JP2589058B2 - 外科において使用されるクリップ及びクリップアップリケータ - Google Patents

外科において使用されるクリップ及びクリップアップリケータ

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JP2589058B2 JP6506779A JP50677993A JP2589058B2 JP 2589058 B2 JP2589058 B2 JP 2589058B2 JP 6506779 A JP6506779 A JP 6506779A JP 50677993 A JP50677993 A JP 50677993A JP 2589058 B2 JP2589058 B2 JP 2589058B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の上位概念の外科において使用され
るクリップ及びクリップを取付けるためのクリップアッ
プリケータに関する。
医学においては種々異なる形状のクリップ及びクリッ
プを取付けるアップリケータが公知である。冒頭に述べ
た形式のクリップUS4498476号明細書により公知であ
る。血管をクリップ止めするために役止つこのクリップ
は曲がりやすいブリッジ部分により対称的に結合されて
いるクリップ上部分とクリップ下部分とから成ってい
る。クリップ上部分はブリッジ部分に向き合った側に開
口を有し、この開口内にクリップ下部分に取付けられた
ピンが係合している。ピンは若干の実施態様においては
屋根状に突出するか矢印状の先端を有している。ピンと
場合によっては先端は開口と協働してクリップを閉じる
錠止部材を構成する。閉じられた状態でクリップ上部分
とクリップ下部分は互いに接触する。このクリップによ
っては組織縁を接近させかつ固定することはできない。
DE3034356A1号明細書によれば、外科用クリップ、特
に血管クリップであって、同様に上部分と下部分とから
成り、上部分と下部分とが曲げやすいブリッジ部分によ
って対称的に互いに結合されている形式のものが公知で
ある。上方部分はブリッジ部分に向き合った側に開口を
有し、この開口内にラチェットが係合する。このラチェ
ットは片側に歯を有し、この歯によってクリップは閉じ
られかつ錠止される。このクリップを用いても組織縁を
接近させかつ固定することはできない。
ドイツの実用新案G8329725号においては、医学用のマ
イクロクリップであって、弾性的に変形可能な材料から
成る形式のものが記載されている。このマイクロクリッ
プはU字形の部分とU字の自由脚に取付けられかつU字
の脚に対してほぼ平行に後退する、ほぼ直線的な区分と
から成り、直線的な区分がU字の脚からわずかな間隔を
おいて延び、Uの脚との結合部の近くでのみこの脚部に
接触しているという特徴を有している。このマイクロク
リップは有利には軟弾性のステンレス鋼から成ってい
る。Uの自由端は透し孔を有し、この透し孔にクリップ
アップリケータが取付けられるようになっている。
この公知のマイクロクリップも同様に主として血管を
クリップするために設けられ、組織縁を切開後に固定す
るためにはあまり適していない。
別の外科用マイクロクリップはEP0432743A1号明細書
に記載されている。このマイクロクリップは金属薄板か
ら成る互いに向き合った2つのフランジを有している。
フランジの上にはそれぞれ一端に互いに向き合わされた
先端が取付けられ、他方の端部にはばね力に抗して圧縮
可能なグリップ範囲が取付けられている。マイクロクリ
ップは一体に構成され、グリップ範囲の間を延びる結合
フランジを有している。この結合フランジはばね弾性的
に構成されている。
マイクロクリップは手で取付けられるので比較的に大
きいものでなければならず、したがって内外科用、特に
minimal invasive chirurgie(MIC)には適していな
い。
DE3139488C2号明細書によれば動脈瘤クリップであっ
て、互いに旋回可能に結合された、交差する2つの脚を
有し、この脚で組織が固定される形式のものが公知であ
る。脚は両方の脚に結合されたばね線材の2重巻条によ
って押し合わされている。
似たようなクリップはDE3523031A1号明細書に記載さ
れている。このクリップにおいてはばね線材の2重巻条
はピンによって互いに回動可能に結合された2つのボス
区分から成るボスによって置換えられている。
最後に述べた両クリップは特に血管を一時的にクリッ
プ止めするめに適する。すなわち切開後に組織縁を継続
的に固定するためには前記クリップは不適当である。
DE3028259A1号明細書によれば、卵管を中断するため
にクリップを取付ける卵管結紮ガンが公知である。この
装置は上方部分と下方部分とが軸を介して互いに旋回可
能であってかつばねで固定されるクリップに適してい
る。
クリップ取付け鉗子はDE4024636A1号明細書により公
知である。このクリップ取付け鉗子は2つのクリップ半
部で軸方向に移動させられ得る1つの管を有している。
管の遠位側の端部においては2つの爪が突出し、これら
の爪は管内を案内された1つのロープを介して開閉させ
られる。管はロープが移動する場合に位置安定を保つホ
ース状の弾性的な被覆体から成っている。クリップ取付
け鉗子は動脈瘤クリップを取付けるために適している。
止血クリップを取付けるための別の鉗子はDE4015562A
1号明細書に記載されている。この鉗子は遠位側の端部
に2つのマウス部分を有し、このマウス部分は作動棒を
介してシャフト内で近位側の端部における作動グリップ
によって移動可能である。作動棒は中空であり、多数の
クリップを受容するマガジンとして役立つ。この鉗子に
よってはU字形のクリップしか使用できない。
本発明の課題は冒頭に述べた形式のクリップ及びこの
クリップを取付けるに適したクリップアップリケータで
あって、minimal invasiven chirurgie(MIC)において
トロカールスリーブを通して組織縁を損傷又は切開のあ
とで接近させかつ固定することができるものを提供する
ことである。
本発明の課題は請求項1の特徴部分に記載した特徴と
請求項6に記載したクリップアップリケータとによって
解決された。従属請求項には本発明のクリップの有利な
実施態様が記載されている。
次に本発明を図面に基づき説明する。
第1図は図示されていない組織に取付けたあとの本発
明のクリップの側面図と平面図。
第2図は掴まれたクリップを有するアップリケータの
遠位側の端部の平面図。
第3図は出発状態で挿入されたクリップを有するアッ
プリケータの遠位側の端部の側面図。
第4図は変形された、トロカールスリーブを通して押
し込み可能なクリップを有するアップリケータの遠位側
の端部の側面図。
第5図は部分的に開放された、使用準備されたクリッ
プを有するアップリケータの遠位側の端部の側面図。
第6図はクリップアップリケータの側面図。
第7図はアップリケータの遠位側の端部と、図示され
ていない組織縁を接近させかつ固定したあとの変形され
たクリップを示した図。
第8図はアップリケータの遠位側の端部と、図示され
ていない組織を接近させかつ固定したあとの、開放を防
止したクリップとを示した図。
本発明のクリップは最終的な、組織に配置された形状
で第1図に示されている。このクリップは曲げやすいブ
リッジ部分8により互いに結合されたクリップ下方部分
1とクリップ上方部分2とから成っている。
クリップは全体として曲げることのできる材料、例え
ば、統一的な直径を有する適当な高級鋼線材から成って
いる。クリップを取付けるときにはこの場合にはブリッ
ジ部分が適当に構成されたアップリケータによってあら
かじめ変形される。これに対してクリップ下方部分とク
リップ上方部分は変形されないままである。しかしなが
らブリッジ部分8の横断面はクリップの他の横断面部分
に対して縮小されていると有利である。これによってク
リップを取付けるときにピン9は曲げられることなしに
高い力を組織に生ぜしめることができ、ブリッジ部分を
曲げるために必要とされる力は所定範囲内に保される。
本発明のクリップは対称平面を有している。クリップ
下方部分1は自由端部に対称平面内で折曲げられたピン
9を保持している。このピン9は先端10を有している。
クリップ上方部分2は自由端に丸味の付けられたプロテ
クタ突起12を保持している。プロテクタ突起12の近くに
クリップ上方部分2を透し孔11を備え、この透し孔11は
対称平面内に配置されている。ピン9を有するクリップ
下方部分1と曲げやすいブリッジ部分8とクリップ上方
部分との透し孔11までの長さは、クリップ上方部分2が
ブリッジ部分8の変形のもとでクリップ下方部分1に対
して押圧されるとピン9の先端10が透し孔11内へ係合す
るように選択されている。
ピン9の先端によっては、接近させかつ固定しようと
する組織が刺通されかつ帯積される。その後でクリップ
上方部分2はブリッジ部分8を曲げることで、先端10が
透し孔11に係合するまでクリップ下方部分1のピン9に
向かって押される。ピン先端10の横断面と透し孔の横断
面は互いに適当に選択される。もっとも簡単な解決策は
円形の透し孔11と円錐またはピラミッド状の先端10であ
る。
有利にはプロテクタ突起12はピン9と同じ方向に折曲
げられている。これによってクリップの意図しない開放
を防止し、同時に固定された組織の別の損傷が阻止され
るように保護される。このためには透し孔11から突出す
るピン先端10はプロテクタ突起12に向かって折曲げら
れ、折曲げられたプロテクタ突起12によって保護され
る。
適当なアップリケータの構成は、クリップのブリッジ
部分8が小さい横断面を有し、クリップ上方部分2とク
リップ下方部分1とにおけるシフト面6,7がこれらのク
リップ部分とブリッジ部分との間の境界面に設けられて
いることにより達成される。さらに有利であることはク
リップ上方部分2の、ブリッジ部分8に隣接した範囲に
おいて両側で、ピン3が対称平面に対して垂直に一体成
形されていることである。特に有利であるのはブリッジ
部分8とは反対側に斜面4を有するピンである。
本発明のクリップは薄板から打抜かれ、次いで第3図
に示された出発形状に曲げることができる。クリップは
唯一の部分から成り、小さな単個部分を接合する必要は
ない。適当な材料、例えば曲げやすい高級鋼を選択する
ことによってブリッジ部分は複数回変形しても折損が生
じることはない。クリップはきわめて小さく製造でき、
5.7〜10mmの一般的なトロカールスリーブを通して取付
けことができる。
本発明のクリップに適合させられたクリップアップリ
ケータの構成は第3図と第6図にもっとも良く示されて
いる。重要であるのは以下の特徴である。すなわち、 (イ) クリップの曲げやすいブリッジ部分(8)を掴
みかつ保持するためのクリップグリッパ; (ロ) 作動グリップ13,14を介して軸方向及び垂直方
向にクリップの曲げやすいブリッジ部分8を保持するた
めに移動可能で、ヘッド38がクリップを遠位側の送りに
際して曲げやすいブリッジ部分8の範囲であらかじめ変
形してクリップ下方部分1とクリップ上方部分2とがほ
ぼ平行な位置をとるようにするアップリケータシャフト
管39; (ハ) アップリケータシャフト管39の近位側の移動に
際してクリップ上方部分2が曲げやすいブリッジ部分の
変形によってクリップ下方部分1に対してほぼ垂直な位
置へもたらされるようにするアップリケータヘッド38に
おける2つのオープナピン47とクリップグリッパ27にお
ける1つのストッパ棒28である。
第2図から第8図までに示されたクリップアップリケ
ータの実施例は片手操作のために構成されている。この
クリップアップリケータは第4図に示された形のクリッ
プをアップリケータヘッド38とアップリケータシャフト
21とに合わせられた5.7又は10mmのトロカールスリーブ
を通して取付けることを可能にする。
部分22,38,39から成るシャフト外側部分の、シャフト
内側部分23とグリッパ27とに対して相対的な簡単な並進
的な運動によってクリップは第4図に示された形に保持
され、トロカールスリーブを通して導入され、第5図に
示した形に開放され、ピン9に組織を積荷しかつ接近さ
せたあとで第7図に示すように閉じられ、第8図に示す
ように錠止され、次いで開放される。クリップの閉鎖と
開放はブリッジ部分8におけるヒンジ円弧部が遠位側の
方向へシャフト管39が移動する場内のグリッパジョー32
とストッパ及び変形リブ44との間の力対偶によってもし
くはシャフト管39が近位側の方向へ戻る場合(クリップ
の開放)のストッパ棒28とオープナピン47との間に力対
偶によって変形されることで行われる。
クリップアップリケータとクリップとは、第3図に示
すように装着過程に際してピン背部5がクリップ上方部
分2のピン3に沿って十分な遊びをもってアップリケー
タヘッド38におけるオープナピンのカバー面45の上をス
トッパ及び変形リブ44を越えて移動できるように互いに
調和させられている。
開閉に際してクリップは並進的にほぼ第5図に示した
位置とアップリケータヘッドにおける後変形リブ40と41
の始端との間で始動する。アップリケータヘッド38とグ
リッパ27との図示の構成によってこの作業範囲において
ヒンジ円弧部の半径が比較的に大きく留まることが達成
され、その弾性的な変形は非現実的な多くの作業動作の
あとではじめて材料をだめにする。
クリップを開く場合、前述の力対偶はブリッジ部分8
とクリップ上方部分2におけるピン3に作用し、ヒンジ
円弧部48の半径増大をもたらす。
クリップは掴まれ、アップリケータヘッドに引込まれ
たあとで第3図に示すように以下の締込み又は滑り面に
接触することにより確実に保持されかつ(又は)案内さ
れる。すなわち、 −ストッパ棒28とグリッパジョー32の遠位側の端面の間
で、 −クリップ下方部分1におけるシフト面7とグリッパヘ
ッド29における下方のインデックス面34とによって −クリップ上方部分2におけるシフト面6とグリッパヘ
ッド29におけるインデックス面35によって、 −クリップ下方部分の案内によってアップリケータヘッ
ド38の溝内で側方にも、これに対して垂直にもグリッパ
ジョーの下面と溝42の底面42との間の案内によって、 −グリッパジョー29におけるブリッジ部分8の側方での
閉じ込めによって、 −クリップ上方部分のアップリケータヘッド38のオープ
ナピン47の間の側方の案内(一時的)によって、 −クリップ上方部分2の、アップリケータヘッド38にお
ける案内溝51の底面に沿った滑り接触によって、 −クリップピン3の、アップリケータヘッド38の案内溝
51におけるクリップ上方部分2に沿った側方案内によっ
て、 クリップは確実に保持又は案内されている。
クリップ変形力の負荷を受けてグリッパジョー29が案
内溝51内で側方へ逃げること及び開くことはグリッパジ
ョーが案内リブ30を介して案内溝51の側面に支えられる
ことにより阻止される。
クリップグリッパ27、ひいては掴まれたクリップはシ
ャフト内側部分23と掌グリップ部分14とを介して手術者
の手によって人間工学的に良好にかつ確実に誘導可能で
ある。手術位置において指グリップ部分13を作動させて
アップリケータヘッド38とシャフト管39とを移動させる
ことによりクリップを閉鎖しかつ開放することはクリッ
プの転移をもたらさない。この転移は常に手術者の修正
する手の運動により補償される必要があるものであっ
た。
前述のシステム機能を成す場合のプログラム順序並び
にこのために必要なクリップグリッパ27に対して相対的
なアップリケータヘッド38の移動は駆動ヘッド16におけ
る滑子案内路17と、グリッパヘッド15に旋回可能に支承
されかつ平ばね50の力に抗して滑子案内路を交換するた
めに親指でグリッパヘッド15に向かって移動させられる
ばねレバー20に設けられた、前記滑子案内路17に係合す
る舌部とによって与えられる。このプログラムメカニッ
クによっては3つの作業範囲が与えられている。
範囲1: クリップの掴みと取付け アップリケータ38はグリッパヘッド27に対して相対的
に指グリップ部分13を作動することで第6図に示された
位置から第5図に示された位置へもたらされる。指グリ
ップ部分13は出発位置への遠位側の戻りに対し平ばね52
によってブロックされる。
範囲2:クリップの閉鎖と開放 指グリップ部分13を介してアップリケータヘッド38は
グリッパ27に対して相対的に滑子案内路によって規定さ
れた2つのストッパ点の間で往復運動させることができ
る。この場合、クリップは組織縁を載積するために開放
され(第5図)かつ閉鎖される(第4図)。クリップの
意図しない開放又はロックは可能ではない。
範囲3: クリップのロックと開放 両方の組織縁をクリップのピン9に載積したあとで前
述のように親指でばねレバー20が作動される。これによ
ってばねレバー20における舌部は滑子案内路17のより低
く位置する第2の部分にスナップ係合する。指グリップ
部分13がいまやさらに引き寄せ可能であるこにより、後
変形リブ40と41の下でヒンジ円弧部48が変形され、クリ
ップ上方部分2がより低い位置へもたらされ(第7図及
び第8図)、ピン先端10がプロテクタ突起12に向かって
曲げられ、これによってクリップが錠止される(第8
図)。グリップ部分13にかけられている力が除かれる
と、平ばね52の作用によってアップリケータヘッド38が
近位側へ引戻され、クリップは固定された組織縁と一緒
に解放される。
両方のロレットねじ18と24を弛めかつ取除いたあとで
アップリケータシャフト21はアップリケータヘッド38、
クリップグリッパ27及び滑子案内路17を有する駆動ヘッ
ド16を含めて交換され得る。この場合には構成的にはア
ップリケータヘッド及び駆動ヘッドが同時に交換され、
ひいては滑子案内17が常にそのつどのクリップ寸法に申
し分なく適合させられていると有利である。
公知の結紮クリップと同様にここで提案されているシ
ステムもクリップと所属のアップリケータとから成って
いる。
同様に結紮クリップに則ってピンの付けられたクリッ
プのために種々の大きさの、そのつどの使用例に申し分
なく設計されたクリップを有する多部分から成るクリッ
プセットが、相応に適合させられたアップリケータ又は
アップリケータヘッドと共に提案されている。
ここで選ばれた操作グリップはシャフト外径が5mm、7
mmと10mmであるアップリケータを適当なトロカールスリ
ーブ内で駆動することを保証する。器具シャフト21の交
換は駆動ヘッド16もしくはグリップヘッド15における両
方のロレットねじ18と24を操作することで行われる。
アップリケータは3つの構成グループから成ってい
る。
−マウス26、案内溝42,43,51、後変形リブ40,41、オー
プナピン47を有するアップリケータはクリップグリッパ
27と協働してクリップを受容しかつ変形するために役立
つ。
−ハンドグリップは主として掌グリップ部分14、ピン25
を介して掌グリップ部分14に旋回可能に結合された指グ
リップ部分13、グリップ戻し用の平ばね52、旋回可能な
ばねレバー20を有するグリップヘッド15及びそれを戻す
ための平ばね50から構成されている。
ハンドグリップは片手操作のために構成されている。
このハンドグリップは器具の保持と誘導、アップリケー
タヘッド38の駆動及びアップリケータプログラムを実行
する場合の手術者の親指によるばねレバーの操作を可能
にする。
シャフト管39、移行片22、移行片22と結合された駆動
ヘッド16及びシャフト内側部分23を有するアップリケー
タシャフト21は、構成的に選択可能な長さで、アップリ
ケータヘッド38もしくはクリップグリッパ27とハンドグ
リップとの間の結合を成す。駆動ヘッド16は2つの滑子
案内17を有し、この滑子案内溝17はばねレバー20におけ
る舌部と協働してアップリケーションプログラムの確実
な実行を可能にする。並んで位置する滑子案内溝17はア
ップリケーショングリップを作動した場合にばねレバー
20の舌部を、互いに飛躍段Sだけ高さのずらされた3つ
の異なる平面A,B,Cにもたらす。
次に第1図に提案したクリップのアップリケーション
プログラムを詳細に説明する。
クリップの掴みと取付け 第3図に示されているような開いたクリップは適当な形
状を有するマガジンから直接的に又はピンセットからク
リップグリッパ27によって受取られる。第6図に示され
たようなアップリケータヘッド38の近位側の死点位置に
おいてはクリップグリッパ27は完全に開かれている。グ
リッパジョー32とグリッパヘッド29との間の内法間隔は
この位置で最大であって、この弛緩した状態で外方へ曲
げられた平ばね31によって規定されている。
ブリッジ部分8がストッパ棒28の遠位側の端部に接触
するとアップリケータヘッド38は遠位側へ移動させられ
得る。アップリケータヘッド38がグリッパヘッド29に対
して相対的に進んだ距離に相応してクリップグリッパ27
は閉じられる。適合させられたマガジンからグリッパに
クリップを供給する場合にはこの過程においてクリップ
がグリッパヘッド29に対して相対的に正確に位置決めさ
れ、ブリッジ部分8がグリッパジョー32の近位側の面と
ストッパ棒28の遠位側の端部との間に正確に位置せしめ
られる。さらにこの場合には、グリッパヘッド29におけ
るクリップの状態がクリップ下方部分1のシフト面7が
グリッパヘッド29のインデックス面34において案内され
かつクリップ上方部分2のシフト面6がインデックス面
33において案内されていることによって固定されること
が保証される。
このような正確なクリップ及びクリップグリッパの配
属関係はフリーハンド装着の場合には自動的には保証さ
れないので、このような場合には特別な注意を払う必要
がある。
クリップを開いたグリッパ27内に位置決めしたあとで
グリッパジョー32は記述したように遠位側に向けられた
アップリケータヘッド38の送りによって閉じられる。閉
鎖過程の終わりにおいてクリップ上方部分2の区分はピ
ン背部5とシフト面6との間に滑り込み、ブリッジ部分
8のまだ変形されていないヒンジ円弧部の1部はアップ
リケータヘッド38におけるオープナピン47の間の内法間
隙を通って滑動する。この場合には構成的に十分な間隔
がまだ延びているクリップ上方部分2とオープナピン47
のカバー面45との間に保証される。
グリッパヘッド29における案内リブ30も同様に案内溝
51内で案内され、グリッパヘッド29が棒51の壁に支えら
れることにより負荷を受けてクリップ27が開放すること
を防止する。
案内リブ30はアップリケータヘッドにおけるオープナ
ピン47の下を滑り通過する。
この場合、グリッパヘッド29はクリップ下方部分1と
共にアップリケータヘッド38の下方の案内溝42内へ引込
まれる。
クリップ上方部分2がアップリケータヘッド38におけ
るストッパ及び変形リブ44に接触するまでクリップ形状
は第3図に示すように変形することなく保たれる。
アップリケータヘッド38をさらに遠位側へクリップグ
リッパ27に対して相対的に移動させることによって、曲
げやすいブリッジ部分8はヒンジ円弧部48の範囲でスト
ッパ及び変形リブ44とグリッパジョー32との間で変形さ
れ、クリップ上方部分2がクリップ下方部分1へ向かう
閉鎖運動を開始する。この場合にはクリップはほぼ第5
図に示された形を有する。しかしながらクリップ上方部
分2はまだストッパ及び変形リブ44に接している。
これまで記述した並進的なアップリケータ運動の間は
ばねレバー20における舌部はまず第1の滑子案内路17a
の上昇する面上を固有のシャフトのばね力に抗して出発
平面から2SだけレベルBに持上げられる。第3図にはア
ップリケータヘッドにおける相応のクリップ位置が示さ
れている。前述の、ブリッジ部分8の第1の軽い変形の
あとで第5図に相応してばねレバー20の舌部が緊張させ
られたレバーシャフトのばね作用によってレベルBから
Sだけ第1の端子案内路17の平面Cへ飛び上がる。
これによってアップリケータの装填過程は終了する。
指グリップ部分は駆動ヘッド16のブロックを介して出発
位置へ戻ることが防止されている。クリップの意図しな
い解放は阻止される。
クリップの閉鎖と解放 アップリケータヘッド38が装填位置からグリッパ27に
対して相対的にさらに遠位側へ移動させられると装填過
程の終わりあたりで導入されたクリップの閉鎖運動が継
続される。クリップはさらに案内溝42と51内へ滑動す
る。この場合、クリップ上方部分2におけるブリッジ部
分8はグリッパジョー32とストッパ及び変形リブ44との
間の力対偶によってヒンジ円弧部48に構成される。
クリップ上方部分2から側方へ突出すピン3はオープ
ナピン47とストッパ及び変形リプ44との間のギャップを
通って案内溝51内へ侵入する。この案内溝51の側面に沿
ってピン3は滑動し、これによってクリップ上方部分2
は側方で支えられる。クリップ上方部分2の付加的な側
方案内は閉鎖過程の間、クリップ上方部分2がアップリ
ケータヘッド38のオープナピン47の間に侵入することで
与えられる(第4図)。後変形リブ40,41の乗上げ面49
と接触するまでアップリケータヘッドの継続する移動に
際して不変である、第4図に示されたクリップの形は、
クリップとアップリケータヘッド48とが適当なトロカル
スリーブを通って手術位置に侵入することを可能にす
る。何故ならばいまやクリップの端面輪郭はどの部分に
おいてもアップリケータヘッドの外側輪郭を越えて突出
しないからである。
クリップグリッパ27に対して相対的なアップリケータ
ヘッド38の遠位側の移動距離はばねレバー舌部が駆動ヘ
ッド16における平面Cの上の第の滑子案内路17の近位側
の端部に当接することで制限される。これによって後変
形リブ40と41が下へ走入する場合のクリップの意図しな
いロックは阻止される。アップリケータヘッド38がクリ
ップグリッパ27に対して相対的に、第1の滑子案内路17
の平面C上の遠位側と近位側のストッパによって制限さ
れた範囲で運動させられる限りにおいてはクリップは意
図しない解放とロックに対して保護されている。
第1の組織縁を掴みかつ装着するためには、クリップ
は手術域において開放されなければならない。このため
には指クリップ部分13にかけられた力が除かれ、適当に
設計された、グリップ部分間の平ばね52によって戻され
る。これによってアップリケータヘッド38は近位側へ移
動させられる。
クリップ上方部分2のピン3における傾斜部4の面と
オープナピン47における面46とが接触すると、アップリ
ケータ軸に対して平行にクリップ上方部分2におけるピ
ン3に作用するせん断力の分解によって、クリップを第
5図に示すようにヒンジ円弧部48の部分的な延びによっ
て開放する力成分が生じる。
クリップ下方部分1におけるピン9の先端10は切開縁
の近くで組織の外面(切開なしでアップリケータに向く
であろう面)に載せられ、ピンの軸方向の運動によって
組織を刺通することが試みられる。この試みはアップリ
ケータを近位側へ注意深く長手方向へ運動させることで
助けられる。この場合にクリップグリッジに向かって傾
斜したピン先端10にピン軸の方向の付加的な力成分が生
じる。
組織抵抗が大きすぎてこのような形式による刺通が可
能ではないと、指グリップ部分13を引き寄せることによ
ってアップリケータヘッド38がクリップグリッパ27に対
して相対的に縁位側へ動かされ、これによってクリップ
が前述の如く閉じられる。
この場合にはピン先端10とクリップ上方部分2におけ
る透し孔11との間にある組織横断面は、弾性的な逃げが
減少させられ、上方部分が対応保持力を作用させること
に基づき容易に刺通でき、組織縁は先端に載置される。
クリップの内法横断面内にある組織縁はクリップが閉
じるときにアップリケータヘッド38のマウス26内へ移動
する。
クリップをあらためて開放したあとで第2の組織縁が
切開面から又は組織裏面から、すでに述べたように刺通
されかつ載置される。刺通を助けるためにクリップがあ
らためて閉鎖されなければならないと、この場合には指
グリップ部分13は平面Cにおける第1の滑子案内路17の
近位側の端部にばねレバー舌部が当接するまで引き寄せ
られる。
このグリップ及びアップリケーション位置においては
ヒンジ円弧部48の外側は後変形リブ40,41の乗上げ面49
のすぐ前に位置する。
これによって組織縁を互いに相対的に固定しかつ載置
することは終了する。次いで曲げやすいブリッジ部分8
を備えて構成されたクリップがロックされる必要があ
る。何故ならばクリップはその構成に基づき曲げ剛性の
結紮クリップのようには前記ロックなしでは組織固定力
を受容することはできないからである。
組織縁の取付けられたクリップのロック及び解放 組織縁の取付けられたクリップの形状接続的なロック
のためには第4図の閉じられたクリップにおいてグリッ
プを保持する手の親指でばねレバー20が平ばね50の抵抗
に抗してグリップヘッド15に向かって押される。
これによってばねレバー20の舌部はSだけ第2の滑子
案内路17におけるレベルAに戻り落下する。ばねレバー
20を短時間このように一度押圧すると、舌部は滑子案内
路17において掴まれる。舌部は滑子案内路17の間の飛躍
段に沿って滑動し、これによってばねレバー20が戻って
クリップが解放されることを阻止する。
いまや指グリップ部分13が引続き引き寄せられ、ひい
てはアップリケータヘッド38がクリップグリッパ27に対
して相対的に引続き遠位側へ移動させられると、まずク
リップのヒンジ円弧部48が後変形リブ40もしくは41の傾
斜した乗上げ面49に接触する。
クリップ結合部における駆進する組織力が大きすぎな
いと、クリップ上方部分2の遠位側端部は、第7図に示
されているように、ヒンジ円弧部48の変形のもとで、引
続きクリップ下方部分1に向かって、透し孔11の下方の
縁がピン先端10の傾斜した縁に載着させられるまで移動
する。
アップリケータヘッド38が引続き遠位側へ移動させら
れるとヒンジ円弧部48は後変形リプ40もしくは41の下へ
押され、これによってクリップ上方部分2には第8図に
示された形が与えられる。
この過程はクリップ上方部分2における透し孔11をブ
リッジ部分8に対して相対的に遠位側へ移動させる結果
をもたらす。したがって透し孔11内に掴まれたピン先端
10も第8図に示したように遠位側へ移動する。
ヒンジ円弧部48の変形の間、ピン先端10もストッパ及
び変形リブ44に曲げ付けられかつ案内溝51内へ滑動す
る。
クリップ上方部分2におけるプロテクタ突起12はクリ
ップ内の組織の厚さ及び弾性的な対抗力に応じて多かれ
少なかれ直線的に曲げられる。変形後のプロテクタ突起
12の戻し力はクリップ上方部分2における孔縁がピン先
端10の縁に支えられることにより、先端がプロテクタ突
起の上に接触することを保証し、ひいてはクリップの支
承組織が損傷することを防止する。これまで記述した変
形はアップリケータヘッド38とシャフト管39とを、ばね
レバー20の舌部が滑子案内溝17の近位側の端部に当接す
るまでの移動させることで生ぜしめられる。
クリップ上方部分2は変形及び閉鎖過程によって、並
進的な滑動によりクリップの開閉が実現された案内溝51
の底から、さらにアップリケータマウス26の軸線に向か
ってずらされる(第8図)。いまやクリップ上方部分2
におけるピン3は第8図に示すようにオープナピン47の
下側の平面内に位置している。アップリケータヘッド38
が近位側へ引き戻されると、クリップ上方部分2におけ
るピン3はオープナピン47の下を通過して滑動する。
アップリケータヘッド38を引続き引き戻すと平ばね31
はクリップのブリッジ部分8を掴むグリッパヘッド29を
開放し、グリッパジョー32は閉じ込められた組織縁を有
する、第1図に相応したクリップを解放する。
解放過程の終わりのあたりで平ばね50の押圧力によっ
てばねレバー20の舌部はレベルAにおいて第2の滑子案
内路17から第1の滑子案内路17へ戻される。これによっ
てばねレバー20は再び出発位置にもたらされる。
アップリケータは突出するグリッパ27と共にトロカー
ルスリーブを通して手術位置から取除き、ただちに次の
クリップを装填することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュルケン, ハインリッヒ ドイツ連邦共和国 D―76297 シュテ ュッテンゼー―シュタッフォルト シュ ロスシュトラーセ 22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) クリップがクリップ下方部分
    (1)とクリップ上方部分(2)から成っていること、 (ロ) クリップ下方部分(1)とクリップ上方部分
    (2)とが曲げやすいブリッジ部分(8)により互いに
    結合されていること、 (ハ) クリップ下方部分(1)とクリップ上方部分
    (2)と曲げやすいブリッジ部分(8)とが一対称平面
    に位置していること、 (ニ) クリップ下方部分(1)が自由端部に、対称平
    面内で折曲げられた、先端(10)を備えたピン(9)を
    保持していること、 (ホ) クリップ上方部分(2)が自由端部に丸味の付
    けられたプロテクタ突起(12)を保持していること、 (ヘ) このプロテクタ突起(12)に対称平面に配置さ
    れた透し孔(11)が続いていること、 (ト) ピン(9)を含んだクリップ下方部分(1)の
    長さ、透し孔(11)までのクリップ上方部分(2)の長
    さ及び曲げやすいブリッジ部分(8)の長さが、クリッ
    プ上方部分(2)が曲げやすいブリッジ部分(8)の変
    形のものでクリップ下方部分(1)に向かって曲げられ
    ることによりピン(9)の先端(10)が透し孔(11)内
    へ導入可能であるように選ばれていること、 以上(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、
    (ヘ)、(ト)の特徴を有する形式のものにおいて、 (チ) ピン(9)が先端(10)に向かって先細になっ
    ており、先端(10)が円錐又はピラミッド状の形を有し
    ていること、 (リ) 曲げやすいブリッジ部分(8)の長さが、クリ
    ップを閉鎖するためにブリッジ部分(8)が対称平面内
    で2つの異なる個所でほぼ直角を成して変形可能であ
    り、閉鎖されたクリップがほぼ方形の形状を成し、この
    方形の各辺を、曲げやすいブリッジ部分(8)とクリッ
    プ下方部分(1)とピン(9)とクリップ上方部分
    (2)とが成すように選ばれている、 以上(チ)、(リ)の特徴を有る、外科で使用されるク
    リップ。
  2. 【請求項2】プロテクタ突起(12)がピン(9)と同じ
    方向に折曲げられている、請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】曲げやすいブリッジ部分の横断面がクリッ
    プ下方部分(1)のクリップ上方部分(2)との横断面
    に対し縮小されている、請求項1又は2記載のクリッ
    プ。
  4. 【請求項4】クリップ下方部分(1)とクリップ上方部
    分(2)と曲げやすいブリッジ部分(8)との間の境界
    面がシフト面として構成されている、請求項3記載のク
    リップ。
  5. 【請求項5】クリップ上方部分(2)が曲げやすいブリ
    ッジ部分(8)に隣接する範囲に、対称平面に対して垂
    直にかつ対称的に配置された2つのピン(3)を保持し
    ている、請求項1から4までのいずれか1項記載のクリ
    ップ。
  6. 【請求項6】請求項1から5までのいずれか1項記載の
    クリップを取付けるためのクリップアップリケータであ
    って、 (イ) クリップの曲げやすいブリッジ部分(8)を掴
    みかつ固持するためのクリップグリッパ(27)を有して
    いること、 (ロ) 作動グリップ(13,14)を介して軸方向にかつ
    クリップの、固持された、曲げやすいブリッジ部分に対
    して垂直に移動可能なアップリケータシャフト管(39)
    を有し、このアップリケータシャフト管(39)のヘッド
    (38)が遠位側の送りに際して、曲げやすいブリッジ部
    分(8)の範囲を変形して、クリップ下方部分(1)と
    クリップ上方部分(2)をほぼ平行な位置にもたらし、
    その際にピン(9)の先端(10)を透し孔(11)に貫通
    させることに構成されていること、 (ハ) アップリケータヘッド(38)に2つのオープナ
    ピン(47)が設けられかつクリップグリッパ(27)に1
    つのストッパ棒(28)が設けられており、オープナピン
    (47)とストッパ棒(28)とにより、アップリケータシ
    ャフト管(39)が近位側へ移動した場合に曲げやすいブ
    リッジ部分(8)の変形によってクリップ上方部分
    (2)がクリップ下方部分(1)に対してほぼ垂直な位
    置へもたらされるように構成されていること、 以上(イ)、(ロ)、(ハ)の特徴を有することを特徴
    とする、クリップアップリケータ。
JP6506779A 1992-09-09 1993-07-21 外科において使用されるクリップ及びクリップアップリケータ Expired - Lifetime JP2589058B2 (ja)

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