JP2589296Y2 - 高周波治療器 - Google Patents

高周波治療器

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JP2589296Y2
JP2589296Y2 JP1993001135U JP113593U JP2589296Y2 JP 2589296 Y2 JP2589296 Y2 JP 2589296Y2 JP 1993001135 U JP1993001135 U JP 1993001135U JP 113593 U JP113593 U JP 113593U JP 2589296 Y2 JP2589296 Y2 JP 2589296Y2
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順造 矢島
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斉藤 充
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テスラー管を使用した
高周波治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス管から流れる高周波電流に
よる電気刺激で肌や髪の毛等をマッサージすることによ
り、血液循環を活発にすると共に肌の新陳代謝を促進す
るテスラー効果を利用した、例えば美容器として使用さ
れる高周波治療器が知られている。
【0003】図4及び図5は斯かる従来の高周波治療器
の外観斜視図及びブロック図を示すものである。図4に
おいて、1はテスラー管で、空気を残留させたガラス管
と電極Et(図5)により構成され、本体2の差し込み
口h内に挿入して、図示しない電極部にネジ式に保持さ
れる。図4に示すテスラー管1は、先端部がスプーン形
状となされ、例えば顔面や首筋のマッサージ用として使
用されるが、この他に毛髪用の櫛形の形状をしたものが
あり、使用に応じて使い分けられるようになっている。
【0004】本体2は、絶縁性を有するプラスチック等
から成り、取り外し可能な上側カバー2aと下側カバー
2bから成り、下側カバー2bの内部にテスラー管1を
駆動する高電圧発生部6(図5)が収納されている。本
体2の後部にはACアダプタ3が接続される。このAC
アダプタ3は、例えば100Vの電灯線にACコードC
0を介して接続するACプラグ4及び本体2に電源コー
ドC1を介して接続するプラグ5を具えている。
【0005】図5において、6は高電圧発生部で、テス
ラー管1に例えば3万ボルト程度の高電圧の振動電流を
加える。この高電圧発生部6には、ACアダプタ3から
プラグ5を本体2に接続することにより電力が供給され
るようになっている。
【0006】斯かる構成の高周波治療器を使用する場
合、テスラー管1を本体2の差し込み口hに挿入し、A
Cアダプタ3のACプラ4グをACコンセントに接続す
ると共にプラグ5を本体2に接続してスイッチ(図示せ
ず)をオンにする。使用者Mが本体2を手で把持し、テ
スラー管1の先端部を顔や毛髪等の所望部位に当接する
と、テスラー管1を介して使用者Mと電灯線との間に電
気的な経路が生じるので微少な電流が流れ、テスラー管
1の内部に残留した空気内に存在する窒素分子が電子と
衝突して放電し、赤紫の色を発色する。この時、当接し
た所望部位に高周波電流で発生する熱や放電によるオゾ
ンが発生して、肌や頭皮の血液循環や新陳代謝が活発に
なる効果が得られる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、電源として本体とは別体となったAC
アダプタを用い、ACコンセントに接続して使用するた
め使用できる範囲に制限があった。また、ACアダプタ
を接続するACコード及び電源コードが必要であり、使
用時にACコード及び電源コードの存在が煩わしいとい
う不都合点があった。
【0008】この従来例の不都合点を解決するため、電
源としてACアダプタを電池に換えることも考えられる
が、単に電池電源としただけではテスラー管の接地側の
電気的接続が十分でなく、例えばACアダプタ使用によ
る放電パワーを100とした場合、電池電源では50程
度になり、十分な放電パワーが得られず治療器としての
効果が期待できない。
【0009】本考案は斯かる点に鑑み、十分な放電パワ
ーが得られると共に使い易い高周波治療器を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の高周波治療器
は、例えば図1に示す如く、テスラー管を本体に装着し
て使用する高周波治療器において、本体2に収納される
電源となる電池7と、本体2の把持部に設けられ、テス
ラー管1の接地電極なる導電体8とを具えるものであ
る。
【0011】
【作用】上記構成により、本体の把持部に導電体を設
け、この導電体をテスラー管の接地電極とし、動作時に
この導電体部分を把持することにより、テスラー管と使
用者間に静電容量による電気的な結合或いは直接の電気
的結合が生じる。従って、電池を電源としても十分な放
電パワーが得られる。しかも、使用時にACアダプタの
接続が不要となってコードレスとなり、使用場所が制限
されることはない。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本考案の高周
波治療器の一実施例について説明する。尚、図4及び図
5の従来例と対応する部分には、同一の符号を付し重複
説明を省略する。
【0013】図1は、高周波治療器の本体2の上側カバ
ー2aを下側カバー2bから取り外した内部構造を示す
概略斜視図である。図1において、テスラー管1は、従
来のテスラー管と同様であるが、内部に封入されている
ガスはネオンガスである。これは、従来の残留空気によ
る放電に比較して放電し易く、しかも残留空気の放電時
の赤紫の放電色に対しネオンガスの放電色はオレンジ色
を呈し、動作時における見かけ上の使用感が良くなるた
めである。
【0014】7は電源となる充電可能な電池で、下側カ
バー2bの後部に収納されている。この電池7と本体2
の後面との間には端子T1及びT2が設けられて電池7
の充電用端子として使用され、充電時に夫々対応する穴
S1及びS2を介して図示しない充電器に接続される。
【0015】8はテスラー管1の接地電極となる導電体
で、例えば金属板等によりほぼ円筒状に形成され、高電
圧発生部6の接地側端子に接続されている。導電体8
は、上側カバー2aを下側カバー2bに装着した場合、
これらカバー2a及び2bの内周面にほぼ沿うように配
置され、下側カバー2bの内周面に設けられた突出部
(図示せず)により保持される。この導電体8には、複
数の穴Pが設けられ、内部の高電圧発生部6の調整がで
きるようになっている。
【0016】また、導電体8は、金属板に限らず導電性
を有するプラスチックフィルム等により構成することも
できる。導電体8の大きさは、小さいと放電パワーが十
分得られないため本体2の外周部を把持する手とほぼ同
じ大きさの面積となるようにする。
【0017】上述の導電体8に包囲される部分には、テ
スラー管1に高電圧の高周波電流を供給する高電圧発生
部6を取り付けたプリント基板等が収納されている。
【0018】9はテスラー管保持部で、プラスチック等
の絶縁体より構成され、内部にテスラー管1の電極Et
を保持する電極部(図示せず)が設けられている。
【0019】図2は、図1の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図2において、高電圧発生部6の一方の端
子はテスラー管1の電極Etに接続され、他方の端子は
導電体8に接続される。
【0020】動作させる場合、使用者Mが本体2の接地
電極となる導電体8に対応する部分を手で把持し、テス
ラー管1の先端部を使用者Mの所望部位に接触させるの
で、導電体8と本体2を介して把持した手との間に生じ
る静電容量Cにより電気的な容量結合が生じる。従っ
て、テスラー管1の先端部の接触部位から把持した手を
介して導電体8に高周波電流が流れ、接触部位が電気的
に刺激される。この時、テスラー管1の内部に封入され
たネオンガスが放電により発光し、オレンジ色の光が放
たれる。
【0021】上述の実施例においては、導電体8を金属
板或いは導電性のプラスチックで構成したが、図3に示
す如く、本体2の上側カバー2a及び下側カバー2bの
内周面に把持する手の面積とほぼ同程度の面積に金属蒸
着膜を形成するようにしても良い。
【0022】また、導電体8及び8aを本体2の内周面
に形成するようにしたが、把持部の外周面に直接設ける
こともできる。
【0023】このように、本体内部に手の把持部に対応
して部分に配置された導電体により接地電極が形成さ
れ、十分な電気的結合が得られるようにしたので、電池
を電源として使用しても十分な放電パワーが出力され、
しかも使用時にACアダプタが不要となり、接続コード
類がなくなるので使い易い高周波治療器となる。
【0024】また、本考案は上述の実施例に限ることな
く、本考案の要旨を逸脱することなくその他種々の構成
を取り得ることは勿論である。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、高
周波治療器の本体の把持部に対応して導電体による接地
電極を配置し、使用者との間に十分な電気的経路が形成
されるようにしたので、電池電源を用いても十分な放電
パワーが得られる。また、使用時に従来必要としたAC
アダプタが不要となり、接続コード類がなくなるので使
用場所に制限されることなく極めて使い易い効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高周波治療器の一実施例の内部構造を
示す斜視図である。
【図2】実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】他の実施例の構成を示す概略図である。
【図4】従来例を示す外観斜視図である。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 テスラー管 2 本体 7 電池 8、8a 導電体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスラー管を本体に装着して使用する高
    周波治療器において、 上記本体に収納される電源となる電池と、 上記本体の把持部に設けられ、上記テスラー管の接地電
    極を構成する導電体と、 を具えることを特徴とする高周波治療器。
JP1993001135U 1993-01-20 1993-01-20 高周波治療器 Expired - Fee Related JP2589296Y2 (ja)

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JPH0655645U JPH0655645U (ja) 1994-08-02
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