JP2592080Y2 - 電動オーバードア開閉装置 - Google Patents

電動オーバードア開閉装置

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JP2592080Y2
JP2592080Y2 JP1993032410U JP3241093U JP2592080Y2 JP 2592080 Y2 JP2592080 Y2 JP 2592080Y2 JP 1993032410 U JP1993032410 U JP 1993032410U JP 3241093 U JP3241093 U JP 3241093U JP 2592080 Y2 JP2592080 Y2 JP 2592080Y2
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JP
Japan
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overdoor
curtain
opening
torque limiter
closing
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JPH074774U (ja
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松三郎 鈴木
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動機によって回転さ
れる巻胴にワイヤーを巻回してオーバードアカーテンを
開くとともに巻胴に巻回されたワイヤーを巻戻すことに
よりオーバードアカーテンを閉じる電動オーバードア開
閉装置に係り、特に、オーバードアカーテンの閉塞動作
時における安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電動オーバードア開閉装
置は、オーバードアカーテンを開閉するワイヤーを巻回
または巻戻す巻胴の駆動系にトルクリミッタを設け、オ
ーバードアカーテンの下降閉塞時に、オーバードアカー
テンが障害物に当たり、駆動系にトルクの異常が生じた
とき、トルクリミッタが滑り障害物を押し潰すことがな
いようにした構造が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造の装置
では、トルクリミッタの感度を敏感にすると、オーバー
ドアカーテンの上昇時にトルクリミッタが滑り、オーバ
ードアカーテンが開動作しなくなり、また、トルクリミ
ッタの感度を鈍くすると、オーバードアカーテンの下降
時に障害物を押し潰し損傷し易い問題があった。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、オーバードアカーテンの閉塞動作時に障害物に当た
ったときには敏感にオーバードアカーテンの閉塞動作を
停止し、また、オーバードアカーテンの開放動作時には
確実に開放されるオーバードア開閉装置を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のオーバードア開
閉装置は、電動機によって回転する巻胴に巻回、巻戻さ
れるワイヤーにてオーバードアカーテンを開閉する電動
オーバードア開閉装置であって、前記電動機によって回
転する駆動系に、前記オーバードアカーテンの開閉動作
時に前記巻胴の固定を解除する電磁クラッチと、前記オ
ーバードアカーテンの開放動作時に前記巻胴を連動する
とともに閉じ動作時に前記ワイヤーの弛みを検知して前
記電動機と巻胴との連動を解除するワンウェイトルクリ
ミッタとを並設したものである。
【0006】
【作用】本考案のオーバードア開閉装置は、オーバード
アカーテンを閉じる場合には、電磁クラッチを開放し、
電動機に連動する駆動系の固定を解除し、この駆動系に
設けたワンウェイトルクリミッタを作動させ、オーバー
ドアカーテンの下降時にオーバードアカーテンが障害物
に当たったとき、巻戻されるワイヤーの弛みが生じたと
き、ワンウェイトルクリミッタにより駆動系の回転が空
転され、オーバードアカーテンの下降動作が停止され
る。また、オーバードアカーテンを開放する場合には、
ワンウェイトルクリミッタはロックしており、オーバー
ドアカーテンは確実に開放される。さらに、オーバード
アカーテンの開放状態または閉塞状態時には電磁クラッ
チが駆動系をロックしてオーバードアカーテンは開閉動
作されることがない。
【0007】
【実施例】次に本考案の一実施例の構成を図面に基づい
て説明する。
【0008】図3において、左右垂直レール10の上端か
ら略水平に左右水平レール11が連接され、この左右垂直
レール10と左右水平レール11とにオーバードアカーテン
12の両端に設けた図示しない案内ピンが摺動案内されて
オーバードアカーテン12が開閉されるようになってい
る。
【0009】また、前記左右水平レール11の上方に位置
して前記左右垂直レール10を支持する支柱13の上部に前
記左右水平レール11と略平行に上框14が設けられ、この
上框14に駆動系の回転軸15が軸支されている。
【0010】この回転軸15の一端部には電磁クラッチ16
が設けられ、この電磁クラッチ16の固定側の吸着部17に
対して前記回転軸15に沿って摺動吸着される被吸着部18
とにて構成され、この被吸着部18には径大スプロケット
19が固着されている。
【0011】この径大スプロケット19と電動機20の駆動
軸21に設けた径小スプロケット21aとにベルトまたはチ
ェーン22が懸回され、径大スプロケット19が電動機20に
よって回転されるようになっている。
【0012】また、前記径大スプロケット19にワンウェ
イトルクリミッタ25が設けられ、このワンウェイトルク
リミッタ25が前記回転軸15に結合されている。そして、
この回転軸15の両端部には巻胴26,26が固着されてい
る。この巻胴26,26間の回転軸15は複数に分割され、こ
の分割された回転軸15間は、オーバードアカーテン12の
重量と開閉バランスをとりながらオーバードアカーテン
12の開閉が円滑に行われるようにした捩りコイルばね2
7,27にて連結されている。
【0013】この巻胴26,26に巻回、巻戻されるワイヤ
ー28はオーバードアカーテン12に連結されている。
【0014】次に、この実施例の作用を説明する。
【0015】オーバードアカーテンを閉じる場合には、
電磁クラッチ16を開放し、電動機20に連動する駆動系の
固定を解除すると駆動系に設けたワンウェイトルクリミ
ッタ25が作動される。そして、電動機20を駆動すると、
電動機20の駆動軸21に設けた径小スプロケット21a と径
大スプロケット19とに懸回したチェーン22により径大ス
プロケット19が回転し、ワンウェイトルクリミッタ25を
介して回転軸15が回転され、オーバードアカーテン12が
下降される。オーバードアカーテン12の下降時にオーバ
ードアカーテン12が障害物に当たったときに、巻戻され
るワイヤー28の緊張が弛み、ワンウェイトルクリミッタ
25により駆動系の径大スプロケット19の回転が空回りし
て回転軸15は停止され、オーバードアカーテン12の下降
動作が停止される。このオーバードアカーテン12の閉塞
状態で電磁クラッチ16を作動させると、径大スプロケッ
ト19は固定され、オーバードアカーテン12が開放される
ことがない。
【0016】そして、このオーバードアカーテン12の閉
塞動作時にはワンウェイトルクリミッタ25が動作し、電
磁クラッチ16があるため、制動装置を省略できる。
【0017】また、オーバードアカーテン12を開放する
場合には、電磁クラッチ16を開放して電動機20に連動す
る駆動系の固定を解除する。そして、電動機20を先と反
対方向に駆動すると、このときにはワンウェイトルクリ
ミッタ25がロックされ、電動機20にチェーン22を介して
径大スプロケット19が回転し、ワンウェイトルクリミッ
タ25を介して回転軸15が回転され、オーバードアカーテ
ン12が上昇される。このオーバードアカーテン12の上昇
時にはワンウェイトルクリミッタ25はロックされ、オー
バードアカーテン12は確実に開放される。さらに、オー
バードアカーテン12の開放状態時には電磁クラッチ16を
固定することによりオーバードアカーテンは閉じ動作さ
れることがない。
【0018】また、オーバードアカーテン12の開放時に
は、捩りコイルばね27,27の保持トルクより敏感にワン
ウェイトルクリミッタ25を設定することにより、オーバ
ードアカーテン12が自重で閉じ動作しないときのワイヤ
ー28の弛みはワンウェイトルクリミッタ25が滑ることに
より回避できる。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、オーバードアカーテン
を閉じる場合には、オーバードアカーテンの下降時にオ
ーバードアカーテンが障害物に当り、巻戻されるワイヤ
ーの弛みが生じたとき、ワンウェイトルクリミッタによ
り駆動系の回転が停止され、オーバードアカーテンの下
降動作が停止され、オーバードアカーテンを開放する場
合には、ワンウェイトルクリミッタはロックされ、オー
バードアカーテンは確実に開放される。さらに、オーバ
ードアカーテンの開放状態または閉塞状態時には電磁ク
ラッチが駆動系をロックしてオーバードアカーテンは開
閉動作されない。さらに、オーバードアカーテンの制動
装置を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電動オーバードア開閉
装置の駆動系の斜視図である。
【図2】同上電磁クラッチ部とワンウェイトルクリミッ
タ部の斜視図である。
【図3】同上電動オーバードア開閉装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
12 オーバードアカーテン 16 電磁クラッチ 20 電動機 25 ワンウェイトルクリミッタ 26 巻胴 28 ワイヤー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/02 E06B 9/80 E05D 15/24

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって回転する巻胴に巻回、巻
    戻されるワイヤーにてオーバードアカーテンを開閉する
    電動オーバードア開閉装置であって、 前記電動機によって回転する駆動系に、前記オーバード
    アカーテンの開閉動作時に前記巻胴の固定を解除する電
    磁クラッチと、前記オーバードアカーテンの開放動作時
    に前記巻胴を連動するとともに閉じ動作時に前記ワイヤ
    ーの弛みを検知して前記電動機と巻胴との連動を解除す
    るワンウェイトルクリミッタとを並設したことを特徴と
    する電動オーバードア開閉装置。
JP1993032410U 1993-06-16 1993-06-16 電動オーバードア開閉装置 Expired - Fee Related JP2592080Y2 (ja)

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JPH074774U JPH074774U (ja) 1995-01-24
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KR102060824B1 (ko) 2011-10-03 2020-02-11 헌터더글라스인코포레이티드 건축물 개구부 덮개 조립체를 제어하는 방법 및 장치
JP2014070339A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Nec Engineering Ltd 駆動機構及び駆動方法

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JPH074774U (ja) 1995-01-24

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