JP2576612Y2 - バスバーの接続装置 - Google Patents

バスバーの接続装置

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JP2576612Y2
JP2576612Y2 JP1992030509U JP3050992U JP2576612Y2 JP 2576612 Y2 JP2576612 Y2 JP 2576612Y2 JP 1992030509 U JP1992030509 U JP 1992030509U JP 3050992 U JP3050992 U JP 3050992U JP 2576612 Y2 JP2576612 Y2 JP 2576612Y2
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Inventor
藤田哲也
Original Assignee
株式会社カンセイ
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Fuses (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車に設備さ
れる電気機器に給電せしめるため、その電気機器と電源
との間に介装されるフューズボックスの電源側に接続さ
れるバスバーの接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のバスバー接続装置として
は図1及び図2に示す如き構造のものがある。すなわち
1は電気接続箱の一種であるフューズボックス本体であ
って、このフューズボックス本体1の内部には不図示で
ある複数個のフューズボックスが挿着されるようになっ
ている。このフューズボックス本体1には、各フューズ
に共通接続されるバスバー2が一体的に固着されてい
る。3は上記フューズボックス本体1を嵌合保持するブ
ラケットであって、このブラケットには電源端子接続用
の植込みボルト4が植込まれている。そしてこのブラケ
ット3内にフューズボックス本体1を嵌合するとき、バ
スバー2に設けられている透孔5内に、上記植込みボル
ト4を挿通させ、しかる後そのボルト4に電源端子6を
挿通した後、ナット7をボルト4に螺着して、バスバー
2に電源端子6を締着することで所望の電気的接続がな
されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがかかる構造の
バスバー接続装置にあっては、バスバー2に比較的大な
る負荷電流が流れることから、そのバスバー2とボルト
4及び電源端子6との接続部において発熱が生じ、その
植込みボルト4も加熱されることになる。
【0004】そこでこの植込みボルト4を植込んでいる
ブラケット3の耐熱強度を高めるために従来では、その
ブラケット3を樹脂成形するための樹脂材料として66
ナイロン樹脂を使用しているが、この66ナイロン樹脂
はコストが高く、これによって製品コストが大幅に高く
なるという不具合があった。また66ナイロン樹脂によ
る成形品(ブラケット3)にあっては、寸法安定性が悪
く、このブラケット3を他物へ設備するときの不具合が
生じやすい等の問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、バスバーを具備する電
気接続箱本体を嵌合保持するブラケットを、バスバー接
続用のボルトを植込み保持するボルト保持部材と、この
保持部材を結合し、かつ前記の電気接続箱本体を嵌合支
持する本体受け部材とによって構成すると共に、上記ボ
ルト保持部材は、耐熱性に優れた、例えば66ナイロン
樹脂で成形し、また本体受け部材は、寸法安定性と経済
性に優れた、例えばポリプロピレン樹脂で成形して、総
合的に耐熱性、経済性、寸法安定性に優れたバスバーの
接続装置を提供することにある。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0007】11は従来例で説明したと同様に、不図示
である複数個のフューズを挿着する樹脂製の電気接続箱
本体(フューズボックス)であって、この電気接続箱本
体11には各フューズに共通接続されるバスバー12が
一体に固着されている。またこのバスバー12には、電
源端子13を接続するための接続孔14が穿設されてい
る。15は前記電気接続箱本体11を嵌合保持せしめる
ための本体受け部材であって、この本体受け部材15
は、寸法安定性に優れたポリプロピレン樹脂で成形され
ている。この本体受け部材15の一側端部には、植込み
ボルト16を固定したボルト保持部材17が嵌合手段に
よって一体的に結合されるようになっているが、このボ
ルト保持部材17は、耐熱性に優れた66ナイロン樹脂
で成形されているもので、このボルト保持部材17と本
体受け部材15とによってブラケット19が構成される
ものである。18は前記植込みボルト16に螺合される
ナットを示す。
【0008】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、ブラケット19は、ポリプロピ
レン樹脂で形成された本体受け部材15と、66ナイロ
ン樹脂で形成されたボルト保持部材17との組合せで構
成されるものであって、そのボルト保持部材17に電源
端子接続用の植込みボルト16を植込み固定しているも
のである。
【0009】従って上記バスバー12と電源端子13と
を植込みボルト16とナット18によって締着使用時に
その植込みボルト16が、負荷電流の作用で高温に加熱
されたとしても、その植込みボルト16を支持するボル
ト保持部材17は、耐熱性を有する66ナイロン樹脂で
形成されていることから、このボルト16の加熱があっ
ても、ボルト保持部材17が熱変形されることはない。
また本体受け部材15はコストが安く、また寸法安定性
の良いポリプロピレン樹脂を用いて成形していることか
ら、経済性が大幅に改善されると共に、その本体受け部
材17に、電気接続箱本体11を嵌着する作業性、また
はその本体受け部材17を他物に固定せしめる取付作業
性が向上されるという特長がある。
【0010】
【考案の効果】以上のようにこの本考案は、バスバー1
2を具備する電気接続本体11を嵌合保持するブラケ
ット19を、耐熱性に優れた樹脂により成形し、かつ前
記バスバー12に電源端子13を締着するボルト16を
植込んでいるボルト保持部材17と、ボルト保持部材
17を結合すると共に電気接続箱本体11を嵌合保持す
る本体受け部材15とで構成したバスバーの接続装置で
あるから、これによれば、負荷電流によりボルト16が
加熱されたとしても、その植込みボルト16を支持する
ボルト保持部材17は、耐熱性を有する樹脂で形成され
ていることから、このボルト16の加熱があっても、ボ
ルト保持部材17が熱変形されることはない。また本体
受け部材15はコストが安く、また寸法安定性の良い樹
脂を用いて成形していることから、経済性が大幅に改善
されると共に、その本体受け部材17に、電気接続箱本
体11を嵌着する作業性、またはその本体受け部材17
を他物に固定せしめる取付作業性が向上されるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のバスバー接続装置を示した構造説明斜
視図。
【図2】従来例のバスバー接続装置を示した断面構造説
明図。
【図3】本考案実施例のバスバー接続装置を示した構造
説明斜視図。
【図4】本考案実施例のバスバー接続装置を示した断面
構造説明図。
【符号の説明】
11…電気接続箱本体 12…バスバー 13…電源端子 14…接続孔 15…本体受け部材 16…植込みボルト 17…ボルト保持部材 18…ナット 19…ブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバー(12)を具備する電気接続
    本体(11)を嵌合保持するブラケット(19)を、耐
    熱性に優れた樹脂により成形し、かつ前記バスバー(1
    2)に電源端子(13)を締着するボルト(16)を植
    込んでいるボルト保持部材(17)と、ボルト保持部
    材(17)を結合すると共に電気接続箱本体(11)を
    嵌合保持する本体受け部材(15)とで構成したことを
    特徴とするバスバーの接続装置。
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JPH0591122U JPH0591122U (ja) 1993-12-10
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