JP2598587Y2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JP2598587Y2
JP2598587Y2 JP1993017949U JP1794993U JP2598587Y2 JP 2598587 Y2 JP2598587 Y2 JP 2598587Y2 JP 1993017949 U JP1993017949 U JP 1993017949U JP 1794993 U JP1794993 U JP 1794993U JP 2598587 Y2 JP2598587 Y2 JP 2598587Y2
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JP
Japan
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lever
guide groove
connector
connector housing
insertion hole
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英司 福田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタハウジングに
回動自在に設けたレバーにより雄・雌コネクタの嵌合を
行わせるレバー嵌合式コネクタに係り、該レバーの変形
等を防いでスムーズな嵌合操作を行わせ得る構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のレバー嵌合式コネクタの一
例を示すものである。該コネクタ17は、合成樹脂製の
雌コネクタハウジング18の外側壁に、側部を切欠され
た回転軸19を突設すると共に該回転軸19の先端に鍔
部20を設けて、略コの字状の合成樹脂製のレバー21
を該レバー21の切欠溝22から該回転軸19に挿通係
合させたものである。該レバー21の両側部には該切欠
溝22とほぼ対称位置に相手雄コネクタ23のハウジン
グ両側の突起部16に対するカム溝24を設けて、レバ
ー21の回動操作により該突起部16をカム溝24に沿
って係入させ、雄コネクタ23を雌コネクタ17内に引
き込ませる。
【0003】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、コネクタ嵌合に際して特に嵌合力の大きな場合にレ
バー21の切欠溝22が図8の矢印ハの如く外側に開い
て回転軸19を噛み込みやすく、スムーズな回動操作が
できなくなると共に、場合によっては回転軸19の鍔部
20が切欠溝22から外れてしまうという問題があっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、レバーの変形を起こすことなく、また回転軸が
溝から外れることなく、スムーズなレバー操作を行わせ
得るレバー嵌合式コネクタを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、コネクタハウジングにレバーを回動自在
に軸支させ、該レバーに設けたカム溝に相手コネクタハ
ウジングの突起部を係合させて雄・雌コネクタの嵌合を
行わせるレバー嵌合式コネクタにおいて、該コネクタハ
ウジングと該レバーとを断面円形の軸部と該軸部に対す
る円形の係合孔とで枢支させ、該レバーに、該軸部と同
心の円弧状のガイド溝を設けると共に該ガイド溝の一端
にガイド溝幅よりも大径な挿通孔を設け、該コネクタハ
ウジングに、該ガイド溝に対する摺動突部を設け、該摺
動突部の先端に、該ガイド溝よりも大径で該挿通孔より
も小径な鍔部を設けて成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】レバーは断面円形の軸部と円系の係合孔との係
合により引っ掛かりなくスムーズに且つ該軸部を中心と
してガイド溝と摺動突部との係合により位置ずれなく正
確な軌跡で回動する。さらに該摺動突部の鍔部によりレ
バーの横方向への拡がりが防止される。該鍔部は大径な
挿通孔から挿通され、ガイド溝上を摺接する。
【0007】
【実施例】図1〜3は、本考案に係るレバー嵌合式コネ
クタを示すものである。該レバー嵌合式コネクタ1は、
雌コネクタハウジング2の両側壁3の上部中央寄りに断
面円形の短円柱状の回転軸4を突設し、カム溝14を有
する略コの状のレバー5の両側壁6に、該回転軸4に対
する円形の係合孔7を設けると共に、該コネクタハウジ
ング2の両側壁3の該回転軸4の斜め下側後方に摺動突
部8を設け、該レバー5の両側壁6に、該摺動突部8に
対する円弧状のガイド溝9を該係合孔7と同心に設け、
該摺動突部8の先端に該ガイド溝9の幅よりも大径な鍔
部10を設け、該ガイド溝9の一端に該鍔部10に対す
る大径な挿通孔11を設けて成るものである。
【0008】該回転軸4は図4に図2のA−A断面を示
す如くレバー5の係合孔7にガタ付きなく係合し、係合
孔7の内周面に回転軸4の全周で接してレバー5を引っ
掛かりなくスムーズに回動させ得る。また該ガイド溝9
は、図1〜2の如く操作部12を有するレバー5の天壁
13を起立させたコネクタ未嵌合の状態で回転軸4の下
側に位置し、回動操作により図3の如く回転軸4の後方
に移動する。
【0009】前記挿通孔11はレバー回動方向(矢印イ
方向)に対してガイド溝9の先端方に設けられ、図5
(図2のB−B断面)の如く前記鍔部10を挿通させて
摺動突部8をガイド溝9内に係入可能である。該摺動突
部8は図6(図3のC−C断面)の如くガイド溝9にガ
タ付きなく係合し、レバー5を前記回転軸4を中心とし
て円弧状の軌跡に沿って位置ずれなく正確に回動させ得
る。該鍔部10はガイド溝9の上縁9aに摺接し、レバ
ー5の横方向(図1,6の矢印ロ方向)への拡がりを防
止する。それにより図示しない相手雄コネクタのスムー
ズ且つ確実な嵌入が可能となる。
【0010】なお、上記回転軸4と係合孔7との係合及
び挿通孔11への鍔部10の挿通はレバー5の可撓な両
側壁6を外側に開いて行われる。また該雄コネクタは従
来同様に図示しないハウジング両側の突起部(図7の1
6参照)をレバー5のカム溝14に係入させてコネクタ
嵌合されるが、該突起部(16)は単なる円柱形状のも
ので構わない。
【0011】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、断面円
形の軸部と円形の係合孔とによるスムーズなレバーの回
動に加えて、ガイド溝と摺動突部とによるレバーの案内
作用と鍔部による横開き防止作用とにより、スムーズで
位置ずれや変形あるいは摺動突部の外れのない正確なレ
バー操作が可能となり、相手コネクタのスムーズ且つ確
実な嵌合が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレバー嵌合式コネクタの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じくレバーを回動操作した状態の側面図であ
る。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】従来の問題を示す図7のD部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2 コネクタハウジング 4 回転軸 5 レバー 7 係合孔 8 摺動突部 9 ガイド溝 10 鍔部 11 挿通孔 14 カム溝 16 突起部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングにレバーを回動自在
    に軸支させ、該レバーに設けたカム溝に相手コネクタハ
    ウジングの突起部を係合させて雄・雌コネクタの嵌合を
    行わせるレバー嵌合式コネクタにおいて、該コネクタハ
    ウジングと該レバーとを断面円形の軸部と該軸部に対す
    る円形の係合孔とで枢支させ、該レバーに、該軸部と同
    心の円弧状のガイド溝を設けると共に該ガイド溝の一端
    にガイド溝幅よりも大径な挿通孔を設け、該コネクタハ
    ウジングに、該ガイド溝に対する摺動突部を設け、該摺
    動突部の先端に、該ガイド溝よりも大径で該挿通孔より
    も小径な鍔部を設けて成ることを特徴とするレバー嵌合
    式コネクタ。
JP1993017949U 1993-04-09 1993-04-09 レバー嵌合式コネクタ Expired - Fee Related JP2598587Y2 (ja)

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CN109959140B (zh) * 2019-04-22 2024-06-04 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种导风叶片组件及空调器
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