JP2590395B2 - 貯液容器 - Google Patents

貯液容器

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JP2590395B2
JP2590395B2 JP4215059A JP21505992A JP2590395B2 JP 2590395 B2 JP2590395 B2 JP 2590395B2 JP 4215059 A JP4215059 A JP 4215059A JP 21505992 A JP21505992 A JP 21505992A JP 2590395 B2 JP2590395 B2 JP 2590395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貯液容器に関し、詳しく
は内容液を加熱して一旦沸騰させた後保温する貯湯タン
クと、内溶液を冷却して保冷する貯水タンクとを備えた
貯液容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内溶液を加熱して、保温を行う貯
湯部と、内溶液を冷却して保冷する貯水部とを併せ持つ
貯液容器は、例えば実開平3−88422号公報、特開
平4−197213号公報等で知られている。
【0003】いずれも、貯湯部と貯水部とでは、それぞ
れ他とは無関係に貯湯および貯水を行い、それぞれの内
溶液の注出も他とは無関係に行われるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うな構成では、一旦沸騰した水を冷却したいわゆる湯冷
ましの冷却水は得られない。つまり、貯湯部を持ちなが
らこれを器体内で処理して湯冷ましとすることはできな
い。
【0005】したがって、貯湯部で貯湯している熱湯
を、貯水部で貯水している冷水を混ぜげ温度を下げ、玉
露や乳幼児の飲食物を作ろうとすると、湯沸かししてい
ない冷水の混入によって、カルキ分や臭気粒子が混入す
るので、せっかく湯沸かしした内溶液の品質を低下させ
てしまう問題がある。
【0006】貯水部で湯冷ましを得たいような場合、別
途湯沸かしした水を器体外から貯水部へ投入する必要が
あるので、使用に便利とは言えない。
【0007】本発明は、このような問題を解消すること
を課題とし、貯湯タンクと貯水タンクとで貯湯および貯
水を行って、双方の内溶液を自由に注出できるようにし
ながら、必要に応じて貯湯タンクで一旦沸騰した内溶液
を貯水タンクでの冷却、保冷に供して貯水される内溶液
を湯冷ましとすることができる、便利でしかも構造が簡
単でコンパクトな貯液容器を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を達成するために、1つの器体内に隣接して設けられ
た貯湯タンクおよび貯水タンクと、貯湯タンク内の内溶
液を加熱して一旦沸騰させた後保温を行う加熱手段と、
貯水タンク内の内溶液を冷却して保冷する冷却手段と、
貯湯タンク内の内溶液を電動ポンプにより貯水タンクに
所定量送水する貯湯送水手段と、貯湯タンク内の内溶液
を電動ポンプにより器体外に注出する貯湯注出管路と、
貯湯注出管路とは別に貯水タンク内の内溶液を電動ポン
プにより器体外に注出する貯水注出管路とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の上記構成では、貯湯タンクでは加熱手
段により内溶液を加熱して一旦沸騰させた後、保温を行
い、これを電動ポンプを持った貯湯注出路によって手軽
に器体外に電動注出して使用することができるし、貯水
タンクでは冷却手段により内溶液を冷却して保冷を行
い、これを電動ポンプを持った貯水注出路によって手軽
に器体外に注出して使用することができる。
【0010】特に、貯湯タンクの内溶液は、必要に応じ
て電動ポンプを持った貯湯送水手段により手軽に所定量
貯水タンクに送水し、ここでの冷却、保冷に供して湯冷
ましが得られて、貯湯タンクでの熱湯と併用できるよう
にするので、熱湯に湯冷ましを混ぜて温度を加減したい
ような場合に便利であり、湯冷ましでない冷水を混ぜる
ことによる問題を回避するとができる。
【0011】しかも、貯湯タンクと貯水タンクとは1つ
の器体内に隣接して位置し、これら回りにできるデッド
スペースを利用して、他の加熱手段、冷却手段、それぞ
れ電動ポンプを持った貯湯注出路、貯水注出路、および
送水路のそれぞれを配置することができるし、各注出路
および送水路の電動ポンプを適時に働かせるだけの簡単
な制御によって前記各動作を自由に達成することがで
き、全体にコンパクトで構造の簡単な使用しやすいもの
とすることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明が適用された第1の実施例として
の家庭用の電気貯液容器につき図1〜図19を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、1つの器体C内に貯湯
部Aと貯水部Bとが隣接して併設されている。
【0014】貯湯部Aは、器体Cの上面に開口した貯湯
タンク1、この貯湯タンク1内の内容液を加熱して湯沸
かしを行い、また湯沸かし後に保温を行う加熱手段とし
てのヒータ2、貯湯タンク1内の内容液を電動ポンプ4
により器体C外に注出する貯湯注出路3、貯湯タンク1
の開口を開閉する蓋5、貯湯注出路3の立ち上がり部を
利用して図2に示すように上下3段に設けられた液量セ
ンサ61〜63、貯湯部Aで沸騰された後の内容液を電
動ポンプ8により貯水部Bに送水する貯湯送水路7を有
している。
【0015】貯水部Bは、器体Cの上面に開口した貯水
タンク11、この貯水タンク11内の内容液を冷却し、
冷却後に保冷する冷却手段12、貯水タンク11内の内
容液を電動ポンプ14により器体C外に注出する貯水注
出路13、貯水タンク11の開口を開閉する蓋15、貯
水注出路13の立ち上がり部を利用して図3に示すよう
に上下3段に設けられた液量センサ161〜163を有
している。
【0016】器体Cは金属製の胴ケース21に金属製の
底板22を下縁折曲げ部に受けてねじ止めや溶接等によ
り固定し、胴ケース21の上端段部21aに合成樹脂製
の肩部材23を上方より外嵌めしてある。
【0017】そして金属製の貯湯タンク1の口部外フラ
ンジ1aを、肩部材23の貯湯タンク1用の開口23a
の上向き段部23bにシールパッキング24を介し受け
止めるとともに、貯湯タンク1の底部と、底板22上に
ねじ止めや溶接等にて固定した底基台26とを連結金具
25により連結するそとにより、肩部材23と胴ケース
21とを引きつけて両者およびこれらと貯湯タンク1と
を確固に一体化している。
【0018】また貯湯タンク1の外まわりには、金属製
の遮熱カバー27を設けて底基台26にねじ止めすると
ともに、遮熱カバー27の上端を肩部材23の上向き段
部23bの外まわり部の当接部23gに下側から当てが
ってこれを支持し、肩部材23の上向き段部23bが貯
湯タンク1による底板22側への引きつけにより落ち込
み前記連結が甘くなるようなことを突っ張り作用によっ
て防止している。また貯湯タンク1と遮熱カバー27と
の間に断熱空間28を形成して遮熱カバー27の遮熱効
果とともに、貯湯部Aの熱影響が貯水部Bや器体C外ま
わりに及びにくいようにしてある。
【0019】遮熱カバー27の円周方向数箇所には内向
きの切り起こし片27aが形成されており、組み立て時
の位置決めやガタツキを防止できるようにしている。
【0020】ヒータ2は貯湯タンク1の底部の凹部1b
内に嵌め込んで当てがい、内容液を効率よく加熱できる
ようにしてある。
【0021】貯湯タンク1のヒータ2の取り付け部外側
には遮熱盤30を当てがい、連結金具25と貯湯タンク
1とは遮熱盤30を介し連結してある。
【0022】そして電動ポンプ4は底基台26と貯湯タ
ンク1の底部との間に設けて、ヒータ2とともに前記遮
熱カバー27内に位置するようにしてあり、電動ポンプ
8は底基台26と底板22との間に設けてある。
【0023】一方金属製の貯水タンク11は、これの口
部外フランジ11aを肩部材23の貯水タンク11用の
開口23cの外まわり段部23dにシールパンキング2
0を介し当てがい、外フランジ11aの上面に溶接等し
て固設された取付け金具31を前記段部23dにねじ止
めすることにより肩部材23の開口23c部外まわり裏
面に固定してある。
【0024】冷却手段12は、ペルチェ素子等の電子冷
却素子に比し冷却効率が格段に高い冷凍サイクルを利用
したものであり、冷凍コンプレッサ41、コンデンサ4
3、エバポレータ44、および図示しない他の冷凍サイ
クル用エレメントを有している。しかし、これに限られ
ない。
【0025】冷凍コンプレッサ41は大きく重いもの
で、底板22上の支持基台45に乗せて固定し、貯水タ
ンク11の下に位置するようにしてある。エバポレータ
44はコイル44aを貯水タンク11の胴部まわりに巻
きつけて貯水タンク11と熱交換を行い、貯水タンク1
1内の内容液を冷却できるようにしてある。本実施例で
は10℃〜15℃程度の冷水にまで冷却する。
【0026】貯水タンク11のさらに外まわりには、断
熱壁51が設けられ金属製の外カバー52を設けてあ
る。外カバー52は後部の内フランジ52aを貯水タン
ク11の外フランジ11aに引っかけて受け止められる
ようにし、この状態で外カバー52の底部と貯水タンク
11の底部とを連結金具53を介し連結してある。
【0027】また貯湯タンク1および貯水タンク11の
底部には温度センサ54および55がそれぞれ設けら
れ、貯湯タンク1での湯沸かしおよび保温の温度制御
と、貯水タンク11での冷却および保冷の温度制御とを
行えるようにしてある。
【0028】遮熱盤30を有する貯湯タンク1側の温度
センサ54は、図4の(a)に示すように、取付け金具
105の孔105aに嵌め込まれている。そしてこの取
付け金具105の一端部を遮熱盤30の弾性保持部10
6に嵌め合わせ、他端部を遮熱盤30にねじ留めするこ
とにより、取付け金具105を遮熱盤30に取付けると
ともに、温度センサ54を貯湯タンク1の底部下面に押
しつけて保持している。
【0029】また貯水タンク11側の温度センサ55を
前記同様に嵌め合わせた取付け金具105の両端部を貯
水タンク11の下面に固設された金具107にねじ止め
することにより、取付け金具105を貯水タンク11に
取付けるとともに、温度センサ55を貯水タンク11の
下面に押しつけて保持するようにしてある。
【0030】各貯湯注出路3および13の注出口3aお
よび13aは器体Cの肩部材23の正面に形成されてい
る下向きに開口した注液口56、57に図1〜図4に示
すように上方から臨み、注出内容液を注液口56、57
を通じて注液できるように注湯注出管路を形成してい
る。
【0031】肩部材23の注液口56、57が設けられ
ている部分の天面に操作パネル58が設けられている。
【0032】ところで、貯湯タンク1ではヒータ2によ
り内溶液を加熱して湯沸かしした後、保温を行い、これ
を電動ポンプ4を持った貯湯注出路4によって手軽に器
体C外に電動注出して使用することができるし、貯水タ
ンク11では冷却手段12により内溶液を冷却して保冷
を行い、これを電動ポンプ14を持った上記注湯注出管
路とは別に貯水注出管路をなす貯水注出路13によって
手軽に器体C外に注出して使用することができる。
【0033】特に、貯湯タンク1の内溶液は、必要に応
じて電動ポンプ8を持った貯湯送水路7により手軽に貯
水タンク11に送水し、ここでの冷却、保冷に供して湯
冷ましが得られて、貯湯タンク1での熱湯と併用できる
ようにするので、熱湯に湯冷ましを混ぜて温度を加減し
たいような場合に便利であり、湯冷ましでない冷水を混
ぜることによる問題を回避するとができる。
【0034】しかも、貯湯タンク1と貯水タンク11と
は1つの器体C内に隣接して位置し、これら回りにでき
るデッドスペースを利用して、他のヒータ2、冷却手段
12、それぞれ電動ポンプ4、14、8を持った貯湯注
出管路をなす貯湯注出路3、貯水注出管路をなす貯水注
出路13、および貯湯送水路7のそれぞれを配置するこ
とができるし、各注出路3、13および送水路7の電動
ポンプ4、14、8を適時に働かせるだけの簡単な制御
によって前記各動作を自由に達成することができ、全体
にコンパクトで構造の簡単な使用しやすいものとするこ
とができる。
【0035】このような使用を行うために図9に示す操
作パネル58には、右側部分に貯湯部Aに関するものと
して、貯湯タンク1の液量表示部71、熱湯を注出する
注湯キー72、再沸騰・カルキ除去キー73、湯沸かし
キー74、および沸騰、保温表示の各LED75、76
が設けられている。
【0036】操作パネル58の左側には、貯水部Bに関
するものとして、貯水タンク11の液量表示部81、冷
却キー82、冷水を注出する注水キー83、および冷
却、保冷表示の各LED84、85が設けられている。
【0037】さらに操作パネル58の中央部には、貯湯
部Aおよび貯水部Bの双方に関係するものとして、注出
をロックしまたこれを解除するロック解除キー86、貯
湯部Aから貯水部Bへ送水するための送水キー87、貯
湯部Aで内容液を沸騰させるとともに沸騰後の内容液を
保温し、またこの一部を貯水部Bに送水して冷却しこれ
を保冷することを自動的に行うオートモードを設定する
ためのオートモード設定キー88、オートモードを所定
の設定時間に達成するようにタイマ設定するオートタイ
マキー89および所定の設定時間に貯湯部Aでの湯沸か
しを達成するようにタイマ設定する沸騰タイマキー90
が設けられている。
【0038】さらにタイマ設定時間表示LED111、
112およびタイマオートおよびタイマ沸騰表示LED
113、114も設けられている。
【0039】なお操作パネル58上の注湯キー72およ
び注水キー83とはそれぞれ、貯湯部Aの貯湯注出路3
の注出口3aの位置と、貯水部Bの貯水注出路13の注
出口13aの位置とに対応している。
【0040】前記蓋5、15はともに合成樹脂製の中空
体に形成され外周部に装着したシールパッキング40に
よって開口23a、23cを密閉し、中空部の空気断熱
によって貯湯タンク1および貯水タンク11から上方へ
熱が逃げるのを防止できるようにしている。場合によっ
ては蓋5、15内に断熱材を充填することもできる。
【0041】貯湯部Aの蓋5には、内容液が沸騰され、
あるいは高温に加熱されたときに発生する蒸気を外部に
逃がす蒸気抜き通路96が設けられている。これによっ
て貯湯タンク1内が異常昇圧するようなことを回避する
ことができる。
【0042】また貯湯注出路3と送水路7とは貯湯タン
ク1の底部に接続した共通の取出し路91に分岐接続さ
れ、途中に前記電動ポンプ4および電動ポンプ8が設け
られている。ドレン口92も取出し路91を下方に延ば
して設けられている。ドレン口92は弾性的なチューブ
キャップ93に一体形成した栓やチューブキャップをば
ね挟みにて挟み付けて圧迫するなどして常時閉じるよう
にしてある。この閉じ方は自由であり、知られる種々の
ものを採用することはできるが、開閉の容易なものであ
るのが好適である。
【0043】チューブキャップ93は器体Cの下部一側
に設けられている引出し蓋99を抜き出して開放状態と
なる開口98を通じて引出し、ドレンを排出することが
できる。引出し蓋99は浅い容器部99aを有し、チュ
ーブキャンプ93を器体C内への収容位置にて受けいれ
られるようにしている。
【0044】送水路7は、貯湯タンク1および貯水タン
ク11の間を立ち上がり、図7に示すように肩部材23
の開口23c周壁の接続孔23eに側方から接続され、
開口23cを通じて貯水タンク11内に貯湯タンク1か
らの熱湯を送り込めるようにしてある。この接続23e
との境界部にはシールパッキング94が挟みこまれてい
おり、これの弾性によって前記接続が容易になるととも
に、この部分での液漏れを防止することができる。
【0045】蓋15の、開口23cの送水路7との接続
部に対向する部分には、送水路7を通じて送りこまれる
熱湯の流れが衝突するのをさけるとともに、この流れを
貯水タンク11内にスムーズに案内するガイド凹部95
が設けられている。ガイド凹溝95の具体的形状は種々
に設計できる。
【0046】貯水部Bの貯水注出管路をなす貯水注出路
13の注出口13a部は、図5に示すように貯水注出路
13のまわりに設けられた液量センサカバー97により
支持、案内して安定されるようにしてあり、液量センサ
カバー97は自身に一体形成された上端部両側の取付け
片97aを肩部材23の裏面にねじ止めしてある。
【0047】さらに器体Cは図10に示すような制御回
路100を持っている。この制御回路100は図に示す
ように、マイクロクコンピュータ101、電源回路10
2、駆動回路103の組合せからなり、これらに貯湯部
Aのヒータ2、電動ポンプ4、温度センサ54、および
液量センサ61〜63が適宜に接続されるし、貯水部B
の冷凍コンプレッサ41、コンデンサ43を冷却するた
めのファン104、温度センサ55、液量センサ161
〜163、および電動ポンプ14も適宜接続される。さ
らに操作パネル58および電動ポンプ8も接続される。
【0048】以下制御回路100による動作制御につい
て図11〜図19に示すフローチャートにしたがって説
明する。なお、以下の制御ではヒータ2は湯沸かし用の
メインヒータと保温用のサブヒータとに分けて用い、貯
湯タンク1内での内容液の加熱制御を行うようにしてい
る。
【0049】電源が入るとプログラムがスタートし、図
11に示すブロック1の処理を行う。
【0050】この処理では、まず各種メモリのクリアや
初期データのセットと云った初期設定を行う。本実施例
では電源オンと同時に内容液を一旦沸騰させた後、これ
を保温する制御が自動的に達成されるようにしてあり、
このため初期設定では沸騰メモリがセットされる。
【0051】そしてプログラムのスタートをブザー音に
よって報知するとともに、停電判定に応じたプログラム
の進行か繰り返しかを行った後、ポンプ動作処理サブル
ーチンが実行され、注出キーの操作の有無に応じて電動
ポンプを働かせる。
【0052】次いで貯水部Bの温度センサ、貯湯部Aの
温度センサ等の各種センサの異常の検出とそれに応じた
表示や処理を行い、異常がなければ液量判定処理サブル
ーチンを実行し、貯湯タンク1および貯水タンク11で
の液量を検出する。
【0053】図12に示す次のブロック2、3では、冷
却キーおよび送水キーがオンされた場合に必要な処理を
行う。
【0054】ブロック2では、冷却キーがオンされたと
き、冷却動作中メモリがある場合は現に冷却動作モード
が設定されている状態での再度の冷却キー操作であるの
で、冷却出力をオフ、冷却・保冷LEDの消灯、冷却動
作メモリおよび冷却タイマのリセットを行い冷却動作モ
ードを解除し、冷却動作中メモリがない場合に、冷却動
作メモリをセットし、冷却タイマをスタートさせ、冷却
動作モードに入る。
【0055】これによって冷却キーをオン操作する都
度、冷却動作モードの設定とこれの解除がロータリ方式
にて行われる。
【0056】ブロック3では、送水キーがオンされたと
き、保温中でない場合は貯湯タンク1での湯沸かしが終
了していないので、送水は行わないようにし、操作ミス
としてNGの報知を行う。
【0057】保温中であれば貯湯タンク1では内容液の
沸騰が終了し、保温モードに切り変わっていることにな
り、送水を行うべく冷却動作メモリをセットするととも
に、冷却タイマをスタートさせる。
【0058】これによって送水とともに貯水部Bでの冷
却が同時進行可能となる。これは貯水部Bでの冷却の立
ち上がりが遅いので、送水とともに冷却動作を開始して
おくためである。
【0059】図13で示す次のグロック4では、湯沸か
しキーがオンされたときに湯沸かし動作中メモリがある
場合、湯沸かしモード中での湯沸かしキーの操作である
ので、ヒータ出力をオフにし、沸騰、保温LEDを消灯
し、さらに湯沸かし動作メモリをリセットして湯沸かし
モードを解除する。
【0060】一方湯沸かし動作中メモリがない場合、湯
沸かしモードが設定されていない状態での湯沸かしキー
の操作であるので、湯沸かし動作メモリをセットして湯
沸かしモード設定状態にする。
【0061】これによって、湯沸かしが電源オンととも
に開始されるのとは別に、湯沸かしモードを手動にてい
つでも解除し、また設定することがロータリ方式で達成
される。
【0062】最後に空炊きメモリがあるかどうかによっ
て、同図における次のブロック5に進むか、図16に示
すブロック9までジャンプするかどうかが決定される。
【0063】図13に示すブロック5では、オートモー
ド設定キーがオンされると、貯湯タンク1の液量が1リ
ットル以上かどうかを判別し、そうでなければ操作ミス
としてNGを報知する。
【0064】これはオートモードの際、貯湯タンク1内
一旦沸騰させた後の内容液を貯水タンク11に送水し
て冷却し保冷するのに、貯湯タンク1および貯水タンク
11の双方に十分な量の内容液を確保して貯湯および貯
水できない液量であるため、オートモードの設定を禁止
するものである。
【0065】貯湯タンク1の液量が1リットル以上であ
ると、動作表示LEDを消灯するとともに冷却出力をオ
フし、万一冷却動作が行われていてもこれが停止される
ようにする。
【0066】そしてオートモードメモリをセットしてオ
ートモード設定状態にし、ブザー音とオートLEDの点
灯によってオートモード設定状態を表示する。
【0067】図14に示すブロック6では、タイマ沸騰
キーがオンされるのに対応する処理を行う。
【0068】タイマ沸騰キーがオンされると、動作表示
LEDを消灯するとともに、冷却出力をオフし、タイマ
沸騰設定時間が6時間か9時間かによって、対応するタ
イマ時間LEDを点灯するとともに、ブザー音とタイマ
沸騰LEDの点灯とによってタイマ沸騰モードの設定と
表示を行う。
【0069】図15のブロック7では、タイマオート設
定キーがオンされると、オートモード動作がタイマ設定
時間に応じて行われるようにするため、前記オートモー
ド設定の場合同様に、貯湯タンク1の液量が1リットル
以上でなければNGを報知してタイマオートの設定は行
わない。
【0070】液量が1リットル以上であると、前記ブロ
ック6のタイマ沸騰の場合と全く同様にタイマオート設
定時間に応じたタイマ時間LEDの点灯と、ブザー音お
よびタイマオートLEDの点灯とによってタイマオート
モードの設定と表示を行う。
【0071】図16に示すブロック8では、タイマメモ
リがあるかどうかに応じた処理を行う。
【0072】タイマメモリがあると、タイマ演算を行っ
て後タイマが終了したかどうかを判別する。タイマが終
了していればタイマメモリをリセットしてタイマ設定を
解除し、図11に示すその他の処理を経てブロック1の
停電判定部にリターンする。
【0073】タイマが終了していなければそのまま停電
判定部にリターンする。
【0074】図16に示すブロック9では、湯沸かし動
作中メモリがあると、105℃以上であるかどうかを判
別し、105℃以上であれば空炊きメモリをセットする
とともに沸騰メモリをリセットして、空炊き防止対策が
行われるようにする。
【0075】図16に示すブロック10では、再沸騰キ
ーがオンされると、沸騰メモリがあり、貯湯タンク1内
の内容液が80℃以上でなければ、湯沸かしモードでの
内容液の沸騰が終了していない状態での再沸騰キーの操
作であるので、引き続き湯沸かしが行われるように沸騰
メモリをセットしブザー音により沸騰モードが行われる
ことを報知する。
【0076】そして内容液が80℃以上であると湯沸か
しモードにて湯沸かしを終了し保温に移行した直後であ
ることになるので、沸騰メモリをリセットしてブザー音
により湯沸かしの必要がない旨報知する。
【0077】さらに再沸騰キーがオンされ、沸騰メモリ
がなく、空炊きメモリがない場合は、湯沸かしモードで
ない場合の再沸騰キーの操作でしかも空炊きの心配のな
い状態であるので、空炊きメモリをリセットするととも
に沸騰メモリをセットし、再沸騰が行われるようにし、
ブザー音にてこれを報知する。
【0078】再沸騰キーがオンされ、沸騰メモリがなく
湯沸かしモードに切替え可能であるが、空炊きメモリが
ある場合、内容液が80℃以下でなければ湯沸かしモー
ドの空炊きの危険があるそとになるので、ブロック1の
停電判定部にリターンしてそのままでは湯沸かしが行わ
れないように処理する。しかし内容液が80℃以下であ
れば空炊きの心配はないので空炊きメモリのリセットと
沸騰メモリのセットとを行い再沸騰が行われるようにす
る。
【0079】図17に示すブロック11では、空炊きメ
モリがなく内容液が80℃以下であることを再度判別
し、これを満足していないときはブロック1のステップ
#1−1に移行し、沸騰・保温LEDを交互点滅させて
空炊きの危険を報知するとともに、ブロック1のメイン
ヒータおよびサブヒータのオフ制御処理を行って後、そ
の他の処理を経て停電判定部以降を繰り返し、空炊きが
行われないようにする。
【0080】ブロック11で、空炊きメモリがなく、8
0℃以下であることを確認できたときのみ沸騰メモリを
セットして湯沸かしモードが可能なようにしておき、図
17に示すブロック12以下の処理に移行し、そうでな
ければそのままブロック12の処理に移る。
【0081】そしてブロック12では、上記処理を受け
て沸騰メモリがあると、メインヒータおよびサブヒータ
をオンして湯沸かしモードに入るとともに、沸騰LED
を点灯して湯沸かしモード状態であることを表示し、後
図18に示すブロック14の処理に移行する。
【0082】またブロック12で沸騰メモリがない場
合、保温モードであるので所定温度より1℃高いときに
サブヒータをオフし、所定温度以下であるときにサブヒ
ータをオンして、貯湯タンク1での所定温度での保温が
行われるようにする。
【0083】次に図17のブロック13の処理に移り、
保冷中でなければ図11のその他の処理を経て停電判定
の処理以降に戻る。
【0084】保冷中でありオートモードでないととも
に、貯水タンク11がオン中であるときと、保冷中でオ
ートモードであるとともに、貯水メモリがあるときと
に、図19に示すブロック16の処理に移行する。
【0085】そして保冷中でオートモードでなく、しか
も貯水タンク11がオン中でないときと、保冷中でオー
トモードであり、しかも貯水メモリがないときとに、図
19に示すブロック17の処理に移行する。
【0086】図18に示すブロック14では、ブロック
12での沸騰モード処理に続いて、貯湯タンク1での内
容液が90℃以上に達しない間、沸騰データをリセット
して図11の停電処理以降に戻って貯湯タンク1での湯
沸かしモードがそのまま続行されるようにする。
【0087】こうして内容液が90℃以上に達すると、
再沸騰キーのオン操作がある場合カルキ除去モードの設
定と判定して、30秒が経過する都度沸騰データを取り
込み、また再沸騰キーのオン操作がなければカルキ除去
モードの設定はないので、そのまま沸騰データを取り込
んで後、所定沸騰データの加算を終えたときにブロック
15の処理に移行する。
【0088】ブロック15では、沸騰安全タイマの終了
を見、終了していれば沸騰または、所定時間の沸騰継続
によるカルキ除去が終了したと判定し、沸騰を報知する
とともに沸騰LEDを5回点滅してこれを表示する。
【0089】この後沸騰LEDを消灯して沸騰メモリを
リセットし、オートモードであると送水および冷却に移
行するために、給水メモリをセットするとともに、冷却
タイマをスタートさせて図19に示すブロック16に移
行する。
【0090】ブロック15にて沸騰安全タイマが終了し
ていなければ、所定データ量の取り込みと所定データ値
に達している場合のみ、前記沸騰終了処理に移行する
が、所定データ量の取り込みがない場合はデータ取り込
み処理を行って図11のその他の処理を経て停電処理以
降に戻り、所定データ量の取り込みがあるか、所定デー
タ値に達していない場合はそのまま前記他の処理を経て
停電処理以降に戻る。
【0091】またブロック15にてオートモードでない
場合もそのまま前記他の処理を経て停電処理以降に戻
る。
【0092】図19に示すブロック16では、貯湯送水
手段を示しており、貯水タンク11が所定量の満量にな
るか、あるいは貯湯タンク1の内容液量が所定量の30
0ミリリットル以下になるまで、電動ポンプ8をオンに
して、貯湯タンク1内の沸騰後の内容液が貯水タンク1
1に送水されて、貯水タンク11にて冷却および保冷さ
れるようにする。
【0093】そして貯水タンク11が所定量の満量にな
ったときか、貯湯タンク1での内容液が所定量の300
ミリリットル以下になったときに、電動ポンプをオフし
てそれ以上の送水を阻止し、貯水タンク11での内容液
の溢れ出しや貯湯タンク1での空炊きやこれに近い状態
での使用を防止し、使用の安全を図れるようにしてい
る。
【0094】前記液量に応じて電動ポンプ8をオフする
とき、オートモードである場合は給水メモリをリセット
して以降送水なしに冷却、保冷が行われるようにする。
オートモードでなければ操作のNGをブザーにて警告す
る。
【0095】最後にブロック17の処理を行うが、この
処理ではまず冷却開始後24時間経過している場合、冷
却手段12の冷凍コンプレッサ41およびファン104
をオフするとともに、保冷LEDを点滅してこれを警告
する。
【0096】次いで貯水タンク11での内容液の温度が
20℃以下でない間、冷凍コンプレッサ41およびファ
ン104をオンするとともに、冷却LEDを点灯して冷
却中であることを表示し、またコンプレッサオフメモリ
をリセットし、保冷メモリもリセットして冷却が続行さ
れるようにする。
【0097】内容液が20℃以下になったとき、15℃
以下に達するまで冷凍コンプレッサ41およびファン1
04をオン状態に保ち、保冷メモリがあると保冷LED
を点灯して冷水の供給が可能な保冷中であることを表示
するが、保冷メモリがなければ冷却LEDを点灯して冷
却手段が続行して働いていることを表示する。そしてい
ずれの場合もコンプレッサオフメモリをリセットし、冷
却手段が続行して働かされるようにする。
【0098】内容液が15℃以下に達すると、オートモ
ードの目的が達成されたことになるのでオートモードL
EDを消灯するとともに、オートモードメモリをリセッ
トし、保冷メモリをセットして保冷状態が続行されるよ
うにする。
【0099】次いでフロック18の処理に入り、10℃
以下であると、冷凍コンプレッサ41およびファン10
4をオフして冷却動作を停止するとともに、コンプレッ
サオフメモリをセットし、保冷LEDを点灯して保冷中
であることの表示と冷却動作がそれ以上行われないよう
にする。
【0100】また10℃以下でない場合、オフメモリが
あれば冷却動作停止中であるので、冷却動作再開のため
に冷凍コンプレッサ41およびファン104をオンする
とともに、保冷LEDを点灯状態にして保冷中の表示を
継続する。
【0101】オフメモリがなければ冷却動作中であるの
で、冷凍コンプレッサ41およびファン104をオフし
てそれ以上の冷却動作が行われないようにするととも
に、保冷LEDを点灯状態にして保冷中の表示を継続す
る。
【0102】このブロック18での処理により10℃〜
15℃の範囲での保冷が達成される。
【0103】なお本実施例では、電動ポンプ4、14は
個別に動作する場合について説明したが、これを同時に
動作させるようにすることもできる。
【0104】これによって貯湯部Aからの注湯と、貯水
部Bからの注水とを同時に行い、これを1つの容器に受
入れて混合するような場合に便利となる。
【0105】また冷却手段12は、冷凍サイクルを利用
した場合についてのみ述べたが、沸騰後の内容液を10
℃〜15℃程度に冷却できればよく、ベルチェ素子によ
る冷凍機構等、知られる種々のものを採用することがで
きる。
【0106】図20は本発明の第2の実施例を示し、貯
湯タンク1からのドレン口92に装着したチューブキャ
ップ93に結び目93bを作って止水し、トレンの排出
時はこれを解くようにしてある。
【0107】図21は本発明の第3の実施例を示し、貯
湯タンク1の外まわりの遮熱カバー26を肩部材と底基
台との間に挟み込み、端部を双方の環状溝121、12
2内に嵌め合わせて確固に保持できるようにしてある。
【0108】他の構成は第1の実施例の場合と特に変わ
るところはなく、それ以上の説明は重複を避けるため省
略する。
【0109】図22は本発明の第4の実施例を示し、貯
水タンク11の貯水注出路13における注出口13aの
中継管13cの両側に取付け片13dを設け、この取付
け片13dを肩部材23の裏面にねじ202にて取付け
ることにより、貯水注出路13の液量検出ホルダ部をも
貯水注出路13とともに固定できるようにしている。
【0110】図23は本発明の第5の実施例を示し、貯
水タンク11の底部を漏斗状にしてこれの最低位部で貯
水注出路13と接続し、この最低位部の液位をセンサ1
63にて検出し、より残量の少ない状態にて空検出を行
うようにしてある。
【0111】また空検出位置から注出路15の最上部ま
での長さをL1、空検出位置から注出路の最低部までの
長さをL2としたとき、L1+L2=2・L2であるよ
うに設定してある。
【0112】このため内容液が電動ポンプ14によって
注出されるときに検出される空状態は、貯水タンク11
内の内溶液が空検出位置まで排出された状態であり、空
検出位置から吐出口までの間にだけ内容液が残る状態で
ある。
【0113】したがって、貯水注出路13の大半の部分
の内容液をも注出することができ、次に送水して冷却、
保冷を行うのに前からの残量液が少なく、沸騰処理でき
ない貯水タンク11での冷却、保冷を衛生的に行うこと
ができる。
【0114】図24は本発明の第6の実施例を示し、貯
水タンク11の開口23cの送水路7の接続孔23eが
開口している部分に、濾材201を収容した濾過カート
リジ202を着脱可能に嵌め付け、送水路7からの送水
を一旦受けいれ、濾材201を通して浄化してから貯水
タンク11内に送り込むようにしてある。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、貯湯タンクでは加熱手
段により内溶液を加熱して一旦沸騰させた後、保温を行
い、これを電動ポンプを持った貯湯注出路によって手軽
に器体外に電動注出して使用することができるし、貯水
タンクでは冷却手段により内溶液を冷却して保冷を行
い、これを電動ポンプを持った貯水注出路によって手軽
に器体外に注出して使用することができる。
【0116】特に、貯湯タンクの内溶液は、一旦沸騰さ
せてあり、必要に応じて電動ポンプを持った貯湯送水路
により手軽に貯水タンクに送水し、ここでの冷却、保冷
に供して湯冷ましが得られて、貯湯タンクでの熱湯と併
用できるようにするので、熱湯に湯冷ましを混ぜて温度
を加減したいような場合に便利であり、湯冷ましでない
冷水を混ぜることによる問題を回避するとができ、かつ
冷却、保冷に供した湯冷ましも一旦沸騰させた内容液で
あるため、カルキ分や臭気粒子を発散させた衛生的な冷
水として提供することができる。
【0117】しかも、貯湯タンクと貯水タンクとは1つ
の器体内に隣接して位置し、これら回りにできるデッド
スペースを利用して、他の加熱手段、冷却手段、それぞ
れ電動ポンプを持った貯湯注出路、貯水注出路、および
送水路のそれぞれを配置することができるし、各注出路
および送水路の電動ポンプを適時に働かせるだけの簡単
な制御によって前記各動作を自由に達成することがで
き、かつ貯湯タンク内の内容液を電動ポンプにより貯水
タンクに所定量送水するようにしてあるため、別途湯沸
かしした水を器体外から貯水部へ給水する手間を必要と
せず使用勝手のよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施例としての家庭
用の貯液容器を示す断面図である。
【図2】図1とは向きを変えて見た貯湯タンク位置での
断面図である。
【図3】図1とは向きを変えて見た貯水タンク位置での
断面図である。
【図4】図1の貯湯タンクの底部に設けられる温度セン
サの取付け金具を示す斜視図および取付け状態を示す要
部の断面図である。
【図5】図1の貯水タンクの注出路の注出口部の保持状
態を示す一部の断面図である。
【図6】図1の器体肩部の組み立て構造を示す一部の断
面図である。
【図7】図1の貯水タンクでの貯湯タンクからの送水路
の接続状態を示す一部の断面図である。
【図8】図1の器体肩部と貯水タンクの支持構造を示す
一部の断面図である。
【図9】図1の電気貯液容器の操作パネルを示す正面図
である。
【図10】図1の電気貯液容器の制御回路のブロック図
である。
【図11】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック1を示すフローチャートである。
【図12】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック2、3を示すフローチャートである。
【図13】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック4、5を示すフローチャートである。
【図14】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック6を示すフローチャートである。
【図15】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック7を示すフローチャートである。
【図16】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック8〜10を示すフローチャートであ
る。
【図17】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック11〜13を示すフローチャートであ
る。
【図18】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック14、15を示すフローチャートであ
る。
【図19】図1の電気貯液容器の制御回路のプログラム
の内容のブロック16〜18を示すフローチャートであ
る。
【図20】本発明の第2の実施例を示すドレン口部分の
一部断面図である。
【図21】本発明の第3の実施例を示す全体の断面図で
ある。
【図22】本発明の第4の実施例を示す注出口部の中継
管の取付け状態を示す斜視図である。
【図23】本発明の第5の実施例を示す貯水タンクと注
出路との関係を示す断面図である。
【図24】本発明の第6の実施例を示す貯水タンクの送
水路接続部の断面図である。
【符号の説明】
A 貯湯部 B 貯水部 C 器体 1 貯湯タンク 2 ヒータ 3、13 注出路 4、14 電動ポンプ 7 送水路 8 電動ポンプ 11 貯水タンク 12 冷却手段 100 制御回路 101 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの器体内に隣接して設けられた貯湯
    タンクおよび貯水タンクと、貯湯タンク内の内溶液を加
    熱して一旦沸騰させた後保温を行う加熱手段と、貯水タ
    ンク内の内溶液を冷却して保冷する冷却手段と、貯湯タ
    ンク内の内溶液を電動ポンプにより貯水タンクに所定量
    送水する貯湯送水手段と、貯湯タンク内の内溶液を電動
    ポンプにより器体外に注出する貯湯注出管路と、貯湯注
    出管とは別に貯水タンク内の内溶液を電動ポンプにより
    器体外に注出する貯水注出管路とを備えたことを特徴と
    する貯液容器。
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JP3088422U (ja) * 2002-01-30 2002-09-13 黒田ハイテック株式会社 発光ダイオード

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