JP2587042Y2 - 空気調和機のグリル取付装置 - Google Patents

空気調和機のグリル取付装置

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JP2587042Y2
JP2587042Y2 JP1992047315U JP4731592U JP2587042Y2 JP 2587042 Y2 JP2587042 Y2 JP 2587042Y2 JP 1992047315 U JP1992047315 U JP 1992047315U JP 4731592 U JP4731592 U JP 4731592U JP 2587042 Y2 JP2587042 Y2 JP 2587042Y2
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grill
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rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機のグリル取付
部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】室内空気を前面から取り入れ、熱交換し
て下方に吹き出す空気調和機は、本体の前面にフィルタ
を配設し、その前方をグリルで覆っている。フィルタは
随時清掃する必要があるので、前方に取り出す方式のも
のは吸込みグリルが開閉自在に設けられている。図7は
従来例の要部平面図、図8は図7のB−B矢視図であ
る。図示するように、本体1は前面に図示していないフ
ィルタを具え、その前方をグリル2で覆われている。グ
リル2の上端には一対のアーム3が後方に向かって設け
られ、これに円柱状の回転軸4が立設されている。一
方、本体1の上部前面には回転軸4を支承するための軸
受板5が設けられ、これに上方に開放される切欠き6を
設けて前壁を略垂直とし、底部は回転軸4にそった曲面
を具えさせ、後部は少しく後方に傾斜させている。そし
て、開閉時の脱落防止のために、軸受板5には切欠き6
の下部前方に軸芯を中心としてこれにに対する角度を約
90度とした扇形の案内部7を連設し、アーム3には上
記案内部7の外側に位置して軸芯を中心としてこれに対
する角度を約90度とした扇形の係止部8が設けられて
いる。従って、グリル2を清掃或いは内部点検等で本体
1から外したのち再び本体1に係止する際は、二点鎖線
で示したようにほぼ水平にして上方から回転軸4を切欠
き6に挿入してその底部に当接させると、案内部7と係
止部8を形成する扇形の中心は軸芯に一致しているの
で、そのままグリル2を回転させると点線で示した閉止
位置になり、通常フィルタ交換で開閉する範囲では脱落
しない。しかしながら、誤ってグリル2を二点鎖線で示
した位置より少ない角度にして係止しようとすると、係
止部8の内側先端が案内部7外周に当接し、回転軸4が
切欠き6の底面に当接しないにも係わらず恰も当接した
ように感じてグリル2を回転し、回転軸4を折損する危
険があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記従来例の
問題点に鑑みてなされたもので、折損することなく容易
に且つ確実に係止できるグリルの取付構造を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案においては、本体前面を開閉及び着脱自在
なグリルで覆ってなる空気調和機において、上記グリル
は断面が下方に開く扇形をなす一対の回転軸を具え、上
記本体は上記扇形の曲線部の半径にほぼ等しい半径の半
円を上方に向けて穿設して半円部にすると共に、同半円
部の前半部の上方を切欠いてなる一対の軸受板を上記回
転軸に対応して具え、上記回転軸を上記切欠きを通して
上記軸受板に枢支してなり、更に、上記軸受板を前後に
二分すると共に、その何れか一方を回転軸方向に少なく
とも板厚に等しい寸法だけ移動させてなることを特徴と
している。
【0005】
【作用】グリルは回転自在で所定の角度範囲でのみ着脱
が可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本考案による空気調和機のグリル取付
装置の実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。図1
は本装置の平面図、図2は図1のA−A矢視図である。
図に示したように、本体1は前面に図示していないフィ
ルタを具え、その前方をグリル2で覆われている。グリ
ル2の上端には一対のアーム3が後方に向かって設けら
れ、これに断面が下方に開く扇形をなすと共に後方に位
置する直線部4aをグリル装着時にほぼ水平とした一対
の回転軸4が立設されている。一方、本体1の上部前面
には、上記扇形の曲線部4cの半径にほぼ等しい半径の
半円を上方に向けて穿設して半円部にすると共に、同半
円部の前半部の上方に切欠き6を設けてなる一対の軸受
板5を上記回転軸4に対応して具え、上記回転軸4を上
記軸受板5に枢支している。回転軸4の断面形状と切欠
き6について詳述すると、図3は上記半円部の前半部
が、グリル装着時に於ける回転軸曲面前端4dの接線X
−X方向と上記半円部中心の鉛直方向間を切欠き6とし
ている。また、図4の実施例では、上記半円部の前半部
が、グリル装着時に於ける回転軸曲面前端の延長面に対
して外接する、意図された取外方向と平行な接線と上記
半円部中心の鉛直方向間を切欠き6としている。別の実
施例である図5は、回転軸4の断面が、円の中心Oを残
して上部を水平な弦4eとこれに交差する前方の弦4f
とにより切り取られてなる下方に開くほぼ扇形をなし、
上記軸受板5は上記扇形にほぼ等しい扇形を穿設して扇
形部とすると共に、同扇形部の前部上方を上記扇形前端
4dの接線X−X方向と、上記扇形を円の中心Oの周り
に90度右回転させたとき垂直となる弦の方向との間を
切欠き6としている。また、図6は図4と同様に、グリ
ル装着時に於ける回転軸曲面前端の延長面に対して外接
する、意図された取外方向と平行な接線と上記扇形を円
の中心Oの周りに90度右回転させたとき垂直となる弦
の方向との間を切欠き6としている。図示していない
が、フィルタ清掃の容易を計るためグリルは開放レバー
の付勢に抗して下部両端を押すと係止し、再度押すと解
除されるプッシュプッシュラッチにより本体に係止され
ているので、その解除により自動的に約40度開く。そ
のため枢支が簡単に外れないようにするには着脱角度を
45乃至50度以上にしておくのが望ましい。本実施例
の回転軸の扇形の中心角は135度にとっているので、
図3の接線X−Xは45度となり、意図する着脱角度を
大にするには図4に示すように、回転軸曲面前端の前方
への延長面に対する接線の方向を選択すればよい。図5
及び図6の実施例のように、円の中心を残して二つの弦
で切り取った断面の回転軸にすると、機械的強度を増す
のに効果がある。更に、上記軸受板5は図1に示すよう
に、前後に二分すると共に、その何れか一方を回転軸方
向に少なくとも板厚に等しい寸法だけ移動させてある。
これによりアンダーカット部分が解消され、金型製作費
を低減することができる。
【0007】従って、グリル2を本体1に係止する際
は、先ず二点鎖線で示したようにグリル2をほぼ水平に
し、回転軸4の後方に位置する直線部4aがほぼ垂直に
なるようにする。次いで上方から回転軸4を切欠き6に
合わせて下げていき、その下端が半円部又は扇形部に当
接したときにグリル2を回転させると、実線で示した閉
止位置になる。本考案においては、切欠き6は上方を広
くすると共にその一方は傾斜しており、これに対して回
転軸は下方に行くにつれて狭くなると共にその一方は曲
線を有しているので回転軸は無理なく半円部又は扇形部
に案内されて、従来例のように途中で停止することはな
い。
【0008】
【考案の効果】以上述べたように、本考案にあってはグ
リル2の上端に一対のアーム3を後方に向かって設け、
これに断面が下方に開く扇形をなす一対の回転軸4を立
設し、一方、本体1の上部前面に、上記扇形の曲線部4
cの半径にほぼ等しい半径の半円を上方に向けた半円部
を穿設すると共に、同半円部の前半部の上方に切欠き6
を設け、その形状を半円部の中心上の垂線と回転軸前部
から前方に傾斜する接線で形成される上開きの形状とし
た軸受板5を設けたので、グリル係止時はグリルを所定
角度乃至ほぼ水平に開いて回転軸4を切欠き6内に円滑
に下降させて所定の位置に到達させることが可能とな
り、従って破損を生じることがなく、軸受板5を前後に
二分してその何れか一方を軸方向に移動させたので金型
製作費が低減されるという、優れた効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による空気調和機のグリル取付装置の平
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図2の要部拡大図図である。
【図4】第2の実施例による図2の要部拡大図図であ
る。
【図5】第3の実施例による図2の要部拡大図図であ
る。
【図6】第4の実施例による図2の要部拡大図図であ
る。
【図7】従来例による空気調和機のグリル取付装置の平
面図である。
【図8】図7のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 グリル 3 アーム 4 回転軸 4a 直線部 4b 直線部 4c 曲線部 4d 曲面前端 4e 弦 4f 弦 5 軸受板 6 切欠き

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体前面を開閉及び着脱自在なグリルで
    覆ってなる空気調和機において、上記グリルは断面が下
    方に開く扇形をなす一対の回転軸を具え、上記本体は上
    記扇形の曲線部の半径にほぼ等しい半径の半円を上方に
    向けて穿設して半円部にすると共に、同半円部の前半部
    の上方を切欠いてなる一対の軸受板を上記回転軸に対応
    して具え、上記回転軸を上記切欠きを通して上記軸受板
    に枢支してなることを特徴とする空気調和機のグリル取
    付装置。
  2. 【請求項2】 上記半円部の前半部が、グリル装着時に
    於ける回転軸曲面前端の接線方向と上記半円部中心の鉛
    直方向間を切欠いてなることを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機のグリル取付装置。
  3. 【請求項3】 上記半円部の前半部が、グリル装着時に
    於ける回転軸曲面前部の意図された取外方向に平行な接
    線方向と上記半円部中心の鉛直方向間を切欠いてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機のグリル取付
    装置。
  4. 【請求項4】 上記回転軸の断面が、円の中心を残して
    上部を水平な弦とこれに交差する前方の弦とにより切り
    取られてなる下方に開くほぼ扇形をなし、上記軸受板は
    上記扇形にほぼ等しい扇形を穿設して扇形部とすると共
    に、同扇形部の前部上方を上記回転軸曲面前端の接線方
    向と、上記回転軸を90度右回転させたとき垂直となる
    弦の方向間を切欠いてなることを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機のグリル取付装置。
  5. 【請求項5】 上記扇形部の前部上方を、上記回転軸曲
    面前部の意図された取外方向に平行な接線方向と、上記
    回転軸を90度右回転させたとき垂直となる弦の方向間
    を切欠いてなることを特徴とする請求項4記載の空気調
    和機のグリル取付装置。
  6. 【請求項6】 上記軸受板を前後に二分すると共に、そ
    の何れか一方を回転軸方向に少なくとも板厚に等しい寸
    法だけ移動させてなることを特徴とする請求項1乃至5
    記載の空気調和機のグリル取付装置。
JP1992047315U 1992-07-07 1992-07-07 空気調和機のグリル取付装置 Expired - Fee Related JP2587042Y2 (ja)

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