JP2594885B2 - 多針ミシンの糸切断装置 - Google Patents

多針ミシンの糸切断装置

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JP2594885B2
JP2594885B2 JP6092996A JP9299694A JP2594885B2 JP 2594885 B2 JP2594885 B2 JP 2594885B2 JP 6092996 A JP6092996 A JP 6092996A JP 9299694 A JP9299694 A JP 9299694A JP 2594885 B2 JP2594885 B2 JP 2594885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多針ミシンの糸切断装置
に関するものである。詳しくは、糸切断装置部分とミシ
ンの中で水平直線運動する鉤針との衝突、相互干渉を確
実に防止でき、各段落の縫製の操作中の縫製、糸切り、
糸の挟持、再縫製の確保ができる糸切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多針ミシンは以前から広範に用いられ、
住宅、工場を問わず使用されている。多針ミシンの縫製
は大部分がミシン針板の上方に複数の針が複数の針糸を
引いて、針板の下方は一本の鉤針糸があるもので、その
製法、原理及び動作過程は本願の検討するところではな
いので、省略する。本願の検討するところは、縫製が完
了した時に、糸が一旦切断されて再び噛み合わされて継
続的に縫製するものである。周知の多針ミシンの糸切断
装置としては、台湾実用新案出願75288507号が
ある。該出願には多針ミシンの糸切断装置が開示されて
いる。該出願の図1〜 3及び図9に示す様に、連動装置
30により糸切断装置の切り刃2を連動して、図9のよ
うな角度作動過程で糸61に対して図4、5のような引
っ掛け。切断、挟み動作で各段落の縫製後糸61を挟切
板25と捕捉部材13の間に挟み、次の縫製の進行に便
利な様にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の発明の全体機構
を用いて糸に対して上記台湾出願の図9の様な作動過程
をすると、引っ掛け、切断、挟みに便利であるが、しか
し基本的につぎのような欠点が存在する: (1)捕捉部材の移動軌跡は揺動式円弧形軌跡であり、
容易に鉤針と衝突して破損する。 (2)糸を挟む必要があり、捕捉部材は針板と大きく離
すことができず、極く接近して始めて糸を挟むことが確
保できる。従って両者は接近しすぎるので、容易に鉤針
と干渉し、離れすぎると切断された鉤針糸端は長すぎ
る。
【0004】これに鑑み、本願発明者の多年の製造、及
び得意先のクレームの経験を積んで、研究改良を加え、
ついに上記の周知の欠点を改善した本願の多針ミシンの
糸切断装置を創作した。
【0005】従って、本願の主な目的は多針ミシンの糸
切断装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の糸切断装置は多針
ミシン機構の針板の下方に取り付けられ、針板の上方に
糸切断装置部分が設けられ、該糸切断装置部分は連動装
置部分、挟み外し装置部分により運動され、待機位置、
前身糸掛け、後退切断、糸挟み、挟み外し等の一連の直
線往復運動をなす。
【0007】本発明の特徴は、上記糸切断装置部分の側
部の適当な位置に糸挟み装置部分を付設し、これによっ
て切断された鉤針糸端が瞬時に釈放されると同時に糸挟
み装置により糸が挟持されて、次の縫製の進行の便利を
図るものである。
【0008】本発明の別の特徴は、上記糸切断装置部分
は、糸を切る動作を開始する前は遠く離れ、縫い針及び
鉤針の縫製工程を妨害せず、しかも糸切断動作を開始す
る時は、縫い針は上死点まで上昇し、鉤針は左死点に移
り、且つ全ての糸は緩まされ、糸切断装置部分はこの時
始めて動作を開始し、糸を切断する上部、下部切り刃を
同時に定点の位置まで送り出し、この定点の位置から下
部切り刃を延し出して、針糸及び鉤針糸を捕捉し、この
時下部切り刃は先ず糸挟み装置部分上の弾力片を押し開
き、更に下部切り刃の切先に設けられる下部湾曲導片に
より、鉤針糸を糸挟み装置部分のピンと押し開かれた弾
力片との間に引き込み、その後針糸は下部切り刃に引っ
掛けられ、また鉤針糸は継続して上部切り刃の定点の待
機位置まで後退し、さらに上部切り刃に合わせて先ず針
糸を切断し、次いで鉤針糸を切断する。切断された鉤針
糸は糸挟み装置部分のピンと元の位置に戻った弾力片と
により挟持され、次の縫製に備える。
【0009】
【実施例】本発明の目的及び特徴を、添付の図面を参照
しつつ、最適な実行可能な実施例についてつぎの通り詳
細に説明する。
【0010】図1、2、3に示されるものは本発明の最
適実施例であり、多針ミシンの針車機構の針板の下方
に、板体10、糸切断装置部分20、連動装置部分3
0、糸挟み装置部分80を含む。該板体10には配置溝
11、二個の突軸13、14が設けられ、突軸14の上
に復帰スプリング140が設けられる。突軸14はスプ
リング座1400に合わせて板体10に固定され、スプ
リング座1400には階段片1401及びスプリング1
402が設けられる。また突軸17に止め具170
られ、この止め具はスプリング171によりコントロ
ールされる。
【0011】該糸切断装置部分20は下部切り刃スライ
ド21、及び上部切り刃スライド22を併設して構成さ
れ、その中の下部切り刃スライド21の一方の端部Aに
は下部切り刃210が設けられている。該下部切り刃は
図4に示すように、前引っ掛け部2100及び後引っ掛
け部2101を具え、且つ該前引っ掛け部2100の切
先縁部には下部湾曲導片2102が設けられている。該
下部湾曲導片2102は切先部から後方に向かって展開
する傾斜側面である。該上部切り刃スライド22の一方
の端部Bにも当然上部切り刃220が設けられるが、下
面には挟持片221が設けられ、下部切り刃210の保
持用とされる。本装置はこの両スライドの別の端部C及
びDを並列に上記板体配置溝11内に配置され、且つ下
部切り刃210は上部切り刃220及び挟持片221の
間に配置され、前記両スライドの別の端部Cにはそれぞ
れ凸柄211が設けられ、上部切り刃スライド22はほ
ぼ中央部に突き棒223が設けられ、上記の復帰スプリ
ング140は該突き棒223に突き当てられて上部切り
刃移動後の元位置復帰用として用いられると共に、位置
決めガイド225が設けられて、突き棒223の位置決
めの拠点とされる。
【0012】該連動装置部分30は長板状で、上記板体
10の突軸13の中に覆設され、この突軸13を支点と
して揺動する。該連動装置部分の端部Fに長溝31を設
け、上記下部切り刃スライドの凸柄211をこの長溝3
1内に嵌め込み、別の端部Eにもまた長溝32を設け、
ミシンの伝道機構(図示されず)の伝道を受ける様にす
る。該連動装置部分は中央部に凸設される突軸33によ
り連動される。
【0013】図3を参照して説明すると、該糸挟み装置
部分80は、取付座90の取付溝91の中に設置され、
該取付座90によりミシンの機体に設置される。それら
は取付板体800を含み、該取付板体800の一端には
ピン803が設けられると共に、凸軸8041、固定弾
力片802により揺動できるようにし、ネジ8042、
固定スプリング801及びネジ8043、8044によ
り取付板体800を取付座90の取付溝91の中に設置
する。該弾力片802には凸縁8022が設けられ、正
常状態では該スプリング801の押圧力により凸縁80
22とピン803が互いに押接し、かつ該弾力片802
の末端には突き当て蓋8021が設けられ、その位置は
ちょうどピン803の真上に位置する。
【0014】以下図5ないし図13を参照して、本発明
の多針ミシンの糸切断装置の糸切断操作の連続動作を説
明する。
【0015】図5に示すのは、糸切断の待機位置であ
る。このときシリンダー(図示されず)により駆動され
る連動装置部分30は、下部切り刃スライド21を連動
させて後に向けて引き、スプリング140とスプリング
1402の弾力は上部切り刃スライド22を前に向けて
押し、凸縁214及び凸縁224を一点に緊密につき合
わせ、待機の位置の状態にする。
【0016】図6は糸引っ掛けの連続動作を示す。指令
によりシリンダーが連動装置部分30を引っ張り、下部
切り刃スライド21を前に向けて押し出し、上部切り刃
スライド22もまたスプリング140、1402の弾力
により同時に前に向けて押し出され、上部切り刃スライ
ド22が十分な弾力を維持できるようにする。このとき
連動装置部分30の凸軸33は階段片1401を押動
し、スプリング座1400の角度方向を回動し、スプリ
ングの弾力を増強し、同時に止め具170はスプリング
171の駆動により回動し、止め具の作用をして定位置
に止められ、一定の十分な弾力が保持される。このと
き、上部切り刃スライド21もまた連動装置部分30の
連動により凸縁224及び214と緊密につき合わさ
れ、一定の位置に移動して位置決めされる。
【0017】図7は糸の切断動作を示す。上部切り刃ス
ライド22が定点の位置決めされた状態において、連動
装置部分30により、再び下部切り刃210を左死点ま
で駆動し、該下部切り刃210の後引っ掛け部2101
及び前引っ掛け部2100を利用して、針糸60及び鉤
針糸61を捕捉し、然る後連動装置部分30は反対方向
に操作され、下部切り刃210を引き戻して切断動作を
行う。図10、11、12を参照すると、下部切り刃2
10の前引っ掛け部2100及び後引っ掛け部2101
を利用して前に伸び出して鉤針糸61及び針糸60を捕
捉する過程で、下部切り刃210は、糸挟み装置部分8
0の弾力片802につき当たると共にこれを押し開き、
同時に下部切り刃210の下部湾曲導片2102によ
り、鉤針糸61を下部湾曲導片2102の傾斜側面に沿
って下に向けて、糸挟み装置部分80のピン803と下
部切り刃210により押し開かれた弾力片802との間
に導入される。また、弾力片802末端の突き当て蓋8
021もまた鉤針糸61を引導して、上記のピン803
と弾力片802との間に該鉤針糸を入れることができる
と共に、鉤針糸61が該隙間から離れるのを防止するこ
とができる。(図面の明瞭を図るため、針糸60の動作
は図10〜13においては省略する)。
【0018】図8に示すのは、下部切り刃210と定点
に位置決めされた上部切り刃220とが切断機構を構成
し、先ず後引っ掛け部2101に位置する針糸60を切
断した後、更に前引っ掛け部2100に位置する鉤針糸
61を切断する動作である。このとき、図13を参照す
ると、下部切り刃210は左定点から復帰すると共に、
該定点に位置決めされている上部切り刃220と共に針
糸60及び鉤針糸61を切断する過程において、下部切
り刃210が糸挟み装置部分80の弾力片802を離れ
ることにより、該弾力片802は糸挟み装置部分80の
スプリング801の牽制を受け、弾力片802の凸縁8
022を復帰させ、ピン803と押接する状態にさせ、
これにより凸縁8022とピン803との間に位置する
切断された鉤針糸61を挟持する。
【0019】その後図9に示すように、連動装置部分3
0は元の位置に揺動復帰すると共に、上部切り刃22、
下部切り刃21を連動させて元の待機位置に復帰させ、
切断された鉤針糸61はすでに糸挟み装置部分80のピ
ン803と弾力片802との間に挟持されている。この
ように次の縫製時に、糸端が順調に結糸され、絶対に脱
離することが無く、サイクル的に縫製が行われる。
【0020】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。 (1)本発明は上部切り刃スライドを最大的に移動させ
鉤針が水平移動する時に衝突する恐れを避けることがで
きる。糸を切断する時にはじめて上部切り刃スライド2
20及び下部切り刃スライド210は一緒に定位置の位
置決めの位置に送り出され、然る後ここにおいて下部切
り刃21を伸ばして針糸60及び鉤針糸61を捕捉して
該定位置まで引き戻して、ここで待機する上部切り刃2
2とでもって糸の切断動作をする。このため、切断され
た鉤針糸端は最短になる。 (2)糸切断動作が完成した後、切断された鉤針糸61
は糸挟み装置部分80のピン803と弾力片802の凸
縁8022により挟持され、次の縫製時に備え、糸端が
順調に結糸され、絶対に脱離することが無い。 (3)本発明の糸挟み装置部分80の構造は簡単で、製
造が簡単で、且つ良好な効果が発揮できるものであり、
産業上の利用価値を有するものである。
【0021】上記を総合して、本発明は糸挟み装置部分
を用いて上記の慣用の幾多の欠点を克服することがで
き、発明の目的及び効果が得られる。
【0022】しかし、上記に開示の図面、説明は、単に
本願の最適な実施例であり、この類の技術に熟知する者
が本願の精神に基づいてなす修正又は等価の変更は、依
然本願出願の周囲に包括されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の多針ミシンの糸切断装置の局部部材の立
体分解図を示す。
【図2】本願の上記図1の組み立て立体図を示す。
【図3】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸挟み装置部
分の立体分解図を示す。
【図4】本願の多針ミシンの糸切断装置部分の下部切り
刃の斜視図を示す。
【図5】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置部
分と連動装置部分の待機の連続動作を示す。
【図6】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置部
分と連動装置部分の糸の引っ掛けの連続動作を示す。
【図7】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置部
分と連動装置部分の切断の連続動作を示す。
【図8】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置部
分と連動装置部分の挟持の連続動作を示す。
【図9】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置部
分と連動装置部分の復帰の連続動作を示す。
【図10】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置
部分と糸挟み装置部分の糸の引っ掛けの連続動作を示
す。
【図11】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置
部分と糸挟み装置部分の糸の引っ掛けの連続動作を示
す。
【図12】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置
部分と糸挟み装置部分の切断の連続動作を示す。
【図13】本願の多針ミシンの糸切断装置の糸切断装置
部分と糸挟み装置部分の挟持の連続動作を示す。
【符号の説明】
10 板体 11 配置溝 13、14、17 突軸 20 糸切断装置部分 30 連動装置部分 80 糸挟み装置部分 21 下部切り刃スライド 22 上部切り刃スライド 210 下部切り刃 220 上部切り刃 214、224 凸縁 221 挟持片 223 突き棒 225 位置決めガイド 211 凸柄 2100 前引っ掛け部 2101 後引っ掛け部 2102 下部湾曲導片 31、32 長溝 33 凸軸 140 復帰スプリング 1400 スプリング座 1401 階段片 1402 スプリング 170 止め具 171 スプリング 800 取付板体 801 固定スプリング 802 弾力片 803 ピン 8021 突き当て蓋 8022 凸縁 8041 凸軸 8042、8043、8044 ネジ 90 取付座 91 取付溝 60 針糸 61 鉤針糸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多針ミシンの針板の下方に設けられる鉤
    針が水平直線往復運動する多針ミシンの糸切断装置にお
    いて、 (イ)板体10;ここで該板体には配置溝11と複数個
    の突軸13、14、17が設けられ、その中の一つの突
    軸14に復帰スプリング140が設けられ、該復帰スプ
    リングはスプリング座1400及び上記複数個の突軸の
    一つにより板体10に固定され、該スプリング座は階段
    片1401及びスプリング1402が設けられ、上記複
    数個の突軸の別の一つに止め具170が設けられ、該止
    め具は別のスプリング171によりコントロールされ
    る; (ロ)下部切り刃スライド21と上部切り刃スライド2
    2から構成される糸切断装置部分20;ここで該下部切
    り刃スライドの一方の端部Aには下部切り刃210が設
    けられ、該下部切り刃は前、後引っ掛け部2100、2
    101を備え、該前引っ掛け部の切先縁部には下部湾曲
    導片2102が設けられて、傾斜側面を展開する切先を
    形成し;該上部切り刃スライドの一方の端部Bにも上部
    切り刃220が設けられ、且つ上記板体10のスプリン
    グ座1400、階段片1401、スプリング1402に
    より突き当てられると共に、上記止め具170により牽
    制され、下面に挟持片221が設けられて下部切り刃2
    10を保持し;該装置部分20は上記の両スライドの別
    の端部C及びDが並列に上記板体の配置溝11内に設置
    され、且つ下部切り刃210が上記上部切り刃220及
    び挟持片221の間に位置するようにされ、上記該両ス
    ライドは各々一つの凸縁が設けられて互いに牽制運動で
    きるようにされ、該下部切り刃スライド21の端部Cに
    は凸柄221が設けられ、上部切り刃スライド22はほ
    ぼ中央に突き棒223が設けられ、該突き棒は上記本体
    突軸14上の一復帰スプリング140により突き当てら
    れる; (ハ)長板片から成る連動装置部分30;ここで該装置
    部分は上記板体10の中の一突軸13に覆設されると共
    に該突軸を支点として揺動し、その一方の端部Fに長溝
    31が設けられて、上記下部切り刃スライドの凸柄21
    1は該長溝内に嵌め込まれ;別の端部Eにもまた長溝3
    2が設けられて、該連動装置部分の中央部に凸設された
    該突軸33と配置孔により、シリンダの伝道動力を受け
    られるようにされ;該連動装置部分は中央部に凸設され
    た該突軸33により、該連動装置部分が揺動するときに
    上記板体の階段片1401が押動され、上記スプリング
    座1400の角度方向が回動されて、該復帰スプリング
    の弾力が増強される; (ニ)取付板体800を含む糸挟み装置部分80;ここ
    で該取付板体の一端にはピン803が設けられると共
    に、該取付板体の表面に凸軸8041及びネジ804
    2、8043、8044が設置され;該凸軸上には弾力
    802が設置され、該弾力片は凸縁8022を備える
    と共にその末端には突き当て蓋8021が設けられ、該
    突き当て蓋は前記ピンの真上に位置し;上記ネジはスプ
    リング801を固定するためにあり、該スプリングは前
    記弾力片に押し当てて該弾力片の凸縁と前記ピンとを互
    いに圧接させ;該取付板体は取付座90の取付溝91内
    に取りつけられる;を有し、 ここで、上記糸切断装置部分20は、糸を切る動作を開
    始する前は遠く離れ、縫い針及び鉤針の縫製工程を妨害
    せず、糸切断動作を開始する時は、縫い針は上死点まで
    上昇し、鉤針は左死点に移り、且つ全ての糸は緩まさ
    れ、該糸切断装置部分はこの時始めて動作を開始し、糸
    を切断する上記上部切り刃220、下部切り刃210を
    同時に定点の位置まで送り出し、この定点の位置から該
    下部切り刃を延し出して、針糸及び鉤針糸を捕捉し、こ
    の時該下部切り刃は先ず上記糸挟み装置部分80上の弾
    力片802を押し開き、更に該下部切り刃の切先に設け
    られる上記下部湾曲導片2102により、該鉤針糸を該
    糸挟み装置部分の該ピン803と押し開かれた該弾力片
    との間に引き込み、その後該針糸は該下部切り刃に引っ
    掛けられ、また該鉤針糸は継続して該上部切り刃の定点
    の待機位置まで後退し、さらに該上部切り刃に合わせて
    先ず該針糸を切断し、次いで該鉤針糸を切断する、 こと
    を特徴とする、上記の糸切断装置。
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