JP2582468B2 - ヘッドランプワイパ装置 - Google Patents

ヘッドランプワイパ装置

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JP2582468B2
JP2582468B2 JP2209872A JP20987290A JP2582468B2 JP 2582468 B2 JP2582468 B2 JP 2582468B2 JP 2209872 A JP2209872 A JP 2209872A JP 20987290 A JP20987290 A JP 20987290A JP 2582468 B2 JP2582468 B2 JP 2582468B2
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JP
Japan
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wiper blade
headlamp
wiper
lens surface
center
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修 松本
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ヘッドランプワイパ装置に関するもので
ある。
従来の技術 自動車等のヘッドランプの中にはヘッドランプワイパ
装置を備えたものがある。
この一例を第6〜9図によって説明すると、車体前部
のヘッドランプ1(ここでは左側のもの)の下側であっ
て外側寄りにはワイパアーム2のピボット中心Cが設定
され、このワイパアーム2の先端に枢支されたワイパブ
レード3のブレード本体4によりヘッドランプ1のレン
ズ面5が上下方向に払拭されるものである。
ヘッドランプ1の上側縁の中央寄りと下側縁の内側に
は、第6図に示すように各々ストッパ6,7が設けられ、
ワイパブレード3の動きを規制するようにしてある。ま
た、ワイパブレード3はワイパアーム2に枢支されてい
るが、第8図に示すようにワイパアーム2に対して一定
の角度で回転が規制されるものである(この類似構造
は、例えば実開昭59−14201号公報に示されている)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のヘッドランプワイパ装置に
あっては、ヘッドランプ1のレンズ面5の下側縁ではワ
イパアーム2に対するワイパブレード3の回転角度が小
さくなる方向にワイパブレード3が回転するため、ワイ
パブレード3はヘッドランプ1のレンズ面5の下側縁に
沿う位置まで下降できるが、ヘッドランプ1のレンズ面
5の上側縁では、レンズ面5の上縁側にさしかかったワ
イパブレード3の内側端がレンズ面5の上側縁のストッ
パ6に当接し、次いでワイパブレード3がワイパアーム
2に対して角度が大きくなる反時計回りに回動するた
め、ワイパブレード3がヘッドランプのレンズ面5の上
側縁に至る前に回転が停止すると、第6図にハッチング
で示すようにワイパブレード3とヘッドランプ1のレン
ズ面5の上側縁と外側縁とで囲まれる三角形の未払拭部
分Mが形成されてしまうという問題がある。
これに対して、ワイパアーム2に対するワイパブレー
ド3の回転角度を大きくすると、ワイパブレード3をヘ
ッドランプ1のレンズ面5の上側縁まで至らせることが
でき、上記未払拭部分Mを無くすことができるが、ヘッ
ドランプ1のレンズ面5の上側縁に至ったワイパブレー
ド3の外側の端部がレンズ面5の外側縁から突出し、ヘ
ッドランプ1に隣接する樹脂レンズ等を傷付けることが
あるという問題もある。
そこで、この発明は、レンズ面を広い範囲で払拭する
ことができると共にワイパブレードがヘッドランプのレ
ンズ面から外側へ突出することがないヘッドランプワイ
パ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 ワイパアームのピボット中心がヘッドランプの上側あ
るいは下側に設置され、ワイパアームの先端側に一定の
角度内で回転可能に枢支されたワイパブレードが、ヘッ
ドランプのレンズ面の上下縁に設けられたストッパに規
制されてレンズ面を上下方向に払拭するヘッドランプワ
イパ装置において、上記ワイパブレードの回転中心が、
上記ピボット中心から離れる方向へワイパブレードの中
央からオフセットして設定されている。
作用 ワイパブレードの回転中心が、ピボット中心から離れ
る方向へワイパブレードの中央からオフセットして設定
されていることで、実質的にワイパアームに対するワイ
パブレードの角度が小さくなり、ヘッドランプのレンズ
面の例えば上側縁においてワイパブレードのレンズ面の
上側縁に沿う方向への回転を可能とすると共にワイパブ
レードの上記ピボット中心寄りの端部の動きをヘッドラ
ンプのレンズ面の例えば外側縁に沿う方向に近づけてワ
イパブレードのレンズ面の外側への突出を抑える。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に前記従来の構
成と同一態様部分に同一符号を付して説明する。
第1〜3図において、車体前部のヘッドランプ1(左
側のヘッドランプ)の下側であって、外側寄りにワイパ
アーム2のピボット中心Cが設定され、ワイパアーム2
の先端に枢支されたワイパブレード3のブレード本体4
によりヘッドランプ1のレンズ面5が上下方向に払拭さ
れる点、ヘッドランプ1の上側縁の中央寄りと下側縁の
内側には、各々ストッパ6,7が設けられてワイパブレー
ド3の動きを規制するようにしてある点、及び、ワイパ
ブレード3はワイパアーム2に対して一定の角度内で回
転可能に枢支されている点は前記従来と同様である。
ここで、上記ワイパブレード3はメインアーム8の両
端部にサブアーム9が枢支されこのサブアーム9にブレ
ード本体4が取り付けられたものであるが、上記メイン
アーム8には上記ピボット中心Cから離れる方向に延び
るブラケット10が取り付けられ、このブラケット10に通
常よりも長いワイパアーム2の先端が回転可能に枢支さ
れている。
したがって、ワイパアーム2に対するワイパブレード
3の回転中心は上記ピボット中心Cから離れる方向へワ
イパブレード3の中央からオフセットして設定されてい
る。
第5図にワイパブレード3の枢支部を示すがワイパブ
レード3とワイパアーム2とに渡って挿通されたカラー
11内にピン12が挿通され、ワイパアーム2にワイパブレ
ード3が回転可能に枢支されているのである。
上記実施例のヘッドランプワイパ装置によれば、ワイ
パブレード3の回転中心がピボット中心Cから離れる方
向へワイパブレード3の中央からブラケット10の長さ分
だけオフセットして設定されているため、ワイパアーム
2に対するワイパブレード3の回転角(払拭作動中にお
ける)が小さくなる。
即ち、ワイパブレード3がヘッドランプ1のレンズ面
5の下側縁に位置する場合でも、上側縁に位置する場合
でも、ワイパブレード3の回転中心がオフセットしてい
るとワイパアーム2に対するワイパブレード3の振れ角
が小さくなるのである。
したがって、レンズ面5の上側縁において先ずワイパ
ブレード3の内側端がストッパ6によって規制されると
その後ワイパブレード3は反時計回りに回転するが、ワ
イパブレード3がストッパ6に当接した時点におけるワ
イパブレード3のワイパアーム2に対する回転角が従来
より小さいため、その後の回転角が大きく確保でき、ワ
イパブレード3がレンズ面5の上側縁のより近くまで回
転して従来の未払拭部分をなくすことができるのであ
る。尚、ブラケット10はメインアーム8の中央部に取り
付けられているため押圧力はブレード本体4に均等に作
用する。
また、同様にワイパブレード3の回転中心がピボット
中心Cから離れる方向へワイパブレード3の中央からブ
ラケットの長さ分だけオフセットして設定されているた
め、ワイパブレード3の外側端側の軌跡がヘッドランプ
1のレンズ面5の外側縁に沿う方向となるので、ワイパ
ブレード3のレンズ面5の外側への突出を防止し、隣接
樹脂部品の損傷を回避できる。
尚、この発明は上記実施例に限られるものではなく、
例えば、ピボット中心はヘッドランプの上側に設定して
も良く、下側の内側寄りに設定しても良い。
発明の効果 以上説明してきたようにこの発明によれば、ワイパブ
レードの回転中心がピボット中心から離れる方向へワイ
パブレードの中央からオフセットして設定されているこ
とで、実質的にワイパアームに対するワイパブレードの
角度が小さくなり、したがってヘッドランプのレンズ面
の例えば上側縁においてワイパブレードのレンズ面の上
側縁に沿う方向への回転が可能となり、未払拭部分を小
さく、あるいは無くすことができるという効果がある。
またワイパブレードの回転中心がピボット中心から離
れる方向へワイパブレードの中央からオフセットして設
定されているため、ワイパブレードの上記ピボット中心
寄りの端部の動きをヘッドランプのレンズ面の例えば外
側縁に沿う方向に近づけてワイパブレードのレンズ面の
外側への突出を抑えることができ、したがってヘッドラ
ンプに隣接する樹脂部品の損傷を回避できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の一実施例を示し、第1図は払拭
状況説明図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図
は第3図のA部拡大図、第5図は第4図のV−V線に沿
う断面図、第6図は従来技術の払拭状況説明図、第7図
は同側面図、第8図は同平面図、第9図は自動車の前部
斜視図である。 1……ヘッドランプ、2……ワイパアーム、3……ワイ
パブレード、5……レンズ面、6……ストッパ、7……
ストッパ、C……ピボット中心。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイパアームのピボット中心がヘッドラン
    プの上側あるいは下側に設定され、ワイパアームの先端
    側に一定の角度内で回転可能に枢支されたワイパブレー
    ドが、ヘッドランプのレンズ面の上下縁に設けられたス
    トッパに規制されてレンズ面を上下方向に払拭するヘッ
    ドランプワイパ装置において、上記ワイパブレードの回
    転中心が、上記ピボット中心から離れる方向へワイパブ
    レードの中央からオフセットして設定されていることを
    特徴とするヘッドランプワイパ装置。
JP2209872A 1990-08-08 1990-08-08 ヘッドランプワイパ装置 Expired - Lifetime JP2582468B2 (ja)

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JPH0492752A JPH0492752A (ja) 1992-03-25
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