JP2581841Y2 - フレキシブル基板の位置決め装置 - Google Patents

フレキシブル基板の位置決め装置

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JP2581841Y2
JP2581841Y2 JP1993000765U JP76593U JP2581841Y2 JP 2581841 Y2 JP2581841 Y2 JP 2581841Y2 JP 1993000765 U JP1993000765 U JP 1993000765U JP 76593 U JP76593 U JP 76593U JP 2581841 Y2 JP2581841 Y2 JP 2581841Y2
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幸聖 小迫
一郎 田口
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、カメラ等の被装着部材に位置決
め装着すべきフレキシブル基板に、受光素子等の実装素
子を実装する位置決め装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えばカメラにおいて、
測光のため受光する受光素子、測距のため受光する受光
素子、或はカメラ本体とは別体のリモコンから投光され
る遠隔操作用の光束を受光する受光素子を、カメラ本体
に装着する場合、該受光素子をフレキシブル基板に実装
し、その状態の該フレキシブル基板をカメラ本体に装着
する方法がある。このような装着方法では、例えばカメ
ラ本体に二つの位置決め用突起を設け、フレキシブル基
板に該位置決め用突起に対応させた二つの位置決め用の
装着孔を設け、該両装着孔を二つの位置決め用突起に合
わせて押圧し、両装着孔に二つの位置決め用突起をそれ
ぞれに嵌合させ、フレキシブル基板をカメラ本体に装着
する。
【0003】ところで、フレキシブル基板に受光素子を
実装する場合は、例えば、予めフレキシブル基板上に、
直交二方向の基準線を有する読取用のランド部を形成し
ておき、このランド部の直交二方向の基準線の読み取り
に基づき、マウンターにより、受光素子をしかるべき位
置に実装する。
【0004】しかし、読取用ランド部と装着孔は、それ
ぞれ別々の工程によってフレキシブル基板に設けられる
ため、場合によっては両者の相対位置にずれを生じるこ
とがある。その場合は、例えカメラ本体に対してフレキ
シブル基板を適正に装着しても、装着孔に対する受光素
子の位置が既にずれているため、この受光素子は、その
前部に位置されるべき受光用レンズ等との相対位置がず
れることとなり、よって受光素子と該レンズとのセンタ
ー位置をずらす等の不具合を生じる。
【0005】
【考案の目的】本考案は、このような従来の問題点に基
づいて成されたものであり、読取用ランド部等の基準面
と装着孔との相対位置のずれによって生じる、受光素子
等の実装素子の位置ずれを確実になくすることが可能な
フレキシブル基板の位置決め装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【考案の概要】上記目的を達成する本考案は、フレキシ
ブル基板に、該フレキシブル基板上に装着する実装素子
を位置決めするための直交二方向の基準線と、該フレキ
シブル基板を装着する被装着部材に設けた位置決め突起
に嵌まる装着孔とを設けた装置において、上記装着孔を
非円形孔とし、この非円形孔の内周輪郭線に、互いに直
交する上記直交二方向の基準線を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本考案を説明す
る。図4は、本考案に係るフレキシブル基板を装着可能
なカメラの正面図である。このカメラは、カメラ本体1
0に、ズームレンズ12と、該カメラ本体10に着脱可
能に装着されたリモコンユニット31を備えている。カ
メラ本体10の正面には、測距部13、ファインダ1
4、ストロボ15、および、リモコンユニット31が取
り外されたとき所定の周期で点滅する赤色のセルフラン
プ16を備えている。カメラ本体10にはさらに、上部
壁にレリーズ釦26が設けられ、ファインダ14の下方
に測光窓17が設けられており、セルフランプ16の下
方に、リモコンユニット31から投光される赤外光等の
遠隔操作信号を受光する遠隔信号受光窓18が設けられ
ている。
【0008】上記測距部13、測光窓17および遠隔信
号受光窓18には、例えば次のようなフレキシブル基板
の位置決め装置によって、図1〜図3に示すような、受
光素子(実装素子)75を装着することができる。すな
わち、この受光素子75を実装すべきフレキシブル基板
78に、該受光素子75を実装すべき位置の両側に、二
つの装着孔76を形成しておく。該装着孔76は、フレ
キシブル基板78をカメラ本体(被装着部材)10に位
置決めするためのもので、その形状は、受光素子75を
マウンターよって実装する際の基準となるべき直交二方
向の基準線76a、76bをその二辺に備えた、矩形状
に構成されている。つまり、本考案に係るフレキシブル
基板75は、従来、読取用のランド部として装着孔76
とは全く別個に設けられていた直交二方向の基準線を、
装着孔76に直接的に形成している。
【0009】カメラ本体10は、測距部13、測光窓1
7および遠隔信号受光窓18と対応させたカメラ内部の
固定部に、フレキシブル基板78の二つの装着孔76に
嵌め込まれるべき二つの位置決め用突起77を備え、さ
らに、該二つの位置決め用突起77と対応させた、受光
レンズ80を支持すべきレンズ枠79を備えている。ま
た、二つの位置決め用突起77はその内径が、両装着孔
76の内径と同じに設定されている。
【0010】以上の構成を有する本フレキシブル基板の
位置決め装置により、受光素子75をカメラ本体10に
装着する場合、先ず、二つの装着孔76のうちのいずれ
か一方が有する直交二方向の基準線76aと76bを読
み取り、この読み取ったデータに基づき、マウンターに
よって、受光素子75を二つの装着孔76の間の適正位
置に実装する。この後、受光素子75を実装したフレキ
シブル基板78を、カメラ本体10の二つの位置決め用
突起77に、二つの装着孔76を対応させて押圧し、二
つの位置決め用突起77をそれぞれ両装着孔76に嵌合
させる。
【0011】これにより、装着孔76そのものを位置決
め基準としたマウンターによってフレキシブル基板78
に実装された受光素子75が、二つの装着孔76に対す
る相対位置が適正にされ、かつ該二つの装着孔76を二
つの位置決め用突起77に位置決めさせたフレキシブル
基板78が、カメラ本体10との相対位置つまりレンズ
枠79に支持される受光レンズ80との相対位置を適正
にされるため、受光素子75と受光レンズ80との相対
位置は適正にされる。したがって、基準線と装着孔と
を、それぞれ別々の工程によってフレキシブル基板に設
けることにより生じていた従来の欠点は、確実に解消さ
れる。
【0012】なお、本実施例では、本考案の実装素子を
受光素子として説明し、被装着部材をカメラとして説明
したが、本考案はこれに限られるものではなく、実装素
子に受光素子以外の他の電子部品を適用してもよく、ま
た被装着部材にカメラ以外の部材を適用してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、フレキシ
ブル基板が有する装着孔を非円形孔とし、この非円形孔
の内周輪郭線に、互いに直交する直交二方向の基準線を
設けたから、読取用ランド部等の基準線と装着孔との相
対位置のずれによって生じる、受光素子等の実装素子の
位置ずれを、確実になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフレキシブル基板に受光素子を実
装してカメラ本体に装着した状態を受光レンズ側から視
た正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿わせた断面図である。
【図3】図1のフレキシブル基板および該基板に実装し
た受光素子を示す正面図である。
【図4】本考案を適用可能なカメラを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10 カメラ本体(被装着部材) 12 ズームレンズ 13 測距部 14 ファインダ 15 ストロボ 16 セルフランプ 17 測光窓 18 遠隔信号受光窓 26 レリーズ釦 31 リモコンユニット 75 受光素子(実装素子) 76 装着孔 76a 76b 基準面 77 位置決め用突起 78 フレキシブル基板 79 レンズ枠 80 受光レンズ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル基板に、該フレキシブル基
    板上に装着する実装素子を位置決めするための直交二方
    向の基準線と、該フレキシブル基板を装着する被装着部
    材に設けた位置決め突起に嵌まる装着孔とを設けた装置
    において、 上記装着孔を非円形孔とし、この非円形孔の内周輪郭線
    に、互いに直交する上記直交二方向の基準線を設けたこ
    とを特徴とするフレキシブル基板の位置決め装置。
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