徴とした
ものである。
信号切替回路は、第１の送信信号を送信する第１の送信
回路、及び第２の送信信号を受信する第１の受信回路を
有するシリアルコントロールユニットと、前記第１の送
信回路からの第１の送信信号を受信する第２の受信回
路、並びに前記第２の送信信号を送信する第２の送信回
路を有する内蔵モデムと、前記第２の送信信号と外設モ
デムからの第３の送信信号との論理積を取って、該論理
積の結果を前記第１の受信回路に送出するＡＮＤゲート
回路と、前記第２の送信信号と前記第３の送信信号との
論理和を取って、該論理和の結果を前記シリアルコント
ロールユニットの前記第１の受信回路に送出するＯＲゲ
ート回路と、前記ＡＮＤゲート及び前記ＯＲゲートの出
力信号の信号レベルを前記外設モデムの信号レベルに変
換する第１のドライバと、前記第１の送信信号の信号レ
ベルを前記外設モデムの信号レベルに変換する第２のド
ライバと、前記外設モデムからの第３の送信信号を論理
信号レベルに変換して前記ＯＲゲート及び前記ＡＮＤゲ
ートに送出するレシーバと、前記外設モデムからの前記
第３の送信信号を前記レシーバに送出する、又は前記第
１のドライバで変換した送信信号を前記外設モデムのコ
ネクタに送出することを選択的に切り替えられるスイッ
チとを備え、前記内蔵モデムからの第２の送信信号と前
記外設モデムからの第３の送信信号、及び前記シリアル
コントロールユニットからの送信信号を前記モデムのコ
ネクタ上で監視する機能を備えていることを特徴とした
ものである。
【０００７】
【作用】この考案によりＰＯＳ端末装置用の入出力信号
切替回路は、前記スイッチの選択的な操作により前記シ
リアルコントロールユニットに前記内蔵モデムを接続し
たときは、前記第１のドライバ及び前記第２のドライバ
を介して両者間で授受される前記送信信号を前記外設モ
デムのコネクタに導くことができると共に、前記シリア
ルコントロールユニットに前記外設モデムを接続したと
きは、その接続状態で前記シリアルコントロールユニッ
ト及び前記外設モデム間で授受される前記送信信号に基
づき、ＰＯＳ端末装置の通信機能について監視を可能に
させると共に、このような監視のために必要とする接続
及び操作を簡単なものにさせる。
切替回路は、前記スイッチの選択的な操作により前記シ
リアルコントロールユニットに前記内蔵モデムを接続し
たときは、前記第１のドライバ及び前記第２のドライバ
を介して両者間で授受される前記送信信号を前記外設モ
デムのコネクタに導くことができると共に、前記シリア
ルコントロールユニットに前記外設モデムを接続したと
きは、その接続状態で前記シリアルコントロールユニッ
ト及び前記外設モデム間で授受される前記送信信号に基
づき、ＰＯＳ端末装置の通信機能について監視を可能に
させると共に、このような監視のために必要とする接続
及び操作を簡単なものにさせる。
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。図１はこの考案の一実施例を示すＰＯＳ端末装置
用の入出力信号切替回路のブロック図であり、図中の太
線は複数本の線を表わし、細線は単線を表わしている。
図１において、（１）は通信用のシリアルコントロール
ユニットであり、送信回路１ａ及び受信回路１ｂを有す
る。送信回路１ａは線１ｃ上に送信信号として信号ＳＤ
（送信データ）、ＲＳ（送信要求）及びＥＲ（データ端
末レディ）を送出する。受信回路１ｂは以下で説明する
線４ａ及び線５ｂを接続している。（２）はコネクタ、
（３）はＰＯＳ端末装置に内蔵されたモデムであり、受
信回路３ａ及び送信回路３ｂを有する。受信回路３ａは
コネクタ（２）を介して線１ｃに接続されている。送信
回路３ｂは送信信号としてコネクタ（２）を介して線３
ｃ上に負論理（負論理の信号についてのみ“´”を付記
して示す）の信号ＤＲ´（データセットレディ）、ＣＳ
´（送信可）、ＣＩ´（被呼表示）、ＣＤ´（データチ
ャネル受信キャリア検出）、ＳＴ２´（送信信号エレメ
ントタイミング）、ＲＴ´（受信信号エレメントタイミ
ング）を送出し、更に、コネクタ（２）を介して線３ｄ
上に信号ＲＤを送出している。（４）は負論理入力でア
クティブとなるＡＮＤゲート回路であり、入力を線３ｃ
及び線８ｂに接続し、かつ出力を線４ａに接続してお
り、線３ｃの信号と線８ｂの信号との間で論理積を取
り、負論理でアクティブの出力信号を線４ａに送出する
回路である。
する。図１はこの考案の一実施例を示すＰＯＳ端末装置
用の入出力信号切替回路のブロック図であり、図中の太
線は複数本の線を表わし、細線は単線を表わしている。
図１において、（１）は通信用のシリアルコントロール
ユニットであり、送信回路１ａ及び受信回路１ｂを有す
る。送信回路１ａは線１ｃ上に送信信号として信号ＳＤ
（送信データ）、ＲＳ（送信要求）及びＥＲ（データ端
末レディ）を送出する。受信回路１ｂは以下で説明する
線４ａ及び線５ｂを接続している。（２）はコネクタ、
（３）はＰＯＳ端末装置に内蔵されたモデムであり、受
信回路３ａ及び送信回路３ｂを有する。受信回路３ａは
コネクタ（２）を介して線１ｃに接続されている。送信
回路３ｂは送信信号としてコネクタ（２）を介して線３
ｃ上に負論理（負論理の信号についてのみ“´”を付記
して示す）の信号ＤＲ´（データセットレディ）、ＣＳ
´（送信可）、ＣＩ´（被呼表示）、ＣＤ´（データチ
ャネル受信キャリア検出）、ＳＴ２´（送信信号エレメ
ントタイミング）、ＲＴ´（受信信号エレメントタイミ
ング）を送出し、更に、コネクタ（２）を介して線３ｄ
上に信号ＲＤを送出している。（４）は負論理入力でア
クティブとなるＡＮＤゲート回路であり、入力を線３ｃ
及び線８ｂに接続し、かつ出力を線４ａに接続してお
り、線３ｃの信号と線８ｂの信号との間で論理積を取
り、負論理でアクティブの出力信号を線４ａに送出する
回路である。
【０００８】（５）はＯＲゲート回路であり、入力を線
３ｄ及び線５ａに接続しており、線３ｄの信号ＲＤと線
５ａの信号ＲＤとの間で論理和を取る回路である。ＯＲ
ゲート回路（５）の出力は線５ｂに送出されている。
（６）及び（７）はＲＳ−２３２Ｃドライバである。Ｒ
Ｓ−２３２Ｃドライバ（６）は、入力が線４ａ及び線５
ｂに接続されてＴＴＬレベルの信号を入力し、かつ出力
が線６ａに接続されてＲＳ−２３２Ｃレベルに変換され
た信号を送出する。ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）は、
入力を線１ｃに接続してＴＴＬレベルの信号を入力し、
かつ出力を線７ａに接続してＲＳ−２３２Ｃレベルに変
換された信号を送出する。（８）はＲＳ−２３２Ｃレシ
ーバであり、入力を線８ａに接続してＲＳ−２３２Ｃレ
ベルの信号を入力し、かつ出力を線５ａ及び線８ｂに接
続してＴＴＬレベルの信号を送出している。（９）はス
イッチであり、第１接点を線６ａに接続し、第２接点を
線９ａに接続し、第３接点を線８ａに接続しており、操
作により第２接点に第１接点又は第３接点を選択的に接
続させるものである。（１０）はコネクタ、（１１）は
外設モデム（又はモニタ装置）である。図は外設モデム
を接続したときの状態を示しており、外設モデムはコネ
クタ（１０）を介して線７ａを接続した受信回路１１
ａ、及びコネクタ（１０）を介して線９ａを接続した送
信回路１１ｂを有し、更にここではモデム監視機能を有
するものとして説明する。モニタ装置（図示なし）を接
続した場合は、図示の送信回路１１ｂの部分も受信回路
（図示なし）となる。
３ｄ及び線５ａに接続しており、線３ｄの信号ＲＤと線
５ａの信号ＲＤとの間で論理和を取る回路である。ＯＲ
ゲート回路（５）の出力は線５ｂに送出されている。
（６）及び（７）はＲＳ−２３２Ｃドライバである。Ｒ
Ｓ−２３２Ｃドライバ（６）は、入力が線４ａ及び線５
ｂに接続されてＴＴＬレベルの信号を入力し、かつ出力
が線６ａに接続されてＲＳ−２３２Ｃレベルに変換され
た信号を送出する。ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）は、
入力を線１ｃに接続してＴＴＬレベルの信号を入力し、
かつ出力を線７ａに接続してＲＳ−２３２Ｃレベルに変
換された信号を送出する。（８）はＲＳ−２３２Ｃレシ
ーバであり、入力を線８ａに接続してＲＳ−２３２Ｃレ
ベルの信号を入力し、かつ出力を線５ａ及び線８ｂに接
続してＴＴＬレベルの信号を送出している。（９）はス
イッチであり、第１接点を線６ａに接続し、第２接点を
線９ａに接続し、第３接点を線８ａに接続しており、操
作により第２接点に第１接点又は第３接点を選択的に接
続させるものである。（１０）はコネクタ、（１１）は
外設モデム（又はモニタ装置）である。図は外設モデム
を接続したときの状態を示しており、外設モデムはコネ
クタ（１０）を介して線７ａを接続した受信回路１１
ａ、及びコネクタ（１０）を介して線９ａを接続した送
信回路１１ｂを有し、更にここではモデム監視機能を有
するものとして説明する。モニタ装置（図示なし）を接
続した場合は、図示の送信回路１１ｂの部分も受信回路
（図示なし）となる。
【０００９】なお、ＲＳ−２３２Ｃレベルの信号は、負
論理信号であり、３Ｖ以上を論理値“０”、−３Ｖ以下
を論理値“１”とする。ただし、ＲＳ−２３２Ｃレベル
のＲＤ信号は正論理信号であり、３Ｖ以上を論理値
“１”、−３Ｖ以下を論理値“０”とする。ＴＴＬレベ
ルの信号は、５Ｖ電源を使用しているときは、２．４Ｖ
以上を論理値“１”とし、０．４Ｖ以下を論理値“０”
とする通常の論理信号である。
論理信号であり、３Ｖ以上を論理値“０”、−３Ｖ以下
を論理値“１”とする。ただし、ＲＳ−２３２Ｃレベル
のＲＤ信号は正論理信号であり、３Ｖ以上を論理値
“１”、−３Ｖ以下を論理値“０”とする。ＴＴＬレベ
ルの信号は、５Ｖ電源を使用しているときは、２．４Ｖ
以上を論理値“１”とし、０．４Ｖ以下を論理値“０”
とする通常の論理信号である。
【００１０】以上のような構成を有するＰＯＳ端末装置
用の入出力信号切替回路の動作を説明する。ＰＯＳ端末
装置が外設モデム（１１）を使用するとき（図示の状態
のとき）は、コネクタ（２）の接続を外して内蔵モデム
（３）を切離し、スイッチ（９）の第２接点を第３接点
にジャンパーにより接続する。これにより、シリアルコ
ントロールユニット（１）の送信回路１ａから送出され
た送信信号は、線１ｃ、ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）
及び線７ａを介して受信回路１１ａに入力される。一
方、送信回路１１ｂから送出される送信信号は、線９
ａ、スイッチ（９）の第２接点、第３接点、線８ａ、Ｒ
Ｓ−２３２Ｃレシーバ（８）、線５ａ、ＯＲゲート回路
（５）及び線５ｂを介して受信回路１ｂに入力される。
この場合に、ＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）の出力は、
線８ｂを介してＡＮＤゲート回路（４）にも入力されて
いる。しかし、コネクタ（２）は開放状態にあるので、
ＡＮＤゲート回路（４）の線３ｃは全てハイ・レベルと
なり、ＡＮＤゲート回路（４）の出力は線８ｂの信号の
レベルのみに従って変化する。更に、外設モデム（１
１）からのＲＤ信号はＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）か
ら線５ａ上に送出され、ＯＲゲート回路（５）に入力さ
れるが、ＯＲゲート回路（５）の他方の入力、即ち線３
ｄの入力は、コネクタ（２）が開放状態にあるので、ロ
ー・レベルに固定される。このために、ＯＲゲート回路
（５）の出力は線５ａの信号のみのハイ・レベル／ロー
・レベルの変化に従って変化することになる。
用の入出力信号切替回路の動作を説明する。ＰＯＳ端末
装置が外設モデム（１１）を使用するとき（図示の状態
のとき）は、コネクタ（２）の接続を外して内蔵モデム
（３）を切離し、スイッチ（９）の第２接点を第３接点
にジャンパーにより接続する。これにより、シリアルコ
ントロールユニット（１）の送信回路１ａから送出され
た送信信号は、線１ｃ、ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）
及び線７ａを介して受信回路１１ａに入力される。一
方、送信回路１１ｂから送出される送信信号は、線９
ａ、スイッチ（９）の第２接点、第３接点、線８ａ、Ｒ
Ｓ−２３２Ｃレシーバ（８）、線５ａ、ＯＲゲート回路
（５）及び線５ｂを介して受信回路１ｂに入力される。
この場合に、ＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）の出力は、
線８ｂを介してＡＮＤゲート回路（４）にも入力されて
いる。しかし、コネクタ（２）は開放状態にあるので、
ＡＮＤゲート回路（４）の線３ｃは全てハイ・レベルと
なり、ＡＮＤゲート回路（４）の出力は線８ｂの信号の
レベルのみに従って変化する。更に、外設モデム（１
１）からのＲＤ信号はＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）か
ら線５ａ上に送出され、ＯＲゲート回路（５）に入力さ
れるが、ＯＲゲート回路（５）の他方の入力、即ち線３
ｄの入力は、コネクタ（２）が開放状態にあるので、ロ
ー・レベルに固定される。このために、ＯＲゲート回路
（５）の出力は線５ａの信号のみのハイ・レベル／ロー
・レベルの変化に従って変化することになる。
【００１１】このような接続によって、シリアルコント
ロールユニット（１）と外設モデム（１１）との間で信
号の授受が行なわれ、従って外設モデム（１１）では、
自分がシリアルコントロールユニット（１）へ送出する
送信信号と、これに応答するシリアルコントロールユニ
ット（１）からの送信信号を受信して、その機能の監視
を行なうことができる。
ロールユニット（１）と外設モデム（１１）との間で信
号の授受が行なわれ、従って外設モデム（１１）では、
自分がシリアルコントロールユニット（１）へ送出する
送信信号と、これに応答するシリアルコントロールユニ
ット（１）からの送信信号を受信して、その機能の監視
を行なうことができる。
【００１２】次に、ＰＯＳ端末装置が内蔵モデム（３）
を使用するときは、コネクタ（２）を接続状態にし、コ
ネクタ（１０）にモニタ装置を接続し、スイッチ（９）
の第２接点を第１接点にジャンパーにより接続する。こ
れにより、シリアルコントロールユニット（１）の送信
回路１ａの信号は、コネクタ（２）を介して受信回路３
ａに入力され、更に、ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）、
線７ａを介してモニタ装置（図示なし）の受信回路（図
示なし）にも入力される。一方、内蔵モデム（３）の送
信回路３ｂの信号は、線３ｃを介してＡＮＤゲート回路
（４）に入力される。ＡＮＤゲート回路（４）の他方の
入力である線８ｂの信号は、ＲＳ−２３２Ｃレシーバ
（８）の入力である線８ａの信号がスイッチ（９）の第
３接点で開放されているので、全てハイ・レベルに固定
されたものとなる。従って、ＡＮＤゲート回路（４）の
出力は、線３ｃの信号のみに従って変化するものとな
り、線４ａを介して受信回路１ｂに入力される。また、
前述のようにＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）の入力であ
る線８ａの信号がスイッチ（９）の第３接点で開放され
ているので、線５ａへ送出されるＲＳ−２３２Ｃ（８）
の出力（ＲＤ）は、ロー・レベルに固定される。従っ
て、ＯＲゲート回路（５）の出力は線３ｄのみに従って
変化し、線５ｂを介して受信回路１ｂに入力される。
を使用するときは、コネクタ（２）を接続状態にし、コ
ネクタ（１０）にモニタ装置を接続し、スイッチ（９）
の第２接点を第１接点にジャンパーにより接続する。こ
れにより、シリアルコントロールユニット（１）の送信
回路１ａの信号は、コネクタ（２）を介して受信回路３
ａに入力され、更に、ＲＳ−２３２Ｃドライバ（７）、
線７ａを介してモニタ装置（図示なし）の受信回路（図
示なし）にも入力される。一方、内蔵モデム（３）の送
信回路３ｂの信号は、線３ｃを介してＡＮＤゲート回路
（４）に入力される。ＡＮＤゲート回路（４）の他方の
入力である線８ｂの信号は、ＲＳ−２３２Ｃレシーバ
（８）の入力である線８ａの信号がスイッチ（９）の第
３接点で開放されているので、全てハイ・レベルに固定
されたものとなる。従って、ＡＮＤゲート回路（４）の
出力は、線３ｃの信号のみに従って変化するものとな
り、線４ａを介して受信回路１ｂに入力される。また、
前述のようにＲＳ−２３２Ｃレシーバ（８）の入力であ
る線８ａの信号がスイッチ（９）の第３接点で開放され
ているので、線５ａへ送出されるＲＳ−２３２Ｃ（８）
の出力（ＲＤ）は、ロー・レベルに固定される。従っ
て、ＯＲゲート回路（５）の出力は線３ｄのみに従って
変化し、線５ｂを介して受信回路１ｂに入力される。
【００１３】この考案の実施例では、監視のために、前
述のように、シリアルコントロールユニット（１）から
線１ｃを介して内蔵モデム（３）への送信信号が、ＲＳ
−２３２Ｃドライバ（７）、及び線７ａを介してモニタ
装置の受信回路（図示なし）にも導かれる。更に、内蔵
モデム（３）からシリアルコントロールユニット（１）
への送信信号として、線４ａ及び線５ｂの送信信号がＲ
Ｓ−２３２Ｃドライバ（６）、線６ａ、シリアルコント
ロールユニット（１）の第１接点、第２接点、線９ａ及
び、コネクタ（１０）を介してモニタ装置の受信回路
（図示なし）に導かれる。このような接続によって、モ
ニタ装置は、シリアルコントロールユニット（１）と内
蔵モデム（３）との間で授受される信号を監視し、それ
らの機能の監視を行なう。
述のように、シリアルコントロールユニット（１）から
線１ｃを介して内蔵モデム（３）への送信信号が、ＲＳ
−２３２Ｃドライバ（７）、及び線７ａを介してモニタ
装置の受信回路（図示なし）にも導かれる。更に、内蔵
モデム（３）からシリアルコントロールユニット（１）
への送信信号として、線４ａ及び線５ｂの送信信号がＲ
Ｓ−２３２Ｃドライバ（６）、線６ａ、シリアルコント
ロールユニット（１）の第１接点、第２接点、線９ａ及
び、コネクタ（１０）を介してモニタ装置の受信回路
（図示なし）に導かれる。このような接続によって、モ
ニタ装置は、シリアルコントロールユニット（１）と内
蔵モデム（３）との間で授受される信号を監視し、それ
らの機能の監視を行なう。
【００１４】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、ＰＯ
Ｓ端末装置の内蔵モデムであっても、内蔵モデムが授受
する信号を、簡単なスイッチの切替により、外設モデム
接続用に設けられている既存のコネクタを介してＰＯＳ
端末装置外に導き出すことにより、容易に監視でき、従
って監視対象が内蔵モデムによる場合であるか、又は外
設モデムによる場合であるかに従って、接続ケーブル、
コネクタ、信号レベル変換回路等をいちいち交換、接続
等の操作を行わなくても簡単に監視することができ、Ｐ
ＯＳ端末装置の設置現場における保守、故障発見等の作
業が容易となる効果がある。更に、本考案を実施する際
は、ＰＯＳ端末装置にＡＮＤゲート及びＯＲゲートなど
からなる簡単な論理回路を付加するだけでよいので、装
置自体をひどく複雑化させることなく、本考案を簡単に
実現できる効果もある。
Ｓ端末装置の内蔵モデムであっても、内蔵モデムが授受
する信号を、簡単なスイッチの切替により、外設モデム
接続用に設けられている既存のコネクタを介してＰＯＳ
端末装置外に導き出すことにより、容易に監視でき、従
って監視対象が内蔵モデムによる場合であるか、又は外
設モデムによる場合であるかに従って、接続ケーブル、
コネクタ、信号レベル変換回路等をいちいち交換、接続
等の操作を行わなくても簡単に監視することができ、Ｐ
ＯＳ端末装置の設置現場における保守、故障発見等の作
業が容易となる効果がある。更に、本考案を実施する際
は、ＰＯＳ端末装置にＡＮＤゲート及びＯＲゲートなど
からなる簡単な論理回路を付加するだけでよいので、装
置自体をひどく複雑化させることなく、本考案を簡単に
実現できる効果もある。
【図１】この考案の一実施例のＰＯＳ端末装置用の入出
力信号切替回路の構成を示すブロック図である。
力信号切替回路の構成を示すブロック図である。
１ シリアルコント
ロールユニット １ａ、３ｂ、１１ｂ 送信回路 １ｂ、３ａ、１１ａ 受信回路 １ｃ 複数の信号線 ２、１０ コネクタ ３ 内蔵モデム ３ｃ、４ａ、６ａ、７ａ、８ａ、８ｂ 複数の信号線 ３ｄ、５ａ、５ｂ 単数の信号線 ４ ＡＮＤゲート回
路 ５ ＯＲゲート回路 ６、７ ＲＳ−２３２Ｃ
ドライバ ８ ＲＳ−２３２Ｃ
レシーバ ９ スイッチ １１ 外設モデム
ロールユニット １ａ、３ｂ、１１ｂ 送信回路 １ｂ、３ａ、１１ａ 受信回路 １ｃ 複数の信号線 ２、１０ コネクタ ３ 内蔵モデム ３ｃ、４ａ、６ａ、７ａ、８ａ、８ｂ 複数の信号線 ３ｄ、５ａ、５ｂ 単数の信号線 ４ ＡＮＤゲート回
路 ５ ＯＲゲート回路 ６、７ ＲＳ−２３２Ｃ
ドライバ ８ ＲＳ−２３２Ｃ
レシーバ ９ スイッチ １１ 外設モデム
Claims (1)
- 【請求項１】 第１の送信信号を送信する第１の送信回
路、及び第２の送信信号を受信する第１の受信回路を有
するシリアルコントロールユニットと、前記第１の送信
回路からの第１の送信信号を受信する第２の受信回路、
並びに前記第２の送信信号を送信する第２の送信回路を
有する内蔵モデムと、前記第２の送信信号と外設モデム
からの第３の送信信号との論理積を取って、該論理積の
結果を前記第１の受信回路に送出するＡＮＤゲート回路
と、前記第２の送信信号と前記第３の送信信号との論理
和を取って、該論理和の結果を前記シリアルコントロー
ルユニットの前記第１の受信回路に送出するＯＲゲート
回路と、前記ＡＮＤゲート及び前記ＯＲゲートの出力信
号の信号レベルを前記外設モデムの信号レベルに変換す
る第１のドライバと、前記第１の送信信号の信号レベル
を前記外設モデムの信号レベルに変換する第２のドライ
バと、前記外設モデムからの第３の送信信号を論理信号
レベルに変換して前記ＯＲゲート及び前記ＡＮＤゲート
に送出するレシーバと、前記外設モデムからの前記第３
の送信信号を前記レシーバに送出する、又は前記第１の
ドライバで変換した送信信号を前記外設モデムのコネク
タに送出することを選択的に切り替えられるスイッチと
を備え、前記内蔵モデムからの第２の送信信号と前記外
設モデムからの第３の送信信号、及び前記シリアルコン
トロールユニットからの送信信号を前記モデムのコネク
タ上で監視する機能を備えていることを特徴とするＰＯ
Ｓ端末装置用の入出力信号切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993073652U JP2600495Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993073652U JP2600495Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742243U JPH0742243U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2600495Y2 true JP2600495Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13524439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993073652U Expired - Fee Related JP2600495Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600495Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993073652U patent/JP2600495Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742243U (ja) | 1995-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100454674B1 (ko) | 라우터의 자동 설정 장치 및 방법 | |
| JPS59500159A (ja) | 衝突検出を行う多点デ−タ通信システム | |
| US4156931A (en) | Digital data communications device with standard option connection | |
| US20130227185A1 (en) | Remote access appliance with communication protocol autosensing feature | |
| US6345309B2 (en) | Communication-terminal management system with storage-processing-system network and real-time-processing-system network and a communication terminal for these networks | |
| US5856791A (en) | Port expander for utility meter reading | |
| JP2600495Y2 (ja) | Ｐｏｓ端末装置用の入出力信号切替回路 | |
| JP3201666B2 (ja) | 半２重シリアル伝送用インターフェース変換回路 | |
| CN114661646A (zh) | 串口转接控制电路 | |
| JP3483342B2 (ja) | データ伝送システム及び信号選択接続装置 | |
| JP2766242B2 (ja) | 印刷機用バスシステム | |
| KR100266382B1 (ko) | 교환기의원격모니터링장치 | |
| JPH1188382A (ja) | フィールドバス用ハンドヘルドコミュニケータ | |
| CA2388598A1 (en) | Adapter for connecting a computer system to a computer network | |
| KR200220202Y1 (ko) | 모니터링 용 통신모듈 | |
| JP2004178081A (ja) | エンコーダシステム | |
| JPH0795734B2 (ja) | ポ−リング通信用回路 | |
| JPH0426903Y2 (ja) | ||
| JPS60232745A (ja) | インタフエ−ス変換方式 | |
| KR100202993B1 (ko) | 통신포트와 백보드상의 코넥터간 정합장치 | |
| KR200376518Y1 (ko) | 데이터의 입출력단이 절연된 알에스-232/알에스-485 변환기 | |
| JPH0228938B2 (ja) | ||
| JPH02234254A (ja) | データ転送回路 | |
| CN115562912A (zh) | 一种数据冗余监视方法 | |
| JPH0535589Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |