JP2585021Y2 - 電源基板の冷却構造 - Google Patents

電源基板の冷却構造

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JP2585021Y2
JP2585021Y2 JP1993035906U JP3590693U JP2585021Y2 JP 2585021 Y2 JP2585021 Y2 JP 2585021Y2 JP 1993035906 U JP1993035906 U JP 1993035906U JP 3590693 U JP3590693 U JP 3590693U JP 2585021 Y2 JP2585021 Y2 JP 2585021Y2
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和彦 岸
岳夫 中里
邦夫 深井沢
浩史 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器における電源
基板の冷却構造に係り、特に、筐体内に設けた電源基板
をファンによって強制的に冷却する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ等の電子機器において、電源基板を効率よく冷却
し、且つ、機器内の他の部品への熱的影響をなくす為
に、機器内部に電源基板を収納する筐体を設け、この筐
体に排気用のファンを取り付けて、強制的に電源基板を
冷却することが行われる。
【0003】図3及び図4は、従来の電源装置20を示
す平面図である。図に示すように、筐体1には、その端
面13に空気の吸入口5が形成されると共に、側面11
には排気用のファン2が取り付けられている。一方、側
面11と対向する側面12には、支柱4が設けられてお
り、この支柱4によって基板3が取り付けられている。
さらに、図4に示す別の従来例では、側面12には、も
う一つの吸入口51が形成されており、その外側に配置
された他の部品を同時に冷却する為に使われる。尚、基
板3の表面には、実際には電源部品が実装されている
が、わかり易くする為に図では省略されている。
【0004】そして、従来の電源装置20においてファ
ン2を作動させると、図中矢印で示したような直線的な
気流が発生し、これによって基板3及び基板上の電源部
品が冷却される。このように従来は、ファン2の排気効
率を高める為に、なるべく直線的な気流が発生するよう
に、吸入口5を配置していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図3に示す例では、吸
入口5からファン2に向けて空気が直線的に流れてしま
う為に、基板3の端部B付近が充分に冷却されない問題
があった。また、電源基板3以外の発熱部品、例えばハ
ードディスク装置を、ファン2によって同時に冷却しよ
うとすると、吸入口5の直前にハードディスク装置を配
置する必要があり、その為、全長が長くなって、機器の
小型化の妨げとなっていた。
【0006】そこで、図4に示すように、筐体1の側面
12にもう一つの吸入口51を形成し、ハードディスク
装置等をこの吸入口51の外側に配置することで、それ
ら装置と基板3とを同時に冷却するようにしていた。こ
れにより機器の小型化を計ることはできたが、気流が二
分された為に冷却効率が低下し、基板3、他の発熱部品
共に充分に冷却されない問題があった。
【0007】また、他の発熱部品の設置場所は、吸入口
の近くにあることが最も効率的であるが、その為に、部
品の設置場所が制約されてしまう問題があった。そこ
で、本考案は、筐体内の電源基板全体を効率良く冷却す
ると共に、他の発熱部品も一つのファンによって冷却で
き、且つ部品配置の制約の少い電源基板の冷却構造を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、基板に電源部
品を実装し、該基板を筐体内に設けると共に、該筐体に
排気用ファンと空気の吸入口とを設けた電源装置におい
て、前記基板によって前記筐体の内部を2分割し、その
際、前記基板の部品実装面の側を大きくなるように分割
し、その部品実装面側であって該部品実装面と対向する
前記筐体の側面に前記排気用ファンを設け、一方、前記
基板の部品実装面とは反対の面に対向する前記筐体の側
面に前記吸入口を設け、前記基板は、前記筐体との間に
全周にわたって略同一に隙間を形成して設けたものであ
る。
【0009】
【0010】
【作用】本考案では、排気用ファンによって筐体内の空
気が排出されることで、吸入口から外部の空気が吸い込
まれる。この吸い込まれた空気は、基板の裏面に沿って
全方向に拡がり、基板の裏面と筐体とに挟まれた空間を
流れて基板を冷却する。そして、基板の端面と筐体との
隙間を通り、基板の表面側に流れ込んで、基板に実装さ
れた電源部品を冷却する。
【0011】
【実施例】図1は、本実施例のパーソナルコンピュータ
において、電源装置20の取付構造を示す平面図であ
り、図2はその斜視図である。フレーム80の内側に
は、隔壁81が設けられており、この隔壁81には、切
欠82が形成されている。そして、この隔壁81によっ
て、フレーム80の内部は、第1の空間83と第2の空
間84とに分割されている。また、フレーム80の側面
には、開口85が形成されている。さらに、フレーム8
0の前面には、第2の空間84に空気を取り入れる為の
スリット86が形成されている。
【0012】電源装置20の筐体1は、第1の空間83
と略等しい大きさの直方体であり、その側面11には、
排気用のファン2が取り付けられている。そして、側面
11と対向する側面12には、吸入口5が形成されると
共に、四隅には支柱4が設けられている。基板3の表面
には、トランジスタやコンデンサ等の電源部品6が実装
されており、さらに、その上端の表面側には、放熱板7
が基板3に直角に取り付けられている。そして、この基
板3が、支柱4によって側面12に固定されることで、
空間16が形成されている。また、このとき、基板3の
周囲には、筐体1との間で、全周にわたってほぼ等しい
隙間15が形成されている。
【0013】そして、筐体1を第1の空間に設置するこ
とで、ファン2及び吸入口5が、開口85及び切欠82
にそれぞれ向き合って設置される。また、第2の空間8
4の内部には、電源装置20以外の電気部品が設置され
ている。そして、その中でも特に発熱量の大きいハード
ディスク装置90が、隔壁81に沿って、切欠82の直
前に設置されている。
【0014】このように構成した電源装置20におい
て、ファン2を作動させると、筐体1の内部の空気が開
口85を通して外部に排出される。そして、それにつれ
て、スリット86を通して空気が第2の空間84に吸い
込まれ、さらに、切欠82及び吸入口5を通して、第2
の空間84から筐体1の内部に吸い込まれる。この吸い
込まれた空気は、基板3の裏面に沿って拡がり、空間1
6を流れることによって基板3全体を冷却する。そし
て、矢印Aに示すように、隙間15を通って空気が基板
3の表面側に流れ込む。この流れ込んだ空気は、放熱板
7の表面を流れるので、効率良くそれを冷却する。
【0015】ところで、吸入口5のすぐ外側には、ハー
ドディスク装置90が設置されているので、基板3と、
このハードディスク装置90が、ファン2によって同時
に冷却される。また、吸入口5から吸い込まれ、空間1
6に拡がった後、矢印Aで示すように基板3の表面側に
流れる空気は、隙間15が狭い為に、基板3の全周にわ
たってほぼ均一な流れとなる。これは、吸入口5の位置
には影響されないので、側面12において、基板3の裏
面であれば吸入口5の位置はどこでもよい。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、電源基板の全周にわた
って均一な空気の流れが生じるので、電源基板全体を均
一に冷却することができるようになる。また、吸入口の
位置は空気の流れには影響しないのでどこに設けてもよ
く、その為、設計の自由度が増す。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における電源装置の取付構造を
示す平面図である。
【図2】本考案の実施例の電源装置を示す斜視図であ
る。
【図3】従来の電源装置の一例を示す平面図である。
【図4】従来の電源装置の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 ファン 3 基板 5 吸入口 7 放熱板 20 電源装置 80 フレーム 85 開口 90 ハードディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 浩史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−139897(JP,A) 特開 平5−160591(JP,A) 実開 昭58−193694(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20 G06F 1/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に電源部品を実装し、該基板を筐体
    内に設けると共に、該筐体に排気用ファンと空気の吸入
    口とを設けた電源装置において、前記基板によって前記
    筐体の内部を2分割し、その際、前記基板の部品実装面
    の側を大きくなるように、且つ、前記基板の全周にわた
    って前記筐体との間に略同一に隙間を形成するように設
    け、前記基板の部品実装面側であって該部品実装面と対
    向する前記筐体の側面に前記排気用ファンを設け、一
    方、前記基板の部品実装面とは反対の面に対向する前記
    筐体の側面に前記吸入口を設けたことを特徴とする電源
    基板の冷却構造。
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