JP2579517B2 - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

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JP2579517B2 JP63042115A JP4211588A JP2579517B2 JP 2579517 B2 JP2579517 B2 JP 2579517B2 JP 63042115 A JP63042115 A JP 63042115A JP 4211588 A JP4211588 A JP 4211588A JP 2579517 B2 JP2579517 B2 JP 2579517B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 例えば、エミット・カップルド・ロジック回路に用い
て好適な基準電圧発生回路に関し、 電源電圧を分圧する為のトランジスタに於けるドレイ
ン電流特性にばらつきが存在しても、基準電圧を変動が
少なくて済むようにすることを目的とし、 直列接続したトランジスタが示す電流対電圧特性と同
じく直列接続したトランジスタが示す電流対電圧特性と
が電流非飽和領域で交差するようにそれぞれトランジス
タの数が選択されて正側電源線と負側電源線との間に介
挿された第一のトランジスタ・グループ及び第二のトラ
ンジスタ・グループと、前記正側電源線及び負側電源線
間の電圧を分割して基準電圧を取り出す為の前記第一の
トランジスタ・グループ及び第二のトランジスタ・グル
ープの接続点とを備えるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばエミッタ・カップルド・ロジック
(emitter coupled logic:ECL)回路に用いて好適な基
準電圧発生回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、MESFET(metal semiconductor field effect
transistor)や高電子移動度トランジスタ(high elec
tron mobility transistor:HEMT)などで構成されたGaA
s系集積回路装置はシリコン系バイポーラ集積回路装置
と組み合わせて使用されることが多い。
従って、入出力レベルをECLレベルに合わせる必要が
あり、その目的で用いられるレベル変換付き入力バッフ
ァ回路として、作動(source coupled FET logic:SCF
L)型のものが知られ、素子特性のばらつきに対する耐
性が大きいとされている。
ところで、このSCFL型の回路に対しては、基準電圧V
REF(例えば、−1.3〔V〕)を供給する必要があり、前
記集積回路装置を確実に動作させるには、その基準電圧
VREFの安定性が重要であることは勿論である。
第4図は従来例を説明する為の要部回路図を表してい
る。
図に於いて、R1及びR2は抵抗、VSSは負側電源電圧、V
REFは出力される基準電圧をそれぞれ示している。
この従来例は、抵抗分割型の基準電圧発生回路であっ
て、−1.3〔V〕の基準電圧VREFを得るのに適合した値
に選定されている抵抗R1及びR2で電源電圧を分割し、そ
の分割された電圧をそれら抵抗の接続点から出力として
取り出すようにしている。
第5図は他の従来例を説明する為の要部回路図を表
し、第4図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示す
か或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いて、T1及びT2はデプレション型電界効果のト
ランジスタを示している。
この従来例では、トランジスタT1及びT2に於けるソー
ス並びにゲートが短絡され、所謂、ダイオード接続にな
っていて、それ等ダイオードの内部抵抗を第4図に見ら
れる抵抗R1及びR2と同様に使用するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に見られる従来例に於いては、半導体チップ上
に抵抗R1及びR2を高い精度で形成しなければならない
が、これは集積回路装置の製造プロセス上からすると困
難が多い。それを解消しようとして第5図に見られる従
来例が現れたのであるが、その改良された基準電圧発生
回路にも未だ欠点が存在している。
第6図は第5図に見られる従来例に於けるドレイン電
圧対ドレイン電流特性を表す線図であり、横軸にドレイ
ン電圧を、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採ってある。
尚、第5図に於いて用いた記号と同記号は同部分を表す
か或いは同じ意味を持つものとする。
図い於いて、t1はトランジスタT1のI(電流)−V
(電圧)特性線、t2はトランジスタT2のI−V特性線、
t11はトランジスタT1を別のトランジスタに代替した場
合のI−V特性線をそれぞれ示している。
図から判るように、この基準電圧発生回路ではトラン
ジスタT1及びT2の電流が飽和して特性線t1及びt2の傾斜
が少ない領域を用いるようになっていて、特性線t1とt2
とが交わった点に対応する電圧が基準電圧VREFとして取
り出されるものである。
このようなことから、例えば、トランジスタT1を他の
トランジスタに代替して、そのトランジスタのドレイン
電流特性がトランジスタT1のそれと僅かに相違し、例え
ば、記号t11で指示してある特性であるとした場合、基
準電圧VREFは大きく変動することになる。また、これ
は、トランジスタT1についてのみでなく、トランジスタ
T2に関しても起こり得るのは勿論である。
本発明は、電源電圧を分圧する為のトランジスタに於
けるドレイン電流特性にばらついが存在しても、基準電
圧の変動が少なくて済む構成をもつ基準電圧発生回路を
提供しようとする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を説明する為の基準電圧発生回
路を表す要部回路図であり、第5図及び第6図に於いて
用いた記号と同記号は同部分を示すか或いは同じ意味を
持つものとする。
図に於いて、Q11,Q12・・・・は正側電源線側のトラ
ンジスタ、Q12,Q22・・・・は負側電源線側のトランジ
スタ、AはトランジスタQ11,Q12・・・・からなるグル
ープ(第一のトランジスタ・グループ)、Bはトランジ
スタQ21,Q22からなるグループ(第二のトランジスタ・
グループ)、NはグループAとグループBとの接続点を
それぞれ示している。
図から明らかなように、接続点Nからは基準電圧VREF
が出力されるものであり、そして、グループAに含まれ
るトランジスタQ11等の数及びグループBに含まれるト
ランジスタQ21等の数は、グループAのI−V特性線と
グループBのI−V特性線とが非飽和領域で交差するこ
とができるように選択される。
第2図は第1図に見られる基準電圧発生回路に於ける
ドレイン電圧対ドレイン電流特性を表す線図であり、横
軸にドレイン電圧を、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採
ってある。尚、第1図及び第6図に於いて用いた記号と
同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
図に於いて、aはグループAのI−V特性線、bはグ
ループBのI−V特性線をそれぞれ示している。
図から判るように、この基準電圧発生回路ではグルー
プA及びグループBの電流が非飽和であって特性線a及
びbの傾斜が大きい領域を用いるようにしてあり、従来
と同様、特性線aとbとが交わった点に対応する電圧が
基準電圧VREFとして取り出されるものである。
前記したところから、トランジスタQ11,Q12・・・・
或いはQ21,Q22・・・・などのドレイン電流特性にばら
つきが存在しても、基準電圧VREFの値が大きくは変動し
ないことが理解されよう。
このようなことから、本発明の基準電圧発生回路に於
いては、直列接続したトランジスタ(例えばトランジス
タQ11,Q12・・・・)が示す電流対電圧特性(例えばI
−V特性線a)と同じく直列接続したトランジスタ(例
えばトランジスタQ21,Q22・・・・)が示す電流対電圧
特性(例えばI−V特性線b)とが電流非飽和領域で交
差するようにそれぞれトランジスタの数が選択されて正
側電源線と負側電源線との間に介挿された第一のトラン
ジスタ・グループ(例えばグループA)及び第二のトラ
ンジスタ・グループ(例えばグループB)と、前記正側
電源線及び負側電源線間の電圧を分割して基準電圧(例
えば基準電圧VREFを取り出す為の前記第一のトランジス
タ・グループ及び第二のトランジスタ・グループの接続
点(例えば接続点N)とを備えるよう構成する。
〔作用〕
前記手段を採ることに依り、基準電圧発生回路を構成
するトランジスタの特性、特に、ドレイン電流特性にば
らつきが存在しても、それに起因する基準電圧の変動を
無視できるほどに小さくすることができ、系を異にする
集積回路装置間のレベル変換を行う場合などに用いて好
適である。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例の要部回路図を表し、第1
図及び第2図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いてVTTはシリコン系ECL回路に於ける終端用電
源の電圧を示している。
図示例では、グループAはトランジスタQ11乃至16の
6個を直列接続したものから構成され、また、グループ
BはトランジスタQ21乃至Q23の3個を直列接続したもの
から構成されていて、グループAに属するトランジスタ
Q11等1個のトランジスタで分圧される電圧は0.22
〔V〕、そして、グループBに属するトランジスタQ21
等に依るそれは0.23〔V〕であって、VTT=−2.0〔V〕
であるとき、接続点Nから−1.3〔V〕の基準電圧VREF
が得られる。因に、グループBに属するトランジスタQ2
1等に於いて分圧される電圧がグループAに属するトラ
ンジスタQ11等のそれと比較して0.01〔V〕高いが、そ
の為には、トランジスタQ21等のゲート幅を僅かに小さ
くすることで実現される。
本実施例に於ける各トランジスタQ11・・・及びQ21・
・・が通常の闘値電圧、即ち、−0.5〜−1.0〔V〕をも
つものであれば、そのI−V特性は第2図に見られるよ
うな3極管領域で交差することになる。また、トランジ
スタQ11,Q12・・・・、Q21,Q22・・・・に印加されるド
レイン電圧が殆ど等しいことから、闘値電圧が設計値か
らずれてもVREFの変化は殆ど無い。
〔発明の効果〕
本発明に依る基準電圧発生回路に於いては、直列接続
したトランジスタからなる第一のトランジスタ・グルー
プ及び直列接続したトランジスタからなる第二のトラン
ジスタ・グループを正側電源線と負側電源線との間に直
列接続して介挿し、その第一のトランジスタ・グループ
が示す電流対電圧特性と第二のトランジスタ・グループ
が示す電流対電圧特性とは電流非飽和領域で交差するよ
うにそれぞれトランジスタの数を選択してある。
前記構成を採ることに依り、基準電圧発生回路を構成
するトランジスタの特性、特に、ドレイン電流特性にば
らつきが存在しても、それに起因する基準電圧の変動を
無視できるほど小さくすることができ、系を異にする集
積回路装置間のレベル変換を行う場合などに用いて好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明する為の基準電圧発生回路
の要部回路図、第2図は第1図に見られる基準電圧発生
回路の電圧対電流特性を説明する為の線図、第3図は本
発明一実施例の要部回路図、第4図及び第5図は従来例
の要部回路図、第6図は第5図に見られる従来例の電圧
対電流特性を説明する為の線図をそれぞれ表している。 図に於いて、VSSは負側電源電圧、VREFは基準電圧、Q1
1,Q12・・・・はトランジスタ、Q21,Q22・・・・はトラ
ンジスタ、AはトランシスタQ11,Q12・・・・からなる
グループ、BはトランジスタQ21,Q22からなるグルー
プ、NはグループAとグループBとの接続点、VTTはシ
リコン系ECL回路に於ける終端用電源の電圧を示してい
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列接続したトランジスタが示す電流対電
    圧特性と同じく直列接続したトランジスタが示す電流対
    電圧特性とが電流非飽和領域で交差するようにそれぞれ
    トランジスタの数が選択されて正側電源線と負側電源線
    との間に介挿された第一のトランジスタ・グループ及び
    第二のトランジスタ・グループと、 前記正側電源線及び負側電源線間の電圧を分割して基準
    電圧を取り出す為の前記第一のトランジスタ・グループ
    及び第二のトランジスタ・グループの接続点と を備えてなることを特徴とする基準電圧発生回路。
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KR100272508B1 (ko) * 1997-12-12 2000-11-15 김영환 내부전압(vdd) 발생회로
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