JP2586461B2 - デイスク状記録媒体 - Google Patents

デイスク状記録媒体

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JP2586461B2
JP2586461B2 JP61232512A JP23251286A JP2586461B2 JP 2586461 B2 JP2586461 B2 JP 2586461B2 JP 61232512 A JP61232512 A JP 61232512A JP 23251286 A JP23251286 A JP 23251286A JP 2586461 B2 JP2586461 B2 JP 2586461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作 用 G.実施例 G−1.記録フォーマット(第1図〜第4図) G−2.光磁気ディスク装置(第5図) G−3.具体例(第6図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、光磁気ディスク等のディスク状記録媒体に
関し、特に、所謂セクタサーボ信号のような時分割サー
ボ信号がディスク上に予め記録形成されたディスク状記
録媒体に関する。
B.発明の概要 本発明は、サーボ用のピット等が形成されたサーボ信
号領域とデータやアドレス等が書き込まれるデータ・ア
ドレス信号領域とがディスクの円周方向に沿って交互に
設けられて成るディスク状記録媒体において、サーボ信
号領域間のデータ・アドレス信号領域に二種類以上の物
理的変化による信号記録が行え、1つのデータ・アドレ
ス信号領域に二種類以上の記録形態での信号機録を行っ
た場合には、これらの信号記録部分の間に信号切換部分
を形成することにより、各記録形態での信号を再生する
際の切換時間に余裕をもたせ、データ転送速度が高くな
っても充分に対応を図ることができるようにしたもので
ある。
C.従来の技術 近年において、光学的あるいは磁気光学的な信号記録
再生方法を利用した光ディスクや光磁気ディスク等のデ
ィスク状記録媒体が開発され、市場に供給されつつあ
る。これらのディスク状記録媒体は、その記録形態に応
じて概略3種のディスクに分類解できる。すなわち、所
謂CD(コンパクト・ディスク)等のディジタル・オーデ
ィオ・ディスクやビデオ・ディスク等と同様に、各種情
報信号を予めメータ側でディスク状記録媒体に書き換え
不可能に記録してユーザに供給する所謂ROM(リード・
オンリ・メモリ)タイプのディスクと、所謂DRAWあるい
はライト・ワンス型等と称され、ユーザ側で1回だけ情
報信号の書き込みが可能な所謂PROM(プログラマブルRO
M)タイプのディスクと、光磁気ディスクのように記録
された情報信号の消去及び書き換えが可能な所謂RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)タイプのディスクとに
大別できる。
これらの各タイプのディスクは、それぞれ個別に開発
されてきており、開発時期も異なっていること等から、
互いに別々のフォーマットを用いている。このため、こ
れらの各タイプのディスク間で互換性がとれず、ユーザ
側、メーカ側共に不都合な点が多く、ユーザ、メーカ両
者からフォーマット統一の要望が高まっている。ここ
で、この統一フォーマットを実現するための技術の一つ
として、磁気ディスクの分野のハード・ディスクにおけ
る所謂セクタ・サーボと同様に、ディスク上の同心円状
あるいは渦巻き状のトラックに、所定間隔おきあるいは
所定角度おきにサーボ信号を記録しておき、ディスク回
転駆動時にはこれらの離散的なサーボ信号をサンプリン
グしホールドすることにより連続的なサーボ制御を行わ
せるような所謂サンプリング・サーボの概念を導入する
ことが提案されている。
この場合、上記統一フォーマットのディスクは、1枚
のディスクの信号記録形態が上記いくつかの記録形態の
1種類に限定されている場合のみならず、1枚のディス
クに2種類以上の記録形態による信号記録が行われてい
るものも含む。例えば、光磁気ディスクにおいては、上
記サーボ信号及びアドレス信号は、機械的なピットやバ
ンプ等の凹凸形状による所謂エンボス加工により予め記
録形成されており、ユーザ側等でデータ信号の光磁気的
な記録が行われるようになっている。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、上記光磁気ディスクの再生装置において
は、記録面からの反射光等を偏光ビーム・スプリッタに
より分離して2つのフォトディテクタにより検出してお
り、これらのディステクタからの検出信号を加算するこ
とにより上記ピット形成記録されたサーボ信号やアドレ
ス信号を得、各検出信号を減算することにより光磁気記
録されたデータ信号を得ている。この場合、サーボ信号
については、上記加算出力によるサーボ信号回路系によ
って処理しているが、アドレス信号とデータ信号につい
ては信号処理系が時分割処理されるため、例えば再生信
号処理系のA/Dコンバータ入力部分等において、アドレ
ス信号とデータ信号とを切換えて供給するようなスイッ
チング操作が必要とされる。
しかしながら、第7図に示すように、1つのトラック
2のサーボ信号領域3の間の1つのデータ・アドレス信
号領域4内に、上記ピット等により記録形成されたアド
レス信号と上記光磁気記録によるデータ信号とが連続し
て記録形成されていると、再生時において、アドレス信
号記録領域からデータ信号記録領域に移る時点で上記切
り換え操作を瞬時に行わねばならず、チャンネル・クロ
ックの1ウィンドウの時間幅より一桁程度短い時間幅で
の切り換えが必要とされ、特にディスクが高遠回転駆動
されてデータ転送レートが高くなると、数n sec程度も
の極めて高速の切換スイッチング動作が必要となってハ
ードウェア負担が大きく、実現困難であり、価格も高価
とならざるを得ない。なお、第7図は任意の1トラック
の記録形態を示しており、第7図のAに示す記録形態に
対して、現実には第7図Bに模式的に示すようなピット
Pが形成される。
また、1つのデータ・アドス信号領域4内には、一種
類の物理的変化による信号記録のみを行うようにするこ
とも考えられるが、例えば1つのセクタのアドレスデー
タのバイト数よりも、1つのデータ・アドレス信号領域
4のバイト数の方が多い場合が通常であるため、記録領
域の有効利用の観点からは1つの領域4内に二種類以上
の物理的変化による信号記録を混在させることが好まし
いこともある。
そこで、本発明は、上述の如き従来の問題点に鑑み、
サーボ信号領域間に二種類以上の物理的記録形態での信
号記録が行えるディスク状記録媒体において、該記録媒
体を再生する際に、一の物理的信号記録形態の再生信号
から他の物理的信号記録形態の再生信号への切換を、時
間的余裕をもって行い得るようなディスク状記録媒体の
提供を目的とするものである。
E.問題点を解決するための手段 本発明に係る光磁気ディスク装置は、上述の目的を達
成するために、サーボ信号が記録されたサーボ信号領域
と、少なくともデータ信号、アドレス信号が書き込まれ
るデータ・アドレス信号領域とが、ディスクの円周方向
に沿って交互に設けられて成るディスク状記録媒体にお
いて、上記データ・アドレス信号領域には、少なくとも
第1の物理的変化による信号記録と、第2の物理的変化
による信号記録とが行われ、上記サーボ信号領域間の1
つの上記データ・アドレス信号領域内に、上記第1、第
2の物理的変化による信号記録部分が混在して形成され
る場合には、これらの記録部分の間に、各信号記録部分
からの再生信号を上記サーボ信号領域からのサーボ信号
に基づいて切り換え、出力させるために十分なバイト長
を有する信号切換部分を形成することを特徴とするもの
である。
F.作用 1つのデータ・アドレス信号領域内に二種類以上の物
理的変化による信号記録が行われている場合には、これ
らの記録部分の間に設けられた切換部分において、余裕
をもって再生信号の切換を行うことができる。
G.実施例 以下、本発明を光磁気ディスクに適用した実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図には、本実施例における光磁気ディスクの任意
のトラック2の記録形態を概略的に示しており、Aの記
録形態に対してBのようなピットPが記録形成される。
この第1図において、サーボ信号がピットの形態で記録
された各サーボ信号領域3の間には、データ信号、アド
レス信号が書き込まれるデータ・アドレス信号領域4が
設けられ、これらの領域3、4がディスクの円周方向の
トラック2に沿って交互に設けられている。データ・ア
ドレス信号領域4には、少なくとも、第1の物理的変化
としてのピット形成によるアドレス信号の記録と、第2
の物理変化としての光磁気記録による一般データ信号の
記録とが行われ、1つのデータ・アドレス信号領域4内
に上記アドレス信号及びデータ信号の両方を記録する場
合には、これらの記録部分5a、5bの間に、信号切換部分
5cを介在させるようにしている。
G−1.記録フォーマット(第1図〜第4図) ここで、本実施例における光磁気ディスク上の記録パ
ターン及びトラックの記録形態を、より詳細に説明す
る。
先ず第2図において、光磁気ディスク1は、例えば所
謂5インチ型の場合、直径が13cm程度であり、片面で30
0Mバイト以上の記憶容量を有している。このディスク1
は、角速度一定で回転され、1回転当たり1トラックと
して、例えば同心円状にトラック2を形成してデータが
記録される。片面のトラック数は18000〜20000程度とな
っており、各トラックは例えば32セクタに分割されてい
る。また、上記各トラック2は、第1図に拡大して示す
ように、サーボ用のピットが記録形成されたサーボ信号
領域3とデータ信号やアドレス信号の書き込まれるデー
タ・アドレス信号領域4から成っており、これらが円周
方向に沿って交互に設けられている。上記1セクタには
これらのサーボ信号領域3及びデータ・アドレス信号領
域4の組が数十組程度設けられる。上記サーボ信号領域
3及びデータ・アドレス領域4の各長さは、バイトに換
算するとそれぞれ例えば2バイト及び16バイトとなって
いる。
次に、上記各サーボ信号領域3には、第3図に示すよ
うに、3個のピットPA、PB、PCがそれぞれ形成されてい
る。ピットPA、PBは上記ディスク1に形成されるトラッ
クの中心線(一点鎖線)を挟んで上下方向にずれを持っ
て形成され、また、ピットPCは上記中心線上に形成され
ている。これらの各ピットPA、PB、PCの直径は0.5〜1.0
μm程度であり、サーボ信号領域3の実際の長さLは例
えば15〜30μm程度となっている。また第4図には、上
記ディスク1の径方向(第2図における矢印方向)への
各ピットPA、PB、PCの配列状態を示してある。すなわ
ち、上記ピットPB、PCはそれぞれ直線状に配列され、ピ
ットPAはn個(例えば16個)毎に位置がトラックの長手
方向に前後して配列されている。上記n個毎に位置をず
らしたピットPAの配列は、光学ピックアップが現在走査
中のトラック番号を求めるために後述するトラバース・
カウントを行うのに利用される。ここで上記ピットP
Aは、サンプルパルスSP1あるいはサンプルパルスSP2
よりサンプリングれ、また、各ピットPB,PCはサンプル
パルスSP3,SP5にてそれぞれサンプリングされ、さら
に、上記ピットPBとピットPCの間の鏡面領域がサンプル
パルスSP4によってサンプリングされて、後述する各種
のサーボやクロック発生に利用される。すなわち本実施
例のサーボ信号は、フォーカシング、トラッキング、ク
ロッキング及び上記トラバース・カウントの各制御動作
に用いられる。
次に、各サーボ信号領域3間の領域4には、少なくと
も上記セクタ毎のアドレス信号及びデータ信号が記録さ
れる。一例として、1セクタの有効データを512バイト
とするとき、付加情報や誤り検出・訂正符号等を加えて
計670〜680バイト程度のデータを1セクタに記録するこ
とになり、上記領域4の長さが16バイトのときには、1
セクタのデータを構成するためには、例えば42個以上の
領域4必要となる。例えば、43個のデータ記録領域4の
内の42個がデータ記録専用に使用され、1個がアドレス
及びデータの記録用に使用されることになる。
ここで本発明の要点として、1つの領域4内に、二種
類以上の物理的変化による記録形態の記録が混在する場
合には、これらの物理的変化による信号記録部分の間
に、信号切換部分を必ず介在させるようにしている。す
なわち、本実施例においては、データ・アドレス信号領
域4内に、アドレス信号及びデータ信号を混在記録する
場合には、アドレス信号記録部分5aとデータ信号記録部
分5bとの間に、信号切換部分5cを形成している。これら
のアドレス信号記録部分5aの長さ及びデータ信号記録部
分5bの長さは、バイトに換算してそれぞれaバイト及び
bバイトとなっている。次に、アドレス信号記録部分5a
の直後に設けられる信号切換部分5cの長さのcバイト
は、後述する再生時の信号切換動作を有効に行うに充分
な長さとしており、具体的には例えば1バイト程度の長
さとすればよい。この信号切換部分5cは、何も記録しな
い空白部分としてもよく、また、データ再生時等には必
要としない付加的なデータ、例えば上記アドレスデータ
についてのDDM(データディリーテッドマーク)等をピ
ット形成により記録するようにしてもよい。さらに、ア
ドレス信号記録部分5aには、各セクタ毎のアドレス情報
等を上記サーボ信号と同様なピットの形態で予め記録形
成しており、また、データ信号記録部分5bには、上記付
加情報や誤り検出・訂正符号等を含む広義のデータ信号
を、所謂光磁気的に記録し得るようにしている。
G−2.光磁気ディスク装置(第5図) 次に、本実施例の光磁気ディスクを記録・再生するた
めの光磁気ディスク装置の全体構成を、第5図を参照し
ながら説明する。
この第5図において、入力端子11には、例えばコンピ
ュータ等からインターフェースを介して記録すべきデー
タDIが供給される。このデータDIは変調回路12に送られ
ビット変換等を含んだ所定の変調が施された後、レーザ
駆動回路13に送られる。このレーザ駆動回路13は、上記
インターフェースから書き込み、読み出しあるいは消去
の各モードの制御信号が与えられており、これに応じて
光学ピックアップ20のレーザダイオード2を駆動するた
めの信号を出力し、データの記録時と消去時には基準ク
ロックとなるチャンネルクロックCCKに応じたタイミン
グの駆動パルス信号を、また、読み出し時には高周波駆
動信号を、上記レーザダイオード21に供給する。
上記光学ピックアップ20は、上記レーザダイオード21
の他に、フォトダイオード22と、それぞれ4分割された
2個のフォトディテクタ23,24とからなっている。上記
フォトダイオード22は、上記レーザダイオード21が発光
するレーザ光の強度を検出するものである。また、上記
フォトディテクタ23,24は、例えば光磁気ディスク1に
よる上記レーザ光の反射光をそれぞれ検光子を介して検
出するものであり、一方はカ−回転角のプラス方向成分
を検出し、他方はカ−回転角のマイナス方向成分を検出
している。
また、モータ14は、モータサーボ回路15により、例え
ばPLL(Phase Locked Loop)によるサーボが行われてお
り、上記ディスク1を所定の速度(角速度)で正確に回
転させている。
そして、上記レーザダイオード21から出力されるレー
ザ光は、光磁気ディスク1に照射されるとともに、上記
フォトダイオード22に入射する。上記レーザ光の光強度
に応じた上記フォトダイオード22の出力は、直流増幅回
路16を介してサンプル・ホールド(S/H)回路17に供給
される。このS/H回路17では、サンプルパルスSP4(第4
図参照)に応じてサンプル・ホールド動作が行われ、こ
の出力がAPC増幅回路18を介して上記レーザ駆動回路13
にAPC(Automatic Power Control)制御信号として供給
される。これによって、上記レーザダイオード21から出
力されるレーザ光の光強度が所定値に保たれるようにな
っている。
上記ディスク1による上記レーザ光の反射光が図示し
ない検光子を介して入射される上記光学ピックアップ20
のフォトディテクタ23,24の各出力は、それぞれ前置増
幅回路31に送られる。この前置増幅回路31から、上記各
フォトディテクタ23,24の各受光領域による出力の総和
信号である光検出信号SA(SA=A+B+C+D+A′+
B′+C′+D′)(直流成分を含む)がフォーカスサ
ーボ回路32に直接送られるとともに、上記各受光領域に
よる出力からなる光検出信号SB〔SB=(AC−BD)+
(A′C′−B′D′)〕が、サンプルパルスSP4に応
じてサンプル・ホールド動作を行うS/H回路33を介して
上記フォーカスサーボ回路32に送られる。そして、上記
フォーカスサーボ回路32にて上記各信号SA,SBに基づい
て生成されるフォーカスサーボ制御信号が上記光学ピッ
クアップ20に送られて、フォーカスの制御が行われるよ
うになっている。
また、上記前置増幅回路31からの光検出信号SC(SC
A+B+C+D+A′+B′+C′+D′)は、ピーク
位置検出回路41、S/H回路51、52、53およびサンプリン
グクランプ回路61にそれぞれ送られる。上記光検出信号
SCは、ディスク1のサーボ信号領域3及びアドレス信号
領域4aにおけるピットパターンあるいは凹凸パターンの
検出信号である。上記ピーク位置検出回路41では、上記
光検出信号SCのピーク位置が検出され、さらに、固有パ
ターン検出回路42にて上記ディスク1上の上記ピット
PB、PC間だけに固有に与えられた間隔を有するピットパ
ターンを検出して上記ピットPCの検出を行い、この検出
出力が遅延回路43を介して発生回路44に送られる。そし
て、上記パルス発生回路44では、上記固有パターン検出
回路42にて得られる検出出力に基づいて、上記ピットPC
に同期した基準クロックとしてチャンネルクロックCCK
を発生するとともに、バイトクロックBYC、サーボバイ
トクロックSBCおよびサンプルパルスSP1、SP2、SP3、SP
4、SP5を形成して出力する(第4図参照)。上記チャン
ネルクロックCCKは、図示を省略するが全ての回路ブロ
ックに供給されている。上記サンプルパルスSP1はS/H回
路51に供給され、サンプルパルスSP2はS/H回路52に供給
され、サンプルパルスSP3はS/H回路52に供給されてい
る。また、サンプルパルスSP4は上記S/H回路17,33に供
給されるとともに、サンプリングクランプ回路61、62に
供給されている。なお、サンプルパルスSP5は例えば光
学ピックアップ20の移動方向の検出等に用いられる。ま
た、上記ピーク位置検出回路41および固有パターン検出
回路42には、上記パルス発生回路44からゲートパルスが
供給されている。
上記各S/H回路51、52、53では、供給される光検出信
号SCについて上記各サンプルパルスSP1、SP2、SP3にて
サンプル・ホールド動作が行われる。上記S/H回路51か
らの出力と上記S/H回路52からの出力は、コンパレータ5
4によりレベルの比較がなされる。この比較出力は、上
記ピットPAのディス1上の径方向の配列に関連して上記
nトラック(例えば16トラック)毎に反転し、トラバー
スカウント用の信号としてトラッキングサーボ/シーク
回路55に送られるとともに、マルチプレクサ56に送られ
る。このマルチプレクサ56からは、上記各S/H回路51、5
2からの信号のうちでレベルの高い方の信号が選択的に
出力され減算回路57に送られる。上記減算回路57では、
上記マルチプレクサ56からの信号と上記S/H回路53から
の信号との差信号が形成され、トラッキングエラー信号
として上記トラッキングサーボ/シーク回路55送られ
る。そして、このトラッキングサーボ/シーク回路55
は、上記光学ピックアップ20のトラッキング制御と送り
制御を行う。
次に、上記サンプリングクランプ回路61には上記光検
出信号SCが、また、上記サンプリングクランプ回路62に
は光検出信号SD〔SD=(A+B+C+D)−(A′+
B′+C′+D′)〕がそれぞれ上記前置増幅回路31か
ら供給されるようになっている。この光検出信号SDは、
ディスク1のデータ領域4bに書き込まれているデータの
検出信号である。これに対して、サンプリングクランプ
回路61に供給される光検出信号SCは、上記領域4aに書き
込まれているアドレスの検出信号である。上記各サンプ
リングクランプ61、62では上記サンプルパルスSP4によ
り各信号がそれぞれクランプされ上記マルチプレクサ63
に送られる。
このマルチプレクサ63は、その切り換え選択動作が同
期検出/アドレスデコード回路64からの制御信号により
制御されるようになっている。例えば、先ず、光検出信
号SCがサンプリングクランプ回路61およびマルチプレク
サ63を介してアナログ・デジタル(A/D)コンバータ65
に送られデジタル量に変換された後、復調回路66に送ら
れるとすると、該復調回路66からの出力は同期検出/ア
ドレスデコード回路64に送られて同期信号(シンク)の
検出がなされるとともにアドレス情報のデコード処理が
行われる。そして、コンピュータ等からインターフェー
スを介して供給される読み出すべきデータのアドレス情
報に応じて、該アドレス情報と実際のアドレスが一致し
たところでマルチプレクサ63を切り換え制御することに
より、データ領域4bに対する光検出信号SDがA/Dコンバ
ータ65、復調回路66に送られ、出力端子67からビット変
換を含んだ復調処理を施して得られるデータDOが出力さ
れるようになっている。このデータDOはインターフェー
スを介してコンピュータ等に送られる。また、データの
書き込み時には、上記同期検出/アドレスコード回路64
から制御信号が変調回路12に送られ、この制御信号に応
じて該変調回路12から書き込むべきデータがレーザ駆動
回路13に送られるようになている。
ここで、上記マルチプレクサ63の切り換え制御動作
は、上記1つの領域4内の上記信号切換部分5cの走査時
間内に行われる。この信号切換部分5cは前述したように
1バイト程度に設定しており、ディスク回転速度が高ま
ってデータ転送レートが高速化しても、充分な時間的余
裕を持ってマルチプレクサ63の切り換えが行える。
G−3.具体例(第6図) 次に、前述したアドレス信号記録部分5a、データ信号
記録部分5b、及びこれらの記録部分の間の信号切換部分
5cが現在形成されたデータ・アドレス信号領域4の具体
例について、第6図を参照しながら説明する。
この第6図において、サーボ領域3の間のデータ・ア
ドレス信号領域4内のアドレス信号記録部分5aには、例
えば先頭に1バイトのセクタマークSMが記録され、この
セクタマークSMに続いて、それぞれ1バイトずつのトラ
ック番号の上位バイトTM、同下位バイトTL、及びセクタ
番号Sが、これらの反転データ及びと共に
記録されている。記録の順序は、第6図の例では、TM
、TL、S、としているが、この他任意の順
序で記録すればよく、例えばS、TM、TL
の順序で記録してもよい。これらのアドレスデータ
は、前述したように、所謂ピットの形態で予め媒体上に
記録形成されるプリフォーマットデータであることは勿
論である。
このアドレス信号記録部分5aの直後に、例えばアドレ
スポストマークAPMとしての信号切換部分5cが配設され
る。この信号切換部分5cは、何らの記録も行わない空白
部分としてもよく、また、上記アドレスデータのプリフ
ォーマット時に欠陥等が発見された場合の削除領域を示
すアドレスのDDM(データディリーテッドマーク)とし
て用いられるようにしてもよい。
この信号切換部分5cであるアドレスポストマークAPM
の後に、データ信号記録部分5bが設けられている。この
データ信号記録部分5bには、例えばそれぞれ1バイトず
つのコピープロテクトデータCP及びデータディリーテッ
ドマークDDMを、それぞれの反転データ▲▼、▲
▼と共に記録しており、これらの4バイトのデータ
CP、▲▼、DDM、▲▼に続いて、データタイ
プを示す1バイトのデータ(例えばリアルタイムファイ
ルか否かを示す2ビットと、一般コンピュータデータ、
オーディオデータあるいはビデオデータのいずれである
かを示す6ビットとから成る)を4重書きしている。な
お、上記DDMは、データ記録領域4に記録されるデータ
タイプがPROM(プログラマブルROM)タイプである場合
に用いられるものである。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱していない範囲においての種
々の変更が可能であり、例えば、3種類以上の物理的変
化による信号記録が可能なディスク状記録媒体に本発明
を適用することも容易に実現できることは勿論である。
また、上記1セクタのバイト数や、サーボ信号領域及び
データ・アドレス信号領域の各バイト数等は、上述の実
施例の数値に限定されず、任意に設定可能である。
H.発明の効果 本発明に係るディスク状記録媒体によれば、1枚のデ
ィスク上で、物理的変化による信号記録形態が2種類以
上ある場合に、一の記録形態から他の記録形態への切り
換えを信号切換部分にて行っているため、再生時の信号
切換を瞬時に行う必要がなくなり、データ転送レートが
高まっても時間的余裕をもって信号切換が行え、ハード
ウェア負担も軽くて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のディスク状記録媒体におけ
る各トラックの記録形態を示す模式図、第2図は上記実
施例における光磁気ディスクの記録パターンを示す模式
図、第3図は同じく各ピット領域の構成を示す模式図、
第4図は同じくディスクの径方向に沿って存在する各ピ
ットの配列状態を示す模式図、第5図は本発明に係るデ
ィスク状記録媒体が用いられる光磁気ディスク装置の一
例の全体構成を示すブロック図、第6図は本発明の実施
例における1つのデータ・アドレス信号領域内の記録内
容の具体例を示す模式図、第7図は本発明の説明に供す
る各トラックの記録形態を示す模式図である。 1……光磁気ディスク 2……トラック 3……サーボ信号領域 4……データ・アドレス信号領域 5a……アドレス信号記録部分 5b……データ信号記録部分 5c……信号切換部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボ信号が記録されたサーボ信号領域
    と、少なくともデータ信号、アドレス信号が書き込まれ
    るデータ・アドレス信号領域とが、ディスクの円周方向
    に沿って交互に設けられて成るディスク状記録媒体にお
    いて、 上記データ・アドレス信号領域には、少なくとも第1
    の物理的変化による信号記録と、第2の物理的変化によ
    る信号記録とが行われ、 上記サーボ信号領域間の1つの上記データ・アドレス信
    号領域内に記録形成される上記第1の物理的変化による
    信号記録部分と、上記第2の物理的変化による信号記録
    部分との間に、これら信号記録部分からの再生信号を上
    記サーボ信号領域からのサーボ信号に基づいて切り換
    え、出力させるために十分なバイト長を有する信号切換
    部分を形成して成ること を特徴とするディスク状記録媒体。
JP61232512A 1986-08-25 1986-09-30 デイスク状記録媒体 Expired - Lifetime JP2586461B2 (ja)

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US07/196,013 US4967403A (en) 1986-08-25 1987-07-29 Multi-format optical disk and reading device
PCT/JP1987/000557 WO1988001785A1 (en) 1986-08-25 1987-07-29 A disc device and a disc-like recording medium
KR1019880700445A KR960000452B1 (ko) 1986-08-25 1987-07-29 디스크 장치 및 디스크형 기록 매체
DE3789808T DE3789808T2 (de) 1986-08-25 1987-07-29 Plattenanordnung und plattenähnliches speichermedium.
EP87904952A EP0278006B1 (en) 1986-08-25 1987-07-29 A disc device and a disc-like recording medium
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JPS62184627A (ja) * 1986-02-07 1987-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式情報記録再生装置

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