JP2576041Y2 - 電動式浄水ポット - Google Patents

電動式浄水ポット

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JP2576041Y2
JP2576041Y2 JP1992088033U JP8803392U JP2576041Y2 JP 2576041 Y2 JP2576041 Y2 JP 2576041Y2 JP 1992088033 U JP1992088033 U JP 1992088033U JP 8803392 U JP8803392 U JP 8803392U JP 2576041 Y2 JP2576041 Y2 JP 2576041Y2
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JP
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water
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case
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hole
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邦博 星加
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Zojirushi Corp
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電動式浄水ポットに関
し、特にその浄水フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動ポットの内容器の内部に、その満水
位よりも高い位置に浄水フィルターを設け、電動ポンプ
により汲み上げた内容器内の水を上記の浄水フィルター
の上部から滴下させるようにした電動式浄水ポットは従
来から知られている。
【0003】上記のごときポットにおいて用いられる浄
水フィルターは、上面と下面に開口部を有するケースの
内部に浄化剤を収容し、各開口部に金属等でなる網を張
ることにより、浄化剤の漏れ出しを防ぎつつ水を自由に
通過させるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような浄水フィ
ルターを用いた電動式浄水ポットにおいて、使用途中に
湯が浄化剤に触れると、浄化剤から気泡が発生するの
で、この気泡を逃がす手段が必要となる。この手段が不
十分であると、ケースの内部に気泡が溜り、その気泡に
より湯が浄化剤に接触することが妨げられるので、浄水
能力が発揮できなくなる問題が生じる。このため、従来
は開口部に張る金属網として、上記の気泡が抜け易い大
きさの目のもったものを用い、その網の目から気泡を外
部に逃がすようにしていた。
【0005】しかしながら、上記の金属網の網目が一定
以上に大きくなると、浄化剤の粒径もその網目から抜け
出さない程度に大きいものでなければならず、このため
浄化剤の種類に制限を受け、コスト高になるという問題
があった。また、そのような金属網は、高価な部品であ
るため、製品全体のコストが高価になる一つの要因とな
っていた。
【0006】そこで、この考案は浄水フィルターの構造
を工夫することにより、浄化剤の粒径の大きさに制限を
受けないようにすると共に、浄化剤から発生した気泡を
確実に外部に排出できるようにした電動式浄水ポットを
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は内容器の満水位よりも高い位置に浄水
フィルターを設け、電動ポンプにより汲み上げた内容器
内の水を上記の浄水フィルターの上部から滴下させるよ
うにした電動式浄水ポットにおいて、上記の浄水フィル
ターのケースに浄化剤から発生する気泡の逃し穴を設け
た構成としたものである。
【0008】
【作用】浄化剤が湯に触れることによりその浄化剤から
発生した気泡はケースの逃し穴から外部へ逃げるので、
湯と浄化剤の接触が妨げられることはない。浄水フィル
ターのケースの開口部は、湯水を通過させるのに必要な
通水性をもった閉塞手段、例えば不織布のごとき通水性
閉塞シートで閉塞される。
【0009】
【実施例】図1に示すように、実施例の電動式浄水ポッ
トは、内容器1と外容器2、蓋3とにより構成され、蓋
3の内部に浄水フィルター4が設けられる。内容器1の
下部に電動ポンプ5が設けられ、その電動ポンプ5によ
って揚水管6及び切換装置7を経て、吐出口8か又は浄
水フィルター4に導くようになっている。
【0010】浄水フィルター4は、図2に示すように蓋
3の中板9の中央部分に設けた収納部10に着脱自在に
収納される。該収納部10の上面に通水パイプ11を設
け、この通水パイプ11を経て前記の切換装置7と連通
するようにしている。
【0011】浄水フィルター4は、図3及び図4に示す
ように、ケース本体12とケース蓋13、内部に収納さ
れる浄化剤14及び不織布製の上下の通水性閉塞シート
15、16とから成る。ケース本体12は底面中央部の
平板部17から放射状に出たリブ18によって区画され
た多数の開口部19を有し、外周面に前記の収納部10
とネジ嵌合するための2本の雄ねじリブ20、20’が
部分的に設けられる。また、各雄ねじリブ20、20’
の上部にケース蓋13と係合する係合穴21、21’が
設けられる。
【0012】一方の係合穴21、即ち収納部10に浄水
フィルター4を収納した際吐出口8側になる係合穴21
と、その下部の雄ねじリブ20との間に複数の気泡逃し
穴22を設けている。この気泡逃し穴22を吐出口8側
に設けるのは、蓋3の開放により浄水フィルター4が傾
斜して浄化剤14が移動しても、該気泡逃し穴22が閉
塞されることがないためである。これにより気泡逃し穴
22の目詰りを防止することができ、また浄化剤14の
粒径が充分大きくても、気泡逃し穴22に引掛かる可能
性を減少させることができる。上記の開口部19の上に
通水性閉塞シート15を取付け、その上に浄化剤14を
収納する。
【0013】ケース蓋13は、前記のケース本体12の
内側へ落し込むようになっており、中心部に平板部23
を有し、その平板部23から放射状に出たリブ24によ
って区画された多数の開口部25を有し、周壁にケース
本体12の前記係合穴21、21’と係合する2つの突
起26、26’が設けられ、各突起26、26’をケー
ス本体12の各係合穴21、21’に係合させることに
より、ケース蓋13がケース本体12と一体化される。
またケース蓋13の開口部25の上面に通水性閉塞シー
ト16が取付けられる。
【0014】ケース本体12の下面にねじ27により金
属板からなるカバー板28が取付けられる。これにより
浄水フィルター4への熱の影響を少なくしている。
【0015】その他、図2において、29は蓋3の下
板、30は蒸気通路、31はヒンジ、32はフックであ
り、このフック32を引き上げることにより、蓋3がヒ
ンジ31を中心として開放される。
【0016】実施例の電動式浄水ポットは以上のごとき
ものであり、湯沸し開始後、電動ポンプ5の作動によ
り、内容器1内の水を切換装置7を経て通水パイプ11
から浄水フィルター4に滴下させる。
【0017】滴下された水は、上部の閉塞シート16を
通り、平板部23上に落ちた水は分散され、ケース蓋1
3の開口部25を経て浄化剤14に接触し、下部の閉塞
シート15からケース本体12の開口部19及びカバー
板28の穴33を通って内容器1内に落下する。以上の
過程を所要時間繰返す間に水の温度が上昇すると、浄化
剤14から気泡が発生するが、その気泡はケース本体1
2の気泡逃し穴22から外部へ排出される。
【0018】なお、上記実施例の気泡逃し穴22はケー
ス本体12の周壁に穴を設けることにより形成している
が、この構成に限られることなく、例えば係合穴21の
横幅をケース蓋13の突起26の横幅より大きく設定
し、両者の係合すき間を気泡逃し穴としてもよい。また
ケース本体12の上縁に切り欠きを設け、その切り欠き
とケース蓋13との間を気泡逃し穴としてもよい。
【0019】
【考案の効果】以上のように、この考案は浄水フィルタ
ーのケースに気泡の逃し穴を設けたことにより、浄化剤
が湯と接触することにより発生した気泡は、上記の逃し
穴から外部へ排出される。このため、ケースの開口部に
設ける閉塞シートは通水性のみがあればよく、発生した
気泡を排出させる必要がないので、その閉塞シートは不
織布等の安価なシートを用いることができ、また浄化剤
の粒径の大きさにも制限がなく、安価な浄化剤を用いる
ことができる。従って、製品のコストを低減することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体概要図
【図2】同上の蓋部分の断面図
【図3】浄水フィルターの断面図
【図4】浄水フィルターの分解斜視図
【符号の説明】
1 内容器 2 外容器 3 蓋 4 浄水フィルター 5 電動ポンプ 6 揚水管 7 切換装置 8 吐出口 9 中板 10 収納部 11 通水パイプ 12 ケース本体 13 ケース蓋 14 浄化剤 15、16 通水性閉塞シート 17 平板部 18 リブ 19 開口部 20、20’ 雄ねじリブ 21、21’ 係合穴 22 逃し穴 23 平板部 24 リブ 25 開口部 26、26’ 突起 27 ねじ 28 カバー板 29 下板 30 蒸気通路 31 ヒンジ 32 フック 33 穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器の満水位よりも高い位置に浄水フ
    ィルターを設け、電動ポンプにより汲み上げた内容器内
    の水を上記の浄水フィルターの上部から滴下させるよう
    にした電動式浄水ポットにおいて、上記の浄水フィルタ
    ーのケースに浄化剤から発生する気泡の逃し穴を設けた
    ことを特徴とする電動式浄水ポット。
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