JP2588655B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2588655B2 JP22653891A JP22653891A JP2588655B2 JP 2588655 B2 JP2588655 B2 JP 2588655B2 JP 22653891 A JP22653891 A JP 22653891A JP 22653891 A JP22653891 A JP 22653891A JP 2588655 B2 JP2588655 B2 JP 2588655B2
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俊幸 谷辺
博 藤井
伸示 山県
和則 福谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器に関し、更
に詳しくは消弧装置の性能を向上させた回路遮断器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回路遮断器としては、例
えば、特開昭62−163235号公報に記載のものが
知られている。そこで、この公報に記載された回路遮断
器について図18〜図19の(a)〜(c)を参照しな
がら説明する。図18において、1は可動接触子、2は
可動接触子1の一端に固着された可動接点、3は可動接
触子1の回動によりその可動接点2が接離する固定接
点、4は直線導体部4A及びU字状導体部4Bからなり
ブローアウトコイルを形成する接続導体、5Aは接続導
体4に対して螺子6によって電気的に接続された端子
部、5Bは端子部5Aと対をなす端子部、7は固定接点
3と接続導体4とからなる固定接触子、8は消弧グリッ
ド、9は可動接触子1を開閉動作させる機構部、10は
異常電流を検出する検出部、11はシャント、12は上
記各部材を収納する容器である。
【0003】次に動作について説明する。図19の
(a)に示す通電時には可動接点2と固定接点3とが接
触した閉成状態にあり、端子部5A、接続導体4、固定
接点3、可動接点2、シャント11、端子部5Bの経路
を経由して電流が矢示Iに示すように流れる。次いで、
機構部9を手動で操作するかまたは検出部10が異常電
流を検出して動作信号を送るかとすると、機構部9が動
作して各接点2、3を開離させる。但し、異常電流が短
絡電流のような場合には、機構部9の動作に先立って電
磁反発力により可動接触子1が反発して接点2、3が開
離する。各接点2、3の開離と共にこれらの接点2、3
間にアークAが発生し、接点2、3間の距離がアークA
を駆動させるのに必要な値以上になると、図19の
(b)に示すように接続導体4を形成するブローアウト
コイルの磁場の影響でアークAが消弧グリッド8の方向
へ駆動させてアークAを伸長させる。この時、ブローア
ウトコイルが閉成時の各接点2、3の近傍に位置するた
め、ブローアウトコイルの発生する磁場が発弧直後のア
ークAに集中的に印加され、急速にアークAが駆動、伸
長されてアークA電圧が急激に上昇して電流を限流す
る。更に、各接点2、3間の距離が増大すると、図19
の(c)に示すように可動接触子1はブローアウトコイ
ルの上部電流路より上方に位置するため、ブローアウト
コイルの発生する磁場によるアークAを駆動する作用及
び伸長する作用が略なくなるが、消弧グリッド8の作用
及びアークAを含む消弧室空間内の電流経路の作用によ
りアークAは消弧グリッド8側に駆動及び伸長し、消弧
グリッド8によって冷却され電流が遮断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回路遮断器では、ブローアウトコイルを形成する接続導
体4が閉成時の可動接点2及び固定接点3の近傍に配設
されているため、発弧直後のアークAを駆動、伸長させ
る作用をもたらす磁場を集中的に印加することはできる
が、閉成時において可動接触子1の可動接点2以外の殆
どの部分がブローアウトコイルの外側に位置しているた
め、可動接触子1を開離する方向へ駆動する磁場成分が
殆ど得られず、開離初期においては開離スピードの上昇
が遅くなり、アークAを駆動するために必要な最小限の
接点2、3間距離に到達するのが遅くなり、電流の限流
性能を十分に得ることができないという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、開極初期における可動接触子の回動スピー
ドを向上させると共に、アークの端子部側への伸長駆動
力を増大させることができる優れた限流性能を有する回
路遮断器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明の回路遮断器
は、回動中心を有し、一端に可動接点が固着されている
可動接触子と、可動接触子の回動により上記可動接点と
接離可能な固定接点と、固定接点が先端に固着され且つ
基端側を中心に回動可能に弾性支持されていると共に閉
成時の上記可動接触子に対して平行且つ下方に位置する
導体部と、導体部を一端に有すると共に他端が端子部に
接続され且つ上記各接点間に発生するアークを上記端子
部側へ伸長駆動させる磁場を発生させるブローアウトコ
イルを形成する接続導体とを備え、閉成状態から可動接
触子が回動することによって可動接点が固定接点から開
離する方向を上方としたとき、上記ブローアウトコイル
の上部の電流路及び上記端子部は、閉成時には上記可動
接点及び固定接点の接触面の位置より上方にそれぞれ位
置し、開成時には上記可動接触子の可動接点の面の位置
より下方にそれぞれ位置するように構成されたものであ
る。
【0007】また、第二の発明の回路遮断器は、回動中
心を有し、一端に可動接点が固着されている可動接触子
と、可動接触子の回動により上記可動接点と接離可能な
固定接点と、固定接点が先端に固着され且つ基端側を中
心に回動可能に弾性支持されていると共に閉成時の上記
可動接触子に対して平行且つ下方に位置する導体部と、
導体部を一端に有すると共に他端が端子部に接続され且
つ上記各接点間に発生するアークを上記端子部側へ伸長
駆動させる磁場を発生させるブローアウトコイルを形成
する接続導体とを備え、閉成状態から可動接触子が回動
することによって可動接点が固定接点から開離する方向
を上方としたとき、上記ブローアウトコイルの上部の電
流路及び上記端子部が、閉成時には上記可動接触子より
上方にそれぞれ位置し、開成時には上記可動接触子より
下方にそれぞれ位置するように構成されたものである。
【0008】また、第三の発明の回路遮断器は、回動中
心を有し、一端に可動接点が固着されている可動接触子
と、可動接触子の回動により上記可動接点と接離可能な
固定接点と、固定接点が先端に固着され且つ基端側を中
心に回動可能に弾性支持されていると共に閉成時の上記
可動接触子に対して平行且つ下方に位置する導体部と、
導体部を一端に有すると共に他端が端子部に接続され且
つ上記各接点間に発生するアークを上記端子部側へ伸長
駆動させる磁場を発生させるブローアウトコイルを形成
する接続導体とを備え、閉成状態から可動接触子が回動
することによって可動接点が固定接点から開離する方向
を上方としたとき、上記ブローアウトコイルが、閉成時
には、少なくとも上記固定接点より上記回動中心側に位
置し且つ上記可動接触子に略平行する二辺を形成すると
共に二辺のうち一辺が上記可動接触子より下方に位置し
且つ他辺が上記可動接触子より上方にそれぞれ位置し、
開成時には、上記二辺が上記可動接触子より下方にそれ
ぞれ位置するように構成されたものである。
【0009】また、第四の発明の回路遮断器は、第一な
いし第三の発明の各回路遮断器のうち、上記導体部が略
L字状を呈し且つ上記ブローアウトコイルの一部を形成
すると共に、上記可動接触子の回動中心が閉成時の上記
各接点の接触面より上方に位置するように構成されたも
のである。
【0010】
【作用】第一第四の発明によれば、可動接点の固定接点
からの開離初期において可動接触子を開離方向へ駆動す
る磁場成分が集中的に形成され、可動接点が固定接点か
ら開離する直後の可動接触子の開離スピードが上昇し、
また、固定接点を固着した導体部がブローアウトコイル
による磁場の作用と可動接触子との反発作用により可動
接触子と反対方向へ回動させ、延いては開離後、アーク
を駆動するに必要な最小限の接点間距離に速く到達し、
ブローアウトコイルの磁場によってアークを早い時点で
駆動、伸長させて回路遮断器の限流性能を向上させる。
【0011】また、第二の発明によれば、可動接点の固
定接点からの開離初期において可動接触子を開離方向へ
駆動する磁場成分が集中的に形成され、可動接点が固定
接点から開離する直後の可動接触子の開離スピードが上
昇し、また、固定接点を固着した導体部がブローアウト
コイルによる磁場の作用と可動接触子との反発作用によ
り可動接触子と反対方向へ回動させ、延いては開離後、
アークを駆動するに必要な最小限の接点間距離に速く到
達し、ブローアウトコイル及び端子部の磁場によってア
ークを早い時点で駆動、伸長させて回路遮断器の限流性
能を向上させる。
【0012】また、第三の発明によれば、可動接点の固
定接点からの開離初期において可動接触子を開離方向へ
駆動する磁場成分が集中的に形成され、可動接点が固定
接点から開離する直後の可動接触子の開離スピードが上
昇し、また、固定接点を固着した導体部がブローアウト
コイルによる磁場の作用と可動接触子との反発作用によ
り可動接触子と反対方向へ回動させ、延いては開離後、
アークを駆動するに必要な最小限の接点間距離に速く到
達し、ブローアウトコイルの磁場のみの影響によってア
ークを駆動、伸長させて回路遮断器の限流性能を向上さ
せる。
【0013】また、第四の発明によれば、可動接点の固
定接点からの開離初期において可動接触子を流れる電流
によって導体部を吸引すると共に稼動接触子を開離方向
へ駆動する磁場成分が集中的に形成され、可動接点が固
定接点から開離する直後の可動接触子の開離スピードが
上昇し、また、固定接点を固着した導体部がブローアウ
トコイルによる磁場の作用と可動接触子との反発作用に
より可動接触子と反対方向へ回動させ、延いては開離
後、アークを駆動するに必要な最小限の接点間距離に速
く到達し、ブローアウトコイルの磁場によってアークを
早い時点で駆動、伸長させて回路遮断器の限流性能を向
上させる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図17に示す実施例に基づいて
従来と同一または相当部分には同一符号を付して本発明
を中心に説明する。
【0015】まず、第一の発明の回路遮断器について説
明する。尚、各図中、図1は第一の発明の回路遮断器の
一実施例の要部を示す断面図で、可動接点と固定接点と
が接触した閉成状態を示す図、図2は図1に示す回路遮
断器における可動接点と固定接点とが開成した状態を示
す図1相当図、図3は第一の発明の他の実施例の回路遮
断器の可動接触子と固定接触子、を示す斜視図である。
【0016】第一の発明の一実施例の回路遮断器は、図
1、図2に示すように、主として可動接触子1と固定接
触子7に相当する部分の構造を異にし、これら以外は従
来の回路遮断器に準じて構成されている。即ち、上記可
動接触子1は、先端に可動接点2が固着された直線状の
導体片からなり、その基端が容器12の底部に固定され
た導体13にシャント14を介して弾性支持されている
と共に基端に回動中心15を有している。また、可動接
触1の下側には可動接点2と接離可能な固定接点3が先
端に固着された直線状の導体部(反発導体)4Aが配設
されている。この反発導体4Aは、基端がシャント16
を介して後述の接続導体4の一端に弾性支持されている
と共に基端に回動中心17を有し、固定接点3が可動接
点2と接触した閉成状態では可動接触子1に対して平行
且つ下方に位置している。そして、固定接点3と反発導
体4Aとで反発子を構成している。また、上記接続導体
4は、上述のように一端が反発導体4Aに接続され且つ
他端が螺子6によって端子部5Aに接続されていると共
に、可動接点2、固定接点3間に発生するアークを端子
部5A側へ伸長駆動させる磁場を発生させるブローアウ
トコイルを形成している。そして、接続導体4と端子部
5Aとで固定導体を構成している。
【0017】而して、上記構成を有する回路遮断器の通
電時には、端子部5A、シャント16、接続導体4、反
発導体4A、固定接点3、可動接点2、シャント14、
導体13及びもう一つの端子部(図18参照)の経路を
経由して電流が流れる。通電状態から電磁反発力または
機構部(図18の番号9に相当する)の作用によって可
動接触子1及び反発子(固定接点3及び反発導体4Aか
らなる)の開極動作が開始されると可動接点2が固定接
点3から開離してアークが発生する。
【0018】この動作において、閉成状態から可動接触
子1が回動することによって可動接点2が固定接点3か
ら開離する方向を上方としたとき、可動接触子1は、接
続導体4であるブローアウトコイルに発生する磁場の作
用、特に、ブローアウトコイルの上部の電流路との吸引
力及び反発導体4Aとの反発力それぞれによって回動中
心15を中心にして上方へ急速に回動する。この動作と
同時に、反発子は、ブローアウトコイルに発生する磁場
の作用、特に、反発導体4Aの下方において近接してい
るブローアウトコイルの下部の電流路との吸引力及び可
動接触子1との反発力それぞれによって回動中心17を
中心にして下方へ急速に回動する。斯くして、開極初期
の接点間の距離が急速に大きくなって接点間の距離がア
ークを駆動するに必要な最小限の値に素早く到達する。
しかも、開極直後のアークの至近にブローアウトコイル
の上部の電流路が位置しているためブローアウトコイル
の磁場によってアークが消弧グリッド8の方向へ効果的
に駆動、伸長され、開極直後にアーク電圧が急激に上昇
して電流が効果的に限流される。
【0019】更に、接点間距離が増大すると、図2に示
すように、可動接触子1がブローアウトコイルの上部の
電流路より上方に位置するため、ブローアウトコイルに
発生する磁場によるアークを駆動、伸長させる作用が略
なくなるが、消弧グリッド8の作用及びアークを含む消
弧空間内の電流経路の作用によってアークは消弧グリッ
ド8側へ駆動、伸長され、消弧グリッド8により冷却さ
れ電流が遮断される。
【0020】また、上記実施例の回路遮断器の接続導体
4は、1ターン以上のブローアウトコイルとして形成し
たものについて説明したが、本発明における接続導体
は、図3に示すように、1ターン未満のブローアウトコ
イルとして形成したものであってもよい。この場合には
反発導体4A及び固定接点3からなる反発子がブローア
ウトコイルの下部の電流路を形成している。このような
接続導体4を適用した回路遮断器では、反発子は上記実
施例の場合のように急速には駆動せず、また、接続導体
4にスリット4Cを設けて可動接触子1の開閉動作を妨
げないようにする必要があるが、接続導体4及び端子部
5Aからなる固定導体を一枚の導電材料を曲げ加工等を
するだで容易に作製することができると共に反発子を容
易に組み立てることができるるため、装置の製造コスト
を低減することができる。
【0021】次いで、第二の発明の回路遮断器を図4〜
図6に基づいて説明する。尚、各図中、図4は第二の発
明の回路遮断器の一実施例の要部を示す図1相当図、図
5は図4に示す回路遮断器における可動接点と固定接点
とが開成した状態を示す図1相当図、図6は第二の発明
の他の実施例の回路遮断器の可動接触子と固定接触子を
示す図3相当図である。
【0022】本実施例の回路遮断器は、図4、図5に示
すように、接続導体4を除き、図1及び図2に示す回路
遮断器と同様に構成されている。即ち、本実施例の回路
遮断器は、回動中心14を有し、一端に可動接点2が固
着されている可動接触子1と、可動接触子1の回動によ
り可動接点2と接離可能な固定接点3と、固定接点3が
先端に固着され且つ基端の回動中心17を中心に回動可
能に弾性支持されていると共に閉成時の可動接触子1に
対して平行且つ下方に位置する反発導体4Aと、反発導
体4Aを一端に有すると共に他端が端子部5Aに接続さ
れ且つ各接点2、3間に発生するアークを端子部5A側
へ伸長駆動させる磁場を発生させるブローアウトコイル
を形成する接続導体4とを備えて構成されている。
【0023】而して、閉成状態から可動接触子1が回動
することによって可動接点2が固定接点3から開離する
方向を上方としたとき、上記接続導体4を形成するブロ
ーアウトコイルの上部の電流路及び端子部5Aそれぞれ
は、図4、図5に示すように、直線状の同一平面として
形成ざれ、閉成時には可動接触子1より上方に位置し、
開成時には可動接触子1より下方にそれぞれ位置するよ
うに構成されている。
【0024】従って、上記構成を有する回路遮断器の通
電時には、図1、図2に示す回路遮断器と同様に、端子
部5A、シャント16、接続導体4、反発導体4A、固
定接点3、可動接点2、シャント14、導体13及びも
う一つの端子部(図18参照)の経路を経由して電流が
流れ、通電状態から電磁反発力または機構部(図18の
番号9に相当する)の作用によって可動接触子1及び反
発子(固定接点3及び反発導体4Aからなる)の開極動
作が開始されると可動接点2が固定接点3から開離して
アークが発生する。
【0025】この動作において、可動接触子1は、その
先端側が接続導体4であるブローアウトコイル内に位置
するため、ブローアウトコイルに発生する磁場の作用、
特に、ブローアウトコイルの上部の電流路及び端子部5
Aとの吸引力及び反発導体4Aとの反発力それぞれによ
って可動接触子1を回動中心15を中心にして上方へ急
速に回動させる。この動作と同時に、反発子は、ブロー
アウトコイルに発生する磁場の作用、特に、反発導体4
Aの下方において近接しているブローアウトコイルの下
部の電流路との吸引力及び可動接触子1との反発力それ
ぞれによって回動中心17を中心にして下方へ急速に回
動する。斯くして、開極初期の接点間の距離が急速に大
きくなって接点間の距離がアークを駆動するに必要な最
小限の値に素早く到達し、ブローアウトコイル及び端子
部5Aの磁場の影響でアークが消弧グリッド8の方向へ
駆動、伸長されるため、開極直後にアーク電圧が急激に
上昇して電流が効果的に限流される。その後は図1、図
2に示す回路遮断器と同様に機能する。
【0026】また、上記実施例の回路遮断器の接続導体
4は、1ターン以上のブローアウトコイルとして形成し
たものについて説明したが、本発明における接続導体
は、図6に示すように、1ターン未満のブローアウトコ
イルとして形成したものであってもよい。図6に示す接
続導体4は、図3に示したものと同様に、可動接触子1
の通過する部分にスリット4Cを設けたものである。こ
の接続導体4も図3に示したものと同様の作用効果を期
することができる。
【0027】次いで、第三の発明の回路遮断器を図7〜
図11に基づいて説明する。尚、各図中、図7は第三の
発明の回路遮断器の一実施例の要部を示す図1相当図、
図8は図7に示す回路遮断器における可動接点と固定接
点とが開成した状態を示す図1相当図、図9〜図11は
それぞれ第三の発明の他の実施例の回路遮断器の可動接
触子と固定接触子を示す図3相当図である。
【0028】本実施例の回路遮断器は、図4、図5に示
すように、図1〜図6に示す回路遮断器と同様の可動接
触子1及び反発導体4Aを備えて構成されいる。また、
本実施例における接続導体4は、一端に反発導体4Aを
有すると共に他端が端子部5Aに接続され且つ可動接点
2、固定接点3間に発生するアークを端子部5A側へ伸
長駆動させる磁場を発生するブローアウトコイルを形成
する点においても上記各実施例と同様に構成されてい
る。
【0029】而して、上記ブローアウトコイルは、閉成
時には、可動接触子1に略平行する上下二辺を形成する
と共に、平行する二辺の大部分を固定接点3より回動中
心14側に位置するように形成している。また、二辺の
うち一辺が可動接触子1より下方に位置し、他の一辺が
可動接触子1より上方にそれぞれ位置している。しか
し、開成時には、上記二辺は共に可動接触子1より下方
に位置するように構成されている。また、上記接続導体
4の端子部5Aは、ブローアウトコイルの上方の一辺よ
りも下方に位置するように折曲形成されている。
【0030】従って、上記構成を有する回路遮断器の通
電時には、図1、図2及び図4、図5に示す回路遮断器
と同様に、端子部5A、シャント16、接続導体4、反
発導体4A、固定接点3、可動接点2、シャント14、
導体13及びもう一つの端子部(図18参照)の経路を
経由して電流が流れ、通電状態から電磁反発力または機
構部(図18の番号9に相当する)の作用によって可動
接触子1及び反発子(固定接点3及び反発導体4Aから
なる)の開極動作が開始されると可動接点2が固定接点
3から開離してアークが発生する。
【0031】この動作において、可動接触子1は、その
先端側が接続導体4であるブローアウトコイル内に位置
するため、図4、図5に示す回路遮断器と同様の動作を
するが、本実施例では可動接点2、固定接点3間の距離
がアークを駆動するのに最小限の値に達した後はアーク
が端子部5Aの磁場の影響を受けず、ブローアウトコイ
ルのみの磁場の影響を受けて消弧グリッド8の方向へ駆
動、伸長される。
【0032】また、上記実施例の回路遮断器の接続導体
4は、1ターン以上のブローアウトコイルとして形成し
たものについて説明したが、本発明における接続導体
は、図9〜図11に示すように、1ターン未満のブロー
アウトコイルとして形成したものであってもよい。即
ち、図9に示す接続導体4は、可動接触子1が開閉駆動
する際に通過する部分にのみスリット4Cを設けたもの
である。また、図10に示す接続導体4は上記スリット
4Cの他に、端子部5Aに連続する垂直部に、アークの
発生によって生成するガスを排気する排気用のスリット
4Dを設けてもよく、また、図11に示す接続導体4の
ように上記二つのスリット4C、4Dを連続させたスリ
ット4Eを設けてもよい。これらの接続導体4も図3、
図7に示したものと同様の作用効果を期することができ
る。
【0033】更に、第四の発明の回路遮断器を図12〜
図17に基づいて説明する。尚、各図中、図12は第三
の発明の回路遮断器の一実施例の要部を示す図で、開成
状態を示す図1相当図、図13は図12に示す回路遮断
器の開成状態を示す図2相当図、図14は第三の発明の
回路遮断器の他の実施例の要部を示す図で、開成状態を
示す図1相当図、図15は図14に示す回路遮断器の開
成状態を示す図2相当図、図16は第三の発明の回路遮
断器の更に他の実施例の要部を示す図で、開成状態を示
す図1相当図、図17は図16に示す回路遮断器の開成
状態を示す図2相当図である。
【0034】図12、図13に示す実施例の回路遮断器
は、図1〜図11に示す回路遮断器と同様の可動接触子
1を備えて構成されいる。しかし、本実施例における反
発導体4Aは、各図に示すように、水平方向で直線状を
呈する接続導体4の一端に基端が接続され、この基端に
回動中心17を有している。また、反発導体4Aは、閉
成状態では回動中心17から接続導体4の下方へ向かう
垂直部4Fと、垂直部4Fから90°折曲されて端子部
5A側へ延長された水平部4GとからなるL字状に形成
されている。また、反発導体4Aは、接続導体4とでブ
ローアウトコイルの一部を構成し、その回動中心17が
閉成時の可動接点2、固定接点3の接触面より上方に位
置するように構成されている。従って、上記反発導体4
Aと接続導体4とで形成するブローアウトコイルの上部
の電流路及び端子部5Aは、閉成時には可動接点2及び
固定接点3の接触面の位置より上方にそれぞれ位置し、
開成時には可動接触子1の可動接点2の面の位置より下
方にそれぞれ位置している。
【0035】また、図14、図15に示す実施例の回路
遮断器は、各図に示すように、上記実施例と同様に形成
された直線状の接続導体4が、閉成時には可動接触子1
より上方に位置し、開成時には上記可動接触子より下方
にそれぞれ位置するように構成されている。また、接続
導体4の一端には垂直部4Fが上記実施例のものよりも
長く形成されたL字状の反発導体4Aが回動可能に接続
されている。そして、固定接点3が可動接点2に接触し
た閉成時には、可動接触子1が接続導体4に対して平行
になるように構成されている。従って、上記反発導体4
Aと接続導体4とで形成するブローアウトコイルの上部
の電流路及び端子部5Aは、閉成時には可動接触子1よ
り上方にそれぞれ位置し、開成時には可動接触子1より
下方にそれぞれ位置している。
【0036】また、図16、図17に示す実施例の回路
遮断器は、各図に示すように、接続導体4が、垂直部
と、垂直部の上下端から互いに反対方向へ延長された水
平部と端子部5Aとからなり、端子部5Aより上方に位
置する水平部の延長端にL字状に形成された反発導体4
Aが上記各実施例と同様回動可能に接続されている。そ
して、固定接点3が可動接点2に接触した閉成時には、
可動接触子1が接続導体4に対して平行になるように構
成されている。従って、上記反発導体4Aと接続導体4
とで形成するブローアウトコイルは、閉成時には、接続
導体4の水平部と反発導体4Aの水平部とが可動接触子
1に略平行すると共に、これらの両水平部の大部分が固
定接点3より回動中心14側に位置している。また、こ
の時、反発導体4Aの水平部が可動接触子1より下方に
位置し、接続導体4の水平部が可動接触子1より上方に
それぞれ位置している。しかし、開成時には、上記両水
平部は共に可動接触子1より下方に位置するように構成
されている。
【0037】従って、図12〜図17に示した回路遮断
器においては、可動接触子1に流れる電流によって反発
導体4Aの垂直部4F吸引力が作用するため、反発子
(固定接点と反発導体4A)を開極方向へ回動させる駆
動力が増大し、延いては開極初期における接点2、3間
の距離の上昇を更に急速にすることができると共に、開
極完了時点で反発子を弾力に抗して最大開極位置に長時
間保持しておくことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように第一の発明によれ
ば、閉成状態から可動接触子が回動することによって可
動接点が固定接点から開離する方向を上方としたとき、
上記ブローアウトコイルの上部の電流路及び上記端子部
は、閉成時には上記可動接点及び固定接点の接触面の位
置より上方にそれぞれ位置し、開成時には上記可動接触
子の可動接点の面の位置より下方にそれぞれ位置させる
ことによって、開極初期における可動接触子の回動スピ
ードを向上させると共に、アークの端子部側への伸長駆
動力を増大させることができる優れた限流性能を有する
回路遮断器を提供することができる。
【0039】また、第二の発明によれば、閉成状態から
可動接触子が回動することによって可動接点が固定接点
から開離する方向を上方としたとき、上記ブローアウト
コイルの上部の電流路及び上記端子部は、閉成時には上
記可動接触子より上方にそれぞれ位置し、開成時には上
記可動接触子より下方にそれぞれ位置させることによっ
て、開極初期における可動接触子の回動スピードを向上
させると共に、アークの端子部側への伸長駆動力を増大
させることができる優れた限流性能を有する回路遮断器
を提供することができる。
【0040】また、第三の発明によれば、閉成状態から
可動接触子が回動することによって可動接点が固定接点
から開離する方向を上方としたとき、上記ブローアウト
コイルは、閉成時には、少なくとも上記固定接点より上
記回動中心側に位置し且つ上記可動接触子に略平行する
二辺を形成すると共に二辺のうち一辺が上記可動接触子
より下方に位置し且つ他辺が上記可動接触子より上方に
それぞれ位置し、開成時には、上記二辺が上記可動接触
子より下方にそれぞれ位置させることによって、開極初
期における可動接触子の回動スピードを向上させると共
に、アークの端子部側への伸長駆動力を増大させること
ができる優れた限流性能を有する回路遮断器を提供する
ことができる。
【0041】また、第四の発明によれば、第一〜第三の
発明における導体部が略L字状を呈し且つブローアウト
コイルの一部を形成すると共に、導体部の回動中心が閉
成時の可動接点と固定接点との接触面より上方に位置さ
せることによって、開極初期における可動接触子の回動
スピードを向上させると共に、アークの端子部側への伸
長駆動力を増大させることができる優れた限流性能を有
する回路遮断器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の回路遮断器の一実施例の要部を示
す断面図で、可動接点と固定接点とが接触した閉成状態
を示す図である。
【図2】図1の回路遮断器における可動接点と固定接点
とが開成した状態を示す断面図である。
【図3】第一の発明の他の実施例の回路遮断器の可動接
触子と固定接触子を示す斜視図である。
【図4】第二の発明の回路遮断器の一実施例を示す図1
に相当する断面図である。
【図5】図4の回路遮断器を示す図2に相当する断面図
である。
【図6】第二の発明の他の実施例の回路遮断器を示す図
3に相当する斜視図である。
【図7】第三の発明の回路遮断器の一実施例を示す図1
に相当する断面図である。
【図8】図7の回路遮断器を示す図2に相当する断面図
である。
【図9】第三の発明の他の実施例の回路遮断器を示す図
3に相当する斜視図である。
【図10】第三の発明の更に他の実施例の回路遮断器を
示す図3に相当する斜視図である。
【図11】第三の発明の更に他の実施例の回路遮断器を
示す図3に相当する斜視図である。
【図12】第四の発明の回路遮断器の一実施例を示す図
1に相当する断面図である。
【図13】図12の回路遮断器を示す図2に相当する断
面図である。
【図14】第四の発明の他の実施例の回路遮断器を示す
図1に相当する斜視図である。
【図15】図14の回路遮断器を示す図2に相当する断
面図である。
【図16】第四の発明の更に他の実施例の回路遮断器を
示す図1に相当する斜視図である。
【図17】図16の回路遮断器を示す図2に相当する断
面図である。
【図18】従来の回路遮断器の一例を示す全体の断面図
である。
【図19】図18の回路遮断器の可動接触子の開離動作
を説明する断面図で、(a)は可動接触子の可動接点が
固定接点に接触した閉成状態の電流の流れを示す図、
(b)は開離直後のアークの挙動を示す図、(c)消弧
グリッドがアークを駆動させる状態を示す図である。
【符号の説明】
1 可動接触子 2 可動接点 3 固定接点 4 ブローアウトコイルを形成する接続導体 5A 端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福谷 和則 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株 式会社 福山製作所内 (72)発明者 村田 士郎 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株 式会社 福山製作所内 (56)参考文献 特開 平1−206522(JP,A) 実開 平5−6644(JP,U) 実開 昭62−4036(JP,U) 実開 昭62−152341(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動中心を有し、一端に可動接点が固着
    されている可動接触子と、可動接触子の回動により上記
    可動接点と接離可能な固定接点と、固定接点が先端に固
    着され且つ基端側を中心に回動可能に弾性支持されてい
    ると共に閉成時の上記可動接触子に対して平行且つ下方
    に位置する導体部と、導体部を一端に有すると共に他端
    が端子部に接続され且つ上記各接点間に発生するアーク
    を上記端子部側へ伸長駆動させる磁場を発生させるブロ
    ーアウトコイルを形成する接続導体とを備え、閉成状態
    から可動接触子が回動することによって可動接点が固定
    接点から開離する方向を上方としたとき、上記ブローア
    ウトコイルの上部の電流路及び上記端子部は、閉成時に
    は上記可動接点及び固定接点の接触面の位置より上方に
    それぞれ位置し、開成時には上記可動接触子の可動接点
    の面の位置より下方にそれぞれ位置することを特徴とす
    る回路遮断器。
  2. 【請求項2】 回動中心を有し、一端に可動接点が固着
    されている可動接触子と、可動接触子の回動により上記
    可動接点と接離可能な固定接点と、固定接点が先端に固
    着され且つ基端側を中心に回動可能に弾性支持されてい
    ると共に閉成時の上記可動接触子に対して平行且つ下方
    に位置する導体部と、導体部を一端に有すると共に他端
    が端子部に接続され且つ上記各接点間に発生するアーク
    を上記端子部側へ伸長駆動させる磁場を発生させるブロ
    ーアウトコイルを形成する接続導体とを備え、閉成状態
    から可動接触子が回動することによって可動接点が固定
    接点から開離する方向を上方としたとき、上記ブローア
    ウトコイルの上部の電流路及び上記端子部は、閉成時に
    は上記可動接触子より上方にそれぞれ位置し、開成時に
    は上記可動接触子より下方にそれぞれ位置することを特
    徴とする回路遮断器。
  3. 【請求項3】 回動中心を有し、一端に可動接点が固着
    されている可動接触子と、可動接触子の回動により上記
    可動接点と接離可能な固定接点と、固定接点が先端に固
    着され且つ基端側を中心に回動可能に弾性支持されてい
    ると共に閉成時の上記可動接触子に対して平行且つ下方
    に位置する導体部と、導体部を一端に有すると共に他端
    が端子部に接続され且つ上記各接点間に発生するアーク
    を上記端子部側へ伸長駆動させる磁場を発生させるブロ
    ーアウトコイルを形成する接続導体とを備え、閉成状態
    から可動接触子が回動することによって可動接点が固定
    接点から開離する方向を上方としたとき、上記ブローア
    ウトコイルは、閉成時には、少なくとも上記固定接点よ
    り上記回動中心側に位置し且つ上記可動接触子に略平行
    する二辺を形成すると共に二辺のうち一辺が上記可動接
    触子より下方に位置し且つ他辺が上記可動接触子より上
    方にそれぞれ位置し、開成時には、上記二辺が上記可動
    接触子より下方にそれぞれ位置することを特徴とする回
    路遮断器。
  4. 【請求項4】 上記導体部が略L字状を呈し且つ上記ブ
    ローアウトコイルの一部を形成すると共に、上記導体部
    の回動中心が閉成時の上記各接点の接触面より上方に位
    置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに
    記載の回路遮断器。
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