JP2580448B2 - フロン圧縮機用潤滑油、該澗滑油とフロン冷媒とを混合したフロン圧縮機用組成物及び前記潤滑油を用いたフロン圧縮機の潤滑方法 - Google Patents

フロン圧縮機用潤滑油、該澗滑油とフロン冷媒とを混合したフロン圧縮機用組成物及び前記潤滑油を用いたフロン圧縮機の潤滑方法

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JP2580448B2
JP2580448B2 JP4273733A JP27373392A JP2580448B2 JP 2580448 B2 JP2580448 B2 JP 2580448B2 JP 4273733 A JP4273733 A JP 4273733A JP 27373392 A JP27373392 A JP 27373392A JP 2580448 B2 JP2580448 B2 JP 2580448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロンを冷媒として使
用する圧縮機用澗滑油、フロン冷媒と潤滑油とよりなる
フロン圧縮機用組成物及び潤滑方法に関する。特に、本
発明はフロン冷媒のうちでも塩素を含まないハイドロフ
ルオロカーボン、例えば1,1,1,2−テトラフルオ
ロエタン(HFC−134a)、1,1,2,2−テト
ラフルオロエタン(HFC−134)、1,1−ジフル
オロエタン(HFC−152a)、ジフルオロメタン
(HFC−32)、ペンタフルオロエタン(HFC−1
25)など(以下、これらをHFC134a等と表示す
る)の水素含有フロン冷媒を圧縮する際に適用され、と
りわけ優れた潤滑性を発揮する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機やカーエアコン等には冷媒
としてフッ素と塩素を構成元素とするフロン冷媒、例え
ばトリクロロモノフルオロメタン(CFC−11)、ジ
クロロジフルオロメタン(CFC−12)、モノクロロ
ジフルオロメタン(HCFC−22)等の塩素含有フロ
ン冷媒が使用されているが、環境汚染の問題が生じ、こ
のため新タイプの冷媒としてHFC−134a等の水素
含有フロン冷媒が脚光をあびている。
【0003】一方、フロン圧縮機用潤滑油に関しては、
従来、鉱油系や合成油系のものが多数知られているが、
これらは前記のHFC−134a等に対しては、相溶性
が悪く使用できず、最近HFC−134a等との相溶性
に優れた数多くのポリアルキレンポリオール系化合物が
潤滑油として提案されている。
【0004】例えば、平均分子量が300〜1200の
ポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル
(特開平1−259093)、平均分子量が300〜7
00のポリオキシプロピレングリコールジアルキルエー
テル(特開平1−259094)、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン共重合体モノアルキルエーテル
(特開昭55−58298,特公昭61−52880,
特開平1−259095)等がある。また、冷凍冷蔵装
置用の潤滑油組成物として特定のポリアルキレングリコ
ールモノアルキルエーテル(特開平2−84491)、
ポリアルキレングリコールの再末端の水酸基をメチルエ
ーテル化したジメチルエーテル等のポリアルキレングリ
コール誘導体(特開平2−305893)、平均分子量
が400〜5000の特定のポリエーテルポリオール及
び特定のエステルを含有して成る冷凍機用の澗滑油(U
S4851144)、ランダムポリオキシアルキレング
リコールである冷凍機用組成物(特開平3−10349
6,特開平3−103497,US4971712)な
ど多数提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在知られているポリ
アルキレンポリオール系冷凍機用潤滑油は、HFC−1
34a等の存在下で用いる際、相溶性はかなり優れてい
るものの、潤滑性については必ずしも満足したものとは
いえずさらにその性能向上が望まれている。したがって
本発明の目的は、特にHFC−134a等の塩素を含有
しない水素含有フロン冷媒の雰囲気下において、広い温
度範囲での相溶性に優れ、かつ一層優れた潤滑性を発揮
する澗滑油を提供することにある。さらに本発明の他の
目的は従来のフロン冷媒を使用する条件下においても全
く問題無く使用できる澗滑油を提供することにある。さ
らに別の目的は、フロン冷媒と特定の潤滑油とを混合し
た圧縮機用組成物を提供すること及び、特定の潤滑油を
用いる潤滑方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリアル
キレンポリオール系化合物の構造と潤滑性について詳細
に検討し、特定の構造の化合物が極めて優れた潤滑性と
相溶性を発揮することを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0007】本発明は、次の一般式(I)で表わされる
化合物の1種もしくは2種以上を主成分としてなるフロ
ン圧縮機用潤滑油である。 R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−H〕 (I) (式(I)において、Rは水酸基を1個有する炭素数
1〜8のアルコールの炭化水素残基を、Rは炭素数3
−4の分岐アルキレン基を、xは1の整数、y及びzは
それぞれ独立して整数を示す。またROユニット及び
CHCHOユニットは式(I)の配列順序でブロッ
ク重合し、かつ0<z/(y+z)≦0.4を満足す
る。)
【0008】さらに本願発明は、次の一般式(I’)で
表わされる化合物と次の一般式(II)で表わされる化
合物との混合物を主成分としてなるフロン圧縮機用潤滑
油に関する。 R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−H〕 (I’) (式(I’)において、Rは水酸基を1−4個有する
炭素数1−8のアルコールの炭化水素残基を、Rは炭
素数3−4個の分岐アルキレン基を、xは1−4の整
数、y及びzはそれぞれ独立して整数を示す。また、R
Oユニット及びCHCHOユニットは式(I’)
の配列順序でブロック重合し、かつO<z/(y+z)
≦0.5を満足する。) R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−R (II) (式(II)において、Rは水酸基を1−4個有する
炭素数1−8のアルコールの炭化水素残基、Rは炭素
数3−4個の分岐アルキレン基、Rは炭素数1−8個
のアルキル基、1は1−4の整数、m及びnはそれぞれ
独立して整数を示す。また、ROユニット及びCH
CHOユニットはブロック重合し、かつ0<n/(m
+n)≦0.5を満足する。)
【0009】また、本発明は、上記フロン圧縮機用潤滑
油とフロン冷媒との混合物よりなる圧縮機用組成物に関
する。さらに、本発明は、前記したフロン冷媒を用いた
フロン圧縮機に、前記フロン圧縮機用潤滑油を使用する
フロン圧縮機の潤滑方法に関する。
【0010】本発明で使用するポリオキシアルキレンモ
ノアルキルエーテルは一般式(I)で示されるとおり、
−RO−で示されるオキシアルキレン基と−CH
O−(以下これをEOと略記する。)で表わされる
オキシエチレン基がそれぞれブロック重合した構造を有
している。
【0011】前記−RO−のRは炭素数3〜4の分
岐アルキレン基である。具体的には、−CH(CH
CH−、−CHCH(CH)−、−CH(C
)CH−、−CHCH(C)−、−CH
(CH)CH(CH)−、−CH(CH)CH
CH−などを挙げることができる。また、これらの分
岐アルキレン基の少なくとも一部の水素をフッ素で置換
してもよい。このようなフッ素置換アルキレン基として
は−CHCH(CF)−、−CH(CF)CH
−などを挙げることができる。本発明のRの炭素数3
−4の分岐アルキレン基には、このようなフッ素置換分
岐アルキレン基も包含される。
【0012】本発明で使用するポリオキシアルキレンオ
キシエチレンモノアルキルエーテルは、一般式(I)で
示すとおり炭素数3〜4の分岐アルキレンオキサイドの
重合部分(以下、ROユニットといい、(RO)
で表す)と、エチレンオキサイドの重合部分(以下、E
Oユニットといい、(EO)で表す)のブロック共重
合体であって、しかも全体の配列が一般式(I)のよう
に、R、酸素O、(RO)、(EO)、水素H
の順序で結合している構造を有する。上記各ROユニ
ットとEOユニットの配列が逆になっていたり、ランダ
ム共重合体では潤滑性の向上が達成できない。この配列
は本発明の重要な特徴と認識されるべきであり、この配
列により、従来不足していた潤滑性を著しく高める。
【0013】本発明で使用するポリオキシアルキレンモ
ノアルキルエーテル中のROの重合度yとEOの重合
度zは、それぞれ1以上の整数であり、かつz/(y+
z)の比(モル)は、0.4以下であることが必要であ
り、好ましくは0.3以下、より好ましくは0.25以
下である。前記z/(y+z)比は、潤滑性、耐吸湿
性、低温流動性、フロン冷媒との相溶性の見地で定めら
れるが、z/(y+z)比が小さくなるほど、特に耐吸
湿性が向上する。EOの有無によって潤滑性は格段に異
なり、EOを1ユニット以上含有すれば、良好な潤滑性
が得られる。しかし、EOを1ユニットも含有しないz
=0のもの、すなわちz/(y+z)比がゼロであるも
のでは、良好な潤滑性が得られない。従って、z/(y
+z)比の下限は、ポリオキシアルキレンモノアルキル
エーテル1分子中にEOを1ユニット含むとき(z=1
のとき)であり、前記エーテルの分子量によって異なる
値をとる。例えば、一般式(I)でRがメチル基及び
Oがオキシプロピレン基で分子量が約1000のと
きz/(y+z)比は約0.06、約1100のとき約
0.05、約1500のとき約0.04、約2000の
とき約0.03、約3000のとき約0.02である。
より良好な潤滑性を得るためにはエーテル1分子中のE
Oの重合度を増加して前記z/(y+z)比を0.05
以上、特には0.1以上にすればよい。しかしながら、
この比が0.5を超えるものは、耐吸湿性の悪化、フロ
ン冷媒との相溶性の低下、流動点の上昇の問題が起こる
ので、本発明で使用することはできない。また、EOを
1ユニット以上含有し、かつz/(y+z)比が0.4
以下の範囲内であっても、ランダム型の共重合体あるい
は(RO)yと(EO)の配列順序が一般式(I)
を満足しないものは、潤滑性の向上が果たせない。
【0014】ブロック共重合したポリオキシアルキレン
オキシエチレンモノアルキルエーテルである本発明の又
は本発明で使用するフロン圧縮機用潤滑油の粘度は、冷
媒の種類、冷凍機のタイプ及び使用条件などに応じて、
潤滑性・密封性・耐摩耗性・省エネルギー等を配慮して
適宜選択されれば良いが、概して100℃における動粘
度が2〜30cSt、特には4〜30cStの範囲が好
ましい。粘度が低すぎると潤滑性が不足する。したがっ
て平均分子量も粘度に応じたもの、すなわち300〜3
000、好ましくは500〜2500、より好ましくは
700〜2500の範囲から選択すれば良く、これは前
記x,y及びzを適宜制御することによって調整でき
る。さらに、異なる分子量のポリオキシアルキレンオキ
シエチレンモノアルキルエーテルを適宜混合することに
よって調整することもできる。
【0015】一般式(I)で示される化合物の2種以上
を混合して使用することができる。例えば、動粘度が2
〜5cSt(100℃)のものと10〜30cStのも
のを混合し、必要粘度に調整したり、2〜10cSt
(100℃)のものと、15〜50cStのものとを混
合して例えば粘度5〜25cStの適当な値に調整して
得ることもできる。また、z/(z+y)比が0.6の
一般式(I)の化合物とかかる比が0.05〜0.4の
化合物を混合し、0.1〜0.5に調整して使用するこ
とができる。しかし、この場合、z/(z+y)比が
0.5を超える化合物の混合割合は全体の50%以下に
するのが潤滑性向上の点で好ましい。
【0016】また一般式(I)中のRは炭素数1〜8
の1価の脂肪族アルコールの飽和炭化水素残基である。
の炭素数が9以上のアルキル基では、フロン冷媒と
の相溶性は全く好ましくない。したがってアルキル基の
炭素数は8以下のものから用途、使用条件に応じて選択
すれば良いが、炭素数6〜8の場合、高温側での2層分
離温度が若干低くなる。より好ましくは炭素数1〜4、
さらに好ましくは1〜2を選択するのが良い。具体的に
は1価の場合、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、ぺンチル基、ヘキシル基等を挙げ
ることができる。HFC−134a等においてはメチル
基〜ブチル基がより好ましく、とりわけメチル基、エチ
ル基が好ましい。また、アルキル基はフッ素で置換され
ていてもよく、このような基には、トリフルオロメチル
基、トリフルオロメチルエチル基等がある。なお、塩素
含有フロン冷媒においては炭素数1〜8でも十分問題な
く使用できる。
【0017】本発明で使用するブロック共重合体のポリ
オキシアルキレンモノアルキルエーテルは従来よりブロ
ック共重合体の製造として知られている公知の方法で製
造される。例えば炭素数1〜4の一価アルコールとプロ
ピレンオキシドをアルカリ金属塩等の重合開始剤存在下
で重合させ、ポリオキシブロピレングリコールモノアル
キルエーテルとし、未反応のプロピレンオキシドを除去
し、次いでエチレンオキサイドを重合させることによ
り、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンモノアル
キルエーテルが得られる。必要に応じて未反応原料を留
去し、白土精製するとさらによい。ROとEOの割
合、あるいは重合度は原料の量で調整できる。出発原料
としてその他のアルコールを用いる場合も同様である。
【0018】また、次の一般式(I’)の化合物に一般
式(II)で表わされる化合物を混合した混合物は、潤
滑性、耐吸湿性、フロン冷媒との相溶性の総合性能に優
れる。 R,−〔−O−(RO)−(CHCHO)−H〕 (I’) (式(I’)において、Rは水酸基を1−4個有する
炭素数1−8のアルコールの炭化水素残基を、Rは炭
素数3−4個の分岐アルキレン基を、xは1−4の整
数、y及びzはそれぞれ独立して整数を示す。また、R
Oユニット及びCHCHOユニットは式(I’)
の配列順序でブロック重合し、かつO<z/(y+z)
≦0.5を満足する。) R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−R (II) (式(II)中の記号は、前記式(II)の説明におけ
るものと同様の意味で用いられる)
【0019】一般式(I’)の記号は、式(I’)にお
いてRが水酸基1−4個有する炭素数1−8のアルコ
ールの炭化水素残基を、xが1−4の整数を、z/(y
+z)が0≦z/(y+z)≦0.5を示す以外、一般
式(I)と同じ意味で用いられる。従って、このような
が水酸基1個有する炭素数1−8のアルコールの
炭化水素残基の場合は、一般式(I)の化合物と同じで
あり、また水酸基2−4個有する炭素数1−8のアルコ
ールの炭化水素残基としてのRは、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
1,3プロパンジオール、1,2ブタンジオール、1,
6ヘキサンジオール、2エチル1,3ヘキサンジオー
ル、炭素数5−8のネオペンチルグリコールタイプの2
価アルコール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールブタン、グリセリン、3−メ
チル−1, 3, 5−ペンタントリオール、ペンタエ
リストールなどより誘導される炭化水素残基を例示する
ことができる。これらの多価アルコールの水酸基は、前
記の1価のアルコールと同様にROとEOによりブロ
ック共重合体で、実質的に全てエーテル化されている。
従って、一般式(I’)中のxは、もとのアルコールの
水酸基に相当する数値をとり、すなわち1価アルコール
では1、2価アルコールでは2、3価アルコールでは
3、4価アルコールでは4である。
【0020】一般式(II)の化合物を混合すること
は、一般式(I)の化合物単独に比べ潤滑性はやや低下
するものの、十分に優れた潤滑性を示し、フロン冷媒と
の相溶性と耐吸湿性を向上させる。したがって、この混
合物は潤滑性、耐吸湿性、フロン冷媒との相溶性等の総
合特性に優れたフロン圧縮機用潤滑油である。一般式
(II)において、R、R、1、m及びnは、それ
ぞれ対応する一般式(I)におけるR、R、x、y
及びzと同様のものであり、各々の限定は一般式(I)
とほぼ同様の理由による。Rは炭素数1−8個のアル
キル基を示し、炭素数が8個を超えるとフロン冷媒との
相溶性が低下して使用できない。潤滑性を考慮すると4
個以下がより好ましい、さらに好ましくはメチル基又は
エチル基である。また、ROユニット及びCHCH
Oユニットは、ブロック重合体であり、その配列順序
はどちらが先であっても構わないが、Rが特に2価以
上のアルコール残基の場合、一般式(II)の配列順序
でブロック共重合したものが好ましい。また、前記混合
物は一般式(I’)の化合物と一般式(II)の化合物
とを任意の割合で混合した混合物であるが、潤滑性、耐
吸湿性、フロン冷媒との相溶性等の総合性能の面からは
一般式(I’)の化合物が25wt%以上含まれること
が好ましく、より好ましくは30wt%以上、特には4
0wt%以上である。この混合物よりなるフロン圧縮機
用潤滑油の粘度は、既に述べた一般式(I)の化合物よ
りなるフロン圧縮機用の場合と同様に、概して100℃
における動粘度が2〜30cSt、特には4〜30cS
tの範囲が好ましく、この粘度の調整は一般式(I’)
のx、y及びz、及び一般式(II)の1、m及びnを
適宜制御することによって、あるいは粘度の異なる前記
化合物を適宜混合することによって調整できる。
【0021】また本発明のブロック共重合体あるいはブ
ロック共重合体混合物と他のポリオキシアルキレングリ
コール、ポリオキシアルキレングリコールジエーテル、
ポリオキシアルキレングリコールグリセロールエーテル
などのポリエーテル油、あるいはポリオールエステル、
コンプレックスエステルなどのエステル油などと混合し
て使用することができる。この場合、本発明のブロック
共重合体又はブロック共重合体混合物の割合は、50容
量%以上、好ましくは、60容量%以上になるよう調整
するとよい。
【0022】さらに、必要に応じて例えば、ジ−ter
t−ブチル−クレゾールなどのフェノール系、フェニル
−α−ナフチルアミン、N,N′ジ(2−ナフチル)−
p−フエニレンジアミンなどのアミン系の酸化防止剤、
ジチオリン酸亜鉛、リン酸エステル、フォスファイト、
塩素化リン酸エステル、モリブデンフォスフェート、モ
リブデンカーバメートなどの摩耗防止剤、塩素化パラフ
ィン、硫化油などの硫黄系、鉛石けんなどの極圧剤、脂
肪酸などの油性剤、シリコーン系などの消泡剤、ベンゾ
トリアゾールなどの金属不活性化剤、エポキシ系化合物
などの添加剤を単独で、又は数種組み合わせて所定量配
合することも可能である。本発明の潤滑油は、フロン冷
媒、特にはHFC−134a等の塩素を含有しないフロ
ン冷媒と任意の割合で混合された混合液の状態でフロン
圧縮機に充填使用され、優れた潤滑性を示す。潤滑油と
フロン冷媒の混合割合(重量)は1/99〜50/5
0、更には1/99〜30/70で使用されるが、この
ような混合割合においても優れた潤滑性を発揮する。ま
た、このような潤滑油とフロン冷媒との混合物でなる組
成物は、少くとも−50℃〜+15℃、更には−50℃
〜+30℃、とくには−60℃〜+50℃の温度で、安
定に相溶した相を形成し、かつ特にHFC−134a等
のフロン圧縮機の潤滑に優れた性能を発揮する。
【0023】本発明の潤滑油の流動点は−20℃以下、
好ましくは−20〜−80℃であることが望ましい。本
発明のフロン圧縮機用潤滑油は、フロン冷媒を用いるフ
ロン圧縮機において、極めて優れた澗滑性、耐荷重性、
耐摩耗性を発揮し、しかもフロン安定性、耐吸湿性にも
優れる。本発明のフロン圧縮機用潤滑油とともに用いら
れるフロン冷媒としては、塩素とフッ素を構成要素とす
るCFC−11、CFC−12などのフロン冷媒が使用
できることはもとより、更に構成要素として水素が加わ
ったHCFC−22などの水素含有フロン冷媒に好まし
く用いることができる。特に好ましくは塩素を含有しな
いハイドロフルオロカーボンである冷媒に適用できるこ
とであり、このような冷媒としては例えば、1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、
1,1,2,2−テトラフルオロエタン(HFC−13
4)、1,1−ジフルオロエタン(HFC−152
a)、ジフルオロメタン(HFC−32)、及びペンタ
フルオロエタン(HFC−125)などが挙げられる。
また本発明の潤滑油及び組成物は、冷凍装置、冷蔵庫、
自動車や部屋用や工業用のエアコンディショナーなどに
用いられる往復動式、回転式、遠心式、斜板式など各種
の圧縮機の潤滑剤として好ましく使用できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の内容を、実施例及び比較例に
より、さらに具体的に説明する。実施例1〜15及び比較例1〜8 表1に示す潤滑油A1〜9、A13〜15及び表2に示
すB1〜7は、それぞれ一般式(I)のRに相当する
アルコールに、後述の方法でプロピレンオキサイド、エ
チレンオキサイドを重合させて合成し、精製して試作し
たものである。また、潤滑油A10〜12は前記のよう
に試作した潤滑油2種を表1に示す割合で混合して得た
潤滑油であり、表2に示すB8は市販のポリオキシアル
キレンモノアルキルエーテル化合物(三洋化成(株)
製、ニューポール50HB−2000)である。潤滑油
A1〜15が本発明の実施例であり、潤滑油B1〜8は
比較例である。これら実施例及び比較例の潤滑油につい
てそれぞれの性能評価を行った。
【0025】潤滑油の製造方法 表1に示す潤滑油A1は、次のようにして製造した。す
なわち5リットルのオートクレーブにメタノール116
gとナトリウムメチラート12gを採り、十分窒素ガス
置換をした後、温度100〜120℃、圧力1〜7kg
/cmGの条件下でプロピレンオキサイド3,128
gを徐々に滴下して14時間反応を行った。2時間熟成
した後、未反応のプロピレンオキサイドを窒素ガスを吹
き込んで除去した。次いで、温度100〜140℃、圧
力1〜7kg/cmGの条件下でエチレンオキサイド
695gを1時間かけて添加し、同一条件で2時間熟成
した後、未反応のエチレンオキサイドを窒素ガスを吹き
込んで除去した。冷却後、5リットルのナス型フラスコ
に移し、酸で中和し、120℃、20mmHg以下の真
空で2時間窒素ガスを吹き込み脱水した。冷却後フイル
タで塩を除去して潤滑油A1(ポリオキシプロピレンオ
キシエチレンモノメチルエーテル)3,920gを得
た。なお、得られた澗滑油A1のZ/(y+z)は、N
MRによって求めると、0.20であり、これはプロピ
レンオキサイド及びエチレンオキサイドの原料投入量に
基づく値(Z/(y+z)=0.23)とほぼ等しい。
【0026】また、ランダム共重合体の潤滑油B4は以
下のように製造した。前述のA1のブロック共重合体の
製造と同様に、5リットルのオートクレーブにメタノー
ル116gとナトリウムメチラート12gを採り、十分
窒素ガス置換をした後、A1のプロピレンオキサイドの
代わりに、プロピレンオキサイド3200gとエチレン
オキサイド620gの混合液を用いた他は、A1の製造
と同様にして、B4のランダム共重合体3,845gを
得た。
【0027】澗滑油A1、B4以外のA10〜12及び
B8を除く試作油についても、アルカノールとその使用
量、各オキサイド量、滴下順序を制御することにより製
造した。実施例及び比較例として示すそれぞれの潤滑油
について、その物性と性能を、平均分子量、動粘度、流
動点、フロン冷媒との相溶性及び潤滑性について測定し
た。また、z/(y+z)比は、製品収率がほぼ100
%であり、また、NMRでの測定結果とほぼ等しいこと
から、反応に用いたプロピレンオキサイド及びエチレン
オキサイド原料の投入量をベースとして算出した。それ
らの結果を表1及び表2に示す。なお、前記の測定に用
いた試験方法の概要は以下のとおりである。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】平均分子量 重量平均分子量をGPC(ゲル浸透クロマトグラフィ
ー)で測定した。動粘度 JISK 2283に基づいて測定した。
【0031】流動点 JISK2269に基づいて測定した。冷媒との相溶性 各潤滑油0.6gと冷媒(HFC−134a)2.4g
とをガラスチューブに封入した後、毎分1℃で冷却を行
い低温において二層分離を起こす温度、すなわち低温二
層分離温度を測定した。また、高温側について、常温か
ら毎分1℃で昇温して二層分離を起こす高温二層分離温
度を測定した。
【0032】澗滑性 ASTM D−3233−7に準拠し、ファレック
ス(Falex)焼付荷重をHFC−134a、HFC
−32の吹込み雰囲気下(70ml/min)で測定し
た。なお、テストピンの材料としてFC−20製、テス
トブロックとしてAISI 1137製を用いた。
【0033】 ファレックス試験器を用い、荷重30
0Lbf、回転数290rpm、温度(40℃、初期温
度)、テストピン(FC−20)、テストブロック(A
ISI1137)で、HFC−134a吹き込み雰囲気
下(70ml/min)で1時間摩耗試験を行い、ピン
の摩耗量を測定した。
【0034】 カーエアコン用コンプレッサ(ゼクセ
ル社製)を用い、以下の条件でテストし、テスト後(2
00時間連続運転後)のコンプレッサ主軸受部の摩耗レ
ベルとテスト後の潤滑油中の金属分(鉄、アルミニウ
ム)を測定した。 冷媒HFC−134a量 1 kg 潤滑油量 0.12kg 回転数 500 rpm 吐出圧力 19 kg/cm 吸入圧力 1.7 kg/cm 吐出ガス温度 130 ℃
【0035】上記評価結果を表1及び表2に示す。本発
明のポリオキシプロピレンオキシエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルのブロック共重合体よりなる潤滑油
は冷媒との相溶性に優れ、しかも、ランダム共重合体よ
りも、一段と優れた潤滑性を示す。因みにファレックス
焼付荷重は1300〜1600Lbfと高く、摩耗量は
5mg以下であり、コンプレッサテストでも摩耗は認め
られない。
【0036】一方、比較例のB1はオキシエチレンがポ
リマー内にないため、潤滑性が低い。B4、B5、B6
及びB8はランダムポリマーであり、高い潤滑性は得ら
れていない。B2及びB3はブロック共重合体ではある
が、オキシプロピレンに水酸基のつく構造であり、オキ
シプロピレンのメチル基が、水酸基等による強固な吸着
膜形成の妨害をするため、高い潤滑性が得られていな
い。B7は本発明と同配列のブロック共重合体であるの
で潤滑性は良いが、z/(y+z)が0.6と大きいた
め流動点が高い問題点がある。
【0037】実施例16、及び17 一般式(I’)の化合物と一般式(II)の化合物とを
混合した混合物について、その性能を評価した。一般式
(I’)の化合物としては、A1のポリオキシアルキレ
ンモノアルキルエーテルを用い、一般式(II)の化合
物としては、CH−O−(RO)m−(CHCH
O)n−CHで表わされるポリオキシアルキレンジ
アルキルエーテル(C1と略す)を用いた。C1におい
て、(RO)はオキシプロピレン基、m/nは8/
2、分子量は約1000、及び粘度は10cSt(10
0℃)である。これらのA1及びC1を表3に示す割合
で混合して得た混合物について、潤滑性、相溶性、吸湿
性、コンプレッサテストの試験を行った。その結果を表
3に併記した。
【0038】なお、潤滑性、相溶性及びコンプレッサテ
ストは既に説明した方法にて行い、吸湿性の試験は次の
方法で行った。吸湿性 100mlビーカーに供試油を60g採取し、温度30
℃、湿度80%の室内に7日間静置した後、供試油の水
分濃度を測定した。表3より、C1単独の場合は吸湿性
は低く優れているものの耐摩耗性は不十分であるが、A
1を混合した混合物(A16及びA17)は、A1に近
い耐摩耗性を示し、吸湿性も低く、冷凍機油として良好
な特性を有していることが分かる。
【0039】
【表3】
【0040】以上のように、本発明の特定のブロック共
重合体は、極めて高い潤滑性を有し、かつ、塩素含有フ
ロン冷媒とも相互溶解するため、塩素含有フロン冷媒か
らのHFC−134a、HFC−32、HFC−125
等の水素含有フロン冷媒への変更に際しても、冷媒の変
更による潤滑性の低下を補う、潤滑油であるということ
ができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の澗滑油は、HFC134a、H
FC134、HFC152a、HFC32及びHFC1
25等の水素含有フロン冷媒条件下でも、広い温度範囲
で相溶性に優れ、吸湿性も少なくかつ極めて高い濶滑性
を有する潤滑油であり、冷凍機用の潤滑油に適する。さ
らに従来のCFC−12及びCFC−22等の条件下で
も優れた性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横尾 純郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 荒川 慶江 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−55498(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(I)で表わされる少なくと
    も1種の化合物を主成分としてなるフロン圧縮機用潤滑
    油。 R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−H〕 (I) (式(I)において、Rは水酸基を1個有する炭素数
    1−8のアルコールの炭化水素残基を、Rは炭素数3
    −4個の分岐アルキレン基を、xは1の整数、y及びz
    はそれぞれ独立して整数を示す。また、ROユニット
    及びCHCHOユニットは式(I)の配列順序でブ
    ロック重合し、かつ0<z/(y+z)≦0.4を満足
    する。)
  2. 【請求項2】 次の一般式(I’)で表わされる少なく
    とも1種の化合物と次の一般式(II)で表わされる少
    なくとも1種の化合物との混合物を主成分としてなるフ
    ロン圧縮機用潤滑油。 R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−H〕 (I’) (式(I’)において、Rは水酸基を1−4個有する
    炭素数1−8のアルコールの炭化水素残基を、Rは炭
    素数3−4個の分岐アルキレン基を、xは1−4の整
    数、y及びzはそれぞれ独立して整数を示す。また、R
    Oユニット及びCHCHOユニットは式(I’)
    の配列順序でブロック重合し、かつO<z/(y+z)
    ≦0.5を満足する。) R−〔−O−(RO)−(CHCHO)−R (II) (式(II)において、Rは水酸基を1−4個有する
    炭素数1−8のアルコールの炭化水素残基、Rは炭素
    数3−4個の分岐アルキレン基、Rは炭素数1−8個
    のアルキル基、1は1−4の整数、m及びnはそれぞれ
    独立して整数を示す。また、ROユニット及びCH
    CHOユニットはブロック重合し、0<n/(m+
    n)≦0.5を満足する。)
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般式(I)で表わされ
    る少なくとも1種の化合物または請求項2記載の一般式
    (I’)で表わされる少なくとも1種の化合物と請求項
    2記載の一般式(II)で表わされる少なくとも1種の
    化合物との混合物を主成分としてなるフロン圧縮機用潤
    滑油と、少なくとも1種のフロン冷媒との混合物よりな
    るフロン圧縮機用組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の一般式(I)で表わされ
    る少なくとも1種の化合物または請求項2記載の一般式
    (I’)で表わされる少なくとも1種の化合物と請求項
    2記載の一般式(II)で表わされる少なくとも1種の
    化合物との混合物を主成分としてなるフロン圧縮機用潤
    滑油を、少なくとも1種のフロン冷媒を用いるフロン圧
    縮機に使用するフロン圧縮機の潤滑方法。
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