JP2590713Y2 - ヒューズ付波形スイッチ - Google Patents

ヒューズ付波形スイッチ

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JP2590713Y2
JP2590713Y2 JP1992057408U JP5740892U JP2590713Y2 JP 2590713 Y2 JP2590713 Y2 JP 2590713Y2 JP 1992057408 U JP1992057408 U JP 1992057408U JP 5740892 U JP5740892 U JP 5740892U JP 2590713 Y2 JP2590713 Y2 JP 2590713Y2
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重雄 大橋
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日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機器の安全性と小形化
を計るヒューズ付波形スイッチに係り、特に操作釦の下
方に仕切部を設けてヒューズを配設し、コンパクトでヒ
ューズの交換が容易なヒューズ付波形スイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチは、図8に示さ
れるように、一つの本体1内に接触機構部(図示せず)
を配設して上面に波形の操作釦4からなるスイッチボッ
クス部3とヒューズ6を配設し、上面よりヒューズ6の
交換が可能なように蓋7を設けたヒューズボックス部5
を併設したものであった。そして、本体1の上面の周囲
には鍔部2を設けるとともに、対向した側面に2対の取
付バネ8を配設して構成され、本体1よりやや大きい孔
を設けた機器のパネルに装着されるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のヒューズ付スイッチは、一つの本体1内に併設
してスイッチ機構(図示せず)を配設したスイッチボッ
クス部3とヒューズ6を配設したヒューズボックス部5
から構成されているので、必然的に本体1が大型化して
しまうため、機器の小形化に対応したヒューズ付スイッ
チの開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点を
解決するために、スイッチ本体内に接触機構部を設け、
操作釦を左右に傾動することにより前記接触機構部と連
動して電路の開閉を行うスイッチにおいて、前記操作釦
を着脱自在に配設するとともに前記操作釦の下方の前記
スイッチ本体内に仕切部を設けて該仕切部上面にヒュー
ズホルダを配設し、該ヒューズホルダに少なくとも1個
のヒューズを着脱自在に配設したものである。また、
ューズホルダに、ヒューズとともに発光体を配設する
ことにより、照光式のヒューズ付波形スイッチが得られ
る。
【0005】
【作用】本考案によれば、上記したように構成したの
で、機器の小形化に対応したヒューズ付スイッチが得ら
れるとともに、操作釦を取外すことで容易にヒューズの
交換が可能であり、しかも交換用の予備ヒューズの保管
スペースを確保するなどの特徴を有する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案のヒューズ付波形スイッ
チの要部断面図、図2はその要部斜視図、図3は本考案
の操作釦を取り外した状態を示す上面図である。これら
の図において、上方に開口部を設けたスイッチケース1
7の内底面の左右間中央部に共通接片28が配設され、
スイッチケース17を貫通して共通端子29を形成す
る。そして、その左右どちらか一方に固定接点31が共
通接片28と同様にスイッチケース17を貫通して接触
端子30を形成する。共通接片28には、固定接点31
と対応した接点33を設けた可動接片32が揺動自在に
載置される。スイッチケース17の開口部には、略中央
に円筒部20を設けた覆蓋19が配設され、この円筒部
20には、球部24を形成し上方に突出部25と下方に
コイルバネ26を介して滑動棒27を挿入する穴を設け
た転換子23が挿入され、転換子23の球部24と円筒
部20内の段部22により上方への抜止めが図られてい
る。
【0007】12はハウジングであり、角形で略中央に
仕切部14を設け、その中央に覆蓋19の円筒部20を
突出する貫通孔21を設けられる。そして、上面の外周
には鍔部を形成するとともに、対向した側面には凹凸部
16を設けた2対の取付バネ15が設けられる。ハウジ
ング12の仕切部14の下方には接触機構部が配設され
たスイッチケース17が凹凸関係により嵌着され、仕切
部14の上面の左右には一対のヒューズホルダ38がそ
れぞれ配設される。このヒューズホルダ38と一体的に
設けたヒューズ端子39が仕切部14、覆蓋19及びス
イッチケース17の内底面を貫通して配備され、図3に
示すようにヒューズホルダ38には弾性を利用してヒュ
ーズ40が嵌着される。この実施例において、左側のヒ
ューズ40は予備のものであり、ヒューズ端子39を設
けていない。このように構成されたスイッチ本体11の
上面から波形の操作釦34が、前後に設けた軸35に対
応したハウジング12の孔13に凹凸係合させるととも
に操作釦34の裏面の略中央に設けた穴36と転換子2
3の突出部25も凹凸係合し、着脱自在に装着される。
【0008】図4は本考案の他の実施例を示す操作釦の
斜視図であり、操作釦51の前後面の下方に垂下片53
を設け、その中央に軸93と凹凸関係により係合する凹
部54を形成し、操作釦51の下面に凹所52を設けて
ヒューズ55が配設される。このように形成した操作釦
51は、後述する本体の上面の略中央にヒューズを配設
することが可能となる。尚、操作釦と転換子との嵌着
は、本実施例の他、操作釦の左右傾動方向において、転
換子と嵌着するようにしても良い。図5は本考案のヒュ
ーズの配設状態を示す上面図であり、(a)は、操作釦
の作動方向に対し、直角方向の右側に一つのヒューズ6
0を配設したものであり、(b)は、同方向の左右にそ
れぞれヒューズ61、62を配設している。また、
(c)は操作釦の作動と同方向の略中央に一つのヒュー
ズ63を配設したものであり、(d)は同方向の前後に
二つのヒューズ64、65を並設したものである。これ
らヒューズの配設については、種々考えられるもので、
二つのヒューズを配設したものにあっては、その内の一
つをヒューズ端子を設けず、予備のヒューズとしたり、
スイッチ本体内に2回路の接触機構部を配備し、それぞ
れの回路にヒューズを接続しても良い。
【0009】図6は本考案の変形実施例を示す要部断面
図、図7はその操作釦を取り外した状態を示す上面図で
ある。この実施例においては、操作釦51を透光性部材
で形成し左右のヒューズホルダ87、88のどちらか一
方にヒューズ90を設け、もう一方のヒューズホルダ8
7には発光体91を配設した照光式のヒューズ付波形ス
イッチとなる。発光体91は、発光体端子92を折曲し
て前後のヒューズホルダ87に接続されるように配設
し、接続金具95をヒューズホルダ87に装着すること
により電気的に接続するとともに発光体91が位置決め
される。発光体端子92はヒューズ90が配設されてい
るヒューズホルダ88とリード線96等により接続され
る。図7に示される左右の作動子94は、接触機構部と
連動しており、操作釦51の作動により押圧されて電路
の開閉が行われる。また、仕切部74の前後に設けた矩
形孔97は、操作釦51の垂下片53が挿入され、操作
釦51の作動の支点となる軸98と凹凸係合されるもの
である。操作釦51は、全体を透光性部材で形成するだ
けでなく、2色成形や2部品で構成し、その一部を透光
性部材とした部分照光式のヒューズ付波形スイッチとす
ることができる。なお、本考案は上記の実施例に限定さ
れるものではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、それらを本考案の範囲から排除するもので
はない。
【0010】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)操作釦を着脱自在とするとともに操作釦の下方
スイッチ本体内に仕切部を設け、この仕切部上面にヒュ
ーズを設けたので、従来のようなスイッチ部とヒューズ
ボックス部を併設したものに比べ極めてコンパクトに製
作できるため、機器のパネルのスペースを有効に活用で
きるとともに機器の小形化に貢献したヒューズ付波形ス
イッチを提供できる。 (2)操作釦を着脱自在とするとともに操作釦の下方
スイッチ本体内に仕切部を設け、この仕切部上面に少な
くとも一つのヒューズを設けたので、ヒューズを二つ設
けたものにあっては、その内の一つを予備ヒューズの保
管用として、ヒューズが切れた場合に即座にヒューズを
交換することができる。 (3)操作釦を着脱自在とするとともに操作釦の下方
スイッチ本体内に仕切部を設け、この該仕切部上面に少
なくとも一つのヒューズを設けたので、ヒューズを同方
向に二つ設けることも可能であり、スイッチ本体に2回
路の接触機構を配備したものにあっては、それぞれの回
路にヒューズを接続することができるので、機器のスペ
ースやメンテナンス面で極めて合理的なヒューズ付波形
スイッチを提供できる。 (4)仕切部上面にヒューズとともに発光体を配設した
ことにより、操作釦をとおして照光によるスイッチの開
閉状態が明示されるとともに、ヒューズが切れた場合で
も、即座に視覚により訴えるので、機器の故障やスイッ
チの開閉状態が判断できる。 (5)操作釦を着脱自在とするとともに操作釦の下方
スイッチ本体内に仕切部を設け、この該仕切部上面に少
なくとも一つのヒューズを設けたので、従来のようにス
イッチとヒューズボックスをそれぞれ別に設けたものと
異なり、取付けスペースを削減できるとともに配線作業
が極めて容易である。また、本考案によれば、ヒューズ
の交換が機器のパネル表面からできるので、その作業が
極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒューズ付波形スイッチの要部断面図
である。
【図2】本考案のヒューズ付波形スイッチの要部斜視図
である。
【図3】本考案の操作釦を取り外した状態を示す上面図
である。
【図4】本考案の他の実施例を示す操作釦の斜視図であ
る。
【図5】本考案のヒューズの配設状態を示す上面図であ
る。
【図6】本考案の変形実施例を示す要部断面図である。
【図7】本考案の変形実施例の操作釦を取り外した状態
を示す上面図である。
【図8】従来のヒューズ付波形スイッチを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】1 本体 2 鍔部 3 スイッチボックス部 4, 34,51 操作釦5 ヒューズボックス部 6, 40,55,60,61,62,63,64,6
5,90 ヒューズ7 蓋 8,15,75 取付バネ 11 スイッチ本体 12,72 ハウジング 13 孔 14,74 仕切部16,76 凹凸部 17 スイッチケース 18,78 絶縁壁 19 覆蓋 20 円筒部21 貫通孔 22 段部 23 転換子24 球部 25 突出部 26 コイルバネ 27 滑動棒 28 共通接片 29 共通端子 30 接触端子 31 固定接点 32 可動接片 33 接点 35,93,9836 穴 37,52 凹所 38,87,88 ヒューズホルダ 39,89 ヒューズ端子53 垂下片 54 凹部 91 発光体 92 発光体端子 94 作動子 95 接続金具96 リード線 97 矩形孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 23/00 - 23/30 H01H 9/10 H01H 85/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体内に接触機構部を設け、操
    作釦を左右に傾動することにより前記接触機構部と連動
    して電路の開閉を行うスイッチにおいて、前記操作釦を
    着脱自在に配設するとともに前記操作釦の下方の前記ス
    イッチ本体内に仕切部を設けて該仕切部上面にヒューズ
    ホルダを配設し、該ヒューズホルダに少なくとも1個の
    ヒューズを着脱自在に配設したことを特徴とするヒュー
    ズ付波形スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズホルダにヒューズとともに
    発光体をも配設したことを特徴とする請求項1記載のヒ
    ューズ付波形スイッチ。
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EP2628168B1 (en) * 2010-10-13 2019-12-04 Schaffner EMV AG Rocker switch unit

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