JP2587047Y2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JP2587047Y2 JP1993032773U JP3277393U JP2587047Y2 JP 2587047 Y2 JP2587047 Y2 JP 2587047Y2 JP 1993032773 U JP1993032773 U JP 1993032773U JP 3277393 U JP3277393 U JP 3277393U JP 2587047 Y2 JP2587047 Y2 JP 2587047Y2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、情報の記録及び又は再
生等を行う磁気記録装置に装填されて、磁気テープと摺
接して磁気テープに記録又は記録された情報の読み取り
を行う磁気ヘッド装置に関するもので、特に適正な磁気
テープの走行を保つことのできるものである。
【0002】
【従来の技術】カセットテープレコーダやカーステレオ
等の磁気記録装置においては、操作の簡便さのためにカ
セットテープを装着したまま正方向、逆方向に記録又は
再生を行うことのできるオートリバースタイプの磁気記
録装置が普及するに至っている。
【0003】しかしながら、オートリバースタイプの磁
気記録装置において、一方向と同一の機能を正逆両方向
に持たせようとすれば磁気ヘッドの数が2倍になり、種
々の部品数が倍化するばかりでなく、ヘッド部が巨大化
して大きなスペースを要するようになってしまう。
【0004】そこで、一つの台座に一つ以上の磁気ヘッ
ドを組み込んだ磁気ヘッド装置が使用される。そうした
磁気ヘッド装置を使用すれば、台座ごと回転させたり、
もしくは上下に又は左右に動かすことによって正逆両方
向に同一の機能を働かすことが可能となる。
【0005】従来の磁気ヘッドの一例として図7ないし
図9に示されるものが知られている。
【0006】この図7ないし図9において、録音再生用
磁気ヘッド10と消去用磁気ヘッド12はそれぞれ台座
14に組み込まれている。
【0007】尚、録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁
気ヘッド12の一体化されたユニットを台座14に組み
込んだ磁気ヘッド装置もある。
【0008】録音再生用磁気ヘッド10及び消去用磁気
ヘッド12にはコイル(図示せず)の巻回された磁気コ
ア60、60、68が設けられ、各磁気コア60、6
0、68に形成された磁気ギャップ62、66はそれぞ
れの磁気ヘッドの摺動面16及び摺動面18に臨んでい
る。
【0009】摺動面16、18は、それぞれの磁気コア
60、60、68が磁気テープ28と確実に接触するよ
うに湾曲している。
【0010】さらに、台座14には、磁気テープ28の
走行方向中の両側部の一方の側部に消去用磁気ヘッド1
2に隣接して磁気テープ導入側テープガイド22が設け
られ、他方の側部には録音再生用磁気ヘッド10に隣接
して磁気テープ導出側テープガイド20が設けられてい
る。
【0011】導入側テープガイド22及び導出側テープ
ガイド20は略平板凹字状で、凹んだ部分のテープ案内
面24、26を磁気テープ28が摺動走行する。テープ
案内面24、26は、磁気テープ28の走行方向に対し
て曲率中心38、40を円心として緩やかに湾曲してい
る。
【0012】磁気テープ28は、この磁気ヘッド装置3
4を装填した磁気記録装置内の所定の走行路を走行し、
磁気記録装置に設けられたガイドポール32でガイドさ
れた後、磁気テープ導入側テープガイド22のテープ案
内面26を摺動し、消去用磁気ヘッド12の摺動面18
と録音再生用磁気ヘッド10の摺動面16を順に摺動
し、導出側テープガイド20の案内面24を摺動し、磁
気記録装置に設けられたガイドポール30にガイドされ
て再び磁気記録装置内の所定の走行路を走行する。
【0013】尚、磁気テープ28への記録又は再生時に
は、磁気テープ28を収容するカセットテープに設けら
れているフェルト製のパッド72が磁気テープ28を磁
気ヘッド10、12に押圧する。
【0014】磁気テープ28が消去用磁気ヘッド12の
摺動面18に位置する磁気ギャップ66を摺動する際に
磁気テープ28に記録されている磁気記録が消去された
り、また磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の
摺動面16に位置する磁気ギャップ62を摺動する際
に、磁気テープ28に記録したり、もしくは磁気テープ
28に記録されている磁気記録を読み取る。
【0015】また、導出側テープガイド20のテープ案
内面24の一側縁には、テープ案内面24に対して直角
に第1規制面53が形成され、テープ案内面24の他側
縁には、テープ案内面24に対して傾斜して連続する調
整面57と、テープ案内面24に対して直角に向いて調
整面57に連続する第2規制面55が形成されている。
そして前記第1規制面53と第2規制面55との間の間
隔は、磁気テープ28の幅よりも若干広い間隔に形成さ
れている。
【0016】同様に、導入側テープガイド22のテープ
案内面26の一方には、テープ案内面26に対して直角
に第1規制面53が形成され、テープ案内面26の他方
には、テープ案内面26に対して傾斜して連続する調整
面57と、テープ案内面26に対して直角に向いて調整
面57に連続する第2規制面55が形成されている。そ
して前記第1規制面53と第2規制面55との間の間隔
は、磁気テープ28の幅よりも若干広い間隔に形成され
ている。
【0017】図10は再生時において、パッド72(磁
気テープを収容するカセットテープに設けられている)
が磁気テープ28を磁気ヘッド10の摺動面16に押し
つけるとともに、磁気テープ28が導出側テープガイド
20のテープ案内面24と調整面57に沿って変形した
状態を示している。
【0018】再生時には磁気テープ28の幅方向側縁部
のうち、一端は導出側テープガイド20の調整面57に
摺接し、磁気テープ28の他端は第1規制面53に当接
し、磁気テープ28は第1規制面53で走行位置を規制
されつつ移動する。よって走行位置が規制された状態の
磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の磁気コア
60に正規の走行位置と角度で接触するのでアジマス損
失の発生を抑制しつつ再生することができる。
【0019】この状態から頭出し操作を行うと、パッド
72が磁気テープ28を録音再生用磁気ヘッド10の摺
動面16に押しつける力が少なくなるか、なくなった状
態で早送り又は巻き戻し操作等で高速走行されるので、
磁気テープ28は図11に示すように導出側テープガイ
ド20のテープ案内面24から離れるようになる。この
状態においては、磁気テープ28は第1規制面53と第
2規制面55との間で移動するが、第2規制面55はテ
ープ案内面24に対して直角に形成された面であって第
1規制面53と第2規制面55との間の間隔は磁気テー
プ28の幅よりわずかに広いだけなので、この規制面5
5の間で磁気テープ28は幅方向に移動する自由度が小
さくなるか、なくなるために、頭出し操作時において磁
気テープ28の走行を安定化できる。
【0020】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した構造
では調整面57、57にて磁気テープ28にカールが発
生するため、録音再生用磁気ヘッド10のギャップ62
又は消去用磁気ヘッド12のギャップ66と、磁気テー
プ28との間にスペーシングロスを生じてしまい、磁気
的特性を劣化させていた。特に導入側テープガイド22
の直近にギャップのある消去用ヘッド12は、導入側テ
ープガイド22と消去用磁気ヘッド12のギャップ66
との距離が短いためその影響を受けやすく、磁気テープ
28の調整面57側のチャンネルの記録された信号を消
す消去効率が悪くなるという問題があった。
【0021】本考案は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、磁気テープがカールすることによる磁気的
特性の劣化を防止することのできる磁気ヘッド装置を提
供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の磁気ヘッ
ド装置は、磁気テープ導入側に消去ヘッドと、磁気テー
プ導出側に録再ヘッドとが組み込まれた台座上で、磁気
テープの走行方向両側部に、磁気テープをガイドする磁
気テープ導入側テープガイド及び磁気テープ導出側テー
プガイドが設けられ、台座が磁気記録装置に装填される
磁気ヘッド装置において、前記導入側テープガイド及び
導出側テープガイドは、磁気テープの摺動するテープ案
内面と、前記テープ案内面の一側縁に磁気テープ幅方向
の移動を規制する規制面とを有するとともに、前記導出
側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁に磁気テ
ープを前記規制面に押圧する第1制御手段を有し、前記
導入側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁に磁
気テープを前記規制面に押圧する第2制御手段を有し、
前記第2制御手段は前記第1制御手段より押圧力が小さ
いことを特徴としている。
【0023】
【作用】磁気テープにカールが発生しないため、導入側
テープガイドの直近にギャップのある消去用磁気ヘッド
は、導入側テープガイドと消去用磁気ヘッドのギャップ
との距離が短いことによる影響をほとんど受けず、磁気
テープの記録された信号を消す消去効率が劣化すること
がなく、かつ導出側テープガイドの調整面にて磁気テー
プが規制されるので、アジマス損失の発生を抑制するこ
とができる。
【0024】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図3を参照して以
下に説明する。尚、図1〜図3に示す磁気ヘッド装置は
オートリバースタイプのものであるが、本発明はこのタ
イプに限定されるものではなく、台座や取付板又は取付
枠等に少なくとも一つ以上の磁気ヘッドと複数のテープ
ガイドの設けられる磁気ヘッド装置であれば適用できる
ものである。
【0025】図1〜図3に示す磁気ヘッド装置42は、
録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁気ヘッド12がそ
れぞれ台座14に組み込まれて概略構成されている。
【0026】尚、録音再生用磁気ヘッド10と消去用磁
気ヘッド12を一体化したユニットを台座14に組み込
んでもよい。
【0027】録音再生用磁気ヘッド10にはコイル(図
示せず)の巻回された磁気コア60、60がシールド板
64を介して設けられ、磁気コア60の先端に形成され
た磁気ギャップ62が録音再生用磁気ヘッド10の摺動
面上に臨んでいる。
【0028】同様に、消去用磁気ヘッド12にもコイル
(図示せず)の巻回された磁気コア68の先端に形成さ
れた磁気ギャップ66が摺動面18上に臨んでいる。
【0029】摺動面16は磁気テープ28が磁気コア6
0に確実に接触するように湾曲し、摺動面18も磁気テ
ープ28が磁気コア68に確実に接触するように湾曲し
ている。
【0030】録音再生用磁気ヘッド10の大きさ、その
摺動面16の曲率及び磁気ギャップの位置と、消去用磁
気ヘッド12の大きさ、摺動面18の曲率及び磁気ギャ
ップの位置は、それぞれの磁気ヘッドの機能を効果的に
作用させるために、各々異なっている。
【0031】台座14は前面輪郭がほぼ円形上を為して
いて、その中心を通り、磁気テープの走行方向に垂直な
直線B−B上に、取付孔56、58が形成されている。
これら取付孔56、58はこの磁気ヘッド装置42を磁
気記録装置のシャーシに設けられた回転駆動装置に取付
ける際に使用するものであり、台座14はその中心を軸
に180゜ずつ磁気テープ28の走行方向にほぼ平行な
面に沿って回転する。
【0032】さらに、台座14には、磁気テープ28の
走行方向中の一方の側部であるテープ導出部49に録音
再生用磁気ヘッド10に隣接して磁気テープ導出側テー
プガイド44が設けられ、他方の側部であるテープ導入
部51には消去用磁気ヘッド12に隣接して磁気テープ
導入側テープガイド46が立設している。
【0033】導出側テープガイド44及び導入側テープ
ガイド46は略平板凹字状で、凹んだ部分のテープ案内
面48、50を磁気テープ28が摺動走行する。
【0034】テープ案内面48、50は磁気テープ28
の走行方向に対して緩やかに湾曲している。
【0035】磁気テープ28が消去用磁気ヘッド12の
摺動面18に位置する磁気ギャップ66を摺動する際に
磁気テープ28に記録されている磁気記録が消去された
り、また磁気テープ28が録音再生用磁気ヘッド10の
摺動面16に位置する磁気ギャップ62を摺動する際に
磁気テープ28に記録したり、もしくは磁気テープ28
に記録されている磁気記録が再生される。
【0036】また、導出側テープガイド44は、図2に
示すように、基体部59と、基体部59の肩部に形成さ
れる側片45、47で構成され、一方の側片45におい
てテープ案内面48側の部分にはテープ案内面48に対
して直角に第1規制面53が形成され、他方の側片47
においてテープ案内面48側の部分には、テープ案内面
48に対して傾斜して連続する調整面57aとテープ案
内面48に対して直角に向いて調整面57aに連続する
第2規制面55が形成されている。
【0037】前記第1規制面53と第2規制面55との
間の間隔は、磁気テープ28の幅よりも若干広い間隔に
形成されている。
【0038】一方、導入側テープガイド46は、図3に
示すように、基体部59と、基体部59の肩部に形成さ
れる側片45、47で構成され、一方の側片45におい
てテープ案内面50側の部分にはテープ案内面50に対
して直角に第1規制面53が形成され、他方の側片47
においてテープ案内面50側の部分には、テープ案内面
50に対して傾斜して連続する調整面57bとテープ案
内面48に対して直角に向いて調整面57bに連続する
第2規制面55が形成されている。
【0039】前記第1規制面53と第2規制面55との
間の間隔は、磁気テープ28の幅よりも若干広い間隔に
形成されている。
【0040】そして、前記調整面57bは前記調整面5
7aより押圧力が小さくなるように構成されている。つ
まり、テープ案内面48、50に対する調整面57a、
57bの傾斜角をθa、θbとすると、例えばθa>θ
b、0°<θa≦90°、0°≦θb≦90°の関係を
満たすように構成されている。
【0041】このような構成を採用することにより、磁
気テープ28にカールが発生することを抑制できるた
め、導入側テープガイド46の直近にギャップ66のあ
る消去用磁気ヘッド12は、導入側テープガイド46と
消去用磁気ヘッド12のギャップ66との距離が短いこ
とによる影響をほとんど受けず、磁気テープ28の記録
された信号を消す消去効率が劣化することがなく、かつ
導出側テープガイド44の調整面57aにて磁気テープ
28が規制されるので、アジマス損失の発生を抑制する
ことができる。
【0042】この効果がもっともよく発揮される構成
は、θb=0゜である。つまり、導入側テープガイド4
6の調整面が実質的に押圧する作用をしていない状態で
あるから、消去用磁気ヘッド12の摺動面18上で、磁
気テープ28がカールすることがほとんどなくなり、摺
動面18と磁気テープ28との密着性が向上し、消去効
率を最大限に発揮することが可能となる。
【0043】(実験例) 下記条件で本実施例の磁気ヘッド装置を製造し、その磁
気ヘッド装置において、アジマス角度をずらした時の消
去率を測定した。
【0044】 θa=60゜ θb= 0゜ また、比較例として、下記条件での磁気ヘッド装置の消
去率を測定した。
【0045】 θa=60゜ θb=60゜ 本実施例の磁気ヘッド装置の測定結果を図4に、比較例
の磁気ヘッド装置の測定結果を図5に示す。尚、図4、
図5中□は正方向、+は逆方向の消去率を示す。
【0046】図5から、比較例の磁気ヘッド装置では、
正方向、逆方向ともに0.6゜程度の追従性しかないこ
とが分かる。
【0047】しかしながら、図4から本実施例の磁気ヘ
ッド装置では、正方向では1.5゜程度、逆方向では
2.4゜以上の追従性が得られていることが分かる。
【0048】尚、本実施例において図6のように、導入
側テープガイド46の第1規制面53、第2規制面5
5、導出側テープガイド44の第1規制面53、第2規
制面55のうちの少なくとも一つを、磁気テープ28の
走行方向に対して従来例より長く構成することにより、
前述したアジマスの追従性をさらに向上させることがで
きる。
【0049】さらに、図6において磁気ヘッドのアジマ
ス等を調整する位置決め基準部80、80を設けてもよ
い。アジマスが正確に設定されれば、さらに消去効率等
の磁気的特性を向上させることができる。
【0050】尚、本実施例においては、回転リバースタ
イプのアジマス無調整ヘッドについて記載したが、これ
に限るものではない。本発明のポイントである、テープ
ガイドの直近にギャップのある磁気ヘッドにおける、テ
ープカールの影響を受けやすいことによる磁気的特性の
劣化のある磁気ヘッド装置に、適宜実施することが可能
である。
【0051】
【効果】本考案の磁気ヘッド装置は、磁気テープ導入側
に消去ヘッドと、磁気テープ導出側に録再ヘッドとが組
み込まれた台座上で、磁気テープの走行方向両側部に、
磁気テープをガイドする磁気テープ導入側テープガイド
及び磁気テープ導出側テープガイドが設けられ、台座が
磁気記録装置に装填される磁気ヘッド装置において、前
記導入側テープガイド及び導出側テープガイドは、磁気
テープの摺動するテープ案内面と、前記テープ案内面の
一側縁に磁気テープ幅方向の移動を規制する規制面とを
有するとともに、前記導出側テープガイドは、前記テー
プ案内面の他側縁に磁気テープを前記規制面に押圧する
第1制御手段を有し、前記導入側テープガイドは、前記
テープ案内面の他側縁に磁気テープを前記規制面に押圧
する第2制御手段を有し、前記第2制御手段は前記第1
制御手段より押圧力が小さいことにより、磁気テープに
カールが発生しないため、導入側テープガイドの直近に
ギャップのある消去用磁気ヘッドは、導入側テープガイ
ドと消去用磁気ヘッドのギャップとの距離が短いことに
よる影響をほとんど受けず、磁気テープの記録された信
号を消す消去効率が劣化することがなく、かつ導出側テ
ープガイドの調整面にて磁気テープが規制されるので、
アジマス損失の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁気ヘッド装置の実施例を示す正面図
【図2】本考案の磁気ヘッド装置の導出側テープガイド
の一実施例を示す図
【図3】本考案の磁気ヘッド装置の導入側テープガイド
の一実施例を示す図
【図4】本考案の磁気ヘッド装置の実験例を示すグラフ
【図5】従来の磁気ヘッド装置の実験例を示すグラフ
【図6】本考案の別の実施例を示す正面図
【図7】従来の磁気ヘッド装置の斜視図
【図8】従来の磁気ヘッド装置の正面図
【図9】従来の磁気ヘッド装置の断面図
【図10】従来の磁気ヘッド装置のテープガイドを示す
【図11】従来の磁気ヘッド装置のテープガイドを示す
図 〔図面の簡単な説明〕 10 録音再生用磁気ヘッド 12 消去用磁気ヘッド 14 基台 44 磁気テープ導出側テープガイド 46 磁気テープ導入側テープガイド 48 テープ案内面 50 テープ案内面 53 第1規制面 55 第2規制面 57a 調整面(第1制御手段) 57b 調整面(第2制御手段)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ導入側に消去ヘッドと、磁気
    テープ導出側に録再ヘッドとが組み込まれた台座上で、
    磁気テープの走行方向両側部に、磁気テープをガイドす
    る磁気テープ導入側テープガイド及び磁気テープ導出側
    テープガイドが設けられ、台座が磁気記録装置に装填さ
    れる磁気ヘッド装置において、 前記導入側テープガイド及び導出側テープガイドは、磁
    気テープの摺動するテープ案内面と、前記テープ案内面
    の一側縁に磁気テープ幅方向の移動を規制する規制面と
    を有するとともに、 前記導出側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁
    に磁気テープを前記規制面に押圧する第1制御手段を有
    し、 前記導入側テープガイドは、前記テープ案内面の他側縁
    に磁気テープを前記規制面に押圧する第2制御手段を有
    し、 前記第2制御手段は前記第1制御手段より押圧力が小さ
    いことを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ヘッド装置におい
    て、前記第1制御手段及び第2制御手段はともにテープ
    案内面に対して傾斜して連続する調整面を有するととも
    に、第2制御手段の調整面の傾斜角は第1制御手段の調
    整面の傾斜角より小さいことを特徴とする磁気ヘッド装
    置。
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