JP2578931B2 - イメージ入力装置 - Google Patents

イメージ入力装置

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JP2578931B2
JP2578931B2 JP63216592A JP21659288A JP2578931B2 JP 2578931 B2 JP2578931 B2 JP 2578931B2 JP 63216592 A JP63216592 A JP 63216592A JP 21659288 A JP21659288 A JP 21659288A JP 2578931 B2 JP2578931 B2 JP 2578931B2
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嘉広 横山
吉宏 秋山
昭行 仲
嘉人 浦田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はイメージ情報をディジタル信号に変換するイ
メージ入力装置に係り、更に詳しくはスキャン動作をリ
ニアモータによっておこなう高精度なイメージ入力装置
に関する。
従来の技術 第2図と第3図は従来のリニアモータを駆動源とした
イメージ入力装置の正面図と側面図、第4図はリニアモ
ータの外観図である。原稿2が載置されたプラテンガラ
ス4は本体フレーム6に支持されている。本体フレーム
6にはほぼ中央にリニアモータ8が固定されている。リ
ニアモータ8はステータ12とムーバ10から構成されてお
りムーバ10は、以下で説明する光学キャリッジ14を搭載
して矢印16方向に読取りスキャンをおこなう。リニアモ
ータ8の駆動原理および詳細な説明は本発明に直接関係
しないので省略するが、ステータ12は鉄系の構造材で作
られた剛性の高いものであり、ねじりに対しても変形し
ない。このステータ12の上面のガイド面20を4ケのロー
ラ18を有するムーバ10が摺動して往復動をおこなう。
このガイド面20は機械加工により平面度を十分確保し
ている(本実施例では±50μm以下の平面度を出してい
る)。
光学キャリッジ14は、原稿2を光照射する光源15と、
反射した光を集光するファイバレンズアレー18と、光情
報を電気信号に変換するイメージセンサ20とから構成さ
れている。ファイバーレンズアレー18は、カメラ等で使
われている通常のレンズに比べて焦点深度および被写界
深度が浅いため前述したようにステータ12上のガイド面
20の平面度を十分出すと共に剛性の高いステータ12を用
いて、かつリニアモータ8を本体フレーム6に取付ける
際に取付け精度を十分確保し、もってプラテンガラス4
とイメージセンサ20との距離Lを一定に保っている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、以上のような構成においては、リニア
モータ8によってイメージセンサ20の送りを精度よくお
こなえるという利点を有しているものの、精度を確保す
るためには上述のように剛性の高い材料を使う必要があ
ったり、また高精度の加工を必要としたりするのでコス
ト上昇が避けられないといった欠点を有している。
本発明は、上記課題に鑑み、安価なステータ材料を用
いて、しかも精度のよいリニアモータおよびそれを用い
たイメージ入力装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明のイメージ入力装置においてはイメージ情報を
電気信号に変換する光学キャリッジと、この光学キャリ
ッジを搭載するムーバと、前記ムーバが案内される2本
のガイド手段を有すると共にその長手方向を回転軸とし
て実質的にねじり可能な構造のステータとから構成され
るリニアモータと、プラテンガラスと前記リニアモータ
の前記ステータを保持する本体フレームと、前記本体フ
レームに配設され、かつ前記ステータの前記本体フレー
ムへの固定に際し、前記ステータの前記ねじれ状態を調
整出来るように構成した調整手段を具備し、前記2本の
ガイド手段の前記ムーバが案内される面を略平行な位置
関係に設定した状態で前記ステータを前記本体フレーム
に仮固定し、その後、前記プラテンガラスの上面と前記
イメージセンサの移動によりその撮像面が描く奇跡とが
所定の距離および平行度に保持されるように前記調整手
段でもって調整するように構成されたものである。この
本発明によれば精度のよい画像が得られる。
作用 本発明は上記した構成によって、リニアモータのステ
ータ材を安価なもので構成出来かつ、組立後の精度を十
分高めることが出来る。
実施例 以下本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。第1図はイメージ入力装置の外観図、第5図はリニ
アモータの外観図である。本リニアモータ8はステータ
12に配設された多極マグネット30とムーバ10に固定され
たコアレスコイル(図示せず)により駆動されるいわゆ
る3相全波平面対向型コアレスモータである。このモー
タの駆動原理は周知のものであり、本発明と直接関係し
ないので説明を省略する。本リニアモータ8の構造が従
来例と異なる点はステータ12が板金コの字曲げによって
構成されており、矢印32方向のねじりに対して変形可能
な構造になっていることと、両サイドにガイドレール3
4,36が固定されており、その上面38,40上をローラ18が
摺動することである。この上面38,40の精度は本実施例
では、±0.1ミリメートルの直線性を保証している(こ
の精度は必ずしも研削加工等のコスト高となる加工によ
らなくても、板金のプレス加工等によっても可能であ
る)。ガイドレール34,36は図示しない治具によってス
テータ上面37を基準に上面38,40が平行にかつ一定距離
の関係を保って固定される。この段階では、治具を高精
度に加工しているのでガイドレール34、36の上面38、40
は実質的に一平面内にあると考えてよい。仮に組立の不
慣れあるいはステータ12のそり等により上記上面の相対
精度に誤差があっても所定量以下であれば後述の調整工
程で誤差を修正することが可能である。
以下、リニアモータ8を本体フレーム6に固定する際
の調整法について説明する。リニアモータ8の両端には
2ケづつ合計4ケ所の曲げ部42が形成されており、4本
のネジ44により本体フレーム6に固定される。この場
合、各4本のネジの近傍には4個の偏心ピン46が配設さ
れており本体フレーム6への固定位置を微調整できるよ
うにしている。以上の構成によりステータ12は若干ねじ
った状態で固定することも可能である。
次に具体的な調整法を説明する。白黒パターンからな
る解像度チャート(本発明では8line pair/mmのチャー
ト)を光学キャリッジ14のスタート位置で3ケ所48,49,
50、エンド位置で3ケ所(図示せず)でイメージセンサ
20により読取りをおこない第6図に示す出力信号54のコ
ントラストが最大になる点=レンズピントが合った状態
=で前記偏心ピン46を調整して4本のネジ44を固定す
る。調整順序としてはまずスタート位置に光学キャリッ
ジをおいて位置48,49,50で信号54をチェックしてリニア
モータ8の片側の2ケ所のネジ44を固定し、次にエンド
位置(図示せず)において信号をチェックして反対側の
2ケ所のネジ44を固定する。このように調整することに
よって前述したようにガイドレール34、36相対位置関係
がずれていたとしても所定量以下なら上述の調整により
補正可能である。また、プラテンガラス4の平面度が確
保されていなくてもある程度補正出来るという利点を有
している。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、光学キャリッジが搭
載されるムーバと、実質的にねじりに対して変形可能な
ステータと、このステータに固定されムーバが案内され
る2本の略平行なガイド手段とでリニアモータを構成
し、本体フレームへの固定の際に、プラテンガラスと2
本のガイド手段との距離を一定に保つように調整する構
成をとったことによって安価な部品でしかも精度の高い
メカニズムを実現出来る。なお本発明の実施例ではガイ
ドレールはステータと別部品で構成し治具によってこれ
らを調整するようにしているが、必ずしもこの構成に限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のイメージ入力装置の外観
図、第2図は従来のイメージ入力装置の正面図、第3図
は従来のイメージ入力装置の側面図、第4図は第3図の
リニアモータの外観図、第5図は第1図のリニアモータ
の外観図、第6図はイメージセンサの出力波形図であ
る。 4……プラテンガラス、6……本体フレーム、8……リ
ニアモータ、10……ムーバ、12……ステータ、14……光
学キャリッジ、15……光源、18……ファイバレンズアレ
ー、20……イメージセンサ、34,36……ガイドレール、4
4……偏心カム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 嘉人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 尾登 俊司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置するプラテンガラスと、少なく
    とも光源、レンズおよびイメージセンサとを搭載して原
    稿のイメージ情報を電気信号に変換する光学キャリッジ
    と、この光学キャリッジを搭載するムーバと、前記ムー
    バが案内される2本のガイド手段を有すると共にその長
    手方向を回転軸として実質的にねじり可能な構造のステ
    ータとから構成されるリニアモータと、前記プラテンガ
    ラスと前記リニアモータの前記ステータを保持する本体
    フレームと、前記本体フレームに配設され、かつ前記ス
    テータの前記本体フレームへの固定に際し、前記ステー
    タの前記ねじれ状態を調整出来るように構成した調整手
    段、以上を具備し、前記2本のガイド手段の前記ムーバ
    が案内される面を略平行な位置関係に設定した状態で前
    記ステータを前記本体フレームに仮固定し、その後、前
    記プラテンガラスの上面と前記イメージセンサの移動に
    よりその撮像面が描く奇跡とが所定の距離および平行度
    に保持されるように前記調整手段でもって調整するよう
    に構成したことを特徴とするイメージ入力装置。
  2. 【請求項2】調整はイメージセンサによってプラテンガ
    ラス上の解像度パターン原稿の読取りを行ない、前記イ
    メージセンサの出力信号レベルが所定の値になるように
    しておこなう請求項(1)記載のイメージ入力装置。
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