JP2586939B2 - 圧電センサ - Google Patents

圧電センサ

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JP2586939B2
JP2586939B2 JP63283510A JP28351088A JP2586939B2 JP 2586939 B2 JP2586939 B2 JP 2586939B2 JP 63283510 A JP63283510 A JP 63283510A JP 28351088 A JP28351088 A JP 28351088A JP 2586939 B2 JP2586939 B2 JP 2586939B2
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    • G01L9/0001Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means
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    • G01L23/08Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically
    • G01L23/10Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically by pressure-sensitive members of the piezoelectric type

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、過渡的な又は一時的な機械的変位、変形、
又は歪みを検出しこれらに対応する出力信号を発生する
ために使用される圧電センサに係り、更に詳細には基準
燃料噴射タイミング信号を発生すべく内燃機関の燃料噴
射システムとの関連で使用されるに特に有用な圧電セン
サに係る。
従来の技術 圧電トランスデューサにより燃料導管の如き導管内の
圧力パルスを検出するための多数の装置や方法が従来よ
り開発されている。例えば米国特許第4,146,875号に
は、内部圧力に曝される本体を囲繞するリングの繞み部
上に電気トランスデューサが装着された圧力検出装置が
記載されている。この装置の一つの用途に於ては圧力検
出装置は燃料圧力を検出すべくエンジンの燃料導管の周
りに固定される。また米国特許第4,257,260号には燃料
導管の互いに対向する位置に対象に配置された圧電結晶
により燃料導管内の圧力を検出するエンジン解析装置が
記載されている。圧電結晶、即ちトランスデューサは燃
料導管内の圧力パルスに起因して生じる燃料導管の周期
的な拡張により惹起こされる曲げ応力に応答して電気信
号を発生するようになっている。また英国特許第1,389,
408号には、燃料導管内の機械的負荷圧力を電気信号に
変換するトランスデューサの如き一対の圧力検出素子が
記載されている。 米国特許第4,430,899号には、ディ
ーゼル機関の燃料噴射ポンプとの関連で使用される流体
圧力センサであって、歪みボルトがハウジングの壁に延
在するボア内にねじ込まれた流体圧力センサが記載され
ている。ボルトはその内部に延在するボアと、薄い壁の
管状のスリーブ状領域を郭定する外径の小さい領域とを
有している。流体の圧力が与えられ、その結果ボルトの
薄い壁の部分に歪みが生じると、出力信号が発生される
よう、二つの逆の極性を有する圧電トランスデューサデ
ィスクがハウジングの外壁との間に固定されてる。
米国特許第4,194,401号には、ディーゼル機関の燃料
噴射導管内の内部圧力を測定するトランスデューサが記
載されている。剛固なハウジングが燃料噴射導管を囲繞
しており、燃料噴射導管の周囲の一部に隣接してハウジ
ングの内側に少なくとも一つの弾性センサが配列されて
いる。支持要素が弾性センサを導管に対し弾性的に押圧
しており、これにより導管の変形が摩擦によって弾性セ
ンサに伝達され、圧力によって導管に発生された歪みを
示す電気信号が発生されるようになっている。
米国特許第3,898,885号には、検出部材がアームに装
着され、アームは検出部材が導管に係合し得るよう枢動
可能に装着された流体圧力トランスデューサが記載され
ている。アームは一対のプレートと摩擦係合し、これに
より導管の直径の変化に起因する部材の運動を減衰させ
るようになっている。
また米国特許第4,304,126号には、燃料噴射型内燃機
関内へ燃料を噴射することを検出し監視するトランスデ
ューサが記載されている。このトランスデューサは燃料
が導管を経て機関内へ噴射される際に発生される圧力パ
ルスに起因する導管の周囲寸法の変化を検出すべく、燃
料導管に装着された可撓性を有するカラー及び可撓性を
有する圧電素子を含んでいる。
発明の概要 本発明は特に内燃機関の燃料噴射システムに使用され
るよう構成された新規にして改良された圧電センサに関
するものである。本発明の圧電センサは燃料噴射シーケ
ンスの基準タイミング信号を発生すべく、燃料噴射ノズ
ルに通ずる高圧燃料導管に装置されるよう構成されてい
る。また本発明の圧電センサはタイミングライト又はマ
グネットピックアップが燃料噴射シーケンスと好ましく
同記した態様にて作動するに特に有用である。
端的に言えば、本説明はその好ましい形態に於ては流
体圧力パルスを検出する圧電センサである。本発明の圧
電センサは流体圧力パルスを導く軸線方向に延在する通
路を郭定する本体を含んでいる。本体は流体圧力パルス
が通路を通過する際に変形可能な壁部を有している。ま
た本体には少くとも部分的に前記壁部により郭定された
端面を有し径方向に互いに対向する一対のボアが形成さ
れている。これらのボアの一定の位置にはそれぞれ圧電
素子が装着されている。各圧電素子は両端面を有し、そ
れに与えられる応力を変化させることにより両端面の間
に圧電信号を発生するようになっている。導電体リング
が圧電素子より隔置され、本体の周りに周方向に延在し
ている。通路内を通過する流体圧力パルスが壁部を変形
させ、これにより圧電素子に機械的応力を発生して導電
体リングに於て電気的に伝送される電圧信号を発生する
よう、一対の導線が圧電素子と導電体リングとの間を接
続してこれらの間を電気的に導通している。
更に導電体リングは一対の径方向に互いに対向するタ
ブを含んでいる。導線はタブと導電体リングのこれに隣
接する部分との間に摩擦によって係合されている。更に
本体はそれに高圧導管を接続しこれにより通路内に流体
を導き得るようにする軸線方向に互いに隔置された第一
及び第二のコネクタを含んでいる。充填材が本体と導電
体リングとの間にてボアにより郭定された空間を実質的
に充填し、導線を埋込んでいる。圧電素子は薄いディス
ク状の形状を有しており、互いに平行な両端面は互いに
逆の極性を有している。各圧電素子の正の面は本体のボ
アの端面に接合されている。絶縁体カラーが導電体リン
グと実質的に同軸状に導電体リングと本体との間に配置
され、これにより導電体リングを本体より電気的に絶縁
している。カラーは径方向に互いに対向する一対の孔を
郭定しており、これらの孔は導電体リングのタブを受け
入れている。
本発明の一つの目的は、ディーゼル型の燃料噴射シス
テムのための新規にして改良された圧電センサを提供す
ることである。
本発明の他の一つの目的は、燃料導管内の一時的な液
圧パルスに応答して電気信号を発生するよう、高圧燃料
導管に容易に接続されるよう構成された新規にして改良
された圧電センサを提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、液体導管の膨張や収
縮を検出することにより一時的な又は過渡的な液圧の増
減を検出する効率的な構造を有する新規にして改良され
た圧電センサを提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、圧電トランスデュー
サの機械的振動に応答してノイズを発生することなく一
次圧電信号を発生するよう、一対の互いに対向するトラ
ンスデューサ結晶を使用する新規にして改良された圧電
センサを提供することである。 以下に添付の図を参照
しつつ、本発明を実施例について詳細に説明する。
実施例 本発明の圧電センサ12が組込まれた燃料噴射システム
10が第1図に解図的に示されている。燃料噴射システム
10は従来の構成を有するディーゼル型燃料噴射ポンプ14
を含んでいる。燃料噴射ポンプは図には示されていない
対応する内燃機関により駆動されるようになっている。
内燃機関の各シリンダには噴射ノズル16が設けられてい
る。内燃機関と同期して対応するシリンダ内へ燃料のチ
ャージを噴射し得るよう燃料噴射ポンプ14は対応する内
燃機関により駆動されて各燃料噴射ノズル16へ燃料の高
圧のパルスを周期的に供給するようになっている。燃料
噴射ポンプ14は独立の高圧燃料導管18により各ノズル16
に接続されている。
図示の用途に於ては、各燃料噴射パルスは比較的短い
継続時間及び10,000psi (703kg/cm2)又はそれ以上の
最大圧力を有している。燃料噴射パルスの継続時間及び
圧力は主として燃料噴射システム10の設計パラメータ及
び内燃機関の速度及び負荷に依存している。例えば燃料
噴射ポンプ14は本願出願人と同一の譲受人に譲渡された
米国特許第4,224,916号に記載されている如き型式のも
のであってよい。またノズル16は本願出願人と同一の譲
受人に譲渡された米国特許第4,163,521号に記載されて
いる如き型式のものであってよい。
圧電センサ12は燃料噴射タイミングを調節すべく例え
ばクランクシャフトの基準位置信号との関連で使用され
る基準燃料噴射タイミング信号を発生する。実際の燃料
噴射タイミングは対応するシリンダについてのクランク
シャフトの上死点(TDC)位置を基準に計算される。圧
電センサ12は基準ピストン位置との関連で信号を発生す
るために使用されることが好ましいが、圧電センサは他
の信号を発生する用途にも使用されてよいものである。
例えば圧電センサは燃料噴射ポンプのタイミングを自動
的に調節するための図には示されていない制御装置への
フィードバックループの一部を構成していてよい。また
圧電センサはその好ましい用途である燃料噴射システム
との関連以外の他の用途にも使用されてよいものであ
る。
第2図及び第3図に於て、圧電センサ12は高品位の鋼
にて構成された細長い本体20を有している。本体20は軸
線に沿って延在する中央燃料通路22を有している。燃料
通路22は高圧燃料導管18と連通しており、これにより高
圧の燃料噴射パルスをノズル16へ導き得るようになって
いる。一つの好ましい実施例に於ては、通路22は約0.09
インチ(2.3mm)の直径を有している。本体20の軸線方
向中央部はセンサ装着部を構成する形態をなしており、
該センサ装着部はそれぞれ互いに平行で平坦な端面34及
び36を有し互いに整合され且互いに径方向に対向する一
対の半径方向ボア30及び32を含んでいる。
燃料通路22の軸線方向中央部と半径方向ボア30及び32
の端面34及び36との間には、本体の実質的に互いに同一
で互いに対向する一体的な一対の壁部40及び42が形成さ
れている。壁部40及び42は例えば約0.08インチ(2.0m
m)の径方向の最小厚さを有している。壁部40及び42は
燃料通路22の軸線方向中央部の一部を郭定する湾曲した
内面を有している。壁部40及び42は、ノズル16へ供給さ
れるよう燃料通路22内を通過する各瞬間の高圧燃料噴射
パルスと実質的に同時に僅かに半径方向外方へ一時的に
変形されるよう構成されている。
高圧燃料導管及びノズルと本体20とを接続してこれら
の間に高圧流体を導き得るよう、本体20の両端には軸線
方向に互いに隔置された一対の高圧コネクタ50及び60が
設けられている。高圧コネクタ50は燃料通路22への開口
端へ向けて先細状をなす円錘形の座52を有する雌型コネ
クタである。円錘形の座52は高圧燃料導管の補形的なフ
ィッティングと係合するよう構成されている。本体の端
面には実質的に円錘形の座52と同軸にねじ面54が周方向
に延在している。ねじ面54は高圧導管18のフィッティン
グと連結されて高圧の流体を導き得るようにする連結ナ
ット(図示せず)を受けるようになっている。
高圧コネクタ60は図には示されていない補形的な雌型
コネクタのフィッティングと連結係合するよう構成され
た軸線方向に突出する切頭円錘形の延在部62を含む雄型
コネクタである。ねじ面64が本体の周方向に延在し、高
圧の流体を導き得るよう連結ナット66を螺合によって受
けるようになっている。
径方向に互いに対向するボア30及び32内にはそれぞれ
円形の平坦なディスク状又はウエハ状の圧電トランスデ
ューサ(トランスデューサ素子)70及び72が装着されて
いる。トランスデューサ素子70及び72はそれぞれ端面34
及び36に直接係合する対応する面74及び76を有してい
る。一つの実施例に於ては、トランスデューサ素子は約
0.205インチ(5.21mm)の直径を有し約0.05インチ(1.3
mm)の均一な厚さを有する圧電結晶である。これらの素
子はエポキシ樹脂により本体に結合されいる。これら二
つのトランスデューサ素子70及び72は実質的に互いに同
一であり、端面74及び76に垂直な、従って燃料通路22の
軸線方向中央部に垂直な方向に互いに同軸に整合された
極性を有している。またこれらのトランスデューサ素子
は、その正の側が本体の端面34及び36に接合され負の側
が端面34及び36とは反対の側に位置するよう装着される
ことが好ましい。トランスデューサ素子は対応するボア
内にその中心と同軸に配置されており、また実質的に径
方向に整合されている。
シングルストランドのNo.32ゲージのものであってよ
い一対の導線80及び82が一端に於てトランスデューサ素
子にろう付けされている。実質的に円筒形をなし一端
(図示の如く下流側端部)に周方向に延在するフランジ
86を有する絶縁体カラー84が本体の中間アウタ円筒部に
より密に受入れられている。カラー86は円筒面に形成さ
れ径方向に互いに対向する一対の円形孔88を有してい
る。孔88はボア30及び32と実質的に同一の直径を有する
ような寸法にて設けられている。溝89が孔88よりカラー
の第二の端部(上流側端部)まで軸線方向に延在してい
る。カラー84はナイロン又は他の弾性絶縁材にて形成さ
れていることが好ましい。
黄銅製の導電体リング90が設けられており、該導電体
リングは絶縁体カラー84と密に摺導可能に係合し得るよ
う絶縁体カラーの外径と同一の内径を有している。導電
体リング90は実質的に一様な軸線方向長さを有し、その
本体部より打抜かれ内方へ湾曲された一対の径方向に互
いに対向するタブ92を含んでいる。導電体リングは絶縁
体カラーに密に受けられており、タブは孔88内へ斜めに
延在している。導線80及び82はタブ92と導電体リング90
のこれに隣接する部分との間に形成された絞り嵌め係合
部により引張られており、所定の位置にろう付けされて
いる。フランジ86は導電体リングの基準エッジ(即ち下
流側エッジ)を軸線方向に位置決めする作用をなすよう
になっている。
導線80及び82が導電体リング90に対し所定の位置にろ
う付けされると、Mereco No.303LVの如き充填材96が溝8
9を経て注入される。充填材96はボア30及び32により形
成されたキャビティを充填し、これにより導線及びトラ
ンスデューサを所定の位置に埋設している。充填材は導
電体リング90の内面とトランスデューサ素子70及び72と
の間の空間を実質的に充填している。
上述の圧電センサはトランスデューサ素子及び対応す
るリード線を本体に装着するための効率的な手段を含む
非常に効率的な構造プロセスにより組立てられるもので
あることが理解されよう。本発明の一つの主要な特徴に
よれば、導電体リング90は本体の周りに延在し、実質的
に自在に接続可能なコネクタとして機能する。圧電セン
サの角方向は導電体リングと電気的に外部接続すること
にとって重要ではない。導電体リング90との電気的外部
接続は多数の従来の手段により行われてよい。
図示の如く、二つのトランスデューサ素子70及び72は
電気的に並列に接続されており、本体はトランスデュー
サ素子の正の面74及び76に電気的に接続され、素子の負
の面は導電体リング90に電気的に接続されている。導電
体リング90は電気信号を遠隔伝送するための電気的出力
端子として機能するようになっている。
上述のセンサの構造に於ては、トランスデューサ素子
70及び72は高圧通路22内を高圧パルスが通過することに
応答して実質的に同時に且互いに同一の一次電圧信号を
発生する。この一次電圧信号の後に、一時的な高圧パル
スにより発生される本体の機械的振動の結果生じる実質
的に同時で互いに同一の電圧ノイズ信号が発生する。し
かしかかるノイズ信号は実質的に180°位相がずれてお
り、電圧が実質的に逆であることにより互いに結合して
実質的に減衰し互いに相殺する。
燃料噴射パルスが燃料の音速に等しい速度にて電圧セ
ンサの検出部を経て導かれると二つの互いに対向する壁
部40及び42が一時的に且実質的に同時に半径方向外方へ
変形せしめられ、これにより実質的に同時に且等しく二
つのトランスデューサ素子70及び72に応力を及ぼす。か
かる応力はまずトランスデューサ素子70及び72を圧縮
し、しかる後それらの圧縮を解除する。トランスデュー
サ素子の圧縮及びその解除により発生される圧電結晶の
歪みは一時的な電圧信号、即ち電圧スパイクを発生す
る。これら二つの信号は実質的に互いに同時に発生し且
互いに等しく、互いに結合して優れた基準燃料噴射タイ
ミング信号を発生する。
トランスデューサ素子70及び72により振動に起因して
発生されるノイズ信号は、壁部40及び42がそれらの半径
方向の一次変形の後に同じ方向に同期して振動すること
に起因して、一次信号に対し実質的に180°位相がずれ
ている。これに対し壁部が一時的な、即ち過渡的な液圧
の増減により変形される場合には壁部は互いに反対方向
に変形する。
以上に於ては本発明を燃料噴射システムの好ましい用
途について説明したが、本発明による圧電センサ12は高
圧液圧システム内の一時的な又は過渡的な圧力変化を検
出するために使用されてもよく、また空気圧システム
や、燃料噴射システムの低圧室の如き比較的低圧の流体
系にも使用されてもよいものである。また本発明の圧電
センサは、燃料噴射ポンプの駆動による液圧パルスに応
答して基準燃料噴射タイミング信号を発生すべく、燃料
噴射ポンプのピストン室に接続されてもよい。
以上の説明より、本発明によれば、一時的な又は過渡
的な流体圧チャージに応答して基準電圧信号を発生する
よう、圧電センサが高圧燃料導管に効率的に装着される
方法及び装置が得られることが理解されよう。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧電センサの一つの好ましい実施例が
組込まれた燃料噴射システムを一部破断して示す概略構
成図である。 第2図は第1図に示された圧電センサを一部破断して示
す拡大図である。 第3図は第2図の線3−3に沿う断面図である。 10……燃料噴射システム,12……圧電センサ,14……燃料
噴射ポンプ,16……燃料噴射ノズル,18……高圧燃料導
管,20……本体,22……燃料通路,30、32……ボア,34、36
……端面,40、42……壁部,50……コネクタ,52……座,54
……ねじ面,60……コネクタ,62……延在部,64……ねじ
面,66……連結ナット,70、72……圧電トランスデューサ
(トランスデューサ素子),74、76……面,80、82……導
線,84……カラー,86……フランジ,88……孔,89……溝,9
0……導電体リング,92……タブ,96……充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード イェルク アメリカ合衆国イリノイ州、ラ・グラン ジ、サウス・ケンシントン・アヴェニュ ー 945 (72)発明者 ジョン・アール ハフ アメリカ合衆国コネチカット州、サウ ス・ウインザー ル・フォル・ブールヴ ァード 263 (56)参考文献 特開 昭58−70028(JP,A) 実開 昭61−67534(JP,U) 米国特許4257260(US,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧力パルスを検出する圧電センサにし
    て、 流体圧力パルスを導く軸線方向に延在する通路を郭定す
    る本体であって、前記通路を通過する前記流体圧力パル
    スにより変形される壁部を有し、少くとも部分的に前記
    壁部により郭定された端面を有し径方向に互いに対向す
    る一対のボアを郭定する本体と、 前記ボア内に一定の位置に装着された第一及び第二の圧
    電素子であって、それぞれ両端面を有し、それに与えら
    れる応力を変化させることにより前記両端面の間に圧電
    信号を発生する第一及び第二の圧電素子と、 前記圧電素子より隔置され前記本体の周りに周方向に延
    在する導電体リングと、 前記圧電素子と前記導電体リングとの間を電気的に接続
    する導電体と、 を含み、前記通路を通過する流体圧力パルスが前記壁部
    を変形させ、前記圧電素子に機械的応力を発生させて前
    記導電体リングに於て電気的に伝送される信号を発生す
    るよう構成された圧電センサ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項の圧電センサに於
    て、前記導電体リングは更に径方向に互いに対向する一
    対のタブを含み、前記導電体は前記タブと前記導電体リ
    ングの隣接する部分との間に摩擦係合された一対の導線
    を含んでいることを特徴とする圧電センサ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項の圧電センサに於
    て、前記本体を高圧導管と接続して前記通路に流体を導
    くための軸線方向互いに隔置された第一及び第二のコネ
    クタ装置を含んでいることを特徴とする圧電センサ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項の圧電センサに於
    て、前記本体と前記導電体リングとの間にて前記ボアに
    より郭定された空間を実質的に充填し前記導電体を埋設
    する充填材を含んでいることを特徴とする圧電センサ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項の圧電センサに於
    て、前記圧電素子は薄いディスク状の形状を有している
    ことを特徴とする圧電センサ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項の圧電センサに於
    て、各圧電素子は互いに逆の特性を有する平行な両端面
    を有し、各圧電素子の正の面は前記ボアの前記端面に接
    合されていることを特徴とする圧電センサ。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項の圧電センサに於
    て、前記導電体リングと実質的に同軸に前記導電体リン
    グと前記本体との間に配置され前記導電体リングと前記
    本体とを電気的に絶縁する絶縁体カラーを含んでいるこ
    とを特徴とする圧電センサ。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第2項の圧電センサに於
    て、前記導電体リングと実質的に同軸に前記導電体リン
    グと前記本体との間に配置され前記タブを受ける径方向
    に互いに対向する一対の孔を有する絶縁体カラーを含ん
    でいることを特徴とする圧電センサ。
  9. 【請求項9】流体圧力パルスを検出する圧電センサにし
    て、 流体圧力パルスを導く軸線方向に延在する通路を郭定す
    る本体であって、前記通路を通過する前記流体圧力パル
    スにより変形される壁部を有し、少くとも部分的に前記
    壁部により郭定された端面を有し径方向に互いに対向す
    る一対のボアを郭定し、前記通路と高圧導管とを高圧流
    体を導き得るよう接続するためのコネクタフィッティン
    グを受ける軸線方向に互いに隔置された高圧コネクタ装
    置を有する本体と、 前記ボア内に一定の位置に装着された第一及び第二の圧
    電素子であって、それぞれ両端面を有し、それに与えら
    れる応力を変化させることにより前記両端面の間に圧電
    信号を発生する第一及び第二の圧電素子と、 前記圧電素子より隔置され前記本体の周りに周方向に延
    在する導電体リングと、 前記圧電素子と前記導電体リングとの間を電気的に接続
    する導電体と、 を含み、前記通路を通過する流体圧力パルスが前記壁部
    を変形させ、前記圧電素子に機械的応力を発生させて前
    記導電体リングに於て電気的に伝送される電圧信号を発
    生するよう構成された圧電センサ。
  10. 【請求項10】流体圧力パルスを検出する圧電センサに
    して、 流体圧力パルスを導く軸線方向に延在する通路を郭定す
    る本体であって、前記通路を通過する前記流体圧力パル
    スにより変形される壁部を有し、少くとも部分的に前記
    壁部により郭定された端面を有し径方向に互いに対向す
    る一対のボアを郭定する本体と、 前記ボア内に一定の位置に装着されたウエハ状の結晶を
    含む第一及び第二の圧電トランスデューサ装置であっ
    て、各結晶はそれぞれ両端面を有し、一方の端面にて前
    記ボアの端面に係合し、それに与えられる応力を変化さ
    せることにより前記両端面の間に圧電信号を発生する第
    一及び第二の圧電トラントデューサ装置と、 前記結晶より隔置され前記本体の周りに周方向に延在す
    る導電体リングと、 前記導電体リングより延在し径方向に互いに対向する一
    対のタブと、 前記タブに接続され前記結晶と前記導電体リングとの間
    を電気的に接続する導電体と、 を含み、前記通路を通過する流体圧力パルスが前記壁部
    を変形させ、前記圧電トランスデューサ装置に機械的応
    力を発生させて前記導電体リングに於て電気的に伝送さ
    れる信号を発生するよう構成された圧電センサ。
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