JP2587464B2 - 連鋳用モールドの冷却方法 - Google Patents
連鋳用モールドの冷却方法Info
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- JP2587464B2 JP2587464B2 JP18028288A JP18028288A JP2587464B2 JP 2587464 B2 JP2587464 B2 JP 2587464B2 JP 18028288 A JP18028288 A JP 18028288A JP 18028288 A JP18028288 A JP 18028288A JP 2587464 B2 JP2587464 B2 JP 2587464B2
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- Japan
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- water
- spray nozzle
- continuous casting
- cooling
- casting mold
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連鋳設備のモールドの冷却方法に関する。
従来の連鋳用モールドの冷却方法を第２図によって説
明する。
明する。
モールド１を冷却するスプレノズル２にポンプ６を経
て水槽８に開口する管４が接続され、モールド１にスプ
レノズル２より冷却水が吹付けられるようになってい
る。また高架水槽７に開口し非常用弁11が設けられた管
５が上記管４に接続されていて、水槽８、ポンプ６を経
て管４から供給される正常給水系統に故障が起ったとき
に、非常弁11が開いて高架水槽７のもつ水頭によって管
５を経て管４に非常用冷却水が供給され、スプレノズル
２よりモールド１に冷却水が供給される。なお、同図に
おいて９は、管４のポンプ６の下流側から分岐して高架
水槽７に水を補給する管であり、また高架水槽７はバイ
パス管10によって水槽８に連絡されていて、高架水槽７
内の水位が一定に保たれるようになっている。
て水槽８に開口する管４が接続され、モールド１にスプ
レノズル２より冷却水が吹付けられるようになってい
る。また高架水槽７に開口し非常用弁11が設けられた管
５が上記管４に接続されていて、水槽８、ポンプ６を経
て管４から供給される正常給水系統に故障が起ったとき
に、非常弁11が開いて高架水槽７のもつ水頭によって管
５を経て管４に非常用冷却水が供給され、スプレノズル
２よりモールド１に冷却水が供給される。なお、同図に
おいて９は、管４のポンプ６の下流側から分岐して高架
水槽７に水を補給する管であり、また高架水槽７はバイ
パス管10によって水槽８に連絡されていて、高架水槽７
内の水位が一定に保たれるようになっている。
上記従来の連鋳用モールドの冷却方法においては、停
電のような事故のために水槽からの給水が止って非常用
冷却水がモールドに供給される時、給水系の切換わる時
間遅れによって給水が一時的に止る現象が起る。
電のような事故のために水槽からの給水が止って非常用
冷却水がモールドに供給される時、給水系の切換わる時
間遅れによって給水が一時的に止る現象が起る。
スプレ冷却モールドの場合、給水が一時的にでも止る
と水圧が下って冷却能力が急激に低下してモールドが溶
損する危険性がある。
と水圧が下って冷却能力が急激に低下してモールドが溶
損する危険性がある。
本発明は、上記従来の冷却方法の欠点を解決して非常
時においてもモールドの冷却水が断絶することなく供給
できるような冷却方法を提供しようとするものである。
時においてもモールドの冷却水が断絶することなく供給
できるような冷却方法を提供しようとするものである。
本発明の連鋳用モールドの冷却方法は、定常用スプレ
ノズルからポンプによって供給される冷却水を連鋳用モ
ールドに吹付けると共に、高架水槽内の水の水頭によっ
て非常用スプレノズルから同高架水槽内の水を冷却水と
して連鋳用モールドに吹付けるようにしたことを特徴と
する。
ノズルからポンプによって供給される冷却水を連鋳用モ
ールドに吹付けると共に、高架水槽内の水の水頭によっ
て非常用スプレノズルから同高架水槽内の水を冷却水と
して連鋳用モールドに吹付けるようにしたことを特徴と
する。
本発明において、定常用スプレノズルからは、ポンプ
によって、溶鋼を凝固させるために十分な熱量と水圧を
もつ冷却水が連鋳用モールドに吹付けられる。一方非常
用スプレノズルからは、高架水槽内の水の水頭によって
高架水槽内の水が連鋳用モールドに吹付けられる。
によって、溶鋼を凝固させるために十分な熱量と水圧を
もつ冷却水が連鋳用モールドに吹付けられる。一方非常
用スプレノズルからは、高架水槽内の水の水頭によって
高架水槽内の水が連鋳用モールドに吹付けられる。
通常の操業時には、前記の定常用スプレノズルからの
冷却水と共に非常用スプレノズルからの冷却水も連鋳用
モールドに常時吹付けられている。停電等の事故によっ
てポンプが停止して定常用スプレノズルからの冷却水が
止っても、非常用スプレノズルからの冷却水は継続して
連鋳用モールドに吹付けられて連鋳用モールドの冷却が
続行され、連鋳用モールドの溶損が防がれる。
冷却水と共に非常用スプレノズルからの冷却水も連鋳用
モールドに常時吹付けられている。停電等の事故によっ
てポンプが停止して定常用スプレノズルからの冷却水が
止っても、非常用スプレノズルからの冷却水は継続して
連鋳用モールドに吹付けられて連鋳用モールドの冷却が
続行され、連鋳用モールドの溶損が防がれる。
本発明の一実施例を第１図によって説明する。第１図
においては、第２図に示される部分と同一の部分は同一
の部号で示されており、以下相違する点について説明す
る。
においては、第２図に示される部分と同一の部分は同一
の部号で示されており、以下相違する点について説明す
る。
管４より冷却水を供給される複数の定常用のスプレノ
ズル２に加えて、非常用スプレノズル３が設けられ、同
スプレノズル３は高架水槽７に管５によって接続されて
いる。即ち第２図に示す系統では管５が管４に接続され
ていたが、本系統では、管５は非常弁を備えず、非常用
スプレノズル３に接続されている。また、同非常用スプ
レノズル３から噴出される水量は、モールドが溶損しな
い程度の量となるようにされている。
ズル２に加えて、非常用スプレノズル３が設けられ、同
スプレノズル３は高架水槽７に管５によって接続されて
いる。即ち第２図に示す系統では管５が管４に接続され
ていたが、本系統では、管５は非常弁を備えず、非常用
スプレノズル３に接続されている。また、同非常用スプ
レノズル３から噴出される水量は、モールドが溶損しな
い程度の量となるようにされている。
上記以外の点は、第１図に示される装置は第２図に示
される従来装置と同じ構成を有している。
される従来装置と同じ構成を有している。
本実施例において、通常時はポンプ６によって水槽８
内の水が定常用スプレノズル２より冷却水としてモール
ド１に噴出される。このとき、給水ポンプ６により加圧
され高圧，大量の冷却水が送られる。
内の水が定常用スプレノズル２より冷却水としてモール
ド１に噴出される。このとき、給水ポンプ６により加圧
され高圧，大量の冷却水が送られる。
一方同時に、高架水槽７の高さによって決る圧力とモ
ールド１が溶損しない程度の量の冷却水が非常用スプレ
ノズル３より供給される。
ールド１が溶損しない程度の量の冷却水が非常用スプレ
ノズル３より供給される。
定常用スプレノズル２へ冷却水を送る給水系統に停電
等の故障が起ってポンプ６が停止しても、非常用スプレ
ノズル３には高架水槽７内の水の水頭によって冷却水が
継続して供給され、モールド１を溶損しない量の冷却水
によってモールドを冷却し、その溶損を防ぐことができ
る。
等の故障が起ってポンプ６が停止しても、非常用スプレ
ノズル３には高架水槽７内の水の水頭によって冷却水が
継続して供給され、モールド１を溶損しない量の冷却水
によってモールドを冷却し、その溶損を防ぐことができ
る。
なお、経験によれば、非常用スプレノズル３から供給
される冷却水は、定常用スプレノズル２から供給される
冷却水の約1/3の水量があればよく、かつこの非常用の
冷却水を20分程度供給すれば、非常な状態を脱すること
ができる。従って、非常用スプレノズル3,管５及び高架
水槽７等を含む非常用冷却水の系統はこの基準で決める
ことが適当である。
される冷却水は、定常用スプレノズル２から供給される
冷却水の約1/3の水量があればよく、かつこの非常用の
冷却水を20分程度供給すれば、非常な状態を脱すること
ができる。従って、非常用スプレノズル3,管５及び高架
水槽７等を含む非常用冷却水の系統はこの基準で決める
ことが適当である。
本発明は、定常用スプレノズルからポンプによって供
給される冷却水を連鋳用モールドに吹付けると共に、高
架水槽内の水の水頭によって非常用スプレノズルから同
高架水槽内の水を冷却水として連鋳用モールドに吹付け
るようにしているために、停電等の事故によってポンプ
が停止して定常用スプレノズルからの冷却水が止って
も、非常用スプレノズルからの冷却水は継続して連鋳用
モールドに吹付けられる。このために、従来の方法にお
けるように時間遅れによる奪熱の不連続が起らない。従
って、本発明によれば停電時等におけるモールド溶損事
故を防止することができ、安全な連鋳機の操業が保証さ
れる。
給される冷却水を連鋳用モールドに吹付けると共に、高
架水槽内の水の水頭によって非常用スプレノズルから同
高架水槽内の水を冷却水として連鋳用モールドに吹付け
るようにしているために、停電等の事故によってポンプ
が停止して定常用スプレノズルからの冷却水が止って
も、非常用スプレノズルからの冷却水は継続して連鋳用
モールドに吹付けられる。このために、従来の方法にお
けるように時間遅れによる奪熱の不連続が起らない。従
って、本発明によれば停電時等におけるモールド溶損事
故を防止することができ、安全な連鋳機の操業が保証さ
れる。
第１図は本発明の一実施例に使用される装置の系統図、
第２図は従来の連鋳用モールドの冷却装置の系統図であ
る。 １……モールド,2……定常用スプレノズル， ３……非常用スプレノズル,4,5,9……管， ６……ポンプ,7……高架水槽， ８……水槽,10……バイパス管。
第２図は従来の連鋳用モールドの冷却装置の系統図であ
る。 １……モールド,2……定常用スプレノズル， ３……非常用スプレノズル,4,5,9……管， ６……ポンプ,7……高架水槽， ８……水槽,10……バイパス管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−45070（ＪＰ，Ａ) 特公 昭49−42218（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】定常用スプレノズルからポンプによって供
給される冷却水を連鋳用モールドに吹付けると共に、高
架水槽内の水の水頭によって非常用スプレノズルから同
高架水槽内の水を冷却水として連鋳用モールドに吹付け
るようにしたことを特徴とする連鋳用モールドの冷却方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18028288A JP2587464B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 連鋳用モールドの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18028288A JP2587464B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 連鋳用モールドの冷却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230354A JPH0230354A (ja) | 1990-01-31 |
| JP2587464B2 true JP2587464B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16080491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18028288A Expired - Lifetime JP2587464B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 連鋳用モールドの冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587464B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5190593A (en) * | 1991-02-21 | 1993-03-02 | Kurzinski Cass R | Apparatus and method for cleaning the outside of the mold tube in a continuous casting machine |
| US5363902A (en) * | 1992-12-31 | 1994-11-15 | Kaiser Aluminum & Chemical Corporation | Contained quench system for controlled cooling of continuous web |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP18028288A patent/JP2587464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0230354A (ja) | 1990-01-31 |
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