JP2593601Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JP2593601Y2
JP2593601Y2 JP1991076216U JP7621691U JP2593601Y2 JP 2593601 Y2 JP2593601 Y2 JP 2593601Y2 JP 1991076216 U JP1991076216 U JP 1991076216U JP 7621691 U JP7621691 U JP 7621691U JP 2593601 Y2 JP2593601 Y2 JP 2593601Y2
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JP
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temperature
reed switch
permanent magnet
switch
proximity switch
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JP1991076216U
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寛 石田
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、近接スイッチに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すように、従来の位置および温
度検出方法は、被検出部に対してサーマルリードスイッ
チ（温度センサ）５と位置検出センサ４とを並列に配し
て検出回路を構成することにより、温度と位置とを別々
に検出していた。サーマルリードスイッチ５は、リード
スイッチ１の回りに感温磁性体２と永久磁石３とを接着
剤により固定していた。また、位置検出センサ４はリー
ドスイッチ１と移動する永久磁石３とで構成されてい
る。前記サーマルリードスイッチ５は感温磁性体２がキ
ュリー温度に達すると接点が開離する常閉型のサーマル
リードスイッチである。
【０００３】この検出回路では、位置と温度との両方を
検出するので並列回路とし、サーマルリードスイッチ５
が設定温度でＯＦＦしても、位置検出センサ４がＯＮ状
態では、検出回路はＯＮ状態である。また、逆の場合も
同様といえる。この検出回路では、サーマルリードスイ
ッチ５が設定温度でＯＦＦし、位置検出センサ４の永久
磁石３がリードスイッチ１のＯＦＦ領域に移動した場合
のみＯＦＦする。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、サーマ
ルリードスイッチ５と位置検出センサ４とが別構造体と
して作られていた為、取付スペースを広く要し、コスト
的にも高くなる原因となっていた。
【０００５】そこで、本考案の技術的課題は、小型で安
価な位置および温度を検出する近接スイッチを提供する
ことである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、リード
スイッチと永久磁石とから構成され、該リードスイッチ
の動作範囲で永久磁石を移動させることにより該リード
スイッチの接点を開閉する近接スイッチにおいて、前記
永久磁石に感温磁性体を組み合わせ、該感温磁性体のキ
ュリー点前後の温度と前記永久磁石の位置とに応答し
て、前記リードスイッチの接点を開閉させる近接スイッ
チであって、前記永久磁石を前記リードスイッチの長軸
と直角方向に移動させる構成で、前記感温磁性体は、リ
ードスイッチ側と反対側に凹部を有し、該凹部に前記永
久磁石を組み込んだことを特徴とする近接スイッチが得
られる。
【０００７】
【実施例】本考案による一実施例による近接スイッチを
図１（ａ）及び（ｂ）に示す。この近接スイッチは、感
温磁性体２に組み込む永久磁石３の着磁方向を、リード
スイッチ１の縦軸と平行にしたものである。
【０００８】図２（ａ）及び（ｂ）に示されている近接
スイッチは、前記永久磁石３の着磁方向をリードスイッ
チ１の縦軸と垂直にしたものである。
【０００９】図１及び図２の近接スイッチの動作原理を
図３（１），（２），（３），（４）及び（５）に示
す。図３（１）を参照して、感温磁性体２がキュリー温
度以下でリードスイッチ１との距離が大であり、永久磁
石３からの磁束Φ2 は強磁性体である感温磁性体２を通
り、リードスイッチ１に漏洩する磁束Φ1 は少なく接点
はＯＦＦ状態である。
【００１０】図３（２）を参照して、感温磁性体がキュ
リー温度以下で距離が近づいた場合であるが、リードス
イッチに流れる磁束Φ1 より感温磁性体を通る磁束Φ2
が非常に多く、接点はＯＦＦ状態である。
【００１１】図３（３）を参照して、感温磁性体がキュ
リー温度に達し、常磁性体となった状態であるが、リー
ドスイッチと永久磁石の距離が遠い為、リードスイッチ
の接点を閉じさせるだけの磁束量に満たない為、接点は
ＯＦＦ状態である。
【００１２】図３（４）を参照して、感温磁性体がキュ
リー温度に達し、リードスイッチと永久磁石も近接状態
となり接点はＯＮ状態である。
【００１３】以上のように、本考案の近接スイッチは、
感温磁性体２と永久磁石３とを組み合わせ、永久磁石３
が移動することにより、図３（５）に示すようにリード
スイッチ１の接点が開閉する。
【００１４】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、感
温磁性体に永久磁石を組み込み、リードスイッチを組み
合わせることにより、構造上小型で取付けスペースを多
く必要とせず、安価な位置および温度検出用近接スイッ
チを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は本考案の一実施例による近接スイッチ
の斜視図、（ｂ）は断面図である。
【図２】（ａ）は本考案の他の実施例による近接スイッ
チの斜視図、（ｂ）は断面図である。
【図３】（１），（２），（３），（４）及び（５）
は、図１の近接スイッチの動作原理を説明するための図
である。
【図４】従来の位置及び温度検出方法を説明するための
図である。
【符号の説明】
１ リードスイッチ ２ 感温磁性体 ３ 永久磁石 ４ 位置検出センサ ５ サーマルリードスイッチ（温度センサ）

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 リードスイッチと永久磁石とから構成さ
    れ、該リードスイッチの動作範囲で永久磁石を移動させ
    ることにより該リードスイッチの接点を開閉する近接ス
    イッチにおいて、 前記永久磁石に感温磁性体を組み合わせ、該感温磁性体
    のキュリー点前後の温度と前記永久磁石の位置とに応答
    して、前記リードスイッチの接点を開閉させる近接スイ
    ッチであって、 前記永久磁石を前記リードスイッチの長軸と直角方向に
    移動させる構成で、前記感温磁性体は、リードスイッチ
    側と反対側に凹部を有し、該凹部に前記永久磁石を組み
    込んだことを特徴とする近接スイッチ。
JP1991076216U 1991-08-29 1991-08-29 近接スイッチ Expired - Lifetime JP2593601Y2 (ja)

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JPH0520238U JPH0520238U (ja) 1993-03-12
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