JP2597527B2 - リニアモータ駆動式エレベータ装置 - Google Patents

リニアモータ駆動式エレベータ装置

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JP2597527B2
JP2597527B2 JP4064345A JP6434592A JP2597527B2 JP 2597527 B2 JP2597527 B2 JP 2597527B2 JP 4064345 A JP4064345 A JP 4064345A JP 6434592 A JP6434592 A JP 6434592A JP 2597527 B2 JP2597527 B2 JP 2597527B2
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linear
induction motor
linear motor
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敏昭 石井
和彦 杉田
公元 水野
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニア誘導モータを動
力源としてかごを昇降させるリニアモータ駆動式のエレ
ベータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば特開平1−
271381号公報に開示されたリニアモータ駆動式の
エレベータが提案されている。図7は従来のリニアモー
タ駆動式エレベータの構成の一例を示す模式図である。
図7において、1はかご、2および3は滑車、4はかご
1と釣合おもり10を滑車2,3を介してつるべ状に吊
っているロープである。5は昇降路壁、6および7は例
えばアルミ(あるいは銅)からなる2次導体で、昇降路
壁5にそれぞれが対向して固設されている。6aおよび
7aはそれぞれ2次導体6,7を構成する上下の2次導
体部材の継目、8,9は釣合おもり10に搭載されたリ
ニア誘導モータの1次巻線、11は昇降路底面である。
上下の2次導体部材は、季節等、設置環境の温度変化に
よる鋼板の伸縮を考慮して、継目6a,7aに若干の隙
間が形成された状態で連接されている。
【0003】図8は図7のA−A拡大断面図で、8a,
8bおよび9a,9bはそれぞれ2次導体に対して所定
のギャップを保持した状態でその両側に対向配置された
1次巻線であり、いわゆる両側式リニア誘導モータとし
て構成されている。
【0004】前記のような構成のリニアモータ駆動式エ
レベータにおいて、かご1の昇降は、釣合おもり10に
搭載されたリニア誘導モータの1次巻線8,9を励磁す
ることにより1次巻線の8aと8b、9aと9bのギャ
ップに移動磁界を発生させ、これにより2次導体6,7
に誘導渦電流を発生させて、この渦電流と移動磁界の相
互作用で推力を発生させることにより行われる。すなわ
ち、釣合おもり10に搭載されたリニア誘導モータの1
次巻線8,9と2次導体6,7の間で相対的な推力を発
生させることにより釣合おもり10を駆動し、釣合おも
り10の推力をロープ4を介してかご1に伝え、かご1
を昇降路に設けたかご用レール(図示せず)に沿って上
下させることによりエレベータの運行が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアモータ駆
動式エレベータは、以上のように構成されているので、
釣合おもり10に搭載されたリニア誘導モータの1次巻
線8,9が、昇降路底面11よりh1の高さの位置にあ
る2次導体6,7の継目6a,7aを同時に通過するこ
ととなり、継目通過時に、図9に示すようにh1位置を
中心として推力FがΔF1だけ低下する。このような推
力変動は、図10に示すように2次導体6,7の継目6
a,7aにそれぞれ隙間があり、これにより2次導体
6,7に流れる渦電流Iが継目6a,7aで断続するた
めに発生する。このため、1次巻線8,9が継目6a,
7aを通過するたびに、推力の低下分ΔF1の影響によ
る不円滑なかご1の昇降動作が生じ、乗客に不快感を与
えるという問題があった。
【0006】本発明は以上の点に鑑み、かご又は釣合お
もりに搭載されたリニア誘導モータの1次巻線が2次導
体の継目を通過する際の推力の低下を軽減し、乗客に与
える不快感を改善できるリニアモータ駆動式エレベータ
装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明に係
るリニアモータ駆動式エレベータ装置は、昇降路に配置
され複数の2次導体部材を長手方向に突き合わせて直列
に接続した2次導体と、かご又は釣合おもりに搭載され
前記2次導体に近接して配置されたリニア誘導モータの
1次巻線とを有するものにおいて、前記各2次導体部材
の接続部は、互いに厚みを約半分に切り欠いてその切り
欠き部分を相互に重ね合わせた接続構成としたものであ
る。また、2次導体部材の切り欠き接続部分の長さをリ
ニア誘導モータの1次巻線の極ピッチよりも長く設定し
たものである。また、2次導体を複数列設置するととも
に、これら各列の2次導体に対応させてリニア誘導モー
タの1次巻線を複数設け、かつ前記各列の2次導体にお
けるそれぞれの2次導体部材の切り欠き接続部分の設定
高さ位置を、各列相互にずらせたものである。また、2
次導体部材の切り欠き接続部分の設定高さ位置を各列相
互にずらせる距離は、リニア誘導モータの1次巻線の走
行方向長さよりも大きく設定したものである。
【0008】また、本発明の第2の発明に係るリニアモ
ータ駆動式エレベータ装置は、昇降路に配置され複数の
2次導体部材を長手方向に突き合わせて直列に接続した
2次導体と、かご又は釣合おもりに搭載され前記2次導
体に近接して配置されたリニア誘導モータの1次巻線と
を有するものにおいて、前記2次導体部材は複数の板材
を重ね合せて形成し、かつこれら重ね合せた板材の各長
手方向継目の設定高さ位置を、各板材相互にずらせたも
のである。また、2次導体部材における各板材の長手方
向継目の設定高さ位置を各板材相互にずらせる距離は、
リニア誘導モータの1次巻線の走行方向長さよりも大き
く設定したものである。
【0009】
【作用】本発明の第1の発明においては、2次導体部材
の接続部が、互いに厚みを約半分に切り欠いてその切り
欠き部分を相互に重ね合わせた接続構成となっているの
で、2次導体部材が長手方向に完全に分割される部分が
なくなって、その継目部においても渦電流が連続して流
れ、継目部における推力変動幅が大幅に圧縮される。ま
た、2次導体部材の切り欠き接続部分の長さがリニア誘
導モータの1次巻線の極ピッチよりも長く設定されてい
るので、1次巻線が2次導体の切り欠き部分を通過する
際の推力変動が小さくなりかご又は釣合おもりの走行が
安定する。また、2次導体を複数列設置するとともに、
これら各列の2次導体に対応させてリニア誘導モータの
1次巻線を複数設け、かつ前記各列の2次導体における
それぞれの2次導体部材の切り欠き接続部分の設定高さ
位置を、各列相互に、リニア誘導モータの1次巻線の走
行方向長さよりも大きくなる距離ずらせたので、継目通
過時の推力変動が各列同時におこることがなくなる。
【0010】また、本発明の第2の発明においては、2
次導体部材が複数の板材を重ね合せて形成され、かつこ
れら重ね合せた板材の各長手方向継目の設定高さ位置
が、各板材相互にずらせて構成されているので、第1の
発明同様に2次導体部材が長手方向に完全に分割される
部分がなくなって、その継目部においても渦電流が連続
して流れ、継目部における推力変動幅が大幅に圧縮され
る。また、2次導体部材における各板材の長手方向継目
の設定高さ位置を、各板材相互に、リニア誘導モータの
1次巻線の走行方向長さよりも大きくなる距離ずらせた
ので、1次巻線が2次導体の継目と継目との間を通過す
る際の推力変動がなくなってかご又は釣合おもりの走行
が安定する。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1実施例の構成を示す模式
図、図2はその要部である2次導体の接続部分の拡大正
面図および右側面図である。なお、ここでは2次導体が
2列設置され、各列の2次導体の接続部分は対称構造で
あるとし、図2では一方の列の接続部分のみを示す。ま
た、各図において、1〜5、8〜11は従来例を示した
図7と同一部分であり、説明を省略する。6,7は上下
の2次導体部材60と61、70と71が長手方向に突
き合わせてそれぞれ直列に配置されてなる本実施例に係
る2列の2次導体であり、それぞれ上下の2次導体部材
の接続部6A,7Aが、互いに厚みを約半分に切り欠い
てその切り欠き部分を相互に重ね合わせて構成されてい
る。また、2次導体6,7の各切り欠き接続部6A,7
Aの長さ、つまり2次導体6側においては上方に位置す
る2次導体部材60の下端(以下、継目という)60a
と下方に位置する2次導体部材61の上端(以下、継目
という)61a間の距離D1、2次導体7側においては
上方に位置する2次導体部材70の下端(以下、継目と
いう)70aと下方に位置する2次導体部材71の上端
(以下、継目という)71a間の距離D1は、それぞれ
リニア誘導モータの1次巻線8,9の極ピッチτよりも
長く設定されている。更に、2次導体6側の接続部6A
と2次導体7側の接続部7Aは、これらの昇降路底面1
1からの設定高さ位置を相互にずらせて設置されてい
る。すなわち、昇降路底面11から2次導体6側の継目
60aまでの高さh3と、昇降路底面11から2次導体
7側の継目71aまでの高さh2との間に、距離D2を
おき、かつ距離D2はリニア誘導モータの1次巻線8,
9の走行方向長さよりも大きく設定されている。
【0012】前述の構成を有する第1実施例のリニアモ
ータ駆動式エレベータ装置において、エレベータの運行
は、従来例と同様に1次巻線8,9を励磁することによ
り移動磁界を発生させ、これにより2次導体6,7に誘
導渦電流を発生させて、この渦電流と移動磁界の相互作
用で推力を発生させることによって釣合おもり10を駆
動し、釣合おもり10の推力をロープ4を介してかご1
に伝え、かご1を昇降路に設けたかご用レール(図示せ
ず)に沿って上下させることにより行われる。
【0013】この場合、例えば釣合おもり10が継目7
0aの下方より上昇すると、釣合いおもり10、すなわ
ちこれに取付けた1次巻線8,9は、継目70a,71
a,60a及び61aの順に移動し、各継目通過時に推
力が低下するが、2次導体6,7の接続部6A,7Aは
それぞれ上下の2次導体部材60と61、70と71が
互いに厚みを約半分に切り欠いてその切り欠き部分を相
互に重ね合わせて構成されているので、2次導体6,7
には長手方向に完全に分割される部分がなく、2次導体
6,7に流れる渦電流Iは各継目においても連続して流
れ、各継目における推力の低下が軽減される。この結
果、例えばh2,h3位置を中心とする推力低下は図3
に示すようにそれぞれΔF2,ΔF3となり、従来例の
推力低下ΔF1と比し推力変動幅が大幅に圧縮される。
【0014】また、この実施例においては、2次導体
6,7の各切り欠き接続部6A,7Aの長さD1がそれ
ぞれリニア誘導モータの1次巻線8,9の極ピッチτよ
りも長く設定されているので、1次巻線8,9が2次導
体6,7の切り欠き部分を通過する際の推力変動がなく
なって釣合おもり10の走行が安定する。
【0015】また、この本実施例においては、昇降路底
面11から2次導体6側の継目60aまでの高さh3
と、昇降路底面11から2次導体7側の継目71aまで
の高さh2との間に、リニア誘導モータの1次巻線8,
9を搭載した釣合おもり10の走行方向長さ2τよりも
大きな距離D2をおいたので、継目通過時の推力変動が
2次導体6,7の双方で同時におこることがなくなって
釣合おもり10の走行行程全域で釣合おもり10の走行
が安定する。
【0016】なお、この第1実施例では本発明を両側式
リニア誘導モータに用いたものを示したが、これを2次
導体が1列あるいは3列以上のものにも本発明を適用し
得ることは言うまでない。
【0017】実施例2.図4は本発明の第2実施例の構
成を示す模式図、図5はその要部である2次導体の接続
部分の拡大正面図および右側面図である。なお、ここで
は2次導体が2列設置され、各列の2次導体の接続部分
は対称構造であるとし、図5では一方の列の接続部分の
みを示す。また、各図において、1〜5、8〜11は従
来例を示した図7と同一部分であり、説明を省略する。
6,7は上下の2次導体部材A1とA2、B1とB2が
それぞれ長手方向に突き合わされて直列に配置されてな
る本実施例に係る2列の2次導体である。2次導体部材
A1,A2,B1,B2はいずれも2枚の板材を重ね合
せて形成されている。すなわち、2次導体部材A1は板
材62,63を、2次導体部材A2は板材64,65
を、2次導体部材B1は板材72,73を、2次導体部
材B2は板材74,75を、それぞれ重ね合せて形成さ
れている。そして、2次導体6側の2次導体部材A1と
A2の継目、つまり重ね合せられた板材62,63と板
材64,65との各長手方向の継目64A,65Aは、
それらの継目位置をD1の距離だけずらしてある。すな
わち、重ね合せられた板材の界面(図5の符号7b参
照)の左右の上下にD1の距離をおいて継目64A,6
5Aが設けられている。同様に、2次導体6側の2次導
体部材B1とB2の継目、すなわち重ね合せられた板材
72,73と板材74,75との各長手方向の継目74
A,75Aも、界面7bの左右の上下にD1の距離をお
いて設けられている。これらの距離D1は、それぞれリ
ニア誘導モータの1次巻線8,9の走行方向長さ、別言
すれば1次鉄心の長さLより大きく設定されている。更
に、昇降路底面11から2次導体6側の継目65Aまで
の高さh3と、昇降路底面11から2次導体7側の継目
74Aまでの高さh2との間に、距離D2をおき、かつ
距離D2は1次鉄心の長さLより大きく設定されてい
る。
【0018】前述の構成を有する第2実施例のリニアモ
ータ駆動式エレベータ装置において、エレベータの運行
は、従来例および実施例1と同様に1次巻線8,9を励
磁することにより移動磁界を発生させ、これにより2次
導体6,7に誘導渦電流を発生させて、この渦電流と移
動磁界の相互作用で推力を発生させることによって釣合
おもり10を駆動し、釣合おもり10の推力をロープ4
を介してかご1に伝え、かご1を昇降路に設けたかご用
レール(図示せず)に沿って上下させることにより行わ
れる。
【0019】この場合、例えば釣合おもり10が継目7
5Aの下方より上昇すると、釣合いおもり10、すなわ
ちこれに取付けた1次巻線8,9は、継目75A,74
A,65A及び64Aの順に移動し、各継目通過時に推
力が低下するが、2次導体6,7の接続部は、それぞれ
上下の2次導体部材A1とA2、B1とB2が2枚の板
材を重ね合せて形成され、かつ重ね合せられた板材の界
面の左右の上下にD1の距離をおいてそれぞれ継目64
Aと65A,74Aと75Aが設けられているので、2
次導体6,7には長手方向に完全に分割される部分がな
く、2次導体6,7に流れる渦電流は各継目においても
連続して流れ、各継目における推力の低下が軽減され
る。この結果、例えばh3位置を中心とする推力低下は
図6に示すようにΔF4となり、従来例の推力低下ΔF
1と比し推力変動幅が大幅に圧縮される
【0020】また、この実施例においては、2次導体部
材A1,A2,B1,B2における各板材の継目の設定
高さ位置を各板材相互にずらせる距離D1をリニア誘導
モータの1次巻線8,9の走行方向長さ、すなわち1次
鉄心の長さLより大きく設定したので、実施例1と同様
に1次巻線8,9が2次導体の継目と継目との間を通過
する際の推力変動が小さくなり釣合おもり10の走行が
安定する。
【0021】なお、この第2実施例では、2次導体部材
が2枚の板材を重ね合せて形成されている場合について
説明したが、2次導体部材は3枚以上の板材を重ね合せ
て形成してもよく、この場合には各継目における推力低
下を一層軽減することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1の発明
によれば、2次導体部材の接続部を、互いに厚みを約半
分に切り欠いてその切り欠き部分を相互に重ね合わせた
接続構成としたので、2次導体部材が長手方向に完全に
分割される部分がなくなって、その継目部においても渦
電流が連続して流れ、継目部における推力変動幅が大幅
に圧縮される。また、2次導体部材の切り欠き接続部分
の長さをリニア誘導モータの1次巻線の極ピッチよりも
長く設定したので、1次巻線が2次導体の切り欠き部分
を通過する際の推力変動が小さくなりかご又は釣合おも
りの走行が安定する。また、2次導体を複数列設置する
とともに、これら各列の2次導体に対応させてリニア誘
導モータの1次巻線を複数設け、かつ前記各列の2次導
体におけるそれぞれの2次導体部材の切り欠き接続部分
の設定高さ位置を、各列相互に、リニア誘導モータの1
次巻線の走行方向長さよりも大きくなる距離ずらせたの
で、継目通過時の推力変動が各列同時におこることがな
くなる。
【0023】また、本発明の第2の発明によれば、複数
枚の板材を重ね合せ、それぞれの板材の継目位置をずら
すようにして2次導体部材を設置し、1次巻線が同時に
複数の継目を通過して推力変動が生じないように構成し
たので、継目通過時の推力低下を大幅に軽減することが
でき、不円滑なかごの昇降動作により乗客に与える不快
感を著しく改善することができる。また、それぞれの板
材の継目位置をずらす距離をリニア誘導モータの1次巻
線の走行方向長さよりも大きくなるように設定したの
で、1次巻線が2次導体部材の継目と継目との間を通過
する際の推力変動が小さくなりかご又は釣合おもりの走
行が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す模式図で
ある。
【図2】(a),(b)は図1における2次導体部材の
接続部分の詳細を示す正面図及び右側面図である。
【図3】本発明の第1実施例における推力低下の特性を
示す線図である。
【図4】本発明の第2実施例の全体構成を示す模式図で
ある。
【図5】(a),(b)は図4における2次導体部材の
接続部分の詳細を示す正面図及び右側面図である。
【図6】本発明の第2実施例における推力低下の特性を
示す線図である。
【図7】従来のリニアモータ駆動式エレベータの一例を
示す模式図である。
【図8】図7のA−A拡大断面図である。
【図9】従来のリニアモータ式エレベータにおける推力
低下の特性を示す線図である。
【図10】従来の2次導体部材の接続部分の詳細を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 かご 5 昇降路 6,7 2次導体 6A,7A 接続部 8,9 1次巻線 10 釣合おもり 60,61,70,71 2次導体部材 τ 1次巻線の極ピッチ A1,A2,B1,B2 2次導体部材 62,63,64,65,72,73,74,75 板
材 64A,65A,74A,75A 板材の継目 L 1次巻線の走行方向長さ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に配置され複数の2次導体部材を
    長手方向に突き合わせて直列に接続した2次導体と、か
    ご又は釣合おもりに搭載され前記2次導体に近接して配
    置されたリニア誘導モータの1次巻線とを有するリニア
    モータ駆動式エレベータ装置において、 前記各2次導体部材の接続部は、互いに厚みを約半分に
    切り欠いてその切り欠き部分を相互に重ね合わせた接続
    構成としたことを特徴とするリニアモータ駆動式エレベ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 2次導体部材の切り欠き接続部分の長さ
    をリニア誘導モータの1次巻線の極ピッチよりも長く設
    定したことを特徴とする請求項1記載のリニアモータ駆
    動式エレベータ装置。
  3. 【請求項3】 2次導体を複数列設置するとともに、こ
    れら各列の2次導体に対応させてリニア誘導モータの1
    次巻線を複数設け、かつ前記各列の2次導体におけるそ
    れぞれの2次導体部材の切り欠き接続部分の設定高さ位
    置を、各列相互にずらせたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のリニアモータ駆動式エレベータ装置。
  4. 【請求項4】 2次導体部材の切り欠き接続部分の設定
    高さ位置を各列相互にずらせる距離は、リニア誘導モー
    タの1次巻線の走行方向長さよりも大きく設定したこと
    を特徴とする請求項3記載のリニアモータ駆動式エレベ
    ータ装置。
  5. 【請求項5】 昇降路に配置され複数の2次導体部材を
    長手方向に突き合わせて直列に接続した2次導体と、か
    ご又は釣合おもりに搭載され前記2次導体に近接して配
    置されたリニア誘導モータの1次巻線とを有するリニア
    モータ駆動式エレベータ装置において、 前記2次導体部材は複数の板材を重ね合せて形成し、か
    つこれら重ね合せた板材の各長手方向継目の設定高さ位
    置を、各板材相互にずらせたことを特徴とするリニアモ
    ータ駆動式エレベータ装置。
  6. 【請求項6】 2次導体部材における各板材の長手方向
    継目の設定高さ位置を各板材相互にずらせる距離は、リ
    ニア誘導モータの1次巻線の走行方向長さよりも大きく
    設定したことを特徴とする請求項5記載のリニアモータ
    駆動式エレベータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07187545A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Mitsubishi Electric Corp エレベータ駆動用リニア誘導モータの2次導体
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