JP2589221C - - Google Patents

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JP2589221C
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、カラー原稿をカラー印刷する場合に、カラーモニタの表示画面上で
印刷の刷り上がり状態をシミュレートする印刷シミュレーション装置に関し、特
にカラースキャナと組み合わせて使用される印刷シミュレーション装置に関する
。 【0002】 【従来の技術】 カラー印刷する場合は、まずカラー原稿をカラースキャナで色分解する。そこ
では、読取った画像データに種々の色分解条件に従った色補正(例えば、グラデ
ーションカーブを補正することによりなされるトーン補正)を施して、色分解し
、色分解信号に応じて色分解版を作成する。次いで、得られた色分解版により校
正刷り用印刷版を製版し、この校正刷り用印刷版を校正機にかけて校正刷りを行
う。このとき、校正刷りの色調からスキャナの色分解条件(色補正量)が適正か
どうかを判定し、校正刷りの色調が好ましい色調でない場合は、色分解条件を変
更して色補正をやり直し、再び色分解版の作成及び校正刷りを行う。 【0003】 そして、好ましい色調の校正刷りが得られるまで上記の処理を繰り返し、好ま
しい校正刷りが得られたらその色分解版から実用印刷版を製版し、印刷機にかけ
て本刷りを行う。 ところで、このような校正刷りはかなり多くの時間、費用及び労力を要するた め、近年、カラーモニタを用いた印刷シミュレーション装置(例えば、特開平1
−131569号公報)が開発されている。 【0004】 この種の印刷シミュレーション装置としては、従来、カラー原稿をカラースキ
ャナで読取った画像データを、刷り上がり状態に合った色分解条件で色補正した
後、色補正された画像データをカラーモニタ上に表示する構成をとる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、この従来例による場合には、色補正された画像データをモニタ用デー
タに変換する変換特性が標準的なインクや用紙を用いる場合を想定して決定され
たものであり、刷り上げるためのインクや用紙が標準的なものと異なるとき、例
えば蛍光インク等の特色インクで印刷するときやトレーシングペーパー、艶の有
るコート紙等に印刷するとき、そのような変換特性が用意されていないため、カ
ラーモニタ上の表示画面を頼ることなく、オペレータの経験に依って色分解条件
を微妙に変更している。 【0006】 したがって、経験を積んだオペレータでないと好ましい結果が得られなかった
り、好ましい結果を得るまで試行錯誤を繰り返さなければならず非効率的であっ
た。 本発明は、上記従来技術の欠点を解決するためになされたものであり、校正刷
りの必要回数を減少でき、またインクや用紙が標準のものと異なっていても、そ
れに応じた色分解を誰が行っても効率よく容易に設定できる印刷シミュレーショ
ン装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決する本発明の技術的手段は、カラー原稿を入力手段で読取り、
読取られた画像データを色演算手段で色補正した後、その補正後の画像データを
出力手段へ与えるカラースキャナに接続され、前記補正後の画像データに基づい
てモニタ表示する印刷シミュレーション装置において、 前記色演算手段と出力手段との間に介挿され、色演算手段の出力経路を出力手
段側と印刷シミュレーション側とに切換える切換手段と、この切換手段から与え
られる補正後の画像データを、前記出力手段に基づく刷り上がり状態に対応する
減色法の画像データから加色法の画像データに変換するルックアップテーブルに
よってY、M、C、Kの各色の濃度データをB、G、R各色の輝度データに変換
する変換手段と、前記切換手段への切換指令および変換手段への変換特性選択指
令を指示する指示手段と、前記変換手段から出力された画像データに基づく画像
を表示するカラーモニタ手段と、を備えていることを特徴とする。 【0008】 また、前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使用する複
数のインク夫々に対応した減色法の画像データから加色法の画像データに変換す
るルックアップテーブルを備え、これらテーブルのうち実使用のインクに応じた
ものが、前記指示手段にて指定される構成としてもよい。 そして、また、前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使
用する複数の用紙夫々に対応した減色法の画像データから加色法の画像データに
変換するルックアップテーブルを備え、これらテーブルのうち実使用の用紙に応
じたものが、前記指示手段にて指定されるようにしてもよい。 【0009】 更に、前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使用する複
数のインクと複数の用紙との組合せの夫々に対応した減色法の画像データから加
色法の画像データに変換するルックアップテーブルを、該当するインク名称およ
び用紙名称と関連させて備え、これらルックアップテーブルのうち実使用するイ
ンクと用紙とに応じたものが、前記指示手段にてインク名称と用紙名称によって
指定されるようにしてもよい。 【0010】 【作用】 請求項1にあっては、入力手段はカラー原稿を読取る。読取られた画像データ
は、色演算手段へ入力され、ここで色補正されて変換手段へ入力される。変換手
段は、指示手段からの指令に従って、前記色演算手段から与えられる画像データ を、出力手段に基づく刷り上がり状態に応じたものに変換する。この変換された
画像データはカラーモニタ手段に表示される。このとき、画像データが刷り上が
り状態に応じたものに変換されているので、カラーモニタ手段に表示された画像
は刷り上がり状態と一致したものとなっている。 【0011】 請求項2にあっては、出力手段に基づく刷り上げの際に選択使用する複数のイ
ンク夫々に対応させて、変換手段に備わっているルックアップテーブルのうちか
ら、前記指示手段にて実使用のインクに応じたものを指定すると、そのインクに
最適な変換特性のルックアップテーブルが選択され、切換手段からの画像データ
はその変換特性で処理された後、カラーモニタ手段に表示される。 【0012】 請求項3にあっては、出力手段に基づく刷り上げの際に選択使用する複数の用
紙夫々に対応させて、変換手段に備わっているルックアップテーブルのうちから
、前記指示手段にて実使用の用紙に応じたものを指定すると、その用紙に最適な
変換特性のルックアップテーブルが選択され、切換手段からの画像データはその
変換特性で処理された後、カラーモニタ手段に表示される。 【0013】 請求項4にあっては、出力手段に基づく刷り上げの際に選択使用する複数の用
紙およびインク夫々の名称と対応させて、変換手段に備わっているルックアップ
テーブルのうちから、前記指示手段にて実使用の用紙とインクの名称を指定する
と、その用紙とインクに最適な変換特性のルックアップテーブルが選択され、切
換手段からの画像データはその変換特性で処理された後、カラーモニタ手段に表
示される。 【0014】 【実施例】 以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。図1は印刷シミュレーショ
ン装置及びそれが接続されたカラースキャナを示すブロック図である。 カラースキャナは一点鎖線で囲むように、入力部(入力手段)1と色演算回路
(色演算手段)2と出力部(出力手段)3を主体として構成される。 【0015】 印刷シミュレーション装置は、間引き回路4、フレームメモリFM1、FM2
、セレクタ(切換手段)SL1、SL2、変換回路(変換手段)5、カラーCR
Tディスプレイ(カラーモニタ手段)9、制御部10、コンソール(指示手段)
11から構成されている。カラースキャナの概略構成 入力部1は、例えばドラム型の入力スキャナが用いられ、カラー原稿を装着し
たシリンダをその軸周りに回転させながら、カラー原稿をピックアップユニット
で加色法の3原色であるB、G、Rの画像データとして読取り、対数変換して出
力する。但し、入力部1としては平面型の入力スキャナを用いてもよい。 【0016】 色演算回路2は、ルックアップテーブル方式のRAMを含む階調変換回路、U
SM(Unsharp Masking)回路、色修正回路等を備えてなり、カ
ラーコレクション(色修正)等の各演算処理を行い、処理後のデータをY、M、
C、K各々8ビットのデータに変換して出力する。この色演算回路は、上記の特
開平1−131569号公報等により公知のもので、通常使用されているもので
ある。 【0017】 なお、色演算回路2の上記演算処理は、オペレータのマニュアル操作による色
分解条件の設定に基づいて行われる。また、前記条件設定の一部を自動設定する
こともできる。 出力部3は、網点信号発生回路、レーザ光源、レーザビームを変調して露光ビ
ームを生成する音響光学変調器等からなる出力スキャナであり、本スキャン時に
Y、M、C、Kの各画像データに対応する露光ビームを生成し、これを記録用の
感光材料の表面に照射して記録動作を行う。 【0018】 なお、色補正後の画像データをレイアウトシステム(画像編集装置)へ与える
こともあり、このレイアウトシステムも本発明における出力手段に含まれ、また
、前記画像データを記憶するディスク等のメモリも出力手段に含まれるものとす る。印刷シミュレーション装置の構成 間引き回路4は、入力部1から出力されるB、G、Rの画像データ(例えば8
ビットのデータ)をカラーCRTディスプレイ9の一画面の画素数に合致するよ
うピクセル(画素)単位で間引く回路である。間引き率やどのように間引くかは
制御部10によって設定される。 【0019】 第1のフレームメモリFM1は、例えば512×512ピクセルの画像メモリ
からなり、間引き回路4にて間引かれたB、G、Rの画像データをB、G、R毎
に区分けして各々の記憶領域に格納すると共に、制御バス60を介して制御部1
0から与えられる制御信号により画像データの読出しを行う。 第1のセレクタSL1は、色演算回路2への画像データの入力経路を切換える
。即ち、セレクタSL1が図示するaの入力経路を選択していると、入力部1に
より読取られたB、G、Rの画像データがそのまま色演算回路2に与えられる。
また、セレクタSL1がbの入力経路を選択していると、フレームメモリFM1
に一旦格納された画像データが色演算回路2に与えられる。セレクタSL1の切
換動作は制御部10によって制御される。 【0020】 第2のセレクタ(切換手段)SL2は、色演算回路2からの画像データの出力
経路を切換える。即ち,セレクタSL2がaの出力経路を選択すると、色演算回
路2からの画像データが出力部3に与えられる。また、セレクタSL2がbの出
力経路を選択すると、色演算回路2からの画像データが変換回路(変換手段)5
に与えられる。セレクタSL2の切換は制御部10からの切換指令により行われ
る。 【0021】 変換回路5は、減色法の画像データから加色法の画像データに変換する変換テ
ーブル(ルックアップテーブル)を備えており、色演算回路2から送出されるY
、M、C、Kの各色の濃度データをB、G、R各色の輝度データに変換する。 この変換は、下記数1〜数3により行う。なお、これら数1〜数3は下記数4 に対応している。 【0022】 【数1】 【0023】 【数2】 【0024】 【数3】 【0025】 【数4】 【0026】 上記数1〜数3における変換特性fYB(Y)、fMB(M)等は、インクの種類
や用紙の種類に応じて夫々異なっている。例えば、Bの輝度に関しては、図2の
(a)〜(d)に実線にて示す標準の用紙で標準のインクを用いる場合に比べて
、輝度が低下するトレーシングペーパーを用いる場合には同図に一点鎖線にて示
すように、同じ入力値(横軸)において出力値(縦軸)が全体的に低くなった関
数が用いられる。なお、図2の入力値(横軸)は、色演算回路2から出力される
8ビットのY,M,C,Kの画像データに対応させた0〜255の範囲であり、
出力値(縦軸)は各入力値に対応するもので、対数目盛としてある。 【0027】 また、輝度が上昇する艶の有るコート紙を用いる場合には同図に破線にて示す
ように、同じ入力値(横軸)において出力値(縦軸)が全体的に高くなった関数
が用いられる。このことは、Gの輝度、Rの輝度についても同様である。 つまり、用紙、インクに夫々標準のものを用いる場合のルックアップテーブル
は、Bの輝度についてfYB(Y)、fMB(M)、fCB(C)、fKB(K)の4つ
、Gの輝度にっいてfYG(Y)、fMG(M)、fCG(C)、fKG(K)の4つ、
Rの輝度についてfYR(Y)、fMR(M)、fCR(C)、fKR(K)の4つ、即
ち4×3個を1組として用意する。そして、用紙のみが標準以外のものとなると
、それについても12個を用意し、更に他の標準以外のものとなると、それにつ
いても12個を用意する。つまり、用紙の種類数(n)に応じた数(12×n個
)を用意しておく。 【0028】 また、インクが標準以外のものとなると、それについても12個を1組として
用意し、更に他の標準以外のものとなると、それについても12個を用意する。
つまり、インクの種類数(m)に応じた数(12×m個)を用意しておく。 更に、用紙とインクとの組合せを異ならせた場合には、その異なる都度、それに
ついて12個を用意する。そして、用意した各ルックアップテーブルは、12個
を1組として各組について例えば識別Noを関連させて変換回路5に記憶させて
おく。 【0029】 これら各組のルックアップテーブルの選択は、コンソール(指示手段)11に
よる識別Noの呼び出しにてなされる。そして、色補正後の画像データは選択さ
れたルックアップテーブルにより変換され、変換後の輝度データは、B、G、R
毎に第2のフレームメモリFM2に格納された後、カラーCRTディスプレイ9
に表示される。 【0030】 制御部10は、各セレクタSL1、SL2を切換えたり、フレームメモリFM
1、FM2を読出し、書込み制御したり、コンソール11からマニュアル入力さ
れる指示に基づき或いは自動的に印刷シミュレーション装置をシミュレーション
動作させるためのものである。 コンソール(指示手段)11は、色演算回路2の色分解条件の変更等をマニュ
アル入力できる部所でもある。コンソール11に代えてオペレーションパネル(
キーボード)を用いることもできる。なお、制御部10とコンソール11とは図
面では印刷シミュレーション装置側に設けているが、カラースキャナの一部機能
も分担している。最適の色分解条件に設定する操作 次に、上記印刷シミュレーション装置によってカラースキャナを最適の色分解
条件に設定するための操作を説明する。 【0031】 先ず、制御部10の制御信号によって間引き回路4に所定の間引き率を設定す
る。この状態で、プリスキャンを行い、その際に入力部1から得られるB、G、
Rの画像データを所定の間引き率で間引いて第1のフレームメモリFM1に書き
込む。このようにフレームメモリFM1に画像データを書き込むことにより、以
後適時に制御部10からの指令によって読み出すことで、何度も同じ原稿のスキ
ャンを行わなくても以降の回路に画像データを供給できる。 【0032】 また、セレクタSL1、SL2をb側に切換える。そして、制御部10の読出
し指令に基づいてフレームメモリFM1から画像データを読出し、色演算回路2 を通して変換回路5に出力する。これによって最初の色分解条件の下で色演算さ
れた画像データを得、これを第2のフレームメモリFM2に格納し、カラーCR
Tディスプレイ9に画像を表示できる。 【0033】 このとき、印刷工程にて使用する用紙やインクに応じて、オペレータが色演算
回路2の色分解条件をコンソール11からの指示にて変更することにより、フレ
ームメモリFM1からの画像データがその条件で色分解される。そして、ここで
得られた画像データに基づく画像をカラーCRTディスプレイ9上に再度表示す
ることができる。 【0034】 また、このとき、コンソール11からの指示によって、変換回路5の変換特性
は使用する用紙やインクに応じた特性のものが選択されている。したがって、印
刷の刷り上がり状態をカラーCRTディスプレイ9で容易に確認できる。 このようにして、最適の色分解条件が得られた場合には、その色分解条件を選
択する。ここで選択された最適の色分解条件は制御部10により、色演算回路2
に設定される。 【0035】 この設定が終了すると、コンソール11からの指示により、セレクタSL1お
よびSL2を共にa側に切換える。 そして、入力部1においてカラー原稿を本スキャンし、その際に読み取られた
画像データを第1のセレクタSL1を介して色演算回路2へ送り、ここで、前述
のプリセットされた色分解条件に基づいて、マスキング(色修正)等の処理を施
し、第2のセレクタSL2を経て出力部3へ送出し、出力部3において、複製画
像を露光記録する。 【0036】 図示する実施例の全容は以上の通りであるが、本発明は以下に述べる各種の変
更が可能である。 上記実施例では各組のルックアップテーブルと関連付けて識別Noを変換回路
5に記憶させているが、本発明はこれに限らず、識別Noに代えてインク名称や 用紙名称と関連付けて各組のルックアップテーブルを記憶させておき、そのイン
ク名称や用紙名称をコンソール11にて指定するようにしても実施できる。 【0037】 また、上記実施例では変換回路5に用紙変更に対応するルックアップテーブル
と、インク変更に対応するルックアップテーブルとを備えるようにしているが、
これを廃し、用紙変更に対応するルックアップテーブルとインク変更に対応する
ルックアップテーブルとの一方のみ、あるいはインクと用紙との組合せに対応す
るルックアップテーブルを備えるようにしてもよい。 【0038】 更に、上記実施例ではプリスキャンと本スキャンの2回スキャンを行って、最
適の色分解条件で複製記録するようにしているが、1回のスキャンで行うことも
できる。つまり、大容量の別のフレームメモリを利用し、1回のスキャンで得た
画像データをこのメモリに書き込み、これを最適の色分解条件選択作業時と複製
記録時とに使用すればよい。 【0039】 【発明の効果】 以上説明したように本発明による場合には、コンソール(指示手段)からの指
令に従って変換回路(変換手段)が補正後の画像データを、出力部(出力手段)
に基づく刷り上がり状態に応じた変換特性に従ってモニタ表示用の画像データに
変換するので、校正刷りの必要回数を減少させることができる。 【0040】 また、刷り上げの際に選択使用する複数のインク夫々に対応した変換特性のル
ックアップテーブルを変換手段に備えさせ、実使用するインクに応じたものを指
示手段にて指定できるようにした場合や、刷り上げの際に選択使用する複数の用
紙夫々に対応した変換特性のルックアップテーブルを変換手段に備えさせ、実使
用する用紙に応じたものを指示手段にて指定できるようにした場合には、熟練者
に限らず初心者が作業を行っても、実使用するインクや用紙に応じた刷り上がり
状態をカラーモニタ手段に表示でき、刷り上がりの確認が容易になる。 【0041】 更に、実使用するインクや用紙に対応する変換特性のルックアップテーブルを
、インク名称や用紙名称にて指定できるようにした場合には、その指定を容易に
行うことができ、更に作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る印刷シミュレーション装置の一実施例の全体構成を示すブロック
図である。 【図2】 1つの組を構成する12個のルックアップテーブルのうちでBの輝度を決定す
るための変換特性fYB(Y)、fMB(M)、fCB(C)、fKB(K)を示す図で
ある。 【符号の説明】 1…入力部(入力手段) 2…色演算回路(色演算手段) 3…出力部(出力手段) 5…変換回路(変換手段) 9…カラーCRTディスプレイ(カラーモニタ手段) 10…制御部 11…コンソール(指示手段) SL2…セレクタ(切換手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 カラー原稿を入力手段で読取り、読取られた画像データを色演
    算手段で色補正した後、その補正後の画像データを出力手段へ与えるカラースキ
    ャナに接続され、前記補正後の画像データに基づいてモニタ表示する印刷シミュ
    レーション装置において、 前記色演算手段と出力手段との間に介挿され、色演算手段の出力経路を出力手
    段側と印刷シミュレーション側とに切換える切換手段と、 この切換手段から与えられる補正後の画像データを、前記出力手段に基づく刷
    り上がり状態に対応する減色法の画像データから加色法の画像データに変換する
    ルックアップテーブルによってY、M、C、Kの各色の濃度データをB、G、R
    各色の輝度データに変換する変換手段と、 前記切換手段への切換指令および変換手段への変換特性選択指令を指示する指
    示手段と、 前記変換手段から出力された画像データに基づく画像を表示するカラーモニタ
    手段と、 を備えていることを特徴とする印刷シミュレーション装置。 【請求項2】 前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使
    用する複数のインク夫々に対応した減色法の画像データから加色法の画像データ
    に変換するルックアップテーブルを備え、これらテーブルのうち実使用のインク
    に応じたものが、前記指示手段にて指定されるようにしてあることを特徴とする
    請求項1記載の印刷シミュレーション装置。 【請求項3】 前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使
    用する複数の用紙夫々に対応した減色法の画像データから加色法の画像データに
    変換するルックアップテーブルを備え、これらテーブルのうち実使用の用紙に応
    じたものが、前記指示手段にて指定されるようにしてあることを特徴とする請求
    項1記載の印刷シミュレーション装置。 【請求項4】 前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際に選択使
    用する複数のインクと複数の用紙との組合せの夫々に対応した減色法の画像デー
    タから加色法の画像データに変換するルックアップテーブルを、該当するインク
    名称および用紙名称と関連させて備え、これらルックアップテーブルのうち実使
    用するインクと用紙とに応じたものが、前記指示手段にてインク名称と用紙名称
    によって指定されるようにしてあることを特徴とする請求項1記載の印刷シミュ
    レーション装置。

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