JP2600177Y2 - 空調機の室内ユニット用ドレン排水ポンプのモータ冷却ファン - Google Patents

空調機の室内ユニット用ドレン排水ポンプのモータ冷却ファン

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JP2600177Y2
JP2600177Y2 JP1993032321U JP3232193U JP2600177Y2 JP 2600177 Y2 JP2600177 Y2 JP 2600177Y2 JP 1993032321 U JP1993032321 U JP 1993032321U JP 3232193 U JP3232193 U JP 3232193U JP 2600177 Y2 JP2600177 Y2 JP 2600177Y2
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drain
motor
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道夫 小俣
道明 大野
勝也 田口
晃 粕谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空調機の室内ユニット
用ドレン排水ポンプを駆動するモータの冷却ファンに関
する。
【0002】
【従来の技術】空調機の室内ユニットにおいては、蒸発
用熱交換器の表面で凝縮した水分が滴下するため、この
水滴をドレンパンに受け、排水ポンプで外部に排出する
ことが行われている。排水ポンプはモータで駆動され、
この排水ポンプユニットは室内ユニットのケーシング内
の空所に配置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような排水ポンプ
においては、室内ユニットのケーシング内の適宜の空所
に配置されることとなるが、ドレンパンは蒸発器から滴
下する水滴を受けるため蒸発器の下部、即ち室内ユニッ
トの略底部に配置され、このドレンパンのドレンを排水
する排水ポンプは、ドレンパンの直上に配置される。更
に、この排水ポンプを駆動するモータは、上方に延びる
ポンプ用羽根の軸を駆動する必要上、排水ポンプの上方
に配置することとなる。そのため、排水ポンプのモータ
は、必然的に蒸発器に隣接する位置に配置されることと
なり、蒸発器は、モータの発熱の影響を受け易くなって
おり、排水ポンプのモータの発熱によって蒸発器の能力
は低下し、空調機の冷房能力の減少の原因となる。
【0004】一方、ドレン排水ポンプは、室内ユニット
の小型化の要求のため、モータを含めた排水ポンプユニ
ット全体を小型化する必要があり、排水ポンプユニット
で大きな容積を占めるモータを小型化する必要がある。
また、ドレン排水ポンプの能力により室内ユニットの室
内における配置の制限を生じ、ポンプ能力が大きくなる
程、配置の自由度が大きくなるため、その点から、排水
ポンプの能力の向上が求められ、モータの高トルク化が
望まれている。
【0005】そのため、排水ポンプユニットを、現在の
大きさのままでできる限り大きな能力を得ること、ま
た、大きな能力にしてもモータからの発熱を少なくし蒸
発器への影響を少なくすることが望まれる。また、排水
ポンプユニットを現在よりも小型化して同一能力を達成
し、安価なものとするとともに、室内ユニット全体を小
型化してコンパクトなものとし、モータからの発熱量の
減少により空調機の能力向上を計ることも望まれてい
る。
【0006】 したがって、本考案は、小型で高トルク
を発生するにもかかわらず、モータの温度上昇を減少さ
せることにより、蒸発器への影響を少なくし、空調機の
能力を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するため、空隙を有するポンプ室内で回転する羽根と
蒸発器に隣接したモータとの間にモータ回転軸に水切り
板を設けた空調機の室内ユニット用ドレン排水ポンプに
おいて、前記水切り板の上方であってモータの下方に前
記モータ回転軸に前記モータから前記水切り板へ向かう
空気流を生じさせる冷却ファンを構成したものであり、
それにより、小型で高トルクを発生するにもかかわら
ず、モータの温度上昇を減少させ、蒸発器への影響を少
なくし、空調機の能力を向上させるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】本考案は、上記のように構成したので、モータ
の駆動により排水ポンプを駆動すると、モータ回転軸に
固定したファンが回転子、ファンにより生起される空気
流は、モータをとおることによってモータは冷却され
モータに隣接する蒸発器への影響を少なくし、空調機の
能力が向上される
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面に沿って説明する。図
1に示すように、空調機の室内ユニットにおける蒸発器
の表面に生じるドレンは、図示しない下方のドレンパン
に集められ、そのドレンパンのドレンは、排水ポンプ1
のポンプ本体2内の羽根3がモータ4により回転する
時、ポンプ本体2下部の吸込み口5から吸引され、空隙
を有するポンプ室6内に入る。ポンプ室6内のドレン
は、羽根3の回転により撹拌され、運動エネルギーを与
えられ、そのドレンは、ポンプ室6外周に設けた吐出路
7に入り、運動エネルギーによる動圧に変換される。吐
出路7のドレンは、排水口8から上方に導かれ、適宜の
排水ホース10によって外部に排出される。
【0010】羽根3を回転するモータ4は、ポンプ本体
2の上面に突出した複数本の支柱11に支持固定され、
先端に羽根3を固定する回転軸12は、軸受13,14
で支持されている。回転軸12には冷却ファン16を固
定している。なお、冷却ファン16の回転軸12への固
定手段としては、ねじ止め等の手段も採用できる。又、
羽根3とモータ4との間であって、冷却ファン16の下
方位置に水切り板24をモータ回転軸12に設ける。
【0011】冷却ファン16は、図2に示すように、外
周に傘状のガイド18を設け、ガイド18の上部中央に
は通気口20を形成している。ガイド18の内周と中心
のボス17間には複数枚の羽根21を設けており、この
羽根21は、図中ボス17の中心軸線と平行に延び遠心
翼を構成している。したがって、モータ4の回転軸12
が回転する時、冷却ファン16が回転し、冷却ファン1
6内の空気が遠心力によりガイド18内周に押し込まれ
る時、ガイド18の内周に沿って図中下方に流れ、それ
により、上部中央の通気口20から冷気が導入される結
果、図1に示す矢印の空気流を生じる。
【0012】上記排水ポンプの作動時において、モータ
4が作動して回転軸12を回転すると、羽根3がポンプ
室6内で回転し、ドレンパン内のドレンを吸込口5から
吸い上げ、ポンプ室6内から吐出路7に導き、動圧を静
圧に変え、排水口8から排水ホース10を経て外部に排
出する。この時、回転軸12に固定した冷却ファン16
も回転し、上記のような図中矢印のような空気流を形成
する。この空気流は、モータ4の外周囲及び適宜の通気
孔によりモータ4内の巻線部及び鉄心部を流れ、モータ
4の冷却作用を行う。
【0013】上記実施例において、冷却ファン16に
は、図3に示すように、ボス25の上部に設けた受け溝
26に対応して回転軸12に設けた通孔27にスプリン
グピン28を挿通し、ボス25の下面にE形止め輪29
を接合し、これを回転軸12に設けたE形止め輪挿入溝
30に嵌合して、スプリングピン28とE形止め輪29
とによって冷却ファン23の回転軸12に対する位置決
め及び回転止めを行っても良い。なお、更に水切り板2
4を回転軸12に設けた水切り板挿入溝31に嵌合して
ポンプ本体2とモータ4とをねじ32止めし、羽根3を
回転軸12に接着剤、ピン等で固定し、組み立てる。
【0014】また、冷却ファンの形状も各種のものが採
用可能であり、遠心式のほか羽根を軸線方向に傾斜させ
て軸流ファンとしても良い。
【0015】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成し作用する
ので、排水ポンプを駆動するモータは効果的に冷却する
ことができ、モータの周囲に存在する蒸発器等の各種機
器への熱の影響を防止することができる。そのため、モ
ータに電流をより多く流すことができ、そのためモータ
のトルクを増大できるので、排水ポンプの能力が向上
し、より高い位置まで排水可能となり、排水ポンプを設
置する空調機の室内機等の設置位置の自由度が大きくな
る。また、排水ポンプの能力を従来と同一程度のものと
すると、モータを小型化することができ、安価なものと
なるばかりでなく、小さなスペースに収納可能となり、
排水ポンプを設置する機器を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の一部断面を示す側面図であ
る。
【図2】同冷却ファン部分の下面斜視図である。
【図3】同実施例の分解組立図である。
【符号の説明】
1 排水ポンプ 2 ポンプ本体 3 羽根 4 モータ 6 ポンプ室 12 回転軸 16 冷却ファン 20 通気口 21 羽根 24 水切り板
フロントページの続き (72)考案者 田口 勝也 埼玉県狭山市笹井535 株式会社鷺宮製 作所狭山事業所内 (72)考案者 粕谷 晃 埼玉県狭山市笹井535 株式会社鷺宮製 作所狭山事業所内 (56)参考文献 実開 昭58−41036(JP,U) 実開 昭62−74187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/58 F04D 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙を有するポンプ室内で回転する羽根
    蒸発器に隣接したモータとの間にモータ回転軸に水切
    り板を設けた空調機の室内ユニット用ドレン排水ポンプ
    において、前記水切り板の上方であってモータの下方に
    前記モータ回転軸に前記モータから前記水切り板へ向か
    う空気流を生じさせる冷却ファンを設けたことを特徴と
    する排水ポンプのモータ冷却ファン。
JP1993032321U 1993-05-25 1993-05-25 空調機の室内ユニット用ドレン排水ポンプのモータ冷却ファン Expired - Fee Related JP2600177Y2 (ja)

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