JP2584416B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2584416B2
JP2584416B2 JP6116066A JP11606694A JP2584416B2 JP 2584416 B2 JP2584416 B2 JP 2584416B2 JP 6116066 A JP6116066 A JP 6116066A JP 11606694 A JP11606694 A JP 11606694A JP 2584416 B2 JP2584416 B2 JP 2584416B2
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利廣 今井
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Olympus Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前玉径の小さいコンパク
トなズームレンズで、特にフォーカシング方式に特徴を
有するズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズにおいては、近距離にフォ
ーカシングする際に前玉を前方に移動させる前玉繰出し
のフォーカシング方式が広く採用されている。
【0003】この前玉繰出しによるフォーカシングにお
いては、最も画角の広い広角端においても周辺光量が低
下しないようにするためには、前玉径を非常に大きくし
なければならない。
【0004】特に最近はズームレンズも大口径比化の傾
向にあり、そのため前玉径が大きくなりがちである。し
たがって前玉繰出しのフォーカシング方式を採用した場
合、前玉径が益々大きくなり好ましくない。即ち、前玉
径が大になるとレンズ系全体が大型になり、重量も増加
して取扱いが不便になる。特に前方に重みがかかると、
カメラに取付けられた時にバランスが悪くなり、ズーム
レンズの機動性が悪くなる。
【0005】以上のことからズームレンズは出来る限り
コンパクトであることが望ましく、そのためには前玉径
が増大しないようにする必要がある。
【0006】従来ズームレンズのフォーカシングに関し
て、特開昭56−48607号、特開昭56−5031
1号等が知られている。これら公報に記載されたものは
第1群を動かすことによってフォーカシングを行なって
いるが、この例の場合は周辺光量を確保するためには第
1群の径を大にしなければならない。またその径の大き
さはフォーカシングの際の第1群の移動量に比例する。
一般に物点の移動と像点の関係は、物点の移動量をΔ
Z,像点の移動量をΔZ’,フォーカシングのために移
動するレンズの倍率をβとすると βZ’=β2 ΔZ にて表わされる。したがってβ2 の大きいところでフォ
ーカシングすれば移動量が少なくてすむ。しかしなが
ら、前記の従来例においては、第1群の倍率はあまり大
きくないため移動量も比較的大きくそのためにも前玉径
が大きくなっている。
【0007】又前述のように広角端での画角が大きい程
後群に比べて先玉径が大きいという傾向があり、全系を
コンパクトにするためには先玉径を小さくすることが極
めて重要であり、したがって特に広角なズームレンズで
は、前記のようなフォーカシング方式は好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
鑑みなされたもので、前玉径が小さくコンパクトで移動
量が少なく極近接物点までフォーカシング可能なズーム
レンズを得ることを目的とするもので、最も像側に正の
屈折力を有するレンズ群を配置したズームレンズで、こ
の最も像側のレンズ群を二つに分けそのうちの一方を移
動させることによってフォーカシングを行なうようにし
たズームレンズのフォーカシング方式を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち本発明におけるズー
ムレンズは、最も像面側に正の屈折力を有するレンズ群
を配置した複数のレンズ群よりなるものであって、前記
の最も像面側に配置した正の屈折力を有するレンズ群を
二つのレンズ群に分け、そのうちの一方のレンズ群を移
動させてフォーカシングを行なうようにしたもので、又
前記のように二つに分けたレンズ群のうちの一方のレン
ズ群の移動と同時に最も物体側に配置したレンズ群を移
動させて極近接物点までフォーカシングを行なうように
したレンズ系である。
【0010】更に本発明では、レンズ系中の最も物体側
に配置されたレンズ群の焦点距離をf1 とし、前記のフ
ォーカシング時に移動するレンズ群の倍率をβとする
時、次の関係を満足するものである。
【0011】|fT /f1 |<β ただしfT は望遠端における全系の焦点距離である。
【0012】第1図は、本発明の一実施例を示すもので
四つのレンズ群よりなるズームレンズに本発明で用いて
いるフォーカシング方式を適用したもので、レンズ系の
図面に示すように各群を移動させることによってズーミ
ングを行なうズームレンズである。そしてこのズームレ
ンズのうち最も像側に配置された正の屈折力を有 限遠物点から至近距離物点へとフォーカシングして行
く。
【0013】次に前述のように移動するレンズ群の倍率
は大きい方がフォーカシングのための移動量が少なくて
すむ。したがって移動するレンズ群(第1図に示す例の
以後の倍率|fT /f1 |(f1 は第1群の合成焦点距
離、fT は望遠端における全系の焦点距離)よりも大に
することによって移動量を従来方式よりも大巾に小さく
することが出来る。そしてこのことによって一層前玉径
を小さくすることが出来る。即ち、前記の条件を満足せ
しめることによって、前玉径を小さくすることが出来、
レンズ系を極めてコンパクトになし得る。
【0014】この条件を満足しない場合、前玉径が大き
くなり好ましくない。
【0015】更に第1群にもフォーカシング機能をもた
せ、最も像側のレンズ群を分割した各レンズ群のうちの
一方を移動させると同時に第1群も移動させることによ
って極近接物点までフォーカシングさせることが出来
る。しかも極近接物点までフォーカシング可能なズーム
レンズとしてはレンズの径の小さいコンパクトなレンズ
系が設計し得る。
【0016】例えば第1図に示す基本構成のズームレン
ズにおいて第2図に示すよう 可能なズームレンズが得られる。
【0017】次に以上の基本構成を有する本発明におけ
るズームレンズの実施例を示す。第3図は本発明の一実
施例の断面図であって、このレンズ系のデーターは下記
の通りである。
【0018】 f=36〜101 ,F/4 r1 =336.568 d1 =2.5 n1 =1.75520 ν1 =27.51 r2 =51.2875 d2 =1.5 r3 =52.8538 d3 =7.8 n2 =1.69350 ν2 =53.23 r4 =-257.2847 d4 =0.1 r5 =44.5048 d5 =4.7 n3 =1.58913 ν3 =60.97 r6 =168.3003 d6 =D1 (可変) r7 =152.7245 d7 =1.5 n4 =1.77250 ν4 =49.66 r8 =19.3909 d8 =2.9 r9 =46.1614 d9 =3.5 n5 =1.76182 ν5 =26.55 r10=-34.35 d10=1.2 n6 =1.78590 ν6 =44.18 r11=75.0166 d11=1.6 r12=-34.7288 d12=1.2 n7 =1.69350 ν7 =53.23 r13=16.2332 d13=3.5 n8 =1.83400 ν8 =37.16 r14=72.3062 d14=D2 (可変) r15=∞(絞り) d15=1.5 r16=32.3180 d16=4.1 n9 =1.57250 ν9 =57.76 r17=-52.2151 d17=0.11 r18=60.1866 d18=2.4 n10=1.6910 ν10=54.84 r19=-147.8576 d19=1.6 r20=-34.8713 d20=1.2 n11=1.78472 ν11=25.68 r21=1241.5930 d21=D3 (可変) r22=44.5951 d22=3.4 n12=1.69680 ν12=55.52 r23=-59.0046 d23=D4 (可変) r24=-29.1382 d24=1.2 n13=1.80610 ν13=40.95 r25=42.7114 d25=1.8 r26=-124.4920 d26=3.17 n14=1.65830 ν14=57.33 r27=-27.9011 d27=0.1 r28=272.8908 d28=2.95 n15=1.65830 ν15=57.33 r29=-57.0148 f1 =73.335,f2 =-17.412 ,f3 =41.370,f4 =59.807 ただしfは全系の焦点距離、r1 ,r2 ,・・・r29
レンズ各面の曲率半径、d1,d2 ,・・・d28は各レ
ンズの肉厚および空気間隔、n1, n2 ,・・・n15
は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ν15は各レン
ズのアッベ 合成焦点距離である。
【0019】上記の構成のズームレンズは、第1図に示
すように各群を移動させてズーミングを行なう。このズ
ーミングの際の間隔D1 ,D2 ,D3 ,D4 はワイド
(f=36.22 )、スタンダード(f=60.588)、テレ
(f=101.35)において下記の通りである。
【0020】 D1234 ワイド 0.821 14.339 9.512 4.442 スタンダード 12.357 7.413 4.901 4.442 テレ 22.449 1.429 0.794 4.442 又、上記データーのズームレンズにおいて、(1)従来
行なわれている前玉 ングする場合の夫々における間隔D1 ,D4 および第1
面主光線高は次の通りである。ただし物体距離1.5m
でワイド端の場合である。
【0021】 D14 第1面主光線高 (1) 4.951 4.442 22.32 (2) 0.821 5.072 18.35 (3) 1.821 4.922 19.31 率βのテレ端での値は下記の通りである。
【0022】fT /f1 = 1.38 、β= 3 、β/|
T /f1 |= 2.17 このデーターより明らかなように本発明の方法による場
合はいずれも従来の前玉繰出しの方法に比べて移動量が
少なくてすむ。又第1面主光線高は小であって、前玉径
を1割以上小さくすることが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明のズームレンズは、前玉径が小さ
くコンパクトで、更にフォーカシングの際のレンズの移
動量が小でしかも極近接物点までフォーカシングが可能
なレンズ系である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームレンズの基本構成の一例を示す
【図2】上記ズームレンズのフォーカシングの際のレン
ズ群の移動状況を示す図
【図3】本発明におけるズームレンズの一実施例の断面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最も像側に正の屈折力を有するレンズ群を
    配置した複数のレンズ群からなるズームレンズにおい
    て、前記最も像側に配置されたレンズ群を2つのレンズ
    群に分け、その内のいずれか一方のレンズ群を移動させ
    ると共にレンズ系中の最も物体側に配置されたレンズ群
    を移動させることによりフォーカシングを行ない、更に
    以下の条件を満足するズームレンズ。 |fT /f1 |<β 但し、f1 は前記最も物体側のレンズ群の焦点距離、f
    T は望遠端における全系の焦点距離、βは前記最も像側
    の正の屈折力のレンズ群の内のフォーカシングのために
    移動するレンズ群の倍率である。
  2. 【請求項2】前記最も像側のレンズ群を正,負の2つの
    レンズ群に分け、その内の負のレンズ群を像側へ移動さ
    せると共に、前記最も物体側のレンズ群を物体側へ移動
    させることにより近距離へのフォーカシングを行なうよ
    うにした請求項1のズームレンズ。
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