JP2597031Y2 - 電動工具 - Google Patents
電動工具Info
- Publication number
- JP2597031Y2 JP2597031Y2 JP1993016403U JP1640393U JP2597031Y2 JP 2597031 Y2 JP2597031 Y2 JP 2597031Y2 JP 1993016403 U JP1993016403 U JP 1993016403U JP 1640393 U JP1640393 U JP 1640393U JP 2597031 Y2 JP2597031 Y2 JP 2597031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- trigger
- switch
- power tool
- lock lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はハンドルを回転可能にし
た電動工具の安全装置に関するものである。
た電動工具の安全装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電動工具は、ハンドルをボディに
ネジ等で固定されていて回転不可能である。しかし近
年、ハンドルを回転可能にしたコードレスドライバドリ
ルやオービタルサンダ等の電動工具が発売されてきてい
るが、ハンドルの回転機構とスイッチは別々に設けてあ
る。
ネジ等で固定されていて回転不可能である。しかし近
年、ハンドルを回転可能にしたコードレスドライバドリ
ルやオービタルサンダ等の電動工具が発売されてきてい
るが、ハンドルの回転機構とスイッチは別々に設けてあ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の回転可能なハン
ドルを有する電動工具は、作業を行っている時でもハン
ドルの回転が可能で、作業中ハンドルが回転する可能性
が有る。また、ハンドルの回転中に誤ってスイッチを入
れてしまう危険性も有る。
ドルを有する電動工具は、作業を行っている時でもハン
ドルの回転が可能で、作業中ハンドルが回転する可能性
が有る。また、ハンドルの回転中に誤ってスイッチを入
れてしまう危険性も有る。
【０００４】本考案の目的は、ハンドルを回転可能とし
た電動工具の安全性に関することである。
た電動工具の安全性に関することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハンドルが
回転可能な電動工具のハンドル固定用ロックピースとス
イッチを入り切りするトリガとの間にロックレバーを配
設することにより達成される。
回転可能な電動工具のハンドル固定用ロックピースとス
イッチを入り切りするトリガとの間にロックレバーを配
設することにより達成される。
【０００６】
【作用】上記のように構成された電動工具のロックレバ
ーは、ハンドルが回転する時はスイッチのトリガが入る
のを防ぐように動作し、スイッチが入っているときはロ
ックピースが動かないように動作する。
ーは、ハンドルが回転する時はスイッチのトリガが入る
のを防ぐように動作し、スイッチが入っているときはロ
ックピースが動かないように動作する。
【０００７】
【実施例】本考案の一実施例を図１〜図６に示す。図１
は本考案をディスクグラインダに採用した全体側面図で
ある。ハンドル２は図２に示すように、ボディ１の外周
に一周かぶさって設けている。またボディ１には外周に
数ヵ所の溝１ａが設けてある。ハンドル２の中には図３
に示すようにロックピ−ス３、ロックレバー５、スプリ
ング４、トリガ６、スイッチ７が設けられている。ハン
ドル２の固定時には、図４に示すように、溝１ａにロッ
クピ−ス３がはまり、ロックピース３はロックレバー５
により動きが阻止されている。スイッチ７を入れるとき
には図３に示すようにトリガ６を上方または下方に引
く。トリガのフランジ６ａがロックレバーの溝５ａを通
って動くことにより、トリガ６はスイッチのコロ７ａを
押してスイッチ７が入る。ハンドル２の回転時には、図
５に示すように、ロックレバー５を上に引き上げると、
ロックレバーの突起部５ｂがトリガのフランジ溝６ｂに
入り、トリガ６を固定することにより、スイッチ７は入
らないようになる。ロックピース３はロックレバー５が
上に上がったことにより移動可能となり、ロックピース
３がボディの溝１ａから抜けることによりハンドル２は
回転可能となる。ハンドル２を回転させ、ロックピース
３をボディの溝１ａに挿入し、ハンドル２を固定する。
ロックピース３が移動すると、ロックレバー５はスプリ
ング４により下に下がり、トリガ６が入れる状態にな
る。トリガ６を入れた状態では、図６に示すようにトリ
ガのフランジ溝６ｂがロックレバー５とずれ、指がかけ
られない。
は本考案をディスクグラインダに採用した全体側面図で
ある。ハンドル２は図２に示すように、ボディ１の外周
に一周かぶさって設けている。またボディ１には外周に
数ヵ所の溝１ａが設けてある。ハンドル２の中には図３
に示すようにロックピ−ス３、ロックレバー５、スプリ
ング４、トリガ６、スイッチ７が設けられている。ハン
ドル２の固定時には、図４に示すように、溝１ａにロッ
クピ−ス３がはまり、ロックピース３はロックレバー５
により動きが阻止されている。スイッチ７を入れるとき
には図３に示すようにトリガ６を上方または下方に引
く。トリガのフランジ６ａがロックレバーの溝５ａを通
って動くことにより、トリガ６はスイッチのコロ７ａを
押してスイッチ７が入る。ハンドル２の回転時には、図
５に示すように、ロックレバー５を上に引き上げると、
ロックレバーの突起部５ｂがトリガのフランジ溝６ｂに
入り、トリガ６を固定することにより、スイッチ７は入
らないようになる。ロックピース３はロックレバー５が
上に上がったことにより移動可能となり、ロックピース
３がボディの溝１ａから抜けることによりハンドル２は
回転可能となる。ハンドル２を回転させ、ロックピース
３をボディの溝１ａに挿入し、ハンドル２を固定する。
ロックピース３が移動すると、ロックレバー５はスプリ
ング４により下に下がり、トリガ６が入れる状態にな
る。トリガ６を入れた状態では、図６に示すようにトリ
ガのフランジ溝６ｂがロックレバー５とずれ、指がかけ
られない。
【０００８】実施例はディスクグラインダについて記載
しているが、本考案はハンドルを有する全ての電動工具
にあてはまる。
しているが、本考案はハンドルを有する全ての電動工具
にあてはまる。
【０００９】
【考案の効果】本考案によれば、電動工具のハンドルの
回転機構とスイッチの入り切り動作を同時に行うことが
出来ないようにしたので、電動工具の安全性を向上させ
ることができる。
回転機構とスイッチの入り切り動作を同時に行うことが
出来ないようにしたので、電動工具の安全性を向上させ
ることができる。
【図１】 本考案電動工具の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】 図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】 ハンドルの断面図である。
【図４】 図３のＢ−Ｂ断面図である。
【図５】 図４のハンドルが回転可能な状態を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図６】 図１のスイッチが入っている状態を示すハン
ドル部分図である。
ドル部分図である。
１はボディ、１ａはボディの溝、２はハンドル、３はロ
ックピース、４はスプリング、５はロックレバー、５ａ
はロックレバーの溝、５ｂはロックレバーの突起、６は
トリガ、６ａはトリガのフランジ、６ｂはトリガのフラ
ンジ溝、７はスイッチ、７ａはスイッチのコロ、９は電
源コードである。
ックピース、４はスプリング、５はロックレバー、５ａ
はロックレバーの溝、５ｂはロックレバーの突起、６は
トリガ、６ａはトリガのフランジ、６ｂはトリガのフラ
ンジ溝、７はスイッチ、７ａはスイッチのコロ、９は電
源コードである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B25F 5/00 B24B 23/00 B25F 5/02
Claims (1)
- 【請求項１】 モータを収納するボディと、該ボディ内
に設けられた減速装置と、該ボディ外周に設けられたハ
ンドルと、該ハンドルを該ボディに対して回転可能とし
た電動工具において、前記ハンドルが回転している時に
はスイッチが入らない機構とし、またスイッチが入って
いるときにはハンドルの回転を阻止する機構とを備えた
ことを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993016403U JP2597031Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993016403U JP2597031Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 電動工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674280U JPH0674280U (ja) | 1994-10-21 |
| JP2597031Y2 true JP2597031Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=11915285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993016403U Expired - Lifetime JP2597031Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597031Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4615850B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2011-01-19 | 本田技研工業株式会社 | 動力作業機 |
| JP2009220202A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Techway Industrial Co Ltd | 電気式研磨ガン |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP1993016403U patent/JP2597031Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0674280U (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990323 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |