JP2583527B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

Info

Publication number
JP2583527B2
JP2583527B2 JP62248370A JP24837087A JP2583527B2 JP 2583527 B2 JP2583527 B2 JP 2583527B2 JP 62248370 A JP62248370 A JP 62248370A JP 24837087 A JP24837087 A JP 24837087A JP 2583527 B2 JP2583527 B2 JP 2583527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
cylinder
passage
resonance
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62248370A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0192516A (ja
Inventor
光夫 人見
昭則 山下
敏彦 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP62248370A priority Critical patent/JP2583527B2/ja
Publication of JPH0192516A publication Critical patent/JPH0192516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583527B2 publication Critical patent/JP2583527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • F16C11/0642Special features of the plug or cover on the blind end of the socket
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • F16C11/0628Construction or details of the socket member with linings
    • F16C11/0633Construction or details of the socket member with linings the linings being made of plastics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0685Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/20Land vehicles
    • F16C2326/24Steering systems, e.g. steering rods or columns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多気筒エンジンの吸気装置に関し、特に、
吸気系において吸気の共振現象を生じさせて吸気過給を
行うようにしたものに関するものである。
(従来の技術) 従来より、エンジンの気筒内燃焼室に吸入される吸気
の動的効果によってその充填効率を高め、エンジンの出
力トルクを増大させるようにしたものは種々知られてい
る。その一例として、例えば特公昭60−14169号公報等
に示されるものでは、多気筒エンジンにおける吸気通路
を、吸気順序(点火順序)の連続しない気筒を同じグル
ープとする気筒グループにそれぞれ接続される2つの吸
気通路に分け、その各々の吸気通路を、吸気マニホール
ドのブランチ部上流端が接続された拡大室と、この拡大
室に接続された共鳴用吸気通路とで構成するとともに、
該共鳴用吸気通路の上流端を上流側集合室に連通させ、
上記拡大室に、両吸気通路同士を連通状態又は連通遮断
状態に切り換える切換装置を設け、上記切換装置によっ
て各吸気通路同士の連通を遮断したときには、各気筒の
吸気行程に生じた負の圧力波を上記上流側集合室で反射
させて正の圧力波に反転させ、その反転した正の圧力波
により比較的低い回転域で吸気の慣性過給効果を発揮さ
せる一方、各吸気通路同士を連通させたときには、上記
吸気圧力波の反転反射位置を吸気ポートに近付けて、吸
気圧力振動の固有周波数を高くし、高速回転域で慣性過
給効果を得るようになされている。
また、特開昭59−565号公報には、V型エンジンの吸
気をその共振現象により過給する場合において、その具
体的な構造として、エンジンの左右バンク間に、内部に
空間を有する外壁と、該外壁の空間内に略鉛直面内で外
壁に沿って環状に延びるように配置され、下流端が各吸
気ポートに連通する複数のラム管式吸気管とを備えてな
るプレナム型吸気マニホールドを配置することにより、
コンパクトな吸気マニホールドでもって吸気を過給する
ようにすることが開示されている。
この他、例えば吸気順序の連続しない気筒グループに
おける各気筒の吸気ポートをサージタンク等の容積拡大
室のない共鳴用吸気通路(吸気通路)に接続し、その共
鳴用吸気通路での吸気の共振周波数がエンジンの特定回
転域になるように共鳴用吸気通路の長さを設定すること
により、吸気をその共鳴効果によって過給するようにす
ることも可能である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、例えばエンジンの複数の気筒に共鳴用吸気
通路を接続するとともに、該共鳴用吸気通路の上流端を
圧力反転部に接続し、その共鳴用吸気通路での吸気の共
振現象を利用して吸気を過給する場合、各気筒から圧力
反転部までの距離のばらつきにより、共鳴状態における
吸気の圧力波の伝播状態か異なり、各気筒間で吸気充填
量に差異が生じ、共鳴用吸気通路に流入する吸気の動圧
の影響と相俟って、圧力反転部に近い最上流側の気筒で
の吸気充填量が吸気供給通路から遠い下流側の気筒より
も多くなる。それ故、その上流側気筒での空燃比がリー
ン側に偏り過ぎ、ノッキングが生じる虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされ、その目的は、上記
の共鳴用吸気通路自体の構造を改良することにより、吸
気流通方向の最上流側気筒への吸気の流入を抑え、共鳴
域での気筒間の吸気充填量のばらつきを低減して、空燃
比の不均一によるノッキングの発生を抑制しようとする
ことにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明で講じた解決手段
は、共鳴用吸気通路における最上流側気筒との連通部に
共鳴用吸気通路を気筒側と反気筒側とに分けつ仕切壁を
設け、その仕切壁により最上流側の気筒に流入する吸気
に抵抗を与えるものである。
すなわち、本発明の構成は、上記の如く、複数の気筒
に連通された共鳴用吸気通路を備え、その共鳴用吸気通
路での吸気の共鳴同調によって吸気を過給するようにし
たエンジンの吸気装置に対し、上記共鳴用吸気通路の少
なくとも吸気流通方向の最上流側の気筒との連通部分
に、下流側に延びて気筒側通路と反気筒側通路とに仕切
る仕切壁を設け、さらに、上記吸気流通方向最上流側の
気筒よりも上流側の吸気通路に、吸気の圧力波を反転す
る圧力反転部を設ける構成とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、エンジンの運転中、
共鳴用吸気通路において、圧力反転部で反転して下流側
に戻る吸気の正の圧力波が気筒に作用する吸気と共鳴同
調が生じ、この共鳴同調により吸気が過給されて、エン
ジンの出力トルクが増大する。
その際、上記共鳴用吸気通路の少なくとも圧力反転部
に最も近い最上流側の気筒との連通部分に、その部分の
共鳴用吸気通路を気筒側通路と反気筒側通路とに仕切る
仕切壁が設けられているので、その仕切壁により、上記
圧力反転部で反転して下流側に戻る吸気の正の圧力波の
伝播が抵抗を受け、その最上流側気筒への作用が抑えら
れるとともに、共鳴用吸気通路に流入した吸気流が下流
側に延びる仕切壁の案内作用によって下流側へガイドさ
れて、最上流側気筒へ流入し難くなる。これらの理由に
より、その最上流側気筒への吸気充填量が抑えられて他
の気筒とほぼ同等になり、よって気筒間の空燃比のばら
つきによるノッキングの発生を低減できるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例に係るエンジンの吸気装
置の全体構成を示し、1は直列に配置された第1〜第4
の4つの気筒2a〜2dを有する燃料噴射式4気筒エンジン
であって、上記各気筒2a〜2dは吸気ポート3及び図示し
ない排気ポート備え、上記各吸気ポート3にはサージタ
ンク等による容積拡大室のない吸気通路4が接続されて
いる。この吸気通路4は、下流端が上記各気筒2a〜2dの
吸気ポート3に接続された独立吸気通路5,5,…と、該各
独立吸気通路5の上流端が接続された共鳴用吸気通路6
とで構成されている。
上記共鳴用吸気通路6の下流端は閉塞されている一
方、上流端はエアクリーナ9に接続され、そのエアクリ
ーナ9と該エアクリーナ9に最も近い最上流側の第4気
筒2dに対応する独立吸気通路5への接続部との間の共鳴
用吸気通路6には吸入空気量を測定するエアフローメー
タ10と、その下側に吸気通路4を絞るスロットルバルブ
11とが配置されている。また、上記エアフローメータ10
とスロットルバルブ11との間の吸気通路6は共鳴タンク
12内の圧力反転室13に連通されており、各気筒2a〜2dの
吸気ポート3付近に、該各気筒2a〜2dの吸気行程初期に
生じた吸気の負の圧力波を共鳴用吸気通路6内で上流側
に伝播させて共鳴タンク12内の圧力反転部13で反転させ
て正の圧力波に反転させ、その正の圧力波を下流側に戻
して同じ気筒2a〜2dの吸気行程終期に作用させることに
より、吸気を慣性過給させるように構成されている。
さらに、上記共鳴用吸気通路6にはその通路方向に沿
って延びる仕切壁14が配設され、この仕切壁14により共
鳴用吸気通路6が部分的に気筒側通路7と反気筒側通路
8とに仕切られている。そして、上記仕切壁14は、上記
スロットルバルブ11直下流位置から上記最上流側の第4
気筒2dに対応する独立吸気通路5への接続部を経て下流
側の第2気筒2bに対応する独立吸気通路5への接続部付
近まで延びている。
したがって、上記実施例においては、エンジン1の運
転中、その各気筒2a〜2dの吸気ポート3付近に該各気筒
2a〜2dの吸気行程初期に生じた吸気の負の圧力波が共鳴
用吸気通路6を上流側に伝播して、その途中の圧力反転
部13で反射されて正の圧力波に反転し、この正の圧力波
が下流側に戻って同じ気筒2a〜2dの吸気行程終期に作用
する吸気の慣性過給状態となり、このことにより吸気が
過給されてエンジン1の出力トルクが増大する。
その場合、上記共鳴用吸気通路6には、スロットルバ
ルブ11直下流位置から最上流側の第4気筒2dへの接続部
を経て下流側の第2気筒2bへの接続部付近まで通路方向
に沿って延びる仕切壁14が配設されているので、この仕
切壁14により、上記圧力反転部13で反転して下流側に戻
る吸気の正の圧力波の一部が仕切壁14によって区画形成
された反気筒側通路8を伝播することとなり、第2気筒
2b〜第4気筒2dに対する圧力波の作用が抑制される。し
かも、エアクリーナ10から共鳴用吸気通路6に流入した
吸気流も仕切壁14のガイド作用によって下流側に方向付
けられるので、上記上流側の3つの気筒2b〜2dへ流入し
難くなる。その結果、これら3気筒2b〜2dに対する吸気
充填量が抑えられて、本来は構造的に流入し難い最下流
の第1気筒2aと同等になり、よってエンジン1の気筒2a
〜2d間の空燃比のばらつきに起因したノッキングの発生
を低減することができる。
また、このようなノッキング抑制効果を共鳴用吸気通
路6に仕切壁14を設けるだけで得ることができるので、
吸気系のレイアウトを大幅に変更せずとも済み、その構
造も簡略化することができる。
第2図は第2実施例を示し(尚、第1図と同じ部分に
ついては同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る)、共鳴用吸気通路6に配設する仕切壁14の範囲を、
最上流側の第4気筒2dに対応する独立吸気通路5への接
続部から第3気筒2cに対応する独立吸気通路5への接続
部直上流位置までの範囲としたものである。
この実施例の場合、最上流側の第4気筒2dに対する吸
気充填量のみを低減することができる。よって、上記第
1実施例と同様に、エンジン1のノッキングの発生を抑
制することができる。
また、第3図は第3実施例を示し、V型6気筒エンジ
ンに適用したものである。
すなわち、本実施例では、エンジン1′はV型に配置
された第1〜第6の6つの気筒2′a〜2′fを有する
V型6気筒エンジンであって、これら6気筒2′a〜
2′fの点火順序は気筒番号どおりに第1気筒2′a〜
第6気筒2′fの順序に設定されている。上記6つの気
筒2′a〜2′fは点火順序の連続しない第1、第3及
び第5気筒2′a,2′c,2′eの3つの気筒と、第2、第
4及び第6気筒2′b,2′d,2′fの3つの気筒とでそれ
ぞれ構成される2つの気筒グループに分けられ、その一
方の3つ気筒2′a,2′c,2′eはエンジン1′のV型に
配置された一方のバンク1′aに順に形成され、他方の
気筒グループの3気筒2′b,2′d,2′fは他方のバンク
1′aに順に形成されている。
上記各気筒2′a〜2′fの吸気ポート3に接続され
た吸気通路4′は、独立吸気通路5,5,…と共鳴用吸気通
路6′と吸気供給通路15とで構成される。上記共鳴用吸
気通路6′は、下流端が閉塞され直線状に延びる1対の
連通路6′a,6′aと、該連通路6′a,6′aの各上流端
部同士を接続する上流側連通路6′bとからなり、上記
連通路6′a,6′aにそれぞれ上記各気筒グループの気
筒2′a,2′c,2′e(又は2′b,2′d,2′f)に対応す
る3つの独立吸気通路5,5,…の上流端が接続されてい
る。
さらに、上記吸気供給通路15は、その下流端が上記共
鳴用吸気通路6′の上流側連通路6′bの中央部つまり
上流端に接続されており、この上流側連通路6′bの吸
気供給通路15との合流部が圧力反転部とされている。上
記吸気供給通路15の上流端はエアクリーナ9に接続さ
れ、その途中にエアフローメータ10及びスロットルバル
ブ11が配設されている。
そして、上記共鳴用吸気通路6′には第1及び第2の
2つの仕切壁14′a,14′bが配設されている。上記第1
の仕切壁14′aは、共鳴用吸気通路6′の上流側連通路
6′bにおける吸気供給通路15との合流部付近から一方
の連通路6′aにおいて一方の気筒グループの最上流側
の第5気筒2′eへの接続部を経てその下流側の第3気
筒2′cへの接続部付近まで延びている。一方、第2の
仕切壁14′bは、同様に、上流側連通路6′bにおける
吸気供給通路15との合流部付近から他方の連通路6′a
において他方の気筒グループの最上流側の第6気筒2′
fへの接続部を経てその下流側の第4気筒2′dへの接
続部付近まで延びている。
したがって、この実施例においては、エンジン1′の
運転中、各気筒グループの各気筒2′a〜2′fについ
て吸気の慣性過給が行われる。すなわち、各気筒2′a,
2′c,2′e(又は2′b,2′d,2′f)の吸気ポート3付
近に該各気筒2′a,2′c,2′e(又は2′b,2′d,2′
f)の吸気行程初期に生じた吸気の負の圧力波が共鳴用
吸気通路6′の連通路6′aを上流側に伝播して、上流
側連通路6′bの吸気供給通路15との合流部(圧力反転
部)での反射により正の圧力波に反転し、この正の圧力
波が下流側に伝播して同じ気筒2′a,2′c,2′e(又は
2′b,2′d,2′f)の吸気行程終期に作用するという吸
気の慣性過給状態となる。
そして、この実施例でも、各気筒グループにおける上
流側の第3及び第5気筒2′c,2′e並びに第4及び第
6気筒2′d,2′fに対する吸気充填量がそれぞれ仕切
壁14′a,14′bによって抑制され、よってエンジン1′
のノッキングを低減することができる。
第4図及び第5図はそれぞれ本発明の第4及び第5実
施例を示し、共鳴用吸気通路6,6′のうち、仕切壁14,1
4′a,14′bによって区画形成された気筒側通路7,7′を
開閉弁によって開閉制御するようにしたものである。
すなわち、第4図に示す第4実施例では、上記第1実
施例の構成(第1図参照)において、共鳴用吸気通路6
の気筒側通路7に、該通路7を開閉する蝶弁からなる開
閉弁16が配設されている。また、第5図に示す第5実施
例では、上記第3実施例の構成(第3図参照)におい
て、共鳴用吸気通路6′の各気筒側通路7′に開閉弁1
6′が配設されている。
したがって、これらの実施例の場合、開閉弁16,16′
を開いたときには、上記第1及び第3実施例と同じ状態
となり、それらと同様の作用効果を奏することができ
る。
一方、開閉弁16,16′を閉じたときには、共鳴用吸気
通路6,6′の気筒側通路7,7′が閉塞されるため、反射さ
れて下流側に戻る正の圧力波及び吸気流は全て反気筒側
通路8,8′を通ることとなり、最上流側気筒に対する吸
気充填量をより一層低減でき、エンジン1,1′のノッキ
ングの発生をさらに効果的に抑制することができる。
尚、本発明は、上記実施例の如き直列4気筒及びV型
6気筒以外のエンジンに対しても適用することができる
のはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、エンジンの気
筒に共鳴用吸気通路を接続して、その共鳴用吸気通路で
の吸気の共鳴同調により空気を過給する場合において、
上記共鳴用吸気通路における最上流側気筒との連通部に
気筒側通路と反気筒側通路とに仕切壁を設け、その最上
流側の気筒よりも上流側吸気通路に吸気圧力波の反転の
ための圧力反転部を設けたことにより、その仕切壁によ
り最上流側の気筒への吸気充填量を抑えて他の気筒と同
等にでき、よって気筒間の空燃比のばらつきによるノッ
キングの発生を有効に抑制することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はそれぞれ本発明の第1〜第5実施例の
全体構成を示す模式平面図である。 1,1′……エンジン、2a〜2d,2′a〜2′f……気筒、
6,6′……共鳴用吸気通路、13……圧力反転部、14,14′
a,14′b……仕切壁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の気筒に連通された共鳴用吸気通路を
    備え、該共鳴用吸気通路での吸気の共鳴同調により吸気
    を過給するようにしたエンジンの吸気装置であって、 上記共鳴用吸気通路の少なくとも吸気流通方向最上流側
    の気筒との連通部分に、下流側に延びて共鳴用吸気通路
    を気筒側通路と反気筒側通路とに仕切る仕切壁を設け、 上記吸気流通方向最上流側の気筒よりも上流側の吸気通
    路に、吸気の圧力波を反転する圧力反転部を設けたこと
    を特徴とするエンジンの吸気装置。
JP62248370A 1987-10-01 1987-10-01 エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP2583527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62248370A JP2583527B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 エンジンの吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62248370A JP2583527B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 エンジンの吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192516A JPH0192516A (ja) 1989-04-11
JP2583527B2 true JP2583527B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=17177088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62248370A Expired - Lifetime JP2583527B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 エンジンの吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583527B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050968B2 (ja) * 1980-08-13 1985-11-11 日野自動車株式会社 吸気マニホルド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0192516A (ja) 1989-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2543537B2 (ja) V型多気筒エンジンの吸気装置
KR930007605B1 (ko) 엔진의 흡기장치
KR920010121B1 (ko) V형 엔진의 흡기장치
US5379735A (en) Tuned intake system
JP2583527B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2583528B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2583529B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2583526B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2772674B2 (ja) V型多気筒内燃機関における吸気装置
JP2502621B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0450424Y2 (ja)
JP2543906B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH048304Y2 (ja)
JP2808312B2 (ja) 多気筒内燃機関におけるバルブ騒音防止方法
JP2779253B2 (ja) 多気筒エンジンの吸気装置
JPH0629559B2 (ja) 多気筒エンジンの吸気装置
JP3115078B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0354318A (ja) 多気筒エンジンの吸気装置
JPH0649864Y2 (ja) V型多気筒内燃機関の吸気装置
JP2776865B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2771176B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0823295B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2552284B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP2552478B2 (ja) V型エンジンの排気装置
JPH01237318A (ja) 過給機付エンジンの吸気装置