JP2581819Y2 - 膝関節用サポーター - Google Patents
膝関節用サポーターInfo
- Publication number
- JP2581819Y2 JP2581819Y2 JP1996003389U JP338996U JP2581819Y2 JP 2581819 Y2 JP2581819 Y2 JP 2581819Y2 JP 1996003389 U JP1996003389 U JP 1996003389U JP 338996 U JP338996 U JP 338996U JP 2581819 Y2 JP2581819 Y2 JP 2581819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knee joint
- fixing
- supporter
- patella
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は膝関節用サポーター
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サポーターは全体が均一な伸縮性
を有する筒状体によって構成されている。そのため、膝
関節への装着は必ずしも容易ではなく、特に手の不自由
な者あるいは幼児や病弱者等手の力の薄弱な者にとって
のサポーターの装着操作は甚だ困難な問題となっていた
のが実状である。
を有する筒状体によって構成されている。そのため、膝
関節への装着は必ずしも容易ではなく、特に手の不自由
な者あるいは幼児や病弱者等手の力の薄弱な者にとって
のサポーターの装着操作は甚だ困難な問題となっていた
のが実状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は斯かる従来の
問題に鑑みてなされたものであり、装着操作性に優れる
膝関節用サポーターを提供することを目的とする。
問題に鑑みてなされたものであり、装着操作性に優れる
膝関節用サポーターを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前半面被覆部と
後半面被覆部から成る筒状本体に於て、装着時膝関節内
側及び膝蓋骨と対応する部分が他部より優れた伸縮性を
有する部材で構成されていることを特徴とする膝関節用
サポーターにより上記目的を達成したものである。
後半面被覆部から成る筒状本体に於て、装着時膝関節内
側及び膝蓋骨と対応する部分が他部より優れた伸縮性を
有する部材で構成されていることを特徴とする膝関節用
サポーターにより上記目的を達成したものである。
【0005】
【考案の実施の形態】本考案の実施に当たり、筒状本体
としては、装着時膝関節内側及び前面と対応する部分を
外方から被覆固定する固定帯を取り付けたものを用いる
のが、装着時サポーターとしての固定圧迫力を減退せし
めない上で望ましい。
としては、装着時膝関節内側及び前面と対応する部分を
外方から被覆固定する固定帯を取り付けたものを用いる
のが、装着時サポーターとしての固定圧迫力を減退せし
めない上で望ましい。
【0006】この場合、固定帯はその一端を筒状本体の
膝関節内側対応部外側面に固着すると共に、他端を筒状
本体の膝関節前面対応部外側面に止脱自在とするのが好
ましく、当該止脱自在の具体的手段としては面ファスナ
ーが簡便である。
膝関節内側対応部外側面に固着すると共に、他端を筒状
本体の膝関節前面対応部外側面に止脱自在とするのが好
ましく、当該止脱自在の具体的手段としては面ファスナ
ーが簡便である。
【0007】
【実施例】以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に
説明する。
説明する。
【0008】Aは筒状本体で、前半面被覆部1と後半面
被覆部2とにより形成されている。この前半面被覆部1
のうち、装着時膝関節内側と対応する部分11並びに膝
蓋骨と対応する部分12は他部より優れた伸縮性を有す
る部材で一体構成されており、極めて容易に装着し得る
ようになっている。また、前半面被覆部1のうち、膝蓋
骨外側周縁部と対応する部分には前面中央方向に拡開す
る略不等号状の非伸縮性部13が形成され、図2に示す
如く、後述の固定帯3の止着により三点支持効果が得ら
れるようになっている。
被覆部2とにより形成されている。この前半面被覆部1
のうち、装着時膝関節内側と対応する部分11並びに膝
蓋骨と対応する部分12は他部より優れた伸縮性を有す
る部材で一体構成されており、極めて容易に装着し得る
ようになっている。また、前半面被覆部1のうち、膝蓋
骨外側周縁部と対応する部分には前面中央方向に拡開す
る略不等号状の非伸縮性部13が形成され、図2に示す
如く、後述の固定帯3の止着により三点支持効果が得ら
れるようになっている。
【0009】他方、前半面被覆部1の他部分及び後半面
被覆部2全体はやや伸縮性を有する部材、すなわち膝関
節内側対応部分11及び膝蓋骨対応部分12より伸縮し
にくく構成されており、圧迫・固定力には支障のないよ
うになっている。
被覆部2全体はやや伸縮性を有する部材、すなわち膝関
節内側対応部分11及び膝蓋骨対応部分12より伸縮し
にくく構成されており、圧迫・固定力には支障のないよ
うになっている。
【0010】尚、14は前半面被覆部1の膝蓋骨頂部対
応部に形設された切除孔で、これを目印とすることによ
り装着時の位置決めがより容易となる。
応部に形設された切除孔で、これを目印とすることによ
り装着時の位置決めがより容易となる。
【0011】3は固定帯で、2本の膝蓋骨上部固定片3
1a、31b及び1本の同下部固定片32を有し、後半
面被覆部2と同様やや伸縮性を有する部材で構成されて
いる。尚、この上部固定片31a、31b及び下部固定
片32はそれぞれ別体すなわち、3本の固定帯として実
施しても良いが、図1に示す如く、1本の固定帯の端縁
を適宜切除して形成するのが、固定帯の縫合固着上有利
である。
1a、31b及び1本の同下部固定片32を有し、後半
面被覆部2と同様やや伸縮性を有する部材で構成されて
いる。尚、この上部固定片31a、31b及び下部固定
片32はそれぞれ別体すなわち、3本の固定帯として実
施しても良いが、図1に示す如く、1本の固定帯の端縁
を適宜切除して形成するのが、固定帯の縫合固着上有利
である。
【0012】この固定帯3の内側面には、内側広筋遠位
部を圧迫する内方湾曲斜辺41を有する略三角板状体の
パッド4が、位置調整可能なように面ファスナー等によ
り着脱自在に取り付けられている。因に、このパッド4
の材質としては例えば発泡ポリエチレン等が好適なもの
として挙げられる。
部を圧迫する内方湾曲斜辺41を有する略三角板状体の
パッド4が、位置調整可能なように面ファスナー等によ
り着脱自在に取り付けられている。因に、このパッド4
の材質としては例えば発泡ポリエチレン等が好適なもの
として挙げられる。
【0013】固定帯3は、前半面被覆部1の関節内側対
応部分11並びに膝蓋骨上部対応部分15及び同下部対
応部分16を被覆固定可能なように、その一端が後半面
被覆部2の関節内側対応部分端縁21に縫合等の手段に
より固着されていると共に、他端は前半面被覆部1の略
不等号状の非伸縮性部13若しくはその周辺に面ファス
ナー等により止脱自在となっている。
応部分11並びに膝蓋骨上部対応部分15及び同下部対
応部分16を被覆固定可能なように、その一端が後半面
被覆部2の関節内側対応部分端縁21に縫合等の手段に
より固着されていると共に、他端は前半面被覆部1の略
不等号状の非伸縮性部13若しくはその周辺に面ファス
ナー等により止脱自在となっている。
【0014】因に、止脱自在手段を面ファスナーとする
場合には、図1に示す如く、止脱用面ファスナー片33
aと共に、止脱操作用突片33bを併用するのが患者に
よる固定帯3の被覆固定操作並びにその解除操作がより
容易となる。
場合には、図1に示す如く、止脱用面ファスナー片33
aと共に、止脱操作用突片33bを併用するのが患者に
よる固定帯3の被覆固定操作並びにその解除操作がより
容易となる。
【0015】
【考案の効果】以上従って、本考案によれば、装着時膝
関節内側及び膝蓋骨と対応する部分が伸縮し易い構造と
なっているため、手の力の薄弱な者であっても膝関節へ
の装着を容易に行なうことができる。
関節内側及び膝蓋骨と対応する部分が伸縮し易い構造と
なっているため、手の力の薄弱な者であっても膝関節へ
の装着を容易に行なうことができる。
【図1】本考案変形性膝関節症用サポーターの斜視図。
【図2】本考案変形性膝関節症用サポーターの固定帯止
着状態を示す斜視図。
着状態を示す斜視図。
【図3】I−I線断面説明図。
A:筒状本体 1:前半面被覆部 2:後半面被覆部 3:固定帯 11:膝関節内側対応部 12:膝蓋骨対応部
Claims (3)
- 【請求項1】 前半面被覆部と後半面被覆部から成る筒
状本体に於て、装着時膝関節内側及び膝蓋骨と対応する
部分が他部より優れた伸縮性を有する部材で構成されて
いると共に、当該筒状本体が、装着時膝関節内側及び前
面と対応する部分を外方から被覆固定する固定帯を有す
ることを特徴とする膝関節用サポーター。 - 【請求項2】 固定帯が、その一端を筒状本体の膝関節
内側対応部外側面に固着すると共に、他端を筒状本体の
膝関節前面対応部外側面に止脱自在に取り付けられてい
るものである請求項1記載の膝関節用サポーター。 - 【請求項3】 止脱自在手段が面ファスナーである請求
項2記載の膝関節用サポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003389U JP2581819Y2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 膝関節用サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003389U JP2581819Y2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 膝関節用サポーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081531U JPH081531U (ja) | 1996-11-01 |
JP2581819Y2 true JP2581819Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18323291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003389U Expired - Lifetime JP2581819Y2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 膝関節用サポーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581819Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095508A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Nippon Sigmax Kk | 腰痛帯 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141158A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 平板形放電灯装置 |
JP2818209B2 (ja) * | 1989-08-10 | 1998-10-30 | アルケア株式会社 | 被覆装具とその製造方法 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP1996003389U patent/JP2581819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081531U (ja) | 1996-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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