JP2591211Y2 - 美容具 - Google Patents

美容具

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JP2591211Y2
JP2591211Y2 JP1992033968U JP3396892U JP2591211Y2 JP 2591211 Y2 JP2591211 Y2 JP 2591211Y2 JP 1992033968 U JP1992033968 U JP 1992033968U JP 3396892 U JP3396892 U JP 3396892U JP 2591211 Y2 JP2591211 Y2 JP 2591211Y2
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正勝 鳥居
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埼玉化工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マッサージ作用を果た
す美容具に係り、特に首等の美容に好適な美容具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】首は、人の体のうちで、顔、手に続いて
露出されることが多い部分であり、特に女性のファッシ
ョンにおいては、えりのラインが低く、首を長く見せる
ことがポイントになっているものが数多く見られる。そ
して、顔はお化粧でカバーできても、首のしわ、たるみ
等をカバーできる化粧品はないので、首で年令が分ると
言われている。このような事情により、首は美容上の重
要なポイントである。ところが、従来は首のための美容
具というものは、ほとんどなかった。また、顔のお化粧
は日課として入念になされても、首の手入はほとんどさ
れないのが普通であり、たとえ手入れをしたとしても、
クリームを塗って手で擦るマッサージ程度である。しか
し、この手のマッサージは、場所が首であるために、顔
と違って指の腹が当たりにくく、やりにくいものであ
る。そのため、手入れがおろそかになり、シワやタルミ
が出やすい。
【0003】他方、顔のための美容具は従来より多数開
発されているが、それらを機能的に見ると、次のような
ものに区分される。(a)スクリューまたはブラシを回
転させて顔に当てるマッサージ器、(b)吸引器、
(c)スチーム器、(d)気泡洗顔器、(e)バイブレ
ータ、その他。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、首は顔
と違って皮膚が柔かく、また喉があるため、前記(a)
の回転マッサージ器や(b)の吸引器は首には使用しに
くかった。また、同じ理由から、従来の前記(e)のバ
イブレータは、首に使用するには不向きであった。ま
た、前記(c)のスチーム器や(d)の気泡洗顔器は、
形状の点で首には不向きである。
【0005】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
もので、首および胸元等の美容に好適な美容具を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による美容具は、
美容具本体と、この美容具本体に回転可能に支持された
ローラと、このローラの内部に設けられた振動発生装置
とを有してなり、前記振動発生装置はさらにモータと、
このモータの回転軸に偏心して取り付けられた偏心錘と
を有してなるものである。
【0007】
【作用】本考案の美容具を使用する場合、美容具本体を
手で持ち、ローラを首に当て、首の皮膚を伸ばすように
して首に沿ってローラを動かして行く(特に、下から上
にすり上げるようにするとよい)。すると、ローラは回
転しながら移動しつつ、振動発生装置により発生される
振動を首に作用させる。これにより、首がマッサージさ
れ、首の血行が促進されるとともに首の皮膚に刺激が与
えられるので、首のシワやタルミの発生の防止に効果が
ある。なお、本考案においては、体に接触して振動を作
用させる部分がローラとされており、このローラが回転
しながら体に沿って移動されるようになっているので、
皮膚が柔かく、喉がある首に対しても、支障なく適切な
マッサージ作用を果す。また、ローラ自体に振動発生装
置が内蔵されているので、この振動発生装置から発生さ
れる振動が首に効率よく作用される。なお、本美容具は
胸元等の首以外の体の部位にも使用できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1〜5は本考案の一実施例を示す。本実施
例において、美容具本体1は、前側ケース2および背面
側ケース3からなり、これらのケース2,3は互いに嵌
着されるとともに、ねじ40(図2参照)によりねじ止
めされている。そして、前記本体1は、箱状部1aと、
この箱状部1aの一端から該箱状部1aに対して図3に
よく示されるように適当な角度をなして突出する左右1
対のアーム部1bとを形成している。
【0009】図4に示されるように、ローラ4は内部に
空間を設けられており、このローラ4内にはモータ5が
取り付けられている。このモータ5の回転軸には偏心錘
6が該回転軸に対して偏心して取り付けられている。こ
こにおいて、前記モータ5および偏心錘6は、本実施例
において振動発生装置を構成するものである。また、前
記ローラ4内の左右両端部付近には接点支持部7がそれ
ぞれ一体的に設けられており、これらの接点支持部7に
は燐青銅のような電気導体からなる板状のローラ側接点
8およびゴムシート9が互いに重ね合わされた状態でそ
れぞれ支持されている。各ローラ側接点8の中央部には
凸部8aが設けられている。前記ローラ4の外周にはシ
リコンゴムカバー10が被されており、このゴムカバー
10の表面のうちの両端部付近を除いた部分には、細か
い凹凸が設けられている。
【0010】前記左右のアーム部1bには、真鍮等の電
気導体からなる左右一対のローラ軸11がそれぞれ回転
可能に支持されている。各ローラ軸11はローラ4の左
右両端部に設けられた穴12からローラ4内に挿入され
ており、それらの先端をローラ側接点8の凸部8aに押
圧されている。ここにおいて、各ローラ軸11はアーム
部1bおよびローラ4の両方に対して回転可能であり、
かつアーム部1bに取り付けられた軸押え13により外
方に抜け出すことがないように押えられており、ローラ
軸11とローラ側接点8とはゴムシート9の弾力により
互いに弾発的に接触している。なお、ローラ軸11をア
ーム部1bまたはローラ4のいずれか一方に対し固定
し、他方に対してのみ回転可能とする構成としてもよ
い。
【0011】前記左右のアーム部1bには、図5によく
示されるような、燐青銅のようなバネ性に富む電気導体
からなる細い板をY字状に屈曲してなる本体側接点14
がそれぞれ装着されている。そして、これらの本体側接
点14の二股部間にはローラ軸11がそれぞれ挿入され
ており、各本体側接点14は該本体側接点14の弾力に
よりローラ軸11に対し弾発的に接触している。前記本
体1の箱状部1a内には基板15が取り付けられてお
り、この基板15には充電電池16およびスイッチ17
が取り付けられるとともに、高圧発生回路18が設けら
れている。また、前記美容具本体1内のうちのアーム部
1b間のローラ4に近接した部分には、放電板19が取
り付けられている。この放電板19はセラミックからな
る放電板本体にエッチング加工により2組の電極(図示
せず)を互いに小さな間隔を明けて形成してなり、これ
らの電極は高圧発生回路18に電気的に接続されてい
る。前記本体1の放電板19の近傍には、オゾン放出孔
20が設けられている。前記スイッチ17は、充電電池
16と本体側接点14との間、および充電電池16と高
圧発生回路18との間に挿入されており、「OFF」位
置においては充電電池16と本体側接点14および高圧
発生回路18との間を遮断し、「LO」位置においては
図示しない抵抗を介して充電電池16と本体側接点14
とを接続するとともに充電電池16と高圧発生回路18
とを接続し、「HI」位置においては前記抵抗を介さず
に充電電池16と本体側接点14とを接続するとともに
充電電池16と高圧発生回路18とを「LO」位置にお
ける状態と同じ状態で接続するようになっている。前記
充電電池16は本体に取り付けられたDCジャック21
に接続されている。
【0012】次に、本実施例の使用方法および作用を説
明する。
【0013】スイッチ17を「LO」位置または「H
I」位置にすると、充電電池16から本体側接点14、
ローラ軸11およびローラ側接点8を経由してモータ5
に電流が供給され、モータ5が回転する。すると、この
モータ5には偏心錘6が取り付けられているため、振動
が発生する(なお、「LO」位置においては、電流が小
さく、モータ5が低速回転するので、弱い振動が発生す
る一方、「HI」位置においては、電流が大きくなり、
高速回転するので、強い振動が発生する)。また、充電
電池16が高圧発生回路18に接続されることにより、
高圧発生回路18から高電圧が放電板19に印加される
ので、放電板19の電極間で放電が行われ、オゾン(イ
オン)が発生し、オゾン放出孔20から外部へ放出され
る。
【0014】この状態で、美容具本体1を手で持ち、図
6に示されるように、ローラ4を首に当て、首の皮膚を
伸ばすようにして首に沿ってローラ4を動かして行く
(特に、下から上にすり上げるようにするとよい)。す
ると、ローラ4は回転しながら移動しつつ、モータ5お
よび偏心錘6からなる振動発生装置により発生される振
動を首に作用させる。これにより、首がマッサージさ
れ、首の血行が促進されるとともに首の皮膚に刺激が与
えられるので、首のシワやタルミの発生の防止に効果が
ある。
【0015】ここで、本考案においては、首に接触して
振動を作用させる部分がローラ4とされており、このロ
ーラ4が回転しながら首に沿って動かされるようになっ
ているので、皮膚が柔かく、喉がある首に対しても、支
障なく適切なマッサージ作用を果す。また、ローラ4自
体に振動発生装置が内蔵されているので、この振動発生
装置から発生される振動が首に効率よく作用される。
【0016】また、本実施例では、前記のようにオゾン
が発生され、このオゾンが皮膚の殺菌効果を果すととも
に肌を美しくする効果をもたらす。
【0017】なお、例えばコラーゲン等の成分を含有す
るクリーム等を首に塗布した状態で本美容具を使用すれ
ば、一層よい効果が得られる。また、図7の矢印で示さ
れるように胸元に使用すれば、胸元の美容にも効果があ
る。さらに、本美容具は首および胸元以外の体の部位に
も使用することが可能である。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、 (イ)首等の体の対象部位がローラの振動によりマッサ
ージされ、該対象部位の血行が促進されるとともに皮膚
に刺激が与えられるので、該対象部位におけるシワやタ
ルミの発生の防止に効果がある、 (ロ)ローラが回転しながら体に沿って移動されるよう
になっているので、皮膚が柔かく、喉がある首に対して
も、支障なく適切なマッサージ作用を果す、 (ハ)ローラ自体に振動発生装置が内蔵されているの
で、この振動発生装置から発生される振動が首等の対象
部位に効率よく作用される、等の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による美容具の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】前記実施例を示す正面図である。
【図3】前記実施例を示す側面図である。
【図4】前記実施例において前面側ケースを取り去った
状態を示す正面図である(ローラは断面されている)。
【図5】前記実施例におけるローラ軸とローラ側接点と
の関係を示す側面図である。
【図6】前記実施例を首に使用している状態を示す説明
図である。
【図7】前記実施例を胸元に使用している状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 美容具本体 4 ローラ 5 モータ 6 偏心錘 8 ローラ側接点 11 ローラ軸 14 本体側接点 16 充電電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 15/00 390 A61H 23/02 332 A61H 23/02 344

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 美容具本体と、この美容具本体に回転可
    能に支持されたローラと、このローラの内部に設けられ
    た振動発生装置とを有してなり、 前記振動発生装置はモータと、このモータの回転軸に偏
    心して取り付けられた偏心錘とを有してなる 美容具。
  2. 【請求項2】 電気導体からなるローラ軸と、前記美容
    具本体または(および)前記ローラに支持されるととも
    に前記ローラ軸に摺接された接点とをさらに有してな
    り、前記ローラは前記ローラ軸を中心として回転するよ
    うになっており、前記モータは前記本体側から前記ロー
    ラ軸および前記接点を介して該振動発生装置に供給され
    電流により駆動されるようになっている請求項1記載
    の美容具。
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