JP2598376Y2 - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント

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JP2598376Y2
JP2598376Y2 JP1993025016U JP2501693U JP2598376Y2 JP 2598376 Y2 JP2598376 Y2 JP 2598376Y2 JP 1993025016 U JP1993025016 U JP 1993025016U JP 2501693 U JP2501693 U JP 2501693U JP 2598376 Y2 JP2598376 Y2 JP 2598376Y2
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JP
Japan
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mounting
dust cover
mounting groove
socket
ball joint
Prior art date
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Application number
JP1993025016U
Other languages
English (en)
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JPH0678617U (ja
Inventor
徳幸 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0666Sealing means between the socket and the inner member shaft
    • F16C11/0671Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボールジョイントの改
良に関するものである。本考案のボールジョイントは自
動車、建機または農機等に幅広く使用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、ボールス
タッド1を、ソケット2に嵌入した球状部1aを中心と
して揺動させるものであって、このボールスタッド1の
作動を保護するために、ボールスタッド1からソケット
2にかけてゴム状弾性材製のダストカバー3を装着した
ボールジョイントが知られている(例えば、実公平2−
14651号公報または特開平3−89016号公報参
照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のボールジョイントにおいては、ソケット2の外面に設
けた、ダストカバー3の端部3aを装着するための装着
溝2aが平行溝(断面コ字形の溝)となっており、すな
わち装着溝2aの幅w(図5(A)参照)がその開口
部からその底部まで等しい大きさとなっている。したが
って上記従来のボールジョイントによると、ボールスタ
ッド1が図4に示すように大きく揺動してダストカバー
3の伸び側に大きな引張り力Fが作用したときに、ダス
トカバー3の端部3aが図5(A)ないし(D)に示す
ようにソケット2の装着溝2aから抜けてしまい、シー
ル性が低下するという問題がある。尚、符号4はサーク
リップである。
【0004】またこの問題に対処するため、実開昭63
−201205号公報に記載されているように、ソケッ
トの外面に雄ねじを設けるとともにダストカバーの端部
に雌ねじを設けて、ソケットにダストカバーをねじ込む
ようにしたものが考案されているが、これでは、ソケッ
トやダストカバーにいちいちねじを設けなければなら
ず、ねじ込み作業も大変である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、ソケットの
外面に設けた装着溝にダストカバーの膜部の一端に設け
た装着端部をサークリップを用いて装着するボールジョ
イントにおいて、前記装着溝の開口部の少なくとも前記
膜部側の縁辺が溝幅を狭めるように内側に突出してい
て、前記装着溝に装着される前記ダストカバーの装着端
部が前記縁辺に係合して前記ソケットの径方向外方に向
けて抜け止めされることにした。
【0006】
【作用】上記構成を備えた本考案のボールジョイントに
おいては、上記したように装着溝の開口部の縁辺のうち
少なくともダストカバーの膜部側の縁辺が溝幅を狭める
ように内側に突出していて、装着溝に装着されるダスト
カバーの装着端部が前記縁辺に係合してソケットの径方
向外方に向けて抜け止めされるように構成されているた
めに、ダストカバーの装着端部がソケットの装着溝から
軸方向に抜け出るのが防止されるほか、ソケットの径方
向外方に向けて抜け出るのが防止されるこ とになる。
【0007】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0008】図1(A)に示すように、ソケット2の外
面に設けられた装着溝2aの幅がその開口部2bにおい
てその奥部2cより狭く形成されており(w
)、開口部2bの上下に凸状の縁辺2dが設けられ
ている。またダストカバー3の膜部3eの一端に設けら
れた装着端部(端部とも称する)3aの幅が、装着溝2
aに合わせて、その外周部3bおいてその内周部3cよ
り狭く形成されており(w<w)、更に端部3aの
外面にサークリップ4を嵌着するための装着凹部3dが
設けられている。
【0009】上記形状の装着溝2aにダストカバー3の
端部3aを装着するに際しては、図1(B)に示すよう
に、先ず、装着凹部3dを押し広げて、内周部3cの幅
を狭めるように端部3aを弾性変形させ(矢示
x)、この状態で、装着溝2aに端部3aを装着し(矢
示y)、次いで、装着凹部3dにサークリップ4を嵌着
する。このようにすると図1(C)に示すように、端部
3aの内周部3cが装着溝2aの縁辺2dに係合し、更
に端部3aが引張り力Fを受けたときに装着溝2aから
抜け出るように変形しようとするのをサークリップ4が
阻止するために、端部3aが装着溝2aから抜け出るの
を防止することができる。またサークリップ4によって
端部3aの変形を防止することに関しては、サークリッ
プ4または端部3aにメッシュを付けたり、サークリッ
プ4に図2に示すような凸部4aを付けたりして、抜止
め力を更に向上させることが考えられる。
【0010】尚、装着溝2aの断面形状は図示したもの
に限定されず、蟻溝状のものを全て包含する。
【0011】
【考案の効果】本考案は、以下の効果を奏する。
【0012】 すなわち、上記構成を備えた本考案のボー
ルジョイントにおいては、ソケットの外面に設けた装着
溝の開口部の縁辺のうち少なくともダストカバーの膜部
側の縁辺が溝幅を狭めるように内側に突出していて、装
着溝に装着されるダストカバーの装着端部が前記縁辺に
係合してソケットの径方向外方に向けて抜け止めされる
ように構成されているために、ダストカバーの装着端部
がソケットの装着溝から軸方向のみならず径方向外方に
向けても抜け出るのを防止することができる。したがっ
て、装着状態にあるダストカバーの装着端部に対して引
張り力が作用してもこの装着端部がソケットの装着溝か
ら外れることがなく、その装着性を向上させることがで
き、これによりダストカバーによるシール性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るボールジョイントの要
部断面図であって、(A)(B)(C)の順に装着の手
順を示している。
【図2】本考案の他の実施例に係るボールジョイントの
要部断面図
【図3】従来例に係るボールジョイントの断面図
【図4】同ボールジョイントの作動状態を示す断面図
【図5】同ボールジョイントの要部断面図であって、
(A)(B)(C)(d)の順に装着溝からダストカバ
ーが外れる不都合を示している。
【符号の説明】
1 ボールスタッド 1a 球状部 2 ソケット 2a 装着溝 2b 開口部 2c 奥部 2d 縁辺 3 ダストカバー 3a 端部(装着端部) 3b 外周部 3c 内周部 3d 装着凹部3e 膜部 4 サークリップ 4a 凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット(2)の外面に設けた装着溝
    (2a)にダストカバー(3)の膜部(3e)の一端に
    設けた装着端部(3a)をサークリップ(4)を用いて
    装着するボールジョイントにおいて、 前記装着溝(2a)の開口部(2b)の少なくとも前記
    膜部(3e)側の縁辺(2d)が溝幅を狭めるように内
    側に突出していて、前記装着溝(2a)に装着される前
    記ダストカバー(3)の装着端部(3a)が前記縁辺
    (2d)に係合して前記ソケット(2)の径方向外方に
    向けて抜け止めされることを特徴とするボールジョイン
    ト。
JP1993025016U 1993-04-16 1993-04-16 ボールジョイント Expired - Lifetime JP2598376Y2 (ja)

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JP5321882B2 (ja) * 2008-12-10 2013-10-23 株式会社ジェイテクト ボールジョイント
JP5900790B2 (ja) * 2011-11-07 2016-04-06 Nok株式会社 ボールジョイント用ダストカバー
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CN103115067B (zh) * 2011-11-16 2016-09-07 株式会社捷太格特 球窝接头

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