JP2591366Y2 - Tv共聴用同軸ブランチケーブル - Google Patents

Tv共聴用同軸ブランチケーブル

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JP2591366Y2
JP2591366Y2 JP1992078680U JP7868092U JP2591366Y2 JP 2591366 Y2 JP2591366 Y2 JP 2591366Y2 JP 1992078680 U JP1992078680 U JP 1992078680U JP 7868092 U JP7868092 U JP 7868092U JP 2591366 Y2 JP2591366 Y2 JP 2591366Y2
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賢三 上杉
正義 石黒
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アンテナよりミキサ
ー、ブースター等を経て、分配器を介して各戸に配設す
るTV共聴システムに係り、特に予め工場で同軸幹線ケ
ーブルからテレビ共聴機器によって必要回線に分岐分配
する分岐部(または分配部)を樹脂モールドし、分岐分
配処理加工して製造するTV共聴用同軸ブランチケーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声域の通信以外に高速データや
テレビ画像等を対象とした通信が発展する形態にあり、
多チャンネルのテレビ信号を伝送するため、VHF、U
HF帯まで伝送できる同軸ケーブルが要求されている。
また、首都圏の都市集中化は急速に進み、都会及びその
周辺では、限られた土地スペース内に多くの住宅を建設
すべく住宅の密集化現象が起きている。このため、最近
では、土地を有効に活用すべく高層マンションが建設さ
れるに至っている。
【0003】このような高層マンションなどのビルにあ
っては、TVアンテナは、屋上に共聴アンテナを設置
し、この共聴アンテナから各階に分配するTV共聴シス
テムを採っている。現在、TV共聴システムは、図3の
系統図に示す如く、VHFアンテナ100とUHFアン
テナ110をミキサー120によってミキシングして、
VUブースター130によって増幅する。一方、BSア
ンテナ140からコンバータ150を介して入力される
信号は、VUブースター130から出力されるUV信号
とBSブースター160において混合増幅され、テレビ
共聴機器(分岐器または分配器)170に送られる。こ
のテレビ共聴機器(分岐器または分配器)170におい
て、2分配されたBS・UV信号は、さらに分配器18
0、190において3分配されて直列ユニット200に
送られる。この直列ユニット200が各室の入力端子で
ある。この先は、各室のTVコンセントの数に応じて分
配される。
【0004】このBSブースター160から出力される
BS・UV信号を各戸(各室)に引き込む方法には、第
1に、外壁にTV共聴用同軸ケーブルを挿入するパイプ
を配管し、このパイプの内部にBSブースター160に
接続したTV共聴用同軸ケーブルを挿入し、ケーブル工
事によって各階にテレビ共聴機器(分岐器または分配
器)を介して直列ユニットに送る方法、第2に、電力ケ
ーブルを配設収納するパイプシャフトを利用して、この
パイプシャフトを経由してケーブル工事によって各階に
テレビ共聴機器(分岐器または分配器)を介して直列ユ
ニットに送る方法とがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法にあっては、TV共聴用同軸ケーブル用のパイプを
外壁に配管するため、配管工事の手間がかかり、また、
外壁に縦断する傷(取り付け穴)を付けてパイプを配設
するため、構造体の躯体精度が低下する場合があるとい
う問題点を有している。さらに、第1の方法にあって
は、所有区分の異なる各階を縦断して配線してあるた
め、配線の保全性が難しく、配線の将来対応が難しいと
いう問題点を有している。
【0006】また、第2の方法にあっては、パイプシャ
フトの限られた空間内に電力ケーブルと一緒にTV共聴
用同軸ケーブル(TV同軸幹線ケーブル)を収納するた
め、作業性が悪くTV共聴用同軸ケーブルの品質管理が
難しいという問題点を有している。さらに、第2の方法
にあっては、各階に設けられたシャフトに分岐分配用の
TV同軸分岐ケーブルを収納し、TV共聴用同軸ケーブ
ルからBS・UV等の高周波信号を分岐分配するため、
各階シャフトに図4に示す如き壁面ビス止めの分岐器が
必要となり、各階毎にテレビ共聴機器をテレビ共聴機器
収納用の端子盤に取り付けなければならず施工性が悪い
という問題点を有している。
【0007】このような現場合わせによるTV共聴用同
軸ケーブルの設置では、作業場所等の関係で作業性が悪
いことから近年、図5に示す如く予め工場においてTV
同軸幹線ケーブル310の必要な箇所(ビル等の各階に
相当する位置)に必要な長さ(各階に配線するに十分な
長さ)の分岐用の同軸ケーブル320をテレビ共聴機器
330と共に接続した同軸ブランチケーブル300が考
案されている。図6 (イ)は、TV同軸幹線ケーブルにテレビ共聴機器(例
えば、分岐器、図中、○で示してある)を介して1本の
TV分岐同軸ケーブルを接続したもので、図6 (ロ)は、TV同軸幹線ケーブルにテレビ共聴機器(例
えば、分岐器、図中、○で示してある)を介して2本の
TV同軸分岐ケーブルを接続したものである。
【0008】このような従来の同軸ブランチケーブル
は、電力ケーブルを配設収納するパイプシャフトを利用
して配線する方法が採られている。したがって、同軸ブ
ランチケーブルの布設は、ビルにパイプシャフトを打ち
上げた後、同軸ブランチケーブルを現場に搬入して行っ
ている。この同軸ブランチケーブルは、吊上治具によっ
て吊り上げて配線するが、同軸ブランチケーブル自身の
許容張力が極めて弱く吊上治具によって吊り上げ配線し
た後同軸ブランチケーブルの自重によりテレビ共聴機器
の接続部で接触不良を起こしたり、断線したりするとい
う問題点を有している。
【0009】また、従来のテレビ共聴機器は図4に示す
如く、TV同軸幹線ケーブルを分断して分断したTV同
軸幹線ケーブル間に挿入して接続し、さらに分岐同軸ケ
ーブルを接続して構成されている。このテレビ共聴機器
を取り付けた同軸ブランチケーブルを吊上治具によって
吊り上げて配線すると、同軸ブランチケーブルの自重が
テレビ共聴機器の取り付けられている分岐部に掛かり、
テレビ共聴機器のところで接触不良を起こしたり、断線
したりするという問題点を有している。
【0010】本考案の目的は、短い時間でTV共聴用同
軸ケーブルの布設工事を行うことができ、吊上治具によ
って吊り上げ配線した後に同軸ブランチケーブルの自重
による荷重がテレビ共聴機器の接続部に掛かっても、テ
レビ共聴機器の接続部で接触不良を起こしたり、断線し
たりせず信頼性が高く、テレビ共聴機器に異常が生じて
も簡単に交換することができるTV共聴用同軸ブランチ
ケーブルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1に記載の考案におけるTV共聴用同軸
ブランチケーブルは、高周波信号を伝送する内部導体の
上に絶縁体を被覆し該絶縁体の上に外部導体を被覆し、
該外部導体の上にシースを被覆して構成してなる同軸ケ
ーブルと、支持線と該支持線の上に前記シースと一体成
形で被覆される絶縁材とによって形成され前記同軸ケー
ブルを吊架するためのメッセンジャーワイヤとからなる
TV同軸幹線ケーブルの適宜箇所を切断し、該切断した
TV同軸幹線ケーブルの両端のそれぞれにコネクタを取
り付けると共に、該切断したTV同軸幹線ケーブル間
に、前記同軸ケーブルによって伝送される高周波信号を
分岐する分岐回路を内蔵し、該分岐回路に十分な長さを
備えた同軸分岐ケーブルを必要回線接続する分岐側コネ
クタの接続部と、前記分岐回路の入力側と出力側に前記
同軸ケーブルを接続する入力側コネクタの接続部と出力
側コネクタの接続部とを備えると共に前記切断したメッ
センジャーワイヤの端部を取り付けるメッセンジャーワ
イヤ取付用コネクタを備えたテレビ共聴機器を必要箇所
に適宜挿入接続して、予め分岐分配処理加工して構成し
たものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載のTV共聴用同軸ブランチケー
ブルにあっては、高周波信号を伝送する内部導体の上に
絶縁体を被覆し該絶縁体の上に外部導体を被覆し、該外
部導体の上にシースを被覆して構成してなる同軸ケーブ
ルと、支持線と該支持線の上に前記シースと一体成形で
被覆される絶縁材とによって形成され前記同軸ケーブル
を吊架するためのメッセンジャーワイヤとからなるTV
同軸幹線ケーブルの適宜箇所を切断し、該切断したTV
同軸幹線ケーブルの両端のそれぞれにコネクタを取り付
けると共に、該切断したTV同軸幹線ケーブル間に、前
記同軸ケーブルによって伝送される高周波信号を分岐す
る分岐回路を内蔵し、該分岐回路に十分な長さを備えた
同軸分岐ケーブルを必要回線接続する分岐側コネクタの
接続部と、前記分岐回路の入力側と出力側に前記同軸ケ
ーブルを接続する入力側コネクタの接続部と出力側コネ
クタの接続部とを備えると共に前記切断したメッセンジ
ャーワイヤの端部を取り付けるメッセンジャーワイヤ取
付用コネクタを備えたテレビ共聴機器を必要箇所に適宜
挿入接続して、予め分岐分配処理加工して構成してある
ため、短い時間でTV共聴用同軸ケーブルの布設工事を
行うことができ、吊上治具によって吊り上げ配線した後
に同軸ブランチケーブルの自重による荷重がテレビ共聴
機器の接続部に掛かっても、テレビ共聴機器の接続部で
接触不良を起こしたり、断線したりせず信頼性が高く、
テレビ共聴機器に異常が生じても簡単に交換することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1には、本考案に係るTV共聴用同軸ブランチケーブル
の一実施例が示されている。
【0014】図において、1はTV共聴用同軸ブランチ
ケーブルで、配線付設工事が簡単に行えるように、予め
工場においてTV同軸幹線ケーブルの必要な箇所(ビル
等の各階に相当する位置)にテレビ共聴機器を取り付
け、このテレビ共聴機器に必要な長さ(各階に配線する
に十分な長さ)の分岐分配用の同軸ケーブルを接続して
TV同軸幹線ケーブルに供給されてくるBS・UV信号
を利得の低下を最小限度に抑えて分波できるようにした
ものである。
【0015】2はTV同軸幹線ケーブルで、図2に示す
如き構成を有している。すなわち、TV同軸幹線ケーブ
ル2は、同軸ケーブル3とメッセンジャーワイヤ4とに
よって構成されている。同軸ケーブル3は、中心に単線
によって構成される内部導体31を有している。この内
部導体31は、例えば、軟銅線によって構成されてお
り、充実形の構造を有している。この内部導体31の上
には、絶縁体32が被覆されており、この絶縁体32
は、PE(ポリエチレン)樹脂によって構成されてい
る。この絶縁体32の上にアルミテープ33が巻かれて
おり、このアルミテープ33の上に編組(一重、二重、
三重等がある)の外部導体34が被覆されている。この
外部導体34の上には、シース35が被覆されている。
このシース35は、PVC(ポリ塩化ビニル)によって
構成されている。
【0016】メッセンジャーワイヤ4は、同軸ケーブル
3を吊架支持するためのもので、同軸ケーブル3とによ
って自己支持形ケーブルを構成している。41は支持線
で、亜鉛メッキ鋼線によって構成されている。42は絶
縁材で、支持線41を被覆するものである。この絶縁材
42は、同軸ケーブル3のシース35と同様、PVC
(ポリ塩化ビニル)によって構成されており、同軸ケー
ブル3のシース35と一体成形されている。すなわち、
この絶縁材42は、同軸ケーブル3の外部導体34に被
覆するシース35と同時に押出され外部導体34と支持
線41が一体に成形されている。
【0017】5はテレビ共聴機器で、同軸ケーブル3の
適宜箇所(ビル等の各階に相当する位置)に設けるもの
である。このテレビ共聴機器5は、ケース51内に同軸
ケーブル3によって伝送される高周波信号を分波する分
波回路が収納されており、全体が樹脂モールドされてい
る。52は入力側コネクタで、切断された一方の同軸ケ
ーブル3の端部が接続されている。53は出力側コネク
タで、切断された他方の同軸ケーブル3の端部が接続さ
れている。54は分岐側コネクタで、同軸ケーブル3か
ら分波された高周波信号を送信する同軸分岐ケーブル6
が接続されている。55は入力側のメッセンジャーワイ
ヤ取付用コネクタで、切断された一方のメッセンジャー
ワイヤ4の端部が接続されている。56は出力側のメッ
センジャーワイヤ取付用コネクタで、切断された他方の
メッセンジャーワイヤ4の端部が接続されている。この
メッセンジャーワイヤ4は、TV共聴用同軸ブランチケ
ーブル1を布設した際に、入力側コネクタ52に接続さ
れる同軸ケーブル3と、出力側コネクタ53に接続され
る同軸ケーブル3と、分岐側コネクタ54に接続される
同軸分岐ケーブル6の各ケーブルの自重による荷重を支
持するように張線されている。すなわち、同軸ケーブル
3と同軸分岐ケーブル6はメッセンジャーワイヤ4より
も少し長めに取ってテレビ共聴機器5に取り付けられて
いる。
【0018】したがって、TV共聴用同軸ブランチケー
ブル1を吊架した際の各ケーブルの自重による荷重は、
各ケーブルにかかることなく、メッセンジャーワイヤ4
がすべての荷重を支えることになる。
【0019】なお、本実施例においては、テレビ共聴機
器5のケース51にTV共聴用同軸ブランチケーブル1
の吊架張力に十分耐えられる強度を持たしてある。ま
た、TV共聴用同軸ブランチケーブル1の自重をメッセ
ンジャーワイヤ4により確実に受け止め同軸ケーブル3
の長大化にも対応することができるようになっている。
【0020】したがって、本実施例によれば、予めテレ
ビ共聴機器5によってTV同軸幹線ケーブル2の同軸ケ
ーブル3から複数(本実施例では2回線)に分岐され同
軸分岐ケーブル6が接続されてTV共聴用同軸ブランチ
ケーブル1が構成されているため、布設が容易となり、
現地作業の低減を図ることができ、他の配線工事(電力
ケーブルの配線等)と一体化することにより、大幅な省
人化図ることができる。
【0021】また、本実施例によれば、メッセンジャー
ワイヤ4がTV共聴用同軸ブランチケーブル1の自重を
支えるようになっているので、TV共聴用同軸ブランチ
ケーブル1の自重が同軸ケーブル3とテレビ共聴機器5
の接続部に掛かるのを防止でき、接続部で接触不良を起
こしたり、断線したりするのを防止することができる。
【0022】さらに、本実施例によれば、切断された同
軸ケーブル3の両端部がそれぞれに取り付けられた取付
用コネクタによって入力側コネクタ52、出力側コネク
タ53に接続されており、同軸分岐ケーブル6が取付用
コネクタによって分岐側コネクタ54に、切断されたメ
ッセンジャーワイヤ4の両端部がそれぞれに取り付けら
れた取付用コネクタによって入力側のメッセンジャーワ
イヤ取付用コネクタ55、出力側のメッセンジャーワイ
ヤ取付用コネクタ56に接続されているため、テレビ共
聴機器5に何等かの異常(故障)が発生した場合に、そ
れぞれのコネクタから同軸ケーブル3、同軸分岐ケーブ
ル6、メッセンジャーワイヤ4を取り外すだけでテレビ
共聴機器5を簡単に交換することができ、送信異常を容
易に修復することができる。
【0023】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0024】請求項1のTV共聴用同軸ブランチケーブ
ルにおいては、高周波信号を伝送する内部導体の上に絶
縁体を被覆し該絶縁体の上に外部導体を被覆し、該外部
導体の上にシースを被覆して構成してなる同軸ケーブル
と、支持線と該支持線の上に前記シースと一体成形で被
覆される絶縁材とによって形成され前記同軸ケーブルを
吊架するためのメッセンジャーワイヤとからなるTV同
軸幹線ケーブルの適宜箇所を切断し、該切断したTV同
軸幹線ケーブルの両端のそれぞれにコネクタを取り付け
ると共に、該切断したTV同軸幹線ケーブル間に、前記
同軸ケーブルによって伝送される高周波信号を分岐する
分岐回路を内蔵し、該分岐回路に十分な長さを備えた同
軸分岐ケーブルを必要回線接続する分岐側コネクタの接
続部と、前記分岐回路の入力側と出力側に前記同軸ケー
ブルを接続する入力側コネクタの接続部と出力側コネク
タの接続部とを備えると共に前記切断したメッセンジャ
ーワイヤの端部を取り付けるメッセンジャーワイヤ取付
用コネクタを備えたテレビ共聴機器を必要箇所に適宜挿
入接続して、予め分岐分配処理加工して構成してあるた
め、短い時間でTV共聴用同軸ケーブルの布設工事を行
うことができ、吊上治具によって吊り上げ配線した後に
同軸ブランチケーブルの自重による荷重がテレビ共聴機
器の接続部に掛かっても、テレビ共聴機器の接続部で接
触不良を起こしたり、断線したりせず信頼性が高く、テ
レビ共聴機器に異常が生じても簡単に交換することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るTV共聴用同軸ブランチケーブル
の実施例を示す平面図である。
【図2】本考案に適用されるメッセンジャワイヤー付き
の同軸ケーブルの一部を断面した全体図である。
【図3】TV共聴システム系統図である。
【図4】従来のテレビ共聴機器の全体斜視図である。
【図5】従来の同軸ブランチケーブルの分岐部の断面図
である。
【図6】図7に図示の同軸ブランチケーブルによる分岐
例を示す模式図である。
【符号の説明】
1……………………………………………TV共聴用同軸
ブランチケーブル 2……………………………………………TV同軸幹線ケ
ーブル 3……………………………………………同軸ケーブル 31…………………………………………内部導体 32…………………………………………絶縁体 34…………………………………………外部導体 35…………………………………………シース 4,7………………………………………メッセンジャー
ワイヤ 41…………………………………………支持線 42…………………………………………絶縁材 43,44…………………………………フック 5……………………………………………テレビ共聴機器 51…………………………………………ケース 52…………………………………………入力側コネクタ 53…………………………………………出力側コネクタ 54…………………………………………分岐側コネクタ 55,56…………………………………メッセンジャー
ワイヤ取付用コネクタ 6……………………………………………同軸分岐ケーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上杉 賢三 静岡県沼津市大岡2771 矢崎電線株式会 社内 (72)考案者 石黒 正義 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社竹中工務店内 (72)考案者 近藤 信彦 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社竹中工務店内 (72)考案者 入江 大介 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社竹中工務店内 (56)参考文献 実開 昭50−155585(JP,U) 実開 昭54−32785(JP,U) 特公 昭53−34931(JP,B2) 特公 昭53−45270(JP,B2) 実公 昭59−8410(JP,Y2) 実公 昭51−808(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 15/00 - 15/196

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を伝送する内部導体の上に絶
    縁体を被覆し該絶縁体の上に外部導体を被覆し、該外部
    導体の上にシースを被覆して構成してなる同軸ケーブル
    と、支持線と該支持線の上に前記シースと一体成形で被
    覆される絶縁材とによって形成され前記同軸ケーブルを
    吊架するためのメッセンジャーワイヤとからなるTV同
    軸幹線ケーブルの適宜箇所を切断し、該切断したTV同
    軸幹線ケーブルの両端のそれぞれにコネクタを取り付け
    ると共に、該切断したTV同軸幹線ケーブル間に、前記
    同軸ケーブルによって伝送される高周波信号を分岐する
    分岐回路を内蔵し、該分岐回路に十分な長さを備えた同
    軸分岐ケーブルを必要回線接続する分岐側コネクタの接
    続部と、前記分岐回路の入力側と出力側に前記同軸ケー
    ブルを接続する入力側コネクタの接続部と出力側コネク
    タの接続部とを備えると共に前記切断したメッセンジャ
    ーワイヤの端部を取り付けるメッセンジャーワイヤ取付
    用コネクタを備えたテレビ共聴機器を必要箇所に適宜挿
    入接続して、予め分岐分配処理加工して製造してなるT
    V共聴用同軸ブランチケーブル。
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JPS538252Y2 (ja) * 1974-06-18 1978-03-03
JPS598410U (ja) * 1982-07-09 1984-01-19 一枚田 忠雄 コンクリ−ト躯体目地用止水装置

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