JP2591406Y2 - 二重母線式ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
二重母線式ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JP2591406Y2 JP2591406Y2 JP1989105982U JP10598289U JP2591406Y2 JP 2591406 Y2 JP2591406 Y2 JP 2591406Y2 JP 1989105982 U JP1989105982 U JP 1989105982U JP 10598289 U JP10598289 U JP 10598289U JP 2591406 Y2 JP2591406 Y2 JP 2591406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disconnector
- bus
- circuit unit
- insulated switchgear
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、第１母線と第２母線に複数の回路ユニツト
を接続して構成した二重母線式ガス絶縁開閉装置に関
し、さらに詳しくは、回路ユニツトの耐電圧試験を容易
に行える装置に関する。
を接続して構成した二重母線式ガス絶縁開閉装置に関
し、さらに詳しくは、回路ユニツトの耐電圧試験を容易
に行える装置に関する。
一般に、受変電設備における二重母線式ガス絶縁開閉
装置は、例えば第２図に示すように構成されている。
装置は、例えば第２図に示すように構成されている。
同図において、B1,B2はそれぞれ常用，予備の第１母
線，第２母線、DS1,DS2は第１母線B1と第２母線B2間に
直列接続された第１断路器と第２断路器であり、その直
列回路が複数設けられている。L1,L2,…,L6は遮断器CB
を備えた送電線回路ユニツト，変圧器回路ユニツトなど
の回路ユニツトであり、前記各直列回路の第１断路器DS
1と第２断路器DS2の接続点から各直列回路毎に引き出さ
れている。
線，第２母線、DS1,DS2は第１母線B1と第２母線B2間に
直列接続された第１断路器と第２断路器であり、その直
列回路が複数設けられている。L1,L2,…,L6は遮断器CB
を備えた送電線回路ユニツト，変圧器回路ユニツトなど
の回路ユニツトであり、前記各直列回路の第１断路器DS
1と第２断路器DS2の接続点から各直列回路毎に引き出さ
れている。
T1,T2は計器用変圧器であり、それぞれ第１母線B1と
第２母線B2に接続されている。
第２母線B2に接続されている。
ところで、このような二重母線式ガス絶縁開閉装置に
おいて、第２図に示すように、送電線回路ユニツトなど
の回路ユニツトL7を増設した場合、増設した回路ユニツ
トL7の耐電圧試験を行わなければならない。
おいて、第２図に示すように、送電線回路ユニツトなど
の回路ユニツトL7を増設した場合、増設した回路ユニツ
トL7の耐電圧試験を行わなければならない。
そこで、従来は第３図及び第４図に示すように、一方
の母線，例えば第２母線B2の端部に耐電圧試験の電圧印
加用のブツシングBHを取り付け、第１母線B1側の第１断
路器DS1を切にすると共に、第２母線B2側の第２断路器D
S2を入にし、ブツシングBH,弟２母線B2を介して回路ユ
ニットL7に所定の試験電圧（大地間電圧）を印加し、耐
電圧試験を行つている。
の母線，例えば第２母線B2の端部に耐電圧試験の電圧印
加用のブツシングBHを取り付け、第１母線B1側の第１断
路器DS1を切にすると共に、第２母線B2側の第２断路器D
S2を入にし、ブツシングBH,弟２母線B2を介して回路ユ
ニットL7に所定の試験電圧（大地間電圧）を印加し、耐
電圧試験を行つている。
このとき、絶縁階級70号の場合、試験電圧は88.55KV
であり、これを10分間印加して異常の有無を調べ、異常
があれば異常箇所の検出及び修復が行われる。
であり、これを10分間印加して異常の有無を調べ、異常
があれば異常箇所の検出及び修復が行われる。
そして、耐電圧試験が終了すれば、ブツシングBHを取
り外し、回路ユニツトの増設があるごとに前記の手順に
より耐電圧試験を行う。
り外し、回路ユニツトの増設があるごとに前記の手順に
より耐電圧試験を行う。
また、既設の回路ユニツトの改造を行つた場合も、同
様に耐電圧試験を行う。
様に耐電圧試験を行う。
前記の場合、ブツシングBHが通常受変電設備用ガス絶
縁開閉装置の機器の定格を満足していないため、前記の
耐電圧試験ごとにガス処理を伴うブツシングBHの取付け
及び取外し作業を行わなければならず非常に煩雑であ
り、取付け，取外しの際に、ガス絶縁開閉装置のブツシ
ング取付部が頻繁に大気にさらされ、信頼性の低下を招
くという問題点がある。
縁開閉装置の機器の定格を満足していないため、前記の
耐電圧試験ごとにガス処理を伴うブツシングBHの取付け
及び取外し作業を行わなければならず非常に煩雑であ
り、取付け，取外しの際に、ガス絶縁開閉装置のブツシ
ング取付部が頻繁に大気にさらされ、信頼性の低下を招
くという問題点がある。
本考案は、前記の点に留意してなされ、従来のような
ガス処理を伴うブツシングの取付け，取外し作業をなく
し、これらの作業に伴うガス絶縁開閉装置内部の大気に
よる汚損を防止し、耐電圧試験を容易に行える二重母線
式ガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
ガス処理を伴うブツシングの取付け，取外し作業をなく
し、これらの作業に伴うガス絶縁開閉装置内部の大気に
よる汚損を防止し、耐電圧試験を容易に行える二重母線
式ガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、第１母線と第２母線間に
第１断路器と第２断路器の直列回路を複数設け、 前記各直列回路の前記第１断路器と第２断路器の接続
点から前記各直列回路毎の，送電線回路ユニツト、変圧
器回路ユニツトなどの回路ユニツトを引き出して構成し
た二重母線式ガス絶縁開閉装置において、 前記第１母線と第２母線の端部にそれぞれ第３断路器
と第４断路器を介して耐電圧試験のための電圧印加用第
１ブッシングと第２ブッシングを接続して構成したもの
である。
第１断路器と第２断路器の直列回路を複数設け、 前記各直列回路の前記第１断路器と第２断路器の接続
点から前記各直列回路毎の，送電線回路ユニツト、変圧
器回路ユニツトなどの回路ユニツトを引き出して構成し
た二重母線式ガス絶縁開閉装置において、 前記第１母線と第２母線の端部にそれぞれ第３断路器
と第４断路器を介して耐電圧試験のための電圧印加用第
１ブッシングと第２ブッシングを接続して構成したもの
である。
以上のような構成において、第１母線と第２母線の端
部にそれぞれ第３断路器と第４断路器を介して耐電圧試
験のための電圧印加用第１ブツシングと第２ブツシング
を設けたため、増設或いは改造した回路ユニツトの耐電
圧試験の際に、従来のようなガス処理を伴うブツシング
の取付け，取外し作業を行う必要がなくなり、これらの
作業に伴う装置内部の大気による汚損のおそれもなく、
耐電圧試験が容易である。
部にそれぞれ第３断路器と第４断路器を介して耐電圧試
験のための電圧印加用第１ブツシングと第２ブツシング
を設けたため、増設或いは改造した回路ユニツトの耐電
圧試験の際に、従来のようなガス処理を伴うブツシング
の取付け，取外し作業を行う必要がなくなり、これらの
作業に伴う装置内部の大気による汚損のおそれもなく、
耐電圧試験が容易である。
１実施例について第１図を参照して説明する。
同図において、第２図と同一記号は同一のものもしく
は相当するものを示し、第２図と異なる点は、第１母線
B1と第２母線B2の端部に、それぞれ第３断路器DS3と第
４断路器DS4を介して耐電圧試験のための電圧印加用第
１ブツシングBH1と第２ブツシングBH2を接続して構成し
た点である。
は相当するものを示し、第２図と異なる点は、第１母線
B1と第２母線B2の端部に、それぞれ第３断路器DS3と第
４断路器DS4を介して耐電圧試験のための電圧印加用第
１ブツシングBH1と第２ブツシングBH2を接続して構成し
た点である。
そして、第１図に示すように、回路ユニツトL7を増設
し、このユニツトL7の耐電圧試験を行う場合に、他の回
路ユニツトを常用の第１母線B1により運転しているとす
ると、第１母線B1側の第３断路器DS3を切にし、第２母
線B2側の第４断路器DS4を入にすると共に、回路ユニツ
トL7の第１断路器DS1を切，第２断路器DS2を入にし、第
２ブツシングBH2と予備の第２母線B2を介して回路ユニ
ツトL7に耐電圧試験用の電圧を印加する。
し、このユニツトL7の耐電圧試験を行う場合に、他の回
路ユニツトを常用の第１母線B1により運転しているとす
ると、第１母線B1側の第３断路器DS3を切にし、第２母
線B2側の第４断路器DS4を入にすると共に、回路ユニツ
トL7の第１断路器DS1を切，第２断路器DS2を入にし、第
２ブツシングBH2と予備の第２母線B2を介して回路ユニ
ツトL7に耐電圧試験用の電圧を印加する。
このとき、運転中の他の回路ユニツトの第１断路器DS
1が入，第２断路器DS2が切になつているため、第２母線
B2を介した試験電圧が運転中の回路ユニツトに影響する
ことはない。
1が入，第２断路器DS2が切になつているため、第２母線
B2を介した試験電圧が運転中の回路ユニツトに影響する
ことはない。
また、増設した回路ユニツトL7以外の回路ユニツトを
予備の第２母線B2により運転している場合には、第３断
路器DS3を入，第４断路器DS4を切にし、回路ユニツトL7
の第１断路器DS1を入，第２断路器DS2を切にし、第１ブ
ツシングBH1と第１母線B1を介して回路ユニツトL7の耐
電圧試験を行う。
予備の第２母線B2により運転している場合には、第３断
路器DS3を入，第４断路器DS4を切にし、回路ユニツトL7
の第１断路器DS1を入，第２断路器DS2を切にし、第１ブ
ツシングBH1と第１母線B1を介して回路ユニツトL7の耐
電圧試験を行う。
さらに、既設の回路ユニツトを改造した場合は、改造
後の回路ユニツトの耐電圧試験を前記と同様にして行
う。
後の回路ユニツトの耐電圧試験を前記と同様にして行
う。
本考案は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載する効果を奏する。
以下に記載する効果を奏する。
第１母線B1と第２母線B2間に第１断路器DS1と第２断
路器DS2の直列回路を複数設け、前記各直列回路の前記
第１断路器DS1と第２断路器DS2の接続点から前記各直列
回路毎の，送電線回路ユニツト，変圧器回路ユニツトな
どの回路ユニツトを引き出して構成した二重母線式ガス
絶縁開閉装置において、第１母線B1と第２母線B2の端部
にそれぞれ第３断路器DS3と第４断路器DS4を介して耐電
圧試験のための電圧印加用第１ブツシングBH1と第２ブ
ツシングBH2を接続して構成したため、増設或いは改造
した回路ユニツトの耐電圧試験を行う場合、各断路器を
入，切するのみでよく、従来のようなガス処理を伴うブ
ツシングの取付け，取外し作業を行う必要がなく、煩雑
さを解消することができ、しかもこれらの作業に伴う装
置内部の大気による汚損のおそれがなく、信頼性の低下
を防止することができ、耐電圧試験を容易に行うことが
できる。
路器DS2の直列回路を複数設け、前記各直列回路の前記
第１断路器DS1と第２断路器DS2の接続点から前記各直列
回路毎の，送電線回路ユニツト，変圧器回路ユニツトな
どの回路ユニツトを引き出して構成した二重母線式ガス
絶縁開閉装置において、第１母線B1と第２母線B2の端部
にそれぞれ第３断路器DS3と第４断路器DS4を介して耐電
圧試験のための電圧印加用第１ブツシングBH1と第２ブ
ツシングBH2を接続して構成したため、増設或いは改造
した回路ユニツトの耐電圧試験を行う場合、各断路器を
入，切するのみでよく、従来のようなガス処理を伴うブ
ツシングの取付け，取外し作業を行う必要がなく、煩雑
さを解消することができ、しかもこれらの作業に伴う装
置内部の大気による汚損のおそれがなく、信頼性の低下
を防止することができ、耐電圧試験を容易に行うことが
できる。
第１図は本考案の二重母線式ガス絶縁開閉装置の１実施
例の一部の単線接続図、第２図は一般の二重母線式ガス
絶縁開閉装置の単線接続図、第３図及び第４図は従来例
の一部の単線接続図及び平面図である。 B1,B2……第1,第２母線、DS1,DS2……第1,第２断路器、
L3,L4,L7……回路ユニツト、DS3,DS4……第3,第４断路
器、BH1,BH2……第1,第２ブツシング。
例の一部の単線接続図、第２図は一般の二重母線式ガス
絶縁開閉装置の単線接続図、第３図及び第４図は従来例
の一部の単線接続図及び平面図である。 B1,B2……第1,第２母線、DS1,DS2……第1,第２断路器、
L3,L4,L7……回路ユニツト、DS3,DS4……第3,第４断路
器、BH1,BH2……第1,第２ブツシング。
Claims (1)
- 【請求項１】第１母線と第２母線間に第１断路器と第２
断路器の直列回路を複数設け、前記各直列回路の前記第
１断路器と第２断路器の接続点から前記各直列回路毎
の，送電線回路ユニツト，変圧器回路ユニツトなどの回
路ユニツトを引き出して構成した二重母線式ガス絶縁開
閉装置において、 前記第１母線と第２母線の端部にそれぞれ第３断路器と
第４断路器を介して耐電圧試験のための電圧印加用第１
ブッシングと第２ブッシングを接続して構成した二重母
線式ガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989105982U JP2591406Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 二重母線式ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989105982U JP2591406Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 二重母線式ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345013U JPH0345013U (ja) | 1991-04-25 |
| JP2591406Y2 true JP2591406Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=31654730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989105982U Expired - Lifetime JP2591406Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 二重母線式ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591406Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP1989105982U patent/JP2591406Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0345013U (ja) | 1991-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108680772B (zh) | 一种高压断路器二次试验接口装置及其测试方法 | |
| JP2591406Y2 (ja) | 二重母線式ガス絶縁開閉装置 | |
| CN111239601B (zh) | 220千伏变电组合电器设备中双断口母线隔离开关的检测方法 | |
| JP3537969B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0884413A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| TW552756B (en) | Insulation diagnosis device | |
| JP2527777Y2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2878762B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2766366B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS5852835Y2 (ja) | 継電器用試験装置 | |
| JPH0865830A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6151492B2 (ja) | ||
| JPS5935160A (ja) | 電気設備試験方法 | |
| CN116466270A (zh) | 一种校核同期电压检测二次回路的正确性方法 | |
| JPS5932181Y2 (ja) | 二重母線無停電切換装置 | |
| JPH01315207A (ja) | 開閉装置 | |
| KR200338118Y1 (ko) | 170ｋＶ 가스절연개폐장치(ＧＩＳ) 모선 ＥＳ 인터록회로 | |
| JPH0654419A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2601169Y2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| Whitaker | Troubleshooting RF Equipment | |
| JPH01209905A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH089524A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6028710A (ja) | 導体構造 | |
| JPH01177808A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2003009321A (ja) | 開閉機器の更新方法 |