JP2579137B2 - カラー複写機 - Google Patents

カラー複写機

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JP2579137B2
JP2579137B2 JP7131456A JP13145695A JP2579137B2 JP 2579137 B2 JP2579137 B2 JP 2579137B2 JP 7131456 A JP7131456 A JP 7131456A JP 13145695 A JP13145695 A JP 13145695A JP 2579137 B2 JP2579137 B2 JP 2579137B2
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drum
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敏夫 中原
伸夫 笠原
昌義 綿貫
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写ドラムに保持され
た転写紙に感光体ドラムから各色のトナーを順次重ねて
転写するようにしたカラー複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカラー複写機においては各
色用に色分解された潜像を感光体ドラム上に繰返し形成
し、これを各色のトナーで順次現像するとともに、その
都度転写紙に転写する方式が一般的である。このような
重ね合わせ転写に供するため、感光体ドラムに対向接触
して転写紙を保持する転写ドラムが用いられる。
【0003】ここに、この転写ドラムは転写チヤージヤ
等を内部に配設するために中空枠状に形成される。そし
て、このような転写チヤージヤは高電圧で放電を行なう
ものであり、この転写チヤージヤに対する電力供給方式
をみると、従来は実開昭56−123351号公報に示
されるように転写チヤージヤの転写ドラム外部との電気
的接続をコネクタを利用して高電圧部で行なうようにし
ている。しかし、このような方式の場合、コネクタ部の
酸化等により接触不良を生じたり、ノイズ発生の原因と
なり得る。
【0004】しかして、このようなコネクタ方式による
欠点をなくした転写チヤージヤへの給電方式が本出願人
により考えられている。その内容を図2及び図3により
説明する。まず、カラー複写機において転写紙を保持す
る転写ドラム1が画像形成用の感光体ドラム2に接離自
在に対向配置させて設けられている。この転写ドラム1
は図2及び図3に示すように円筒体の中央部を軸方向に
帯状に残して画像形成幅W分を切り欠いた中空形状のド
ラム枠体1aを主体として構成されており、軸方向両端
の環状残肉部をつないでいる帯状残肉部に、転写紙把持
用のシートグリツパー3が設けられている。このシート
グリツパー3は軸3aを介してドラム枠体1aに枢支さ
れたもので、軸3aの一端はL字状に折り曲げられ転写
ドラム1の回転とともにこのL字状の折り曲げ部がコン
トロールカム(図示せず)に係合してシートグリツパー
3が開閉されるように設定されている。又、ドラム枠体
1aには切欠部を十分に覆うようにして誘電体フイルム
4が巻き付けられている。
【0005】そして、このような転写ドラム1内を貫通
してその転写ドラム1を支持する転写ドラム回転支軸と
して作用する固定軸5が設けられている。この固定軸5
は中空パイプ状のもので、その両端は揺動板6,7によ
り支持され、揺動板6側に対しては止めつまみ8との間
にばね9が介在されている。ここで、揺動板6の転写ド
ラム1側にはドラム枠体1aの左側端部の内周側を回転
自在に保持する複数のコロ10が取付けられている。一
方、この固定軸5の他端側には転写ドラム1の画像形成
幅Wの外側に位置させてこの転写ドラム1を回転駆動さ
せるためのアウターロータモータ11が取付けられてい
る。このアウターロータモータ11は固定軸5上に固定
されたスリーブ11a上に取付けたステータ11bとス
リーブ11a上に軸受11cを介して回転自在に取付け
られたロータ11dとを有するものである。ここに、ロ
ータ11dはドラム枠体1aの端部に内挿されてねじ1
2によりこのドラム枠体1a端部に固定されている。こ
れにより、ドラム枠体1aはアウターロータモータ11
のロータ11dとともに回転するものとなる。そして、
前記ステータ11bに対するリード電線11eはスリー
ブ11a周上に形成した穴及び中空の固定軸5内を通つ
て外部電源等に対して引出されている。
【0006】又、転写ドラム1内の感光体ドラム2に対
向する位置には感光体ドラム2上の画像を転写紙上に転
写させるための転写チヤージヤ13が設けられている。
この転写チヤージヤ13は支持体14を介して固定軸5
上に取付けられており、画像形成幅Wに対応する長さを
有する。そして、この転写チヤージヤ13に対する高電
圧線15も固定軸5内を通つて外部に引出され、高電圧
電源に接続されている。
【0007】なお、揺動板6,7は各々固定軸16を中
心に揺動自在で、下端がスライド金具17等に連結され
ているが、その機構、動作等についてはその説明を省略
する。
【0008】又、感光体ドラム2の軸2aは図示しない
不動部材により支持されている。そして、この感光体ド
ラム2もアウターロータモータ11とは別個のモータに
より回転駆動されるものである。
【0009】このような構成によれば、アウターロータ
モータ11を駆動させてそのロータ11dを回転させる
ことにより、転写ドラム1は固定軸5の回りを回転する
こととなる。ここに、転写ドラム1の駆動手段が実開昭
56−123351号公報のようにギヤや、特開昭60
−218673号公報のように軸継手等の伝達機構を介
在することなく同軸上にアウターロータモータ11が直
結取付けされているので、回転に際して回転変動、振動
を生ずることなく円滑状態で安定して回転する。この結
果、感光体ドラム2に対する転写紙の状態も安定し、ジ
ツター等のない良質のカラーコピーを得ることができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方式の場合、転写チヤージヤ13に対する電力供給は高
電圧線15による外部との直結である点で接触不良等は
特に心配はないが、この高電圧線15は高電圧発生電源
の出力側に接続されたものであり、高電圧によりノイズ
を発生する。そして、このような高電圧線15がアウタ
ーロータモータ11内等に配設されているので、ノイズ
によりこのアウターロータモータ11或いはその周辺の
電気部品を誤作動させてしまう可能性がある。このよう
な誤作動を生ずると、カラー複写機等として信頼性の低
いものとなり、かつ、故障しやすいものとなる。
【0011】さらに、カラー複写機の場合には、転写ド
ラムの外径が大きいと装置全体の大型化の原因になるた
め、転写ドラムの外径を増大させることなく、適正な大
きさを維持できるものでなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】感光体ドラムと、この感
光体ドラムに対向配置され転写紙を保持する中空状の転
写ドラムと、この転写ドラムを回転自在に支持する中空
状の固定軸と、前記転写ドラム内に固設され前記感光体
ドラムに対向させた転写チヤージヤとを有し、前記転写
ドラムに保持された転写紙に前記感光体ドラムから各色
のトナーを順次重ねて転写するカラー複写機において、
前記転写チヤージヤに高電圧を供給する高電圧発生電源
を前記転写ドラム内に設け、前記固定軸上に、前記転写
チヤージヤと前記高電圧発生電源とを別体に取り付け、
前記転写チヤージヤと前記高電圧発生電源とを高電圧線
で接続し、前記高電圧発生電源の入力側の低電圧線を前
記固定軸の内部を通して外部に引き出した
【0013】
【作用】転写チヤージヤの高電圧発生電源を転写ドラム
内に設けたので、転写用の高圧電源系統から発生するノ
イズの影響を転写ドラムの駆動源その他の電装部品に及
ぼすことがなく、その誤動作を防止することができ、信
頼性の高い動作を行なわせることができ、また、転写ド
ラム内に配置された転写チヤージヤと高電圧発生電源と
高電圧線で接続してそれぞれを別体に設けたので、転写
ドラム内の固定軸にその軸方向に向けて転写チヤージヤ
と高電圧発生電源とを配設することができて転写ドラム
内のスペースを有効に利用することができ、これによ
り、転写ドラムの外径を適正な大きさとすることがで
、低電圧線による外部との接続であるため、コネクタ
等を利用しても発火等の危険を伴うことがない。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図2及び図3で示した部分と同一部分は同一符号を
用いて説明する。本実施例は、転写ドラム1内に転写チ
ヤージヤ13用の高電圧発生電源18を設けるものであ
る。この高電圧発生電源18は画像形成領域W内におい
て固定軸5に支持具19を介して取付けられている。そ
して、この高電圧発生電源18の出力側の高電圧線20
が前記転写チヤージヤ13に接続されている。又、高電
圧発生電源18の入力側の低電圧線21は前記固定軸5
に形成した穴を介してこの固定軸5内を通して外部に引
出されている。従つて、この低電圧線21はアウターロ
ータモータ11内を通ることとなる。
【0015】このような構成によれば、ノイズの原因と
なる高圧部、即ち高電圧発生電源18、高電圧線20及
び転写チヤージヤ13が全て転写ドラム1内で処理され
ており、外部との電気的接続は低電圧線21による低電
圧部のみとなり、高電圧線20によるノイズ等でアウタ
ーロータモータ11その他の電装部品が誤作動すること
がなくなる。又、高電圧線を直接外部に引出している場
合には、転写ドラム1や転写チヤージヤ13の脱着時に
高圧接続部の接触不良により発火、ノイズ等の発生する
危険もあるが、本実施例によれば低電圧線21による外
部との接続でありコネクタ等を利用しても発火等の危険
を伴うことはない。
【0016】特に、高電圧発生電源1と転写チヤージヤ
13とは別体であり、それらが固定軸5上に分散して取
り付けられるため、転写ドラム1内に高電圧発生電源1
を取り付けてもその転写ドラム1の外径を増大させるこ
とがなく、これにより、適正な外径の転写ドラム1とす
ることができる。
【0017】又、転写ドラム1に対するアウターロータ
モータ11の取付け方式としても、転写ドラム1を画像
形成領域外でも同一直径とする必要はなく、例えば画像
形成領域外では径を小さくした状態で転写ドラム1を延
設して小径のアウターロータモータ11を取付けると
か、逆に径を大きくしてアウターロータモータ11を取
付けるようにしてもよい。要は、転写ドラム1と同軸的
であればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、転写チヤージヤ
の高電圧発生電源を転写ドラム内に設けたので、転写用
の高圧電源系統から発生するノイズの影響を転写ドラム
の駆動源その他の電装部品に及ぼすことがなく、その誤
動作を防止することができ、信頼性の高い動作を行なわ
せることができ、また、転写ドラム内に配置された転写
チヤージヤと高電圧発生電源と高電圧線で接続してそれ
ぞれを別体に設けたので、転写ドラム内の固定軸にその
軸方向に向けて転写チヤージヤと高電圧発生電源とを配
設することができて転写ドラム内のスペースを有効に利
用することができ、これにより、転写ドラムの外径を適
正な大きさとすることができ、低電圧線による外部との
接続であるため、コネクタ等を利用しても発火等の危険
を伴うことがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】本出願人による既出願の内容を示す斜視図であ
る。
【図3】その縦断正面図である。
【符号の説明】
1 転写ドラム 2 感光体ドラム 5 固定軸 13 転写チヤージヤ 18 高電圧発生電源 20 高電圧線 21 低電圧線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと、この感光体ドラムに対
    向配置され転写紙を保持する中空状の転写ドラムと、こ
    の転写ドラムを回転自在に支持する中空状の固定軸と、
    前記転写ドラム内に固設され前記感光体ドラムに対向さ
    せた転写チヤージヤとを有し、前記転写ドラムに保持さ
    れた転写紙に前記感光体ドラムから各色のトナーを順次
    重ねて転写するカラー複写機において、前記転写チヤー
    ジヤに高電圧を供給する高電圧発生電源を前記転写ドラ
    ム内に設け、前記固定軸上に、前記転写チヤージヤと前
    記高電圧発生電源とを別体に取り付け、前記転写チヤー
    ジヤと前記高電圧発生電源とを高電圧線で接続し、前記
    高電圧発生電源の入力側の低電圧線を前記固定軸の内部
    を通して外部に引き出したことを特徴とするカラー複写
    機。
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JPH09319125A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Ricoh Co Ltd 転写ドラムを用いたカラー電子写真プロセス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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