JP2588277Y2 - 接続端子 - Google Patents
接続端子Info
- Publication number
- JP2588277Y2 JP2588277Y2 JP1992064301U JP6430192U JP2588277Y2 JP 2588277 Y2 JP2588277 Y2 JP 2588277Y2 JP 1992064301 U JP1992064301 U JP 1992064301U JP 6430192 U JP6430192 U JP 6430192U JP 2588277 Y2 JP2588277 Y2 JP 2588277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection terminal
- housing
- stabilizer
- terminal
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、接続端子をハウジング
に収納した際に、接続端子とハウジングの間の安定性を
保つ接続端子に関するものである。
に収納した際に、接続端子とハウジングの間の安定性を
保つ接続端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、接続端子をハウジングに収容す
る際に接続端子が天地を逆に挿入されたり、或いは接続
端子がハウジング内で揺動し姿勢が変化することを防止
するため、接続端子の一部にスタビライザを設ける場合
がある。
る際に接続端子が天地を逆に挿入されたり、或いは接続
端子がハウジング内で揺動し姿勢が変化することを防止
するため、接続端子の一部にスタビライザを設ける場合
がある。
【0003】例えば、図4に示すように接続端子1は、
図示しない相手側の挿込接続端子を受け入れる端子接続
部2、電線の導体芯線を加締圧着する芯線圧着部3、電
線の絶縁体被覆を加締圧着する被覆圧着部4、そしてハ
ウジングと接続端子1の間の安定性を確保するスタビラ
イザ5から構成され、これらの各部は1枚の導電金属板
を打ち抜いて形成されている。
図示しない相手側の挿込接続端子を受け入れる端子接続
部2、電線の導体芯線を加締圧着する芯線圧着部3、電
線の絶縁体被覆を加締圧着する被覆圧着部4、そしてハ
ウジングと接続端子1の間の安定性を確保するスタビラ
イザ5から構成され、これらの各部は1枚の導電金属板
を打ち抜いて形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例は、スタビライザ5の周縁が鋭利な状態にあり、
この状態で接続端子1をハウジングに挿入すると、スタ
ビライザ5の鋭利な部分がハウジングに摺接してハウジ
ングを損傷し、この摺接が繰り返されるとハウジングが
削り取られ、スタビライザ5とハウジングの間に隙間が
生じ接続端子1の姿勢が不安定となる。
従来例は、スタビライザ5の周縁が鋭利な状態にあり、
この状態で接続端子1をハウジングに挿入すると、スタ
ビライザ5の鋭利な部分がハウジングに摺接してハウジ
ングを損傷し、この摺接が繰り返されるとハウジングが
削り取られ、スタビライザ5とハウジングの間に隙間が
生じ接続端子1の姿勢が不安定となる。
【0005】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、スタビライザの摺接によるハウジングの損傷や、ハ
ウジングと接続端子の間の揺動を防止する接続端子を提
供することにある。
し、スタビライザの摺接によるハウジングの損傷や、ハ
ウジングと接続端子の間の揺動を防止する接続端子を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係る接続端子は、1枚の導電金属板を打ち
抜き折り曲げて形成した接続端子において、ハウジング
収容孔との間の安定性を確保するために、ひれ状のスタ
ビライザを底部から下方に向けて張り出し、該スタビラ
イザの一部をばね性を持たせるようにV字状に後部方向
に折り返したことを特徴とする。
めの本考案に係る接続端子は、1枚の導電金属板を打ち
抜き折り曲げて形成した接続端子において、ハウジング
収容孔との間の安定性を確保するために、ひれ状のスタ
ビライザを底部から下方に向けて張り出し、該スタビラ
イザの一部をばね性を持たせるようにV字状に後部方向
に折り返したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する接続端子は、スタビライザ
の一部を後方にV字状に折り返しているので屈曲部が円
弧状となり、折り返した前部と折り返さない後部の間に
隙間が形成され板ばねとしても作用する。
の一部を後方にV字状に折り返しているので屈曲部が円
弧状となり、折り返した前部と折り返さない後部の間に
隙間が形成され板ばねとしても作用する。
【0008】
【実施例】本考案を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0009】図1は一部を断面で示す側面図、図2はそ
の底面図であり、1枚の導電金属板を打ち抜き、折り曲
げて形成した接続端子11は、相手側の挿込接続端子を
受け入れる端子接続部12、電線の導体芯線を接続する
芯線圧着部13、電線の絶縁体被覆を固定する被覆圧着
部14から成っている。端子接続部12は底板15、底
板15の両側に連なる側板16、17、一方の側板16
に連なる天板18から成り、天板18の先端は自由端と
されている。底板15の一部を利用してスタビライザ1
5が打ち抜き形成され、基部19aを介して側板16に
連なっている。この場合のスタビライザ19は、図3に
示すように長手方向に沿った長片状のものを、図2に示
すように略中央の屈曲部19bで前部19cを後方にV
字状に折り曲げたものであり、折り曲げられた前部19
cと折り曲げられない後部19dの間には僅少な隙間が
設けられている。
の底面図であり、1枚の導電金属板を打ち抜き、折り曲
げて形成した接続端子11は、相手側の挿込接続端子を
受け入れる端子接続部12、電線の導体芯線を接続する
芯線圧着部13、電線の絶縁体被覆を固定する被覆圧着
部14から成っている。端子接続部12は底板15、底
板15の両側に連なる側板16、17、一方の側板16
に連なる天板18から成り、天板18の先端は自由端と
されている。底板15の一部を利用してスタビライザ1
5が打ち抜き形成され、基部19aを介して側板16に
連なっている。この場合のスタビライザ19は、図3に
示すように長手方向に沿った長片状のものを、図2に示
すように略中央の屈曲部19bで前部19cを後方にV
字状に折り曲げたものであり、折り曲げられた前部19
cと折り曲げられない後部19dの間には僅少な隙間が
設けられている。
【0010】このようにスタビライザ19を形成するこ
とにより、その屈曲部19bの外側は緩やかな円弧状と
なり、折り返された前部19cは弾性を有して板ばねと
なる。接続端子11をハウジングに挿入する際には、ス
タビライザ19の屈曲部19bはハウジング内の一部に
接するが、屈曲部19bの先端は円弧状であるためハウ
ジングを損傷することはない。また、挿入された後は折
り返された前部19cの板ばね作用により、ハウジング
との間の揺動が防止される。
とにより、その屈曲部19bの外側は緩やかな円弧状と
なり、折り返された前部19cは弾性を有して板ばねと
なる。接続端子11をハウジングに挿入する際には、ス
タビライザ19の屈曲部19bはハウジング内の一部に
接するが、屈曲部19bの先端は円弧状であるためハウ
ジングを損傷することはない。また、挿入された後は折
り返された前部19cの板ばね作用により、ハウジング
との間の揺動が防止される。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る接続端
子は、スタビライザの前部を後方にV字状に折り返し
て、その屈曲部を円弧状としているため、ハウジングに
挿入する際にハウジングを損傷することはない。また、
折り返した部分がばね性を有するため、スタビライザが
ハウジングに常に弾接して揺動を防止する。
子は、スタビライザの前部を後方にV字状に折り返し
て、その屈曲部を円弧状としているため、ハウジングに
挿入する際にハウジングを損傷することはない。また、
折り返した部分がばね性を有するため、スタビライザが
ハウジングに常に弾接して揺動を防止する。
【図1】一部を断面とした側面図である。
【図2】底面図である。
【図3】スタビライザを折り曲げない前の状態の一部を
断面とした側面図である。
断面とした側面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
11 接続端子 12 端子接続部 13 芯線圧着部 14 被覆圧着部 19 スタビライザ 19a 基部 19b 屈曲部 19c 前部 19d 後部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−16484(JP,A) 実開 平2−150770(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/42 H01R 13/11
Claims (1)
- 【請求項1】 1枚の導電金属板を打ち抜き折り曲げて
形成した接続端子において、ハウジング収容孔との間の
安定性を確保するために、ひれ状のスタビライザを底部
から下方に向けて張り出し、該スタビライザの一部をば
ね性を持たせるようにV字状に後部方向に折り返したこ
とを特徴とする接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064301U JP2588277Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064301U JP2588277Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621167U JPH0621167U (ja) | 1994-03-18 |
JP2588277Y2 true JP2588277Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13254295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992064301U Expired - Fee Related JP2588277Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588277Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4706760B2 (ja) * | 2009-01-26 | 2011-06-22 | 住友電装株式会社 | 端子金具 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP1992064301U patent/JP2588277Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621167U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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