JP2579507Y2 - スチ−ム加湿器 - Google Patents

スチ−ム加湿器

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JP2579507Y2
JP2579507Y2 JP1992080338U JP8033892U JP2579507Y2 JP 2579507 Y2 JP2579507 Y2 JP 2579507Y2 JP 1992080338 U JP1992080338 U JP 1992080338U JP 8033892 U JP8033892 U JP 8033892U JP 2579507 Y2 JP2579507 Y2 JP 2579507Y2
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鐵衛 内田
力 内田
信男 土田
一芳 小林
佐敏 南雲
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はヒ−タ−加熱によって
発生したスチ−ムを利用して室内の加湿を行うスチ−ム
式の加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば実公昭58−42817号公報に開示されている如
く、給水タンクから供給される一定量の水を貯溜する加
熱槽を、加熱ヒ−タ−で加熱してスチ−ムを発生させ、
これを案内筒を介して上方の蒸気吐出口より室内に放出
し、該室内をスチ−ムによって加湿するものであり、前
記加熱槽のフランジ部をパッキンを介して器具本体に螺
合していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、高温となる加熱槽を直接器具本体にネジ止めし
ているので、樹脂材料より成る器具本体のネジ止め部分
が軟化し、ネジが緩む事によりパッキンのシ−ルが弱く
なって、加熱槽と器具本体の間より熱湯が漏れる危険が
あった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この考案はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、樹脂製の
器具本体に加熱槽を固定し、この加熱槽に一定量の水を
貯溜して加熱し発生したスチ−ムを、吹出ノズルより放
出するものに於いて、水平舌片と垂直舌片を有する加熱
槽取付板を設け、この加熱槽取付板で加熱槽を器具本体
に取り付けるものである。
【0005】
【作用】加熱ヒ−タ−3に通電し加熱槽2を加熱するこ
とで、該加熱槽2内に貯溜した一定量の水を徐々に蒸発
させてスチ−ムを発生させ、このスチ−ムを案内筒14
内中央部のスチ−ム流通路16を流通させて上部の吹出
ノズル20内方に案内する。
【0006】一方器具本体1内に備えられた送風機17
の駆動で供給される冷却空気は、加熱槽2外周よりスチ
−ムと接することなく案内筒14内のスチ−ム流通路1
6外周の空気流通路19を通って、吹出ノズル20内方
に達するものである。
【0007】そしてこの吹出ノズル20内方で初めてス
チ−ムと送風空気とが混合され、スチ−ム温度を火傷し
ない温度まで降下させながら、吹出口22から勢い良く
放出して、室内の加湿を行うものである。
【0008】この加熱ヒ−タ−3通電時に加熱槽取付板
4と加熱槽2は多数の水平舌片4Aと垂直舌片4Bによ
って点接触で嵌着され、且つ合成樹脂製の取付ブッシュ
5がネジ穴4Dに取り付いているので、加熱槽2の熱は
ほとんどネジ6に伝わらないので、器具本体1のネジ止
め部分1Aが熱により軟化するような事がなくなり、パ
ッキン7のシ−ルが緩む事によって起こる水漏れの危険
がなくなった。
【0009】
【実施例】次にこの考案に係るスチ−ム加湿器を図面に
示された好適な一実施例で説明する。1は合成樹脂で形
成された平面小判状の器具本体で、中央部には有底筒状
でアルミ材の内面に脱カルキ処理のテフロン加工等を施
した加熱槽2が備えられ、更にこの加熱槽2の側壁外周
には面状のバンドヒ−タ−から成る加熱ヒ−タ−3が固
着され、内方に貯溜される一定量の水を加熱してスチ−
ムを発生させるものである。
【0010】4はステンレス板よりなる加熱槽取付板
で、多数の水平舌片4Aと垂直舌片4Bによって前記加
熱槽2に嵌着されると共に外周には複数のネジ穴4Dを
設け、該ネジ穴4Dに合成樹脂製で筒状の取付ブッシュ
5が嵌着されている。器具本体1への加熱槽2の取け付
は前記取付ブッシュ5及びネジ穴4Dにネジ6を貫通
し、加熱槽2をパッキン7を介して器具本体1に螺合す
るものである。
【0011】8は前記加熱槽2底部に形成された流入口
9と連通パイプ10を介して連通した受水槽で、カ−ト
リッジ式の給水タンク11の給水部12中の弁体(図示
せず)と対向する押し上げ桿13を備え、給水タンク1
1よりの補給水を加熱槽2に供給するものである。前記
給水タンク11は透明の合成樹脂によって形成され内容
量が一目でわかると共に、中央部を空洞としたド−ナツ
形状としているものである。
【0012】14は上記加熱槽2上に立設し給水タンク
11装着時該給水タンク11の空洞部内に収納される透
明の合成樹脂から成る案内筒で、内方を二重筒構造とし
て、内筒15下端を前記パッキン7を介して加熱槽2内
方と気密に連通させて、スチ−ムを上方に案内するスチ
−ム流通路16を構成させると共に、その外周は器具本
体1内に備えられた送風機17からの冷却空気を2つの
送風塔18を介して流通させる空気流通路19を構成さ
せている。
【0013】20は案内筒14上端に装着された吹出ノ
ズルで、この内方で上記スチ−ム流通路16を流通して
来たスチ−ムと、空気流通路19を流通して来た空気と
を混合して、案内片21を有した吹出口22より室内に
放出させるものである。
【0014】又上記案内筒14は水平断面小判状に形成
されており、空気流通路19は送風塔18が位置する両
側方の方が前後方向よりその容積大とし、多量の冷却空
気を流通させるようにしたことで、水量が多く給水部1
2を有した給水タンク11の両側方側をより強力に冷却
出来るようにしているものである。
【0015】23は器具本体1側壁に形成した吸気口
で、送風機17の駆動によって室内空気を吸気するもの
である。24は操作部で、運転スイッチ25及びON・
OFF制御で自動的に一定湿度を保持する自動湿度制御
スイッチ26とが備えられている。
【0016】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今室内の加湿を行う為運転スイッチ25をONすれ
ば、加熱ヒ−タ−3が通電され加熱槽2を加熱して内方
に貯溜された一定量の水から、スチ−ムを発生させるも
のであり、そしてこの発生したスチ−ムは気密に連通し
た案内筒14のスチ−ム流通路16内を自動的に上昇す
る。
【0017】一方上記加熱ヒ−タ−3への通電と同時に
送風機17も駆動開始し、吸気口23より吸引した空気
を送風塔18を介して、案内筒14内のスチ−ム流通路
16外周の空気流通路19に供給し、スチ−ムと接する
ことなくこの空気流通路19内を流通させる。
【0018】そして案内筒14上端の吹出ノズル20内
で、スチ−ムと送風空気とを混合させて吹出口22より
勢い良く室内に放出し該室内の加湿を行うものであり、
吹出ノズル20内でスチ−ムは送風空気と混合すること
で、その温度を低下されるので、従来のように放出され
たスチ−ムと接触することによる火傷等の心配はないも
のであり、又放出時寸前で混合するのでスチ−ムの発生
を送風空気で抑制してしまう不具合もなく、送風空気利
用によって勢いの良い放出が行え室内全体を良好に加湿
することが出来るものである。
【0019】また加熱ヒ−タ−3通電時に加熱槽取付板
4と加熱槽2は多数の水平舌片4Aと垂直舌片4Bによ
って点接触で嵌着され、且つ合成樹脂製の取付ブッシュ
5がネジ穴4Dに取り付いているので、加熱槽2の熱は
ほとんどネジ6に伝わらないので、器具本体1のネジ止
め部分1Aが熱により軟化するような事がなくなり、パ
ッキン7のシ−ルが緩み加熱槽2とパッキン7の間及び
パッキン7と器具本体1の間に発生する水漏れを確実に
防止するものである。
【0020】
【考案の効果】要するにこの考案は、樹脂製の器具本体
に加熱槽を固定し、この加熱槽に一定量の水を貯溜して
加熱し発生したスチ−ムを、吹出ノズルより放出するも
のに於いて、水平舌片と垂直舌片を有する加熱槽取付板
を設け、この加熱槽取付板で加熱槽を器具本体に取り付
けるたものであるから、加熱槽と器具本体の間より発生
する水漏れを確実に防止して、常に良好なスチ−ム加湿
を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例を付したスチ−ム加湿器を示
す斜視図。
【図2】図1のA−A′線断面図。
【図3】図1のB−B′線断面図。
【図4】同要部の拡大断面図。
【図5】同要部の分解斜視図。
【符号の説明】
1 器具本体 2 加熱槽 3 加熱ヒ−タ− 4 加熱槽取付板 7 パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 南雲 佐敏 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社 コロナ内 審査官 冨岡 和人 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 6/02 F24F 6/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の器具本体1に加熱槽2を固定
    し、この加熱槽2に一定量の水を貯溜して加熱し発生し
    たスチ−ムを、吹出ノズル20より放出するものに於い
    て、水平舌片4Aと垂直舌片4Bを有する加熱槽取付板
    4を設け、この加熱槽取付板4で加熱槽2を器具本体1
    に取り付ける事を特徴とするスチ−ム加湿器。
JP1992080338U 1992-10-26 1992-10-26 スチ−ム加湿器 Expired - Fee Related JP2579507Y2 (ja)

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