JP2591229Y2 - 壁材連結ジョイント - Google Patents

壁材連結ジョイント

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JP2591229Y2
JP2591229Y2 JP1993072758U JP7275893U JP2591229Y2 JP 2591229 Y2 JP2591229 Y2 JP 2591229Y2 JP 1993072758 U JP1993072758 U JP 1993072758U JP 7275893 U JP7275893 U JP 7275893U JP 2591229 Y2 JP2591229 Y2 JP 2591229Y2
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JP
Japan
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joint
reinforcing frame
engaging
wall material
wall
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JP1993072758U
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JPH0738323U (ja
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一史 石倉
ダグラス・フィッシャー
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Nifco Inc
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Nifco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開放面に内向フランジ
を備えた所謂リップ溝形鋼によって形成された補強枠が
端縁部に設けられた壁材の連結を行うためのジョイント
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばユニットバスの壁材は、特殊な断
面形状の軽量溝形鋼で形成された補強枠が周縁部に固着
されており、先付けする壁材の補強枠にタッピングスク
リューを用いて専用のジョイント金具を予め固定してお
き、このジョイント金具に形成されたクリップ部に後付
けする壁材の補強枠を押し込んで軽量溝形鋼の溝にクリ
ップ部を弾発係合させることにより、先付壁に後付壁を
連結するようにしている。これによれば、壁材の裏側か
らの組立て施工が必要でなく、しかも表面に釘やビスな
どが露出せずに済む。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、この従来技
術の場合、補強枠に対するジョイント金具の取り付けに
ドリルや工具が必要なために作業性が低いうえ、ジョイ
ント金具にばね鋼を用いなければならず、また補強用の
形鋼が特殊な断面形状を要するために比較的高価であ
る。
【0004】本考案は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
作業性を向上することができ、しかも価格を低廉化し得
るように改良された壁材連結ジョイントを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、開放面に内向フランジを備えた溝形材の補
強枠が設けられた壁材を連結するためのジョイントの構
成を、概ねU字状断面をなし、各端縁部の外側に係合溝
がそれぞれ形成され、かつ一方の係合溝に案内面が連設
され、他方の係合溝に抜止爪が連設された第1の部分
と、矢じり形断面の弾発係合爪が中央に突設され、かつ
弾発押圧片が一側に突設された第2の部分と、これら第
1・第2両部分を連結する基部とからなり、合成樹脂成
型されるものとすることによって達成される。
【0006】
【作用】先付壁の溝形鋼の内向フランジの一側を抜止爪
のある係合溝に係合させた後、案内面に添わせて他側を
押し込んで係合溝に係合させることにより、先付壁の溝
形鋼に第1の部分が結合する。次に後付壁の溝形鋼の開
放面を矢じり形断面の弾発係合爪に押し込めば、第2の
部分に後付壁の溝形鋼が結合する。そして第2の部分に
結合した溝形鋼は、弾発押圧片に押圧されて抜け方向へ
変位し難くなり、その脱落が阻止される。従って、工具
を用いずに所謂ワンタッチで補強枠とジョイントとの相
互接続が可能となり、加えてリップ溝型鋼が利用できる
ようになる。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本考案の構成を詳細に説明する。
【0008】図1乃至図4は、本考案に基づき構成され
た壁材連結ジョイントを示している。このジョイント
は、合成樹脂材の射出成型により形成されており、基部
で連結された2つのクリップ部を備えている。そしてこ
のジョイントは、複数の壁材同士を、同一平面上で互い
に突き合わせて接続するためのもの1と、互いに直交さ
せて接続するためのもの2とがあり、図1及び図2に示
したものが、I形をなす基部3に2つのクリップ部4・
5が互いに隣接して設けられた突き合わせ接続用1であ
り、図3及び図4に示したものが、W形をなす基部6に
2つのクリップ部4・5が互いに直交する向きに設けら
れた直交接続用2である。これら2種類のジョイント1
・2は、基部3・6の形状は互いに異なっているが、ク
リップ部4・5は共通である。
【0009】さて、2つのクリップ部4・5のうち、第
1クリップ部4は、概ねU字状断面をなしており、両端
縁部の外側にそれぞれ係合溝7a・7bが形成されると
共に、一方の最端縁に傾斜した案内面8が形成され、他
方の最端縁に外向の抜止爪9が形成されている。そして
第2クリップ部5は、中央に突設された矢じり形断面の
弾発係合爪10と、この弾発係合爪10の一側に隣接し
て突設された弾発押圧片11とが形成されている。
【0010】次にこのジョイントの使用要領について説
明する。
【0011】このジョイントを用いて連結する壁材12
a・12bは、開放面に内向フランジ13a・13bを
備えた溝形をなす所謂リップ溝形鋼の補強枠14a・1
4bが裏面の周囲に取り付けられた規格寸法の板材であ
る。先ず、先付けする壁材12aの補強枠14aの内向
フランジの一側13aを、第1クリップ部4の抜止爪9
のある係合溝7bに係合させた上で、案内面8に添わせ
て内向フランジの他側13bを押し込む。すると、U字
状断面をなす第1クリップ部4の開放端側が内向きに撓
み、内向フランジの他側13bが係合溝7bに係合す
る。これにより、先付壁12aの補強枠14aに第1ク
リップ部4が結合される。
【0012】次に後付けする壁材12bの補強枠14b
の開放面を矢じり形断面の弾発係合爪10に押し込め
ば、後付壁12bの補強枠14bが第2クリップ部5に
結合する。そして第2クリップ部5に結合した補強枠1
4bは、弾発押圧片11の押圧力によって抜け方向への
変位が規制されるので、その脱落が阻止される。
【0013】このようにして順次壁材を取り付け、コー
ナー部の隙間にモール材などを埋め込めば、互いに隣り
合う壁材同士が係合溝7a・7b或いは係合爪10から
抜け出す方向への変位を阻止し合うので、壁材が強固に
固定されることとなる。
【0014】なお、各クリップ部と基部とを互いに別体
に製作し、例えばあり溝結合などによって両者を一体結
合するように構成すれば、補強枠の規格や使用部位に応
じてより一層多様に対応可能となる。
【0015】
【考案の効果】このように本考案によれば、工具を用い
ずに所謂ワンタッチで補強枠とジョイントとの相互接続
が可能となるので、組み立て作業性を大幅に向上させる
ことができる。これに加えて、リップ溝型鋼が利用でき
るので、補強用枠材のコストを含めて従来に比して施工
費用を大幅に低廉化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく突き合わせ接続用ジョイントの
取付状態を示す平面図。
【図2】図1に示したジョイントの単体斜視図。
【図3】本考案に基づく直交接続用ジョイントの取付状
態を示す平面図。
【図4】図2に示したジョイントの単体斜視図。
【符号の説明】
1 突き合わせ接続用ジョイント 2 直交接続用ジョイント 3 I形基部 4 第1クリップ部 5 第2クリップ部 6 W形基部 7a・7b 係合溝 8 案内面 9 抜止爪 10 弾発係合爪 11 弾発押圧片 12a・12b 壁材 13a・13b 内向フランジ 14a・14b 補強枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−127164(JP,A) 実開 昭58−130554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/72

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放面に内向フランジを備えた溝形材の
    補強枠が設けられた壁材を連結するためのジョイントで
    あって、 概ねU字状断面をなし、各端縁部の外側に係合溝がそれ
    ぞれ形成され、かつ一方の係合溝に案内面が連設され、
    他方の係合溝に抜止爪が連設された第1の部分と、 矢じり形断面の弾発係合爪が中央に突設され、かつ弾発
    押圧片が一側に突設された第2の部分と、 これら第1・第2両部分を連結する基部とを有し、合成
    樹脂成型されることを特徴とする壁材連結ジョイント。
JP1993072758U 1993-12-17 1993-12-17 壁材連結ジョイント Expired - Lifetime JP2591229Y2 (ja)

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JPH0738323U JPH0738323U (ja) 1995-07-14
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