JP2578422B2 - アンテナの走査軸の仰角および方位角の校正装置 - Google Patents

アンテナの走査軸の仰角および方位角の校正装置

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JP2578422B2
JP2578422B2 JP62055127A JP5512787A JP2578422B2 JP 2578422 B2 JP2578422 B2 JP 2578422B2 JP 62055127 A JP62055127 A JP 62055127A JP 5512787 A JP5512787 A JP 5512787A JP 2578422 B2 JP2578422 B2 JP 2578422B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はアンテナの走査軸又は電波軸の仰角および方
位角の校正装置に係わる。それはより特定的にはアンテ
ナの走査軸の仰角と方位角の校正に応用され、アンテナ
を設置した大地とリンクした固定参照マークに関連して
宇宙の予定点に位置する静止衛星によりアンテナは指向
されている。
第1図は宇宙の予定点に位置する点Pの仰角と方位角
の定義が理解し易いようにした図で、P点を地上点Oか
ら観察する様子を示す。宇宙の点Pの方位角θは、大地
とリンクした点Oから見て、参照方向ON(例えば地理上
の北の方向)と直線横断線OXとの交角であり、この場合
OXはPとOとを通る鉛直面と水平大地との垂直交差線に
相当する。仰角βはOとPを通る直線と前述のOX線との
なす角である。
相当の精度でもつて予定点に対しアンテナの走査軸を
方向づける方法又は装置が知られており、その予定点は
大地にリンクした固定参照マーク(O,N,X)に関連して
宇宙の予定点を占有するものである。これらの方法や装
置は特に、静止衛星により占有されるべき予定点以上に
アンテナの走査軸を正確に指向することに用いられる。
宇宙の中の点の仰角や方位角測定を実施するため、お
よび宇宙の前記点へ相当正確にアンテナを方向づけする
ための諸方法が知られている。
仰角および方位角の角度測定は、光学的方法又は電波
方法のどちらかによつて遂行される。
光学的方法はカメラを備えた望遠鏡でなされ、例えば
星の背景に対して太陽に照らされている衛星の写真を撮
ることができる。衛星の位置は仰角と方位角とから検出
されるが、これらの角度は前記衛星の位置を、その座標
が完全に既知である複数の星に関連して計算される。こ
の方法には観測が夜の始まりと終りの間でだけ実行でき
るという制限がある。曇天は大きな限定であり、また測
定の解析に長時間を要する。
電波方法は干渉法を用いることから成るか、又は直接
的な角度測定を実行することである。干渉法を用いる方
法は、特別なアンテナ列のすべての点に存在している位
相移動の測定を根拠としており、検出が望まれている仰
角と方位角を有するソースにより伝送され帰つて来た電
波の方向復元を含んでいる。この検出された方向によ
り、アンテナは次に検出されたソースに指向できる。こ
の方法は大量の設備を要求する(単1の処理装置と協働
する複数個のアンテナ)。直接的な角度測定を実行する
方法は支持体上に載置した方向アンテナを用いるもの
で、支持台は2つの直交軸、例えば仰角軸と方位角軸に
沿つて運動する。この方法を実施するのは容易である
が、その正確度はアンテナを移動させる機械的装置の正
確度に依存する。
これまで述べた種々の方法では、アンテナの走査軸の
仰角と方位角の測定値を校正する必要があることは明ら
かである。これらの角度の測定の間には夫々に角度の誤
差が生ずるもので、アンテナ方向を宇宙で予定位置を占
める点で固定参照マークの中に指向される場合は、アン
テナ方向を較正しなければならない。
種々の校正方法が知られている。例えば視準マストの
利用が知られ、これは広く使用されている校正方法であ
る。この方法ではその上部に電波標識を設けたパイロン
を用い、その伝送周波数は校正されるアンテナの受信周
波数に相応する。このパイロンには照準マークも備えら
れ、アンテナからの精密な光学的位置が分かるようにす
る。これは使用法が簡単であるがアンテナの方位の校正
が次の場合にだけ可能で、それはアンテナの場所が生じ
て来る誤差のソースや多重反射による特別な誤差などの
すべてが非常に小さい場合である。この校正法は限定さ
れた移動を持つアンテナには使用できない。
アンテナの電波軸の仰角と方位角測定を電波ソースを
用いて校正することも可能である。電波ソースの欠点
は、求めようとする測定精度をこえる見かけの直径を一
般に持つことである。こうして電波ソースの見かけ直径
は2・10-3ラジアンに近いが、一方静止衛星に対してア
ンテナの指向に望まれる精度は5・10-4ラジアンに近い
ものである。この方法はある制限された移動を有するア
ンテナには用いられず、それはアンテナ指向方向の中に
有用である電波ソースを見出す確率が非常に限られるか
らである。
衛星から校正を実行することも可能である。この場合
は、校正されるべきアンテナの追尾周波数に同一か又は
非常に近い標識周波数を持つ衛星を探すことが必要であ
る。さらに所望の校正精度よりも大きな精度をもつて、
衛星の位置を知る必要もある。最後に限定された移動を
持つアンテナでは電波ソースに関連した前述の問題、す
なわち指向方向に衛星を持つたにしても、これは稀なケ
ースである。
本発明の目的は、アンテナの走査軸の仰角と方向角の
校正測定用の周知装置の欠点を除去することで、また特
に従来手段よりももつと正確な前記角度の校正装置を提
供するもので、本装置は大型の設備とか大がかりの計算
を要せぬものであり、また限られた移動を持つ電波アン
テナの方位を非常に正確に校正することを可能ならしめ
ることである。得られる校正正確度は5・10-6ラジアン
以下であり、これは従来の装置よりもずつとよい値であ
る。
発明の要約 本発明はアンテナの走査軸の仰角および方位角の校正
装置に係わる。前記角度はアンテナを担持する地面にリ
ンクした固定参照マークに関して測定装置によつて決定
され、前記アンテナは伝送と受信装置ならびに移動制御
装置を有し、そのためアンテナは仰角および方位角の誤
差を除外して宇宙にある予定の遠隔位置、即ち参照マー
クに関して仰角と方位角で選定され、かつアンテナに関
して距離で選定される位置に向けて指向され得る装置に
おいて、該装置が、 − アンテナから離れている可動標的と、 − 可動標的を検出するビデオアプローチカメラであつ
て、アンテナと共に可動であり、かつ走査軸に近接した
光学軸を有するカメラと、 − 経緯儀であつて、その光学軸が予定位置の仰角と方
位角とに従つて厳密に方向づけられ、かつその光学軸を
選定するための2つの交差した軸を持つ鏡内目盛りを有
する望遠鏡を備えた経緯儀と、 − 鏡内目盛りのイメージと望遠鏡から供給されるイメ
ージとを捕捉するビデオカメラと、 − 標的の移動を案内制御する装置であつて、そのため
標的はアンテナから予定距離で走査軸の近辺に位置づけ
られ、またアプローチカメラと捕捉カメラが標的の移動
の案内制御装置に接続されてあつて、そのため標的は望
遠鏡の中の標的のイメージが鏡内目盛りの軸にできるだ
け近接したやり方で経緯儀の光学的範囲の中に位置づけ
られるものである案内制御装置と、 − 標的に積載された電波伝送機であつて、アンテナ受
信周波数に相応する周波数で伝送し、該伝送機の走査は
標的のイメージがアプローチカメラの光学的範囲に入つ
た時に開始されるものである電波伝送機と、 − 前記アンテナの移動制御装置に接続されるアンテナ
受信装置であつて、そのため走査軸の方向が積載伝送機
の位置に依存して形成されるものであるアンテナ受信装
置と、 − 標的移動案内制御装置に接続される記録装置であつ
て、積載伝送機の操作の間において、鏡内目盛りに関す
る標的のイメージと測定装置により供給される仰角と方
位角との対応値とを記録し、また仰角と方位角の指向誤
差が、測定装置により供給された対応の角と鏡内目盛り
軸に関する標的のイメージの対応座標から計算されるも
のである記録装置とを含んでいる。
別の特徴によると標的が操縦される航空機であつて、
標的移動の制御装置が、アプローチカメラと捕捉カメラ
とによつて供給されるビデオ信号の混合装置と該混合装
置に接続しておる前記ビデオ信号の伝送装置とを含んで
おり、航空機に積載のスクリーン付きビデオ受信機が伝
送装置から供給された信号を受信し、かつアプローチカ
メラと捕捉カメラにより供給されたイメージに対応する
ものであり、航空機のパイロツトはスクリーンのイメー
ジを観察し航空機の移動を制御し、このため航空機は最
初にアプローチカメラの光学的範囲に留まり、次にこの
ためスクリーン上の航空機のイメージが、航空機が経緯
儀の光学的範囲にある時は鏡内目盛り軸にできるだけ近
接しているものである。
別の特徴によるとアプローチカメラが広角でズーム協
働型のものである。
別の特徴によると案内制御装置が更に航空機に積載し
た光源を含んでおつて光源はアプローチカメラと経緯儀
に可視であり、アプローチカメラによる航空機の追尾と
経緯儀による航空機の位置づけを容易にするものであ
る。
別の特徴によると地面上ならびに航空機上に積載した
無線電話伝送−受信装置を有するものである。
別の特徴によると航空機がヘリコプタである。
本発明は以下に非限定的に詳細に述べる内容と添付図
面によつて、より明らかにされる。
好適具体例 第1図については既に述べたように、地上の点からみ
た宇宙の点の仰角と方位角の定義づけを可能にする図で
ある。
第2図に示される装置は、アンテナ1の走査軸の仰角
と方位角値の校正を可能にするもので、アンテナは例え
ば遠隔の宇宙の予定位置に向かつて指向されるべきであ
る。この予定位置は例えば静止衛星の位置(不図示)で
ありうる。
この位置はアンテナに対してその距離により、かつ同
様に規定された参照マーク(第1図に図示)にある仰角
と方位角により選定され、アンテナ1を担持する大地に
結びついており、前記マークの原点はアンテナの位置に
相応している。
アンテナの走査軸の仰角ならびに方位角は、測定装置
3を介し周知方法で決定されるが、装置3は不図示のア
ンテナ運動センサと接続されている。
アンテナはまた既知の電波受信および伝送装置4を持
つているが、その詳細は図示されていない。制御装置5
もまた周知方法によつて構成されアンテナを仰角および
方位角内に動かすことが可能であり、アンテナは測定装
置3により仰角と方位角で選定された宇宙にある予定遠
隔位置に向つて、仰角と方位角誤差を除外して指向され
ることになる。
校正装置は可動標的6を含み、航空機、より特定的に
はヘリコプタのようなもので、それはアンテナから距離
をとつて可動なものである。該装置はまたビデオアプロ
ーチカメラ7を含み、カメラは可動標的を指定し、かつ
アンテナと共に動くことができる。それは相互に一体的
であり、かつ光学軸O1はアンテナの走査軸Rに非常に接
近している。該アプローチカメラは「広角、ズーム協
働」型のものである。後述のように装置はヘリコプタの
展開動作を追尾することが可能で、ヘリコプタは地面2
を離れ、移動し、走査軸Rと実質的に隣接した位置でア
ンテナからある距離をとつて位置をしめる。
校正装置はまた経緯儀8を含み、その光学軸O2は、指
向されるべき予定位置(例えば静止衛星)の仰角と方位
角に従つて厳密に方向づけられる。この経緯儀は望遠鏡
9を備え、望遠鏡はその光学軸を選定する2つの交差軸
を持つ鏡内目盛りを有する。ビデオ捕捉カメラ10は、鏡
内目盛りのイメージ、並びに望遠鏡から送られるイメー
ジを得ることが可能であり、これらイメージについては
後述する。従つて経緯儀は、ヘリコプタが光学軸O2の近
辺にある時は、ヘリコプタ6の映像を送り出す。
校正装置はまた標的の移動案内用の制御装置11,12を
含んでいる。これらの案内制御装置はヘリコプタの移動
を案内することが可能で、それでアンテナから予定の距
離においてヘリコプタは走査軸Rの近辺に位置をしめて
いる。これらの案内制御装置は特にヘリコプタに乗せら
れたビデオ受信機12を含み、その機能は詳細に後述する
ことにする。
制御装置11はアプローチカメラ7と捕捉カメラ10に接
続され、かつ積載のビデオ受信機12を用いてヘリコプタ
の移動を制御することが可能であり、このためヘリコプ
タは経緯儀の場所にいるパイロツトによつて位置づけら
れ、それにより望遠鏡内のそのイメージが鏡内目盛りの
軸にできるだけ接近することが可能である。
電波伝送機13が標的の上に積載され、アンテナの受信
周波数に相応する周波数で伝送する。アンテナ1の受信
装置4がアンテナ移動制御装置5に接続されており、従
つて伝送機13が電波信号を伝送する時は、走査軸Rの方
向は積載の伝送機13の位置に依存することになる。
記録装置18が標的移動制御装置11に接続されるが、こ
れは後述のように鏡内目盛り軸に関して標的のイメージ
を記録するもので(前記イメージは捕捉カメラ10より供
給される)、かつ記録は測定装置3により供給される仰
角と方位角の値に対応してなされる。
仰角と方位角におけるアンテナの指向誤差は、測定装
置3により供給される対応する仰角と方位角値に基づい
て、また鏡内目盛軸に関連しての標的のイメージの対応
座標に基づいて計算される。
記録装置は、制御装置11に接続されかつデイジタル表
示測定装置3に向かつている測定ビデオカメラ15を含
む。この測定装置3は第1のゾーン16に例えば方位角の
数値を、また第2ゾーン17には仰角の数値を供給する。
記録装置はまた制御装置11に接続した磁気検出機(マグ
ネトスコープ)を含んでいる。
制御装置11はビデオ信号混合装置19を含んでおり、混
合装置はアプローチカメラ7,捕捉カメラ10,測定ビデオ
カメラ15,および磁気検出器18に接続している。この混
合装置19はまたビデオ伝送機20にも接続する。
積載の電波伝送機13が操作状態に入ると、磁気検出器
18は、経緯儀望遠鏡9の鏡内目盛り28のあるカメラ10か
ら送られたイメージを記録し、またヘリコプタ6の映像
6A,同様に測定カメラ15から供給された仰角と方位角の
数値16A,17Aイメージを記録する。この磁気検出機は制
御スクリーン21を有するビデオ受信機に接続可能であ
り、このスクリーン上に前記の諸々のイメージが校正中
に表われるが、後述のように測定結果を解析する場合に
も表示できる。積載のビデオ受信機12が同じイメージを
受信する。ビデオ受信機20は、アプローチカメラ7およ
び捕捉カメラ10から供給されたイメージに対応するビデ
オ信号を送出する。これらのイメージは積載アンテナ22
によりインタセプトされ、次に移動案内制御装置のビデ
オ受信機12に伝達される。
校正装置はまた地上とヘリコプタにある無線電話の伝
送−受信装置23,24を含み、これにより地上操作者とヘ
リコプタパイロツト間の無線電話交換が可能であり、特
にアプローチ段階において到達すべき位置に向つてパイ
ロツトを案内する際に用いられる。
最後に、案内制御装置は光源25をヘリコプタに積んで
おり、光源はアプローチカメラと捕捉カメラから見るこ
とが可能である。この光源はアプローチカメラによる航
空機又はヘリコプタの追尾を容易にし、かつ経緯儀望遠
鏡にヘリコプタが検出されることを容易にする。
上述の諸装置は次のように機能する。アンテナ1を宇
宙における方向Rにアンテナに関して指向されることが
望まれる(静止衛星の場合、その距離、仰角、および方
位角は知られている)。アンテナはその走査軸Rの方向
が仰角および方位角に関して、正確に指向されるべき衛
星の方向とほぼ一致するような位置に置かれる。アンテ
ナの前記方向への位置づけは、制御及び移動装置5によ
つて実行される。仰角と方位角は誤差を除去して測定装
置3により選定される。経緯儀8は非常に正確な機器で
あつて、非常に精密に衛星の方向(前述の参照マークに
関して仰角と方位角で選ばれる)に向けられ、これによ
りアンテナは次に電波信号を交換する。諸カメラは作動
を開始し、地上にあつたヘリコプタはパイロツトの制御
下で離陸し、このパイロツトは無線電話の伝送−受信装
置23,24を介して地上の操作者と連絡する。パイロツト
は空気スペースの測定点のアンテナに関しての方向(仰
角と方位角における)と距離を知り、そこではヘリコプ
タは経緯儀8の光学軸において指示されるべき位置に行
かねばならない。この補助の点はアンテナ−衛星方向に
厳密に位置している。ヘリコプタとアンテナ間の距離
は、このヘリコプタの高度から従来の方法によつて選定
される。かくして達すべき補助点のアンテナについての
仰角を知れば、アンテナから予定距離にある位置づけの
ためには、考慮した仰角についての予定高度において位
置づけされるだけである。かくしてこのアンテナが直径
Dのパラボラであるとすると、アンテナに関するヘリコ
プタ距離は2D2/λであり、この場合λはヘリコプタから
アンテナへ向け伝送した信号の波長である。この条件は
積載伝送機13から伝送される電波がアンテナの好適受信
に必要である。
ヘリコプが距離、仰角および方位角で選定される空気
スペース中の予定補助点に達すると、次は広角と協働ズ
ームを持つアプローチカメラの範囲に入る。ヘリコプタ
の選定は光源25によつて促進される。ヘリコプタがアプ
ローチカメラ7の範囲に入ると、積載の伝送機13が電波
信号を伝送する。これらの信号は移動制御装置5と結合
した受信装置4によつて受取られ、仰角と方位角に依存
するアンテナの位置を形成することが可能であり、これ
により走査軸Rは積載伝送機13の伝送アンテナの方向に
常に指向されるようになる。ビデオ受信機12でもつて、
パイロツトはアプローチカメラ7から送られたヘリコプ
タのイメージを受取る。これらのイメージは混合装置19
とビデオ伝送機20を介して送られる。ヘリコプタがアン
テナに関して予定の補助点(距離,仰角および方位角で
選定される)に近い位置に達すると、ヘリコプタの王は
経緯儀8の望遠鏡9の中に見ることができる。カメラ10
が経緯儀望遠鏡9のヘリコプタのイメージまた経緯儀8
の中のイメージを撮影する。これらの映像は混合装置19
およびビデオ伝送機20を介して、ヘリコプタ積載のビデ
オ受信機12に伝送される。これらは磁気検出機18によつ
て同時記録され、該検出機はまた同時に、測定装置3に
より送られカメラ15で撮影されたアンテナの仰角と方位
角の対応値を記録する。パイロツトはそれでスクリーン
ビデオ受信機12の上に、鏡内目盛りに関するヘリコプタ
のイメージならびに仰角と方位角の値を目視する。
これらのイメージは、磁気検出機18の記録テープの読
取りの間においてビデオ受信機21のスクリーン上に次に
目視されるイメージと比較できる。前記スクリーン上で
は、ヘリコプタのイメージ6A,鏡内目盛り軸のイメージ2
8,また測定装置3によつて表示された数値16A,17Aのイ
メージが見られる。これらの数値は仰角と方位角の値に
対応する。積載の受信機12のスクリーン上のヘリコプタ
映像を考慮し、パイロツトはヘリコプタを誘導して、ビ
デオ受信機12のスクリーン上のその映像が鏡内目盛り軸
にできるだけ接近するようにする。かくして上記の軸の
交点が経緯儀8の望遠鏡9の光学軸O2を決定し、次にア
ンテナによつて指向されるべき衛星の精密な方向が決定
される。これら一連のイメージならびにアンテナの仰角
と方位角との対応値が磁気検出機18のテープに記録され
ると、ヘリコプタは次に基地に帰つて来る。
地上の操作者はそれからアンテナ仰角と方位角につい
ての誤差計算を実行するが、それは磁気検出機テープに
記録されたイメージの解析によるデータに基づく。かく
して各イメージのために、鏡内目盛り軸に対するヘリコ
プタイメージの正確な位置(座標軸XとY)が知られ
る。従つて鏡内目盛り軸に対するヘリコプタイメージの
これら座標に基づいて、経緯儀により規定される参照方
向O2とアンテナの走査軸Rとの間の角度が計算可能であ
る。参照方向は鏡内目盛り軸の交差点により規定され、
一方で走査軸方向はスクリーン上のイメージの座標X,Y
で規定される。従つて参照マークに関して、アンテナの
仰角と方位角の値を計算することができる。
16Aと17Aで表示された各々のイメージにおいて、測定
装置3により供給された仰角と方位角値が表わされる。
上記の方法で(鏡内目盛り軸に関する航空機の座標X,Y
に基づき)計算された仰角と方位角参照値と、測定装置
によつて示された値との比較は、アンテナの仰角と方位
角の位置づけを得るために実行すべき角度修正を得るこ
とを可能にし、そのためにアンテナは宇宙の静止衛星上
に極めて正確に指向される。このようにして仰角と方位
角とが非常に正確に校正でき、この測定装置32の効果と
して、アンテナは仰角と方位角について50マイクロラジ
アンの角度誤差で指向されることができる。
経緯儀はアンテナの回転中心にできるだけ近接して位
置されるが、これはアンテナの走査軸と経緯儀の光学軸
との間の視差の誤差を最小化するためである。専問家に
よる簡単な三角法計算は、この視差の誤差の計算を可能
にする。
前述の装置は、従来述べられた装置で得られるより
も、もつと大きな正確さでアンテナを指向させることを
可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は地上点から宇宙内の点を見た場合の仰角と方位
角を規定するための図、第2図は本発明による校正装置
を示す。 1……アンテナ、2……地面、3……測定装置、4……
伝送受信装置、5……制御装置、6……ヘリコプタ(標
的)、7……アプローチカメラ、8……経緯儀、9……
望遠鏡、10……捕捉カメラ、11……標的移動制御装置、
12,21……ビデオ受信機、13……電波伝送機、15……測
定用ビデオカメラ、18……記録装置、19……混合装置、
20……ビデオ伝送機、22……機上アンテナ、23,24……
無線電話装置、25……光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤツク・マルテイ フランス国、31120・ポルテ・シユル・ ガロンヌ、リユ・デ・テイスラン・26 (56)参考文献 特開 昭61−224703(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナの走査軸の仰角および方位角の校
    正装置であって、前記の角度はアンテナを担持する地面
    にリンクした固定参照マークに関して測定装置によって
    決定され、前記アンテナは伝送と受信装置ならびに移動
    制御装置を有し、そのためアンテナは仰角および方位角
    の誤差を除外して宇宙にある予定の遠隔位置、即ち参照
    マークに関して仰角と方位角で選定されかつアンテナに
    関して距離で選定される位置に向けて指向され得る装置
    において、該装置が、 アンテナから離れている可動標的と、 可動標的を検出するビデオアプローチカメラであって、
    アンテナと共に可動でありかつ走査軸に近接した光学軸
    を有するカメラと、 経緯儀であって、その光学軸が予定位置の仰角と方位角
    とに従って厳密に方向づけられ、かつその光学軸を選定
    するための2つの交差した軸を持つ鏡内目盛りを有する
    望遠鏡を備えた経緯儀と、 鏡内目盛りのイメージと望遠鏡から供給されるイメージ
    とを捕捉するビデオカメラと、 標的の移動を案内制御する装置であって、そのため標的
    はアンテナから予定距離で走査軸の近辺に位置づけら
    れ、またアプローチカメラと捕捉カメラが標的の移動の
    案内制御装置に接続されてあって、そのため標的は望遠
    鏡の中の標的のイメージが鏡内目盛りの軸にできるだけ
    近接したやり方で経緯儀の光学的範囲の中に位置づけら
    れるものである案内制御装置と、 標的に積載された電波伝送機であって、アンテナ受信周
    波数に相応する周波数で伝送し、該伝送機の操作は標的
    のイメージがアプローチカメラの光学的範囲に入った時
    に開始されるものである電波伝送機と、 前記アンテナの移動制御装置に接続されるアンテナ受信
    装置であって、そのため走査軸の方向が積載伝送機の位
    置に依存して形成されるものであるアンテナ受信装置
    と、 標的移動案内制御装置に接続される記録装置であって、
    積載伝送機の操作の間において、鏡内目盛りに関する標
    的のイメージと測定装置により供給される仰角と方位角
    との対応値とを記録し、また仰角と方位角の指向誤差
    が、測定装置により供給された対応の角と鏡内目盛り軸
    に関する標的のイメージの対応座標から計算されるもの
    である記録装置とを含んでいる校正装置。
  2. 【請求項2】標的が操縦される航空機であって、標的移
    動の制御装置が、アプローチカメラと捕捉カメラとによ
    って供給されるビデオ信号の混合装置と該混合装置に接
    続している前記ビデオ信号の伝送装置とを含んでおり、
    航空機に積載のスクリーン付きビデオ受信機が伝送装置
    から供給された信号を受信し、かつアプローチカメラと
    捕捉カメラにより供給されたイメージに対応するもので
    あり、航空機のパイロットはスクリーンのイメージを観
    察し航空機の移動を制御し、このため航空機は最初にア
    プローチカメラの光学的範囲に留まり、次にこのためス
    クリーン上の航空機のイメージが、航空機が経緯儀の光
    学的範囲にある時は鏡内目盛り軸にできるだけ近接して
    いるものである、特許請求の範囲第1項に記載の校正装
    置。
  3. 【請求項3】測定装置によって供給される仰角と方位角
    の値を記録する装置がディジタル表示測定装置に向けて
    方向づけられた測定カメラを含み、該カメラが測定装置
    により供給される仰角と方位角の数値を記録しかつ鏡内
    目盛りと捕捉カメラより供給される標的との対応するイ
    メージを記録するべく、混合装置ならびにこの混合装置
    に接続する磁気検出器と連結されている、特許請求の範
    囲第2項に記載の校正装置。
  4. 【請求項4】アプローチカメラが広角でズーム協働型で
    ある、特許請求の範囲第3項に記載の校正装置。
  5. 【請求項5】案内制御装置が更に航空機に積載した光源
    を含んでおり光源はアプローチカメラと経緯儀に可視で
    あり、アプローチカメラによる航空機の追尾と経緯儀に
    よる航空機の位置づけを容易にするものである、特許請
    求の範囲第4項に記載の校正装置。
  6. 【請求項6】地面上ならびに航空機上に積載した無線電
    話伝送−受信装置を有するものである、特許請求の範囲
    第4項に記載の校正装置。
  7. 【請求項7】航空機がヘリコプタである、特許請求の範
    囲第4項に記載の校正装置。
JP62055127A 1986-03-11 1987-03-10 アンテナの走査軸の仰角および方位角の校正装置 Expired - Lifetime JP2578422B2 (ja)

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