JP2596935Y2 - 受領書を備えた荷札ラベル - Google Patents

受領書を備えた荷札ラベル

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JP2596935Y2
JP2596935Y2 JP1993035667U JP3566793U JP2596935Y2 JP 2596935 Y2 JP2596935 Y2 JP 2596935Y2 JP 1993035667 U JP1993035667 U JP 1993035667U JP 3566793 U JP3566793 U JP 3566793U JP 2596935 Y2 JP2596935 Y2 JP 2596935Y2
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Inventor
石田信之
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株式会社イセトー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、配送業務において使
用され、配送物を発送元から配送先に配送するべく配送
物に貼付される荷札ラベルに関し、特に、受取人が配送
物を受け取ったことを証明するための受領書が表面に剥
がし取り可能に貼着された荷札ラベルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、種々の配送業務におい
て、配送物を発送元から配送先に配送するために配送物
に取り付けられる荷札ラベルが使用されている。荷札ラ
ベルは一枚のシート部材からなり、表面に発送人名、配
送先、配送物の内容等を記入するための欄が設けられ、
発送人が所定の事項を記入した後、配送物に取り付ける
ようになっている。また、配送先において、受取人が配
送物を受け取ったことを証明するための受領書が発行さ
れるようになっており、受領書は荷札ラベルと別の部材
から作られ、荷札ラベルと切り離し可能に一体化され、
荷札ラベルと共に配送物に貼付されるようになっている
ことが多い。図3は従来の受領書と荷札ラベルの一例を
示し、受領書15は荷札ラベル16と一つの縁に沿って
綴じ合わされ、切離線17に沿って切り離されるように
なっている。上述したように、従来の受領書は、荷札ラ
ベルと一つの縁のみでつながった構造になっているの
で、受領書に人の手や物が当たると、受領書が破れた
り、折れたりしやすかった。そのため、特に配送中にお
いて、受領書が紛失したり、破損して使えなくなること
が多く、改善が要望されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
事情に鑑みて創案されたものであり、人の手や物等が当
たっても破れたり、折れたりしにくい受領書を備えた荷
札ラベルを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本考案は、具体的には、配送物を発送元から配送
先に配送するべく配送物に取り付けられる荷札ラベルで
あって、荷札として機能するラベル本体と、前記ラベル
本体の表面に貼着され、受領書として機能する分離部と
からなり、前記分離部は、可撓性を有するシート部材か
らなる表面基材と、熱可塑性樹脂からなる第1の樹脂層
と、熱可塑性樹脂からなる第2の樹脂層と、前記ラベル
本体に接着するための接着剤層とが順次積層されたもの
からなり、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層の間の
接着力が、前記表面基材と前記第1の樹脂層の間の接着
力および前記第2の樹脂層と前記ラベル本体の間の接着
力より小さく、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層が
層間剥離するようになしたことを特徴とする受領書を備
えた荷札ラベルである。
【0005】
【作用】分離部にラベル本体から剥がすように力を加え
ると、第1の樹脂層と第2の樹脂層が層間剥離し、第1
の樹脂層が表面基材に伴って剥がれ、第2の樹脂層がラ
ベル本体上に残る。剥がし取られた表面基材と第1の樹
脂層の積層体は配送業者用の受領書として使用される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の第1の実施例について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。本考案になる荷札ラベル
1は、配送物を発送元から配送先に配送するべく配送物
に取り付けられるものであり、荷札として機能するラベ
ル本体2と、ラベル本体2の表面に貼着され、受領書と
して機能する分離部3とからなっている。ラベル本体2
は、一例において、両側縁にマージナルホール列4、4
を備えた送り印字可能な連続シートによって構成されて
いる。ラベル本体2は単葉紙より構成されるものであっ
ても良い。ラベル本体2は、その一方の面側において、
日付、受取人名、配送物の内容等を記入するための欄5
を有しており、欄5に対しては、コンピュータ機器等に
より、連続的に印字処理可能になっている。ラベル本体
2の他方の面側には接着剤層6が設けられ、接着剤層6
にはシリコン紙からなる離型シート7が貼り合わされて
いる。分離部3は、表面基材8と、第1の樹脂層9と、
第2の樹脂層10と、ラベル本体2に接着するための接
着剤層11とを順次積層してなるものである。表面基材
8はアート紙からなり、表面に発送人名、配送番号等を
記入するための欄12を有しており、欄12に対して
も、コンピュータによる印字処理が可能である。表面基
材8の素材はアート紙以外のものでも良い。一例とし
て、上質紙、コート紙、再生紙等が考えられる。第1の
樹脂層9は、表面基材8の裏面に、加熱して半溶解状に
したポリエチレンを延ばして貼着し、ポリエチレンを冷
却して硬化させることによって形成されたものである。
第2の樹脂層10は、第1の樹脂層9の下面に、アクリ
ル系樹脂を溶剤で溶かしたものをコーティングし、コー
ティングされたアクリル系樹脂を加熱して第1の樹脂層
9に蒸着させることによって形成されたものである。以
上のようにして形成された第1の樹脂層9と第2の樹脂
層10の間の接着力は、表面基材8と第1の樹脂層9の
間の接着力および第2の樹脂層10とラベル本体2の間
の接着力より小さく、分離部3にラベル本体2から剥が
すように力を加えると、第1の樹脂層9と第2の樹脂層
10が層間剥離し、第1の樹脂層9が表面基材8に伴っ
て剥がれ、第2の樹脂層10がラベル本体2上に残るよ
うになっている。剥離後の第1の樹脂層9と第2の樹脂
層10の表面には粘着性が無く、表面基材8をラベル本
体2上に再接着することができないようになっている。
なお、第1の樹脂層9の材質はポリエチエレン以外のも
のでも良く、第2の樹脂層10の材質はアクリル系樹脂
以外のものでも良い。また、連続シートは、長さ方向に
間隔をおいて設けられ、荷札ラベル1を切り離すための
切離線13と、両側縁部に沿って設けられ、マージナル
ホール列4、4を切り離すための切離線14、14とを
備えている。なお、切離線14、14は設けられない場
合もある。
【0007】以上の構成になる荷札ラベル1は、コンピ
ュータ装置等によって欄5および欄12に所望の印字処
理がなされた後、切離線13に沿って一枚ずつ切り離さ
れ、両側縁部が切離線14、14に沿って切り取られ
る。そして、発送人によって所定の事項が記入された
後、裏面の離型シート7が剥がされ、接着剤層6を介し
て配送物に貼付される。配送先において、受取人によっ
て表面基材8に捺印あるいは署名がなされた後、分離部
3にラベル本体2から剥がすように力が加えられ、表面
基材8および第1の樹脂層9がラベル本体2から剥がし
取られる。剥がし取られた表面基材8と第1の樹脂層9
の積層体は配送業者用の受領書として使用される。
【0008】次に、本考案の第2の実施例について説明
する。第2の実施例では、図2に示す第2の樹脂層10
および接着剤層11が透明になっており、ラベル本体2
における分離部3が貼着される部分に受取人のための情
報が印刷されており、表面基材8および第1の樹脂層9
を剥がし取ると、第2の樹脂層10および接着剤層11
を通してその情報を読み取ることができるようになって
いる。その他の構成は第1の実施例の荷札ラベル1と同
様である。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、受領
書として機能する分離部が、荷札として機能するラベル
本体の表面に貼着された構造になっているので、従来の
ように、受領書が荷札ラベルと一つの縁でつながってい
る場合に比べ、受領書に人の手や物等が当たっても、受
領書が破れたり、折れたりしにくく、配送中に受領書が
ちぎれて紛失したり、破損して使えなくなるのを防止す
ることができる。したがって、所期の課題を達成するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の荷札ラベルの第1の実施例の平面図で
ある。
【図2】図1のA─A’線矢視図である。
【図3】従来の受領書と荷札ラベルの斜視図である。
【符号の説明】
1 荷札ラベル 2 ラベル本体 3 分離部 8 表面基材 9 第1の樹脂層 10 第2の樹脂層 11 接着剤層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 3/03 B42D 11/00 G09F 3/00 G09F 3/02 G09F 3/10

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配送物を発送元から配送先に配送するべ
    く配送物に取り付けられる荷札ラベルであって、 荷札として機能するラベル本体と、 前記ラベル本体の表面に貼着され、受領書として機能す
    る分離部とからなり、 前記分離部は、可撓性を有するシート部材からなる表面
    基材と、熱可塑性樹脂からなる第1の樹脂層と、熱可塑
    性樹脂からなる第2の樹脂層と、前記ラベル本体に接着
    するための接着剤層とが順次積層されたものからなり、
    前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層の間の接着力が、
    前記表面基材と前記第1の樹脂層の間の接着力および前
    記第2の樹脂層と前記ラベル本体の間の接着力より小さ
    く、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層が層間剥離す
    るようになしたことを特徴とする受領書を備えた荷札ラ
    ベル。
  2. 【請求項2】 前記第2の樹脂層および前記接着剤層が
    透明であることを特徴とする請求項1に記載の受領書を
    備えた荷札ラベル。
  3. 【請求項3】 前記ラベル本体が、両側縁にマージナル
    ホール列を備えた送り印字処理可能な連続シートからな
    り、前記ラベル本体および前記分離部に対して機械的に
    印字処理可能になしたことを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2に記載の受領書を備えた荷札ラベル。
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