JP2588719Y2 - カセットデッキ - Google Patents

カセットデッキ

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JP2588719Y2
JP2588719Y2 JP1992069894U JP6989492U JP2588719Y2 JP 2588719 Y2 JP2588719 Y2 JP 2588719Y2 JP 1992069894 U JP1992069894 U JP 1992069894U JP 6989492 U JP6989492 U JP 6989492U JP 2588719 Y2 JP2588719 Y2 JP 2588719Y2
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cassette
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JPH0638028U (ja
Inventor
英海 高橋
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば自動車に装備
されるカーステレオ等のカセットデッキの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のカーステレオにおいては、通常図
4に示すようにステレオ本体A内に昇降可能にカセット
コンテナBが設けられており、カセット装填口Cから挿
入したカセットDが該カセットコンテナBに装填される
と、該装填をスイッチが検出し、カセットコンテナBを
磁気ヘッドが設けられている再生位置まで下降させ、ま
た再生終了によってカセットコンテナBを元の位置まで
上昇させ、図示しない送り出し手段によってカセットD
をカセット装填口Cに送り出すように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のカー
ステレオでは、カセットコンテナBに装填されているカ
セットDに対して再生可能に磁気ヘッドが接触するよう
に、上記装填状態では、カセットDがカセットコンテナ
Bから突出するようになされる。したがってカセット装
填口CとカセットコンテナBとの間には間隙Eが形成さ
れ、このためカセット挿入時に該カセットDの姿勢が図
4のように傾いていると、カセットDがカセットコンテ
ナBの先端に引っ掛かってしまう不具合が生じ、操作性
が損なわれることになっていた。
【0004】加えて、カセットDがカセットコンテナB
に装填されているにもかかわらず、次のカセットを誤っ
て挿入すると、該カセットが下降状態にあるカセットコ
ンテナBの上に挿し込まれてしまうような、カセットの
2重挿し込みとなる問題があった。
【0005】そこで本考案は、操作性よくカセット装填
が行なえ、しかもカセットの2重挿し込みを効果的に防
止することができるカセットデッキの提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するため手段】すなわち本考案は、デッキ
本体内に、該デッキ本体正面に開口されているカセット
装填口に対応してカセットコンテナが昇降可能に設けら
れ、上記カセット装填口とカセットコンテナとの間の間
隙部にガイド板が上下に回動可能に配置されると共に、
該ガイド板の回動支点が、上記カセットコンテナが下降
する際に該カセットコンテナに挿入されているカセット
によってガイド板が下方に回動されて起立される位置に
設けられ、かつガイド板を水平状態に付勢するバネ手段
が設けられているカセットデッキにおいて、前記ガイド
板は、水平状態でその一端がカセット装填口の挿入口に
係合する長さを有していることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、カセット装填口とカセッ
トコンテナとの間隙部に、バネ手段によって水平に支持
されたガイド板が配置されているから、挿入しようとす
るカセットの姿勢が傾いていても、該カセットがカセッ
トコンテナの先端に引っ掛かることがなくなると共に、
カセットが装填されてカセットコンテナが下降している
状態では、装填されているカセットがガイド板を回動さ
せて、該ガイド板を起立させることになるから、該ガイ
ド板がカセット装填口を塞ぐことになって、次のカセッ
トの挿入を阻止する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0009】図1はカーステレオを示し、該カーステレ
オはそのステレオ本体1の正面にカセット装填口2が開
口され、該カセット装填口2に上部をヒンジ3によって
本体フレーム4に取り付けられたシャッタ5が設けら
れ、常時は該シャッタ5によってカセット装填口2が閉
じられていると共に、カセットX(図2および図3参
照)を挿入するときに該カセットXによって開かれるよ
うになされている。
【0010】また、ステレオ本体1の内部には、図1に
おいて実線で示すカセット装填口2と同じ高さ位置の上
昇位置(すなわちカセット装填位置)と、鎖線で示す下
降位置(すなわち再生位置)とにわたって図示しない昇
降駆動手段によって昇降されるカセットコンテナ6が設
けられる。このカセットコンテナ6はカセット装填口2
側が開口された入口7とされると共に、内奥に装填カセ
ット検出用のセンサ8が取り付けられる。
【0011】また、カセットコンテナ6がカセット装填
位置に上昇している状態では、該カセットコンテナ6も
入口7とカセット装填口2との間に間隙部9が形成され
るようになされており、該間隙部9で、かつカセット装
填口2からカセットXが挿入された際に、該カセットX
を下方から支える位置にガイド板10が装着される。そ
の場合、ガイド板10は下面中央部にカセット挿入方向
に対して直角に横方向の軸11が取り付けられ、該軸1
1がステレオ本体1の適所に回転可能に支持され、これ
によってガイド板自体が回動可能とされると共に、該ガ
イド板10の一端とステレオ本体1との間にバネ部材1
2が張着され、このバネ部材12の力によってガイド板
10の端部がカセット装填口2を形成する本体フレーム
4に上面から接当かつ係合(この係合部を図1において
矢印Zで示す)して、常に水平状態に位置するように付
勢される。なお、上記の軸11は、カセットコンテナ6
にカセットXが装填されている状態において、該カセッ
トコンテナ6から突出しているカセットXの先端よりも
若干カセット装填口2側に寄せて配置される。
【0012】このような構成によれば、図2に示すよう
にカセット装填口2からカセットXを挿入するとき、カ
セットXの挿入姿勢が傾いているために、カセットXの
挿入側先端がカセットコンテナ6の先端に引っ掛かろう
としても、間隙部9に設けられているガイド板10にカ
セット挿入側先端が当たって、該ガイド板10によって
傾いている姿勢を矯正されるようにガイドされつつカセ
ットコンテナ6の入口7に移行され、これによって円滑
にカセットコンテナ6内に装填されることになる。した
がって、カセットXの装填が容易となり、かつまた該装
填操作に慎重を期する必要がなくなる。
【0013】また、上記の装填後、前述のセンサ8が該
装填を検出することによって昇降駆動手段によってカセ
ットコンテナ6が再生位置へ下降されることになるが、
該下降によってカセットコンテナ6から突出しているカ
セットXの先端がガイド板10に当たってバネ部材12
に抗して軸11を中心に回動させる。そのため、ガイド
板10が起立し、図3のようにカセット装填口2の奥に
飛び出る形となるから、カセットXをすでに装填してい
るのに、また新たなカセットを装填しようとしても、該
カセットの挿入側先端がガイド板10に当たって、その
挿入が阻止される。したがって、カセットXの2重差し
込みが防止できることになる。
【0014】なお、上記の実施例はカーステレオを例に
とって説明したが、本考案はその他のカセットデッキに
適用できるものである。
【0015】
【考案の効果】以上の記載によって明らかなように、本
考案によれば、カセット装填口とカセットコンテナとの
間隙部に、バネ手段によって水平に支持されたガイド板
の一端がカセット装填口の挿入口に係合するように配置
されているから、カセット装填口Cとカセットコンテナ
Bとの間の間隙Eが、該ガイド板ひとつでもって閉塞さ
れて挿入しようとするカセットが傾いていても、該カセ
ットの挿入側先端がカセットコンテナの先端に引っ掛か
ることがなくなり、装填が円滑に行なわれて操作性が向
上する。つまり、ガイド板という1つの部品でもってカ
セット装填口とカセットコンテナとの間の間隙Eを適時
に塞ぎ得る。また、カセットが装填されてカセットコン
テナが下降している状態では、装填されているカセット
がガイド板を回動させて、該ガイド板を起立させること
になるから、その一端がシャッタより前面に起立した
ガイド板がカセット装填口を確実に塞ぐことができ、次
のカセットの挿入が阻止され、2重差込が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかるカーステレオの概略構成
図。
【図2】 上記カーステレオのカセット装填時の説明
図。
【図3】 上記カーステレオのカセット装填後の説明
図。
【図4】 従来のカーステレオの欠点を説明する図。
【符号の説明】
1 ステレオ本体 2 カセツト装填口 6 カセットコンテナ 9 間隙部 10 ガイド板 19 バネ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デッキ本体内に、該デッキ本体正面の開口
    されているカセット装填口に対応してカセットコンテナ
    が昇降可能に設けられ、上記カセット装填口とカセット
    コンテナとの間の間隙部にガイド板が上下に回動可能に
    配置されると共に、該ガイド板の回動支点が、上記カセ
    ットコンテナが下降する際に該カセットコンテナに挿入
    されているカセットによってガイド板が下方に回動され
    る位置に設けられ、かつガイド板を水平状態に付勢する
    バネ手段が設けられているカセットデッキにおいて、前
    記ガイド板は、水平状態でその一端がカセット装填口の
    挿入口に係合する長さを有していることを特徴とするカ
    セットデッキ。
JP1992069894U 1992-10-07 1992-10-07 カセットデッキ Expired - Lifetime JP2588719Y2 (ja)

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JPH0638028U JPH0638028U (ja) 1994-05-20
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