JP2585041B2 - テレビ放送同一性判別方式 - Google Patents

テレビ放送同一性判別方式

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JP2585041B2
JP2585041B2 JP63002233A JP223388A JP2585041B2 JP 2585041 B2 JP2585041 B2 JP 2585041B2 JP 63002233 A JP63002233 A JP 63002233A JP 223388 A JP223388 A JP 223388A JP 2585041 B2 JP2585041 B2 JP 2585041B2
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signal
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television
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英俊 市毛
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は放送番組チェックシステム,視聴率測定シス
テム等に適用可能なテレビ放送同一性判別方式に関する
ものである。
(従来技術およびその問題点) テレビ局の運営には多数の人間が介在すると共に、複
雑な装置を経由して信号の送出が行われるため、必ずし
も予定された通りの内容の放送が行われるとは限らな
い。特に、テレビ・コマーシャル等にあっては予め放送
時間等が予定されているものであるが、その時間には実
際にそのテレビ・コマーシャルが放送されない場合もあ
り、そのような場合にはスポンサーにとって所期の目的
が達成されないため、重大な問題となる。このようなこ
ととから、放送エリア,所定のチャンネル毎に所定のテ
レビ・コマーシャルが所定の時間に放送されたかどうか
を確認する業務が存在している。
ところで、従来この種の業務は専ら人間の目と耳によ
り行われているのが現状であり、大変な人手間がかかる
上、人間の作業であるため確認ミスが発生し、信頼性も
あまり高くないという欠点があった。
また、自動的に確認を行うシステム(放送番組チェッ
クシステム)もいくつかの方式が提案されているが、あ
るテレビ放送が何のテレビ放送であるかを特定する技
術、換言すれば手持ちの資料による基準となるテレビ放
送に実際に放送されているテレビ放送とが同一であるか
どうかを判別する技術が充分でなく、実用段階には入っ
ていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その
目的とするところは、2つのテレビ放送の同一性を正確
に判別することのできる方式を提供することにある。な
お、本発明のテレビ放送同一性判別方式は上記した放送
番組チェックシステムのみならず、視聴率測定システム
等において受信チャンネルを検出するためにも使用する
ことができる。
上記の目的を達成するため、本発明は、比較する2つ
のテレビ放送のそれぞれを、テレビ信号から音声信号と
映像信号とに分離し、音声信号から所定の周波数帯域成
分のみを取り出し、この信号を整流・積分し、この信号
を映像信号の垂直同期信号のタイミングでサンプリング
してA/D変換し、得られたデータを相互に比較すること
により同一性を判別することを特徴としたテレビ放送同
一性判別方式を要旨としている。
(作用) 本発明のテレビ放送同一性判別方式では、テレビ信号
のうちの音声信号の特定の周波数帯域成分の信号レベル
をデジタル化して比較するため、コンピュータ等により
正確な判別が行えるものである。また、デジタル化のサ
ンプリングのタイミングとしてテレビ信号の映像信号に
含まれる垂直同期信号を用いているため、データ量が少
なくてすみ、処理装置の大幅なコストダウンが図れるも
のである。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。
第1図は本発明のテレビ放送同一性判別方式を適用し
た放送番組チェックシステムの一実施例を示す構成図で
ある。
第1図において、アンテナANT,受信部1,データ変換部
2は現時点で放送されているテレビ放送を受信してデジ
テル化したデータを得る部分であり、データ変換部2の
出力はコンピュータ3にリアルタイムで入力されるよう
になっている。一方、データ混合部4,ビデオテープレコ
ーダ5,モニタテレビ6,データ変換部7は受信部1から得
た放送信号をいったん記録し、比較の基準となるマスタ
ーデータを作る部分であり、データ変換部7から適時に
コンピュータ3にデータを入力しておく。なお、データ
混合部4はビデオテープレコーダ5に記録されるテレビ
放送に検索等のためのデータを付加するものである。ま
た、コンピュータ3はデータ変換部2よりリアルタイム
に入力されたデータを内部に記憶されたマスターデータ
と比較して番組を特定するものである。なお、キーボー
ド8によりデータ,コマンド等の入力が行えるようにな
っている。
第2図は第1図における要部の詳細構成図であり、対
応する部分には同一符号を付してある。なお、アンテナ
は第1図では簡略化して1本のみを示しているが、ここ
では実際的にVHF用のアンテナANTVとUHF用のアンナテAN
TUとを示している。
第2図において、受信部1には確認の対象となる各放
送局のチャンネルに対応してチューナ1A〜1Hが設けられ
ており、各チューナから音声信号SAと映像信号SVとがデ
ータ変換部2に与えられるようになっている。なお、チ
ューナの数は図示のものに限られないことは云うまでも
ない。次いで、データ変換部2においては、チューナ1A
に対して多重放送検出回路21A,同期分離回路22A,バンド
パスフィルタ23A−1〜23A−10,整流・積分回路24A−1
〜24A−10,A/Dコンバータ25A−1〜25A−10が設けら
れ、図では省略してあるが他のチューナ1B〜1Hに対して
も同様の回路が接続されるようになっている。なお、バ
ンドパスフィルタ,整流・積分回路,A/Dコンバータは、
判別の信頼性を高めるため、図では10組設けられている
が、この数に限定されることはなく、理論的には1組で
も使用可能である。
多重放送検出回路21Aはチューナ1Aより受けた音声信
号SAがステレオ放送あるいは2ヶ国語放送である場合を
検出してコンピュータ3にその旨の信号を送出するもの
であり、入力した音声信号SAはそのままバンドパスフィ
ルタ23A−1〜23A−10に与えられるようになっている。
バンドパスフィルタ23A−1〜23A−10は音声信号の特徴
を多面的にとらえて比較の精度を高めるためにスペクト
ル分解を行うためのものであり、それぞれ通過周波数帯
域を異にしており、それぞれの出力は整流・積分回路24
A−1〜24A−10に与えられるようになっている。整流・
積分回路24A−1〜24A−10はデータ化する音声信号の特
徴を信号の瞬時値に求めるのではなく、より巨視的なも
のとするため、平均値的な信号に変換するためのもので
あり、全波整流を行うと共に、時定数回路により適度な
積分を行うようにし、その出力はそれぞれA/Dコンバー
タ25A−1〜25A−10に与えられるようになっている。
A/Dコンバータ25A−1〜25A−10は周知のようにアナ
ログ的な信号をコンピュータ等により処理しやすいデジ
タル的な信号に変換するためのものであり、その出力は
コンピュータ3に与えられるようになっている。なお、
本発明ではチューナ1Aより受けた映像信号SVから同期分
離回路22Aによって抽出した垂直同期信号Vのタイミン
グでA/Dコンバータ25A−1〜25A−10におけるサンプリ
ングを行う点に一特徴を有している。すなわち、第3図
は整流・積分回路24A−1の出力(A/Dコンバータ25A−
1の入力信号)SA′と映像信号SVとの関係を示したもの
であり、例えば垂直同期期間aの終了から時間tの経過
時点でA/Dコンバータ25A−1に同期分離回路22Aからサ
ンプリングパルスが与えられるものである。一般に音声
信号の特徴を正確にデータ化するためには信号周波数に
比して充分高い周波数でサンプリングを行わなければな
らず、データの量が膨大なものとなってしまう問題があ
るが、本発明のように垂直同時信号のタイミングにより
サンプリングする場合には、日本では1秒間に約60個の
サンプリングでよいため、はるかに少ないデータ量です
む利点がある。なお、このようなことが可能なのは、同
一のテレビ放送(特にコマーシャル)では映像信号と音
声信号とのタイミングが正確にとられているためであ
る。
以下、第1図に戻り全体の動作を説明する。手順とし
ては、先ず、受信部1で受信したテレビ放送をデータ混
合部4を介してビデオテープレコーダ5に記録し、その
後、モニタテレビ6を使用してコマーシャルスポット等
を抜き出し、データ変換部7によりマスターデータを作
成し、コンピュータ3に入力する。なお、データ変換部
7はデータ変換部2における1チャンネル分の構成と全
く同様である。また、マスターデータにはキーボード8
により何のテレビ放送(コマーシャル)であるかを識別
できるようにするためのデータを付加する。
一方、通常の使用時にあっては、現時点で放送されて
いるテレビ放送を常に受信部1で受信し、データ部2を
介してデータ化し、コンピュータ3に入力する。コンピ
ュータ3では既に記憶されたマスターデータの全てと比
較を行い、一致,不一致からテレビ放送(コマーシャ
ル)を特定し、一致するものがあれば日付,時間,チャ
ンネル等のデータとともにそのテレビ放送を識別するデ
ータを記憶する。また、判別できなかったものも記憶し
ておく。そして、判別できなかったコマーシャルは適当
な期間毎にピックアップし、新たなマスターデータの作
成対象とする。
次に、第4図は本発明のテレビ放送同一性判別方式を
視聴率測定システムにおける受信チャンネル判別装置に
適用した構成図である。
第4図において、チャンネル判定の対象となる放送信
号(一般には、調査対象となるテレビ受像機から検出す
る。)はデータ変換部11を介してデータに変換され、比
較部12に与えられる。また、アンナテANTと接続され独
自にテレビ放送を受信すると共に、比較部12の出力によ
り選局制御部13を介して受信チャンネルが制御される受
信部14の出力もデータ変換部15を介してデータに変換さ
れ、比較部12に与えられる。なお、データ変換部11,15
は第1図および第2図におけるデータ変換部2の1チャ
ンネル分の構成と同様であるが、バンドパスフィルタ,
整流・積分回路,A/Dコンバータは2組程度で充分であ
る。
しかして、対象放送信号と受信部14で受信した放送信
号とが別の放送であれば、データ変換部11,15の出力デ
ータは当然に異なり、比較部12は非同一を示す信号を出
力する。選局制御部13は比較部12が同一を示す信号を出
力するまで受信部14の受信チャンネルを周期的に変化す
るように構成されているものとすれば、上記の非同一の
場合には受信チャンネルを1つづつ進める。対象放送信
号が受信部14でスキャン可能なチャンネルにかかるもの
であれば必ず両者が同一となる点が見つかるはずであ
り、よって、受信チャンネルの変化が定常的に停止した
状態での選局制御部13の内部状態を表わすデータ(一般
に選局制御部13はクロック発振器とカウンタとにより構
成され、カウンタのデジタル出力信号を直接に、あるい
は電圧に変換して受信部14に与えているため、カウンタ
のデジタル出力信号が選局状態を表わす。)がチャンネ
ルデータとして利用できる。
(発明の効果) 以上のように本発明のテレビ放送同一性判別方式にあ
っては、比較する2つのテレビ放送のそれぞれを、テレ
ビ信号から音声信号と映像信号とに分離し、音声信号か
ら所定の周波数帯域成分のみを取り出し、この信号を整
流・積分し、この信号を映像信号の垂直同期信号のタイ
ミングでサンプリングしてA/D変換し、得られたデータ
を相互に比較することにより同一性を判別するようにし
ているので、 (イ)デジタル的な処理であるため、コンピュータ等に
より正確な判別が行える。
(ロ)デジタル化のサンプリングのタイミングとしてテ
レビ信号の映像信号に含まれる垂直同期信号を用いてい
るため、データ量が少なくてすみ、処理装置の大幅なコ
ストダウンが図れる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテレビ放送同一性判別方式を適用した
放送番組チェックシステムの一実施例を示す構成図、第
2図は第1図における要部の詳細構成図、第3図は第2
図のA/D変換にかかる動作説明図、第4図は本発明を視
聴率測定システムにおける受信チャンネル判別装置に適
用した一実施例を示す構成図である。 1……受信部、2……データ変換部、3……コンピュー
タ、4……データ混合部、5……ビデオテープレコー
ダ、6……モニタテレビ、7……データ変換部、8……
キーボード、1A〜1H……チューナ、21A……多重放送検
出回路、22A……同期分離回路、23A−1〜23A−10……
バンドパスフィルタ、24A−1〜24A−10……整流・積分
回路、25A−1〜25A−10……A/Dコンバータ、ANT,AN
TV,ANTU……アンテナ、11……データ変換部、12……比
較部、13……選局制御部、14……受信部、15……データ
変換部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比較する2つのテレビ放送のそれぞれを、
    テレビ信号から音声信号と映像信号とに分離し、音声信
    号から所定の周波数帯域成分のみを取り出し、この信号
    を整流・積分し、この信号を映像信号の垂直同期信号の
    タイミングでサンプリングしてA/D変換し、得られたデ
    ータを相互に比較することにより同一性を判別すること
    を特徴としたテレビ放送同一性判別方式。
JP63002233A 1988-01-08 1988-01-08 テレビ放送同一性判別方式 Expired - Lifetime JP2585041B2 (ja)

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US9124769B2 (en) 2008-10-31 2015-09-01 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to verify presentation of media content

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