JP2594753Y2 - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JP2594753Y2 JP2594753Y2 JP1993062641U JP6264193U JP2594753Y2 JP 2594753 Y2 JP2594753 Y2 JP 2594753Y2 JP 1993062641 U JP1993062641 U JP 1993062641U JP 6264193 U JP6264193 U JP 6264193U JP 2594753 Y2 JP2594753 Y2 JP 2594753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- cover
- case
- motor
- lead hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は防水性を必要とする場
所、たとえば自動車のエンジンルーム等に用いられるモ
ータの防水構造に関するものである。
所、たとえば自動車のエンジンルーム等に用いられるモ
ータの防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカーエレクトロニクスに伴い、防
水性を要するモータの利用が増加している。
水性を要するモータの利用が増加している。
【0003】以下、図面を参照しながら上述の従来のモ
ータの防水構造について説明する。図3において、1は
ケース、2はカバーを示しモータ部(図示せず)を包み
込んでいる。3はグロメットで、モータに給電するリー
ド穴3aを有しリード線4が通っておりケース1,カバ
ー2により挟み込まれている。
ータの防水構造について説明する。図3において、1は
ケース、2はカバーを示しモータ部(図示せず)を包み
込んでいる。3はグロメットで、モータに給電するリー
ド穴3aを有しリード線4が通っておりケース1,カバ
ー2により挟み込まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、図4に示すようにケース1とカバー2のグロメッ
ト3を挟み込む合わせ面5でグロメット3をかみ込んで
しまい、防水性をそこなうという問題を有していた。ま
た、リード線4が挿入されたグロメット3の両側面は、
リード穴中心線部がふくらみグロメット3のかみ込みを
助長し、かつグロメットの挿入性に難を提していた。さ
らに、構造上や外形寸法制約上リード穴中心線が合わせ
面5に一致するケースが希でなかった。
では、図4に示すようにケース1とカバー2のグロメッ
ト3を挟み込む合わせ面5でグロメット3をかみ込んで
しまい、防水性をそこなうという問題を有していた。ま
た、リード線4が挿入されたグロメット3の両側面は、
リード穴中心線部がふくらみグロメット3のかみ込みを
助長し、かつグロメットの挿入性に難を提していた。さ
らに、構造上や外形寸法制約上リード穴中心線が合わせ
面5に一致するケースが希でなかった。
【0005】本考案は上記問題点に鑑み、グロメットの
挿入性を改良し防水性を確実なものとするモータの防水
構造を提供するものである。
挿入性を改良し防水性を確実なものとするモータの防水
構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、モータ部をケースおよびカバーで完全に包
み込む構造であって、リード線をリード穴に通したグロ
メットと、前記カバーのグロメット挿入用溝の両側内面
部を延長し、かつ、前記ケースとの嵌合面部に略三角形
状凸部を、その頂点が前記グロメットのリード穴中心線
上に重ならないように設け、また前記ケースには前記カ
バーの凸部に対応する凹部を設け、前記グロメットを挟
み込んだものである。
するために、モータ部をケースおよびカバーで完全に包
み込む構造であって、リード線をリード穴に通したグロ
メットと、前記カバーのグロメット挿入用溝の両側内面
部を延長し、かつ、前記ケースとの嵌合面部に略三角形
状凸部を、その頂点が前記グロメットのリード穴中心線
上に重ならないように設け、また前記ケースには前記カ
バーの凸部に対応する凹部を設け、前記グロメットを挟
み込んだものである。
【0007】
【作用】本考案は上記した構成により、グロメットの挿
入性を高め、かつ防水性を確実に達成するものである。
入性を高め、かつ防水性を確実に達成するものである。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1,図2
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0009】図1は本考案の一実施例における斜視部分
部品図である。リード線4の通されたグロメット3はケ
ース1に挿入され、カバー2にて密着される。
部品図である。リード線4の通されたグロメット3はケ
ース1に挿入され、カバー2にて密着される。
【0010】図2は密着後の正面図である。このように
本考案のモータの防水構造によれば、グロメット3をケ
ース1に挿入する際、ケース1には略三角形状凹部が設
けられており、グロメット3の挿入を容易にしている。
またカバー2をケース1に密着させる際、カバー2の略
三角形凸部でグロメット3のリード線4によるふくらみ
を、その中心線上に合わせ面が重ならないようにしてい
るために、抑え込むことができグロメット3の側面をか
み込むことなく密着できる。
本考案のモータの防水構造によれば、グロメット3をケ
ース1に挿入する際、ケース1には略三角形状凹部が設
けられており、グロメット3の挿入を容易にしている。
またカバー2をケース1に密着させる際、カバー2の略
三角形凸部でグロメット3のリード線4によるふくらみ
を、その中心線上に合わせ面が重ならないようにしてい
るために、抑え込むことができグロメット3の側面をか
み込むことなく密着できる。
【0011】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によればケース,カバーの略三角形状凹凸部を形成す
ることにより、かつケース,カバーの合わせ面がリード
穴中心線に重ならないよう設定していることにより、グ
ロメットの挿入性を容易にかつ、グロメットのケース,
カバー合わせ面によるかみ込みがなく防水性を確実なも
のとすることができる。
案によればケース,カバーの略三角形状凹凸部を形成す
ることにより、かつケース,カバーの合わせ面がリード
穴中心線に重ならないよう設定していることにより、グ
ロメットの挿入性を容易にかつ、グロメットのケース,
カバー合わせ面によるかみ込みがなく防水性を確実なも
のとすることができる。
【図1】本考案の一実施例のモータの防水構造を示す分
解斜視図
解斜視図
【図2】本考案の一実施例のモータの防水構造を示す部
分正面図
分正面図
【図3】従来のモータの防水構造を示す部分斜視図
【図4】従来のモータの防水構造を示す部分正面図
1 ケース 2 カバー 3 グロメット 3a リード穴 4 リード線 5 ケースとカバーの合わせ面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−86205(JP,U) 実開 昭60−166253(JP,U) 実開 昭62−119147(JP,U) 実開 昭62−154764(JP,U) 実開 昭62−17075(JP,U) 実開 昭62−117467(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 5/00 - 5/26 H01R 13/40 - 13/533 H01R 13/56 - 13/72
Claims (1)
- 【請求項1】モータ部をケースおよびカバーで完全に包
み込む構造であって、リード線をリード穴に通したグロ
メットと、前記カバーのグロメット挿入用溝の両側内面
部を延長し、かつ、前記ケースとの嵌合面部に略三角形
状凸部を、その頂点が前記グロメットのリード穴中心線
上に重ならないように設け、また前記ケースには前記カ
バーの凸部に対応する凹部を設け、前記グロメットを挟
み込んだことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062641U JP2594753Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062641U JP2594753Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736567U JPH0736567U (ja) | 1995-07-04 |
JP2594753Y2 true JP2594753Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13206166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993062641U Expired - Lifetime JP2594753Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594753Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6009856B2 (ja) | 2012-08-03 | 2016-10-19 | 日本電産サーボ株式会社 | 回転電機 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP1993062641U patent/JP2594753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736567U (ja) | 1995-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305 Year of fee payment: 9 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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