JP2575932B2 - 光フアイバ・スイツチ及びその動作方法 - Google Patents

光フアイバ・スイツチ及びその動作方法

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、第1の光フアイバの端部が第2の光フアイ
バの端部と対向した位置にある「接続」位置と、第1及
び第2の光フアイバの端部が非接続にされる第2の位置
との間で第1の光フアイバの端部を横方向に移動するこ
とによつて、第1及び第2の光フアイバの端部を選択的
に接続し、または非接続にする制御を行う光フアイバ・
スイツチと、そのような光フアイバ・スイツチを動作す
る方法に関する。
B.従来の技術 光フアイバのネツトワークを使用したコンピユータ・
システムの通信の分野において、夫々の1本の光フアイ
バによつて代表される信号ラインを必要に応じて接続し
たり、非接続にしたりする必要がある。従来の幾つかの
アプリケーシヨンの内の1つにローカル・エリア・ネツ
トワーク(LAN)構成がある。
このようなアプリケーシヨンにおいて、選択的な接続
を行う幾つかのスイツチ装置が既に製造されている。こ
のアプリケーシヨンに使用される光フアイバは、小さな
断面を持つており、代表的な光フアイバについて言え
ば、コアの直径は単一モードで10ミクロン以下、複数モ
ードで65ミクロン以下で、125ミクロンの断面を持つて
いる。従つて、スイツチ動作は他の光フアイバの端部に
対して選択された光フアイバの端部の相対的な移動は、
非常に小さな移動で達成することが出来る。安全な動作
を行うために、光フアイバが「接続」位置にある時に
は、光フアイバの端部の中心軸を相対的に精密な整列関
係に保たねばならない。機械的な移動動作を容易にする
ために、「接続された」光フアイバの対向する端部面
は、従来の技術に従うと、代表例では数ミクロンの距離
を隔てて保たれている。1976年7月22日のIEEエレクト
ロニツク・レターの148頁のヘール(P.G.Hale)等の
「光フアイバの機械的なスイツチ」(Mechanical optic
al−fiber switch)と題する文献によると、上述の小さ
な離隔した距離によるラインの伝送損失は比較的低いこ
とが報告されている。
C.発明が解決しようとする課題 然しながら、現在の技術傾向としては、例えば、毎秒
2ギガビツトの範囲の非常に高いビツト速度を持ち、伝
送距離が長いアプリケーションによつて、光伝送媒体と
して単一モードの光フアイバを使用しなければならず、
その結果、高い共振利得を持ち、且つサイド・モードを
発生しない光源として特別のレーザを必要とする。この
ような要求に対して、効果的なレーザ(例えば、インデ
ツクス・ガイデツド・レーザ、またはデイストリビユー
テツト・フイードバツク・レーザ)は、レーザのキヤビ
テイ動作に干渉を与えるバツク反射光(back−reflecte
d light)に敏感である。このバツク反射光と光フアイ
バの端部の間の伝送損失とを減少させる試みにおいて、
対向する光フアイバの端部の間に透明な液体を添加する
提案がなされた。然しながら、特に、光学的液体を高温
に曝したり、または外部環境に曝されたりした場合、多
くの公知の光学的液体は数年以上に亙つて充分な光学的
な安定性を保つことが出来ないので、光学的液体はフイ
ールド・オペレーシヨンには不向きである。
本発明の目的は、バツク反射光と光フアイバの端部の
間の伝送損失とを減少するような光フアイバ・スイツチ
を提供することにある。
本発明の他の目的は、スイツチ動作の間で、接続領域
において常に等しい光学的状態を得ることによつて安全
で信頼性のある光フアイバ・スイツチを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、フイールドの悪条件の下で使用
されたとしても、光フアイバ自身の寿命よりも長い寿命
でスイツチ装置の信頼性を保つ光フアイバ・スイツチを
提供することにある。
D.課題を解決するための手段 本発明の1実施例において、光フアイバ・スイツチの
制御手段は対向する光フアイバの端部を所定の位置に保
持し、且つ第1の光フアイバの2つのスイツチング位置
を限定するための案内兼保持素子を含んでいる。また、
この案内兼保持素子は、移動可能な第1の光フアイバの
横方向の案内をするための案内開口が設けられ、光フア
イバの自由端は上記の開口の1方の側に位置付けられて
おり、そして、光フアイバの屈曲可能部分は上記の開口
の他方の側に位置付けられ固定されている。本発明の実
施例のスイツチ装置には、上記の第1の光フアイバの上
記の屈曲可能部分に横方向の曲げ力を加えるためのアク
チベート手段が設けられており、これにより、第1の光
フアイバの固定素子と、上記の案内兼保持素子の内の光
フアイバのオリジナルの端部位置との間で第1の光フア
イバの実効長さを変化させ、且つ上記の案内兼保持素子
の内において、上記の「接続」及び「遮断」位置の間で
第1の光フアイバの自由端部をスイツチさせる。次のス
テツプにおいて、光フアイバの曲げ力が減少、または消
滅され、これにより、第1及び第2の光フアイバの上記
の対向する端部面が物理的に確実に接触するように加圧
されるまで、第1の光フアイバの実効長さは再度伸長さ
れる。
このスイツチング装置の主な利点は、フレネル損失及
びバツク反射を最小にする光フアイバの端部の間の物理
的な直接接触を与えることによつて、機械的に切換えら
れる光フアイバのリンクにおいて接続損失と反射とを顕
著に減少することにある。この利点は、モノ・モードの
光フアイバを介して高い帯域幅で長距離用の製品を得る
ために、インデツクス・ガイデツド・レーザや、DFB(D
istributed Feed Back)レーザ等の高性能レーザを動作
させることが出来る。
E.実施例 第2A図及び第2B図は本発明を適用した光フアイバ・ス
イツチSを示している。スイツチSは第1の光フアイバ
の対を他の光フアイバの対に接続するための2回路の通
信ライン・ネツトワークの素子である。図示したような
2×2本の光フアイバ用のスイツチは、ローカル・エリ
ア・ネツトワーク中に或るステーシヨンを挿入するか、
またはそのステーシヨンをバイパスさせるかのいずれか
のために使用される。このネツトワークのエレメントは
送信ステーシヨンTXと、受信ステーシヨンRXであり、そ
れらのステーシヨンは夫々入力用光フアイバ11と出力用
光フアイバ12とで接続されている。ローカル・ステーシ
ヨンはローカル受信器RX1と、ローカル送信器ステーシ
ヨンTX1とを含んでいる。ローカル・ステーシヨンは、
ローカル・ステーシヨンの入力用光フアイバ13と、ロー
カル・ステーシヨンの出力用光フアイバ14とを含む第1
の光フアイバの対によつてスイツチSに接続されてい
る。
第2A図は通信ラインとその接続の遠隔テスト動作用の
バイパス・モードを表わしている。この構成によつて、
ローカル・ステーシヨンは、ローカル受信器RX1と、ロ
ーカル送信器ステーシヨンTX1とがネツトワークに接続
される前に、自己テスト状態の下で動作させることが出
来る。
テスト動作が成功裡に完了した後、スイツチSは第2B
図に示されたオン・ラインの構成、即ち挿入モードにス
イツチするように付勢され、ステーシヨンの送信器TX1
及び受信器RX1をオン・ラインにスイツチする。この構
成において、このステーシヨンの受信器RX1はネツトワ
ークの送信器TXに接続され、ステーシヨンの送信器TX1
はネツトワークの受信器RXに接続される。
第1図及び第3図乃至第7図を参照して、本発明の実
施例であるスイツチSとその動作とを以下に説明する。
これらの図面は模式図であり、それらは正確に縮尺され
た図面ではない。理解を助けるために、スイツチ装置の
主軸X−Xに関して垂直な方向の相互比率は拡大されて
いる。
上述の光フアイバ11及び12はガラス管のハウジング1
に装着されている保持兼位置付けブロツク2を持つ光フ
アイバ・スイツチの中に挿入されている。ガラス管1は
ハーメチツク・シールドが施されており、不活性ガスで
満たされている。スイツチのすべての運動する部分及び
露出した部分は、スイツチ動作に悪影響を与える外部環
境に対して防御措置が施されている。光フアイバ11及び
12は2つの光フアイバ案内孔3A及び3Bを通つて案内兼保
持素子2に固定されている。案内兼保持素子2には光フ
アイバ11、12の軸が相互に交差するようにされた孔が設
けられている。この孔の中に光フアイバが捩れた態様で
案内される。ガラス管のハウジング1の中心から離れた
位置で、上記の光フアイバ11及び12は、A−Aで切断し
た第4図の断面図から判るように、案内兼保持素子2に
設けられた断面V字形の溝6A、6Bを持つダイヤモンド形
状の共通の開口4の中に入る。光フアイバの弾性によつ
て上記の捩れの状態はV字型の溝6A及び6Bの中に正確に
且つ良好に画定されて保持される。
上記の第1の光フアイバの対13及び14は、ハウジング
1の対向する端部にあるガラス管に設けられている鞘付
きの固定部材5を通過してガラス管のハウジング1の中
に入る。第1の光フアイバの対はダイヤモンド形状の開
口4の近くに位置付けられたピボツト・プレート9(第
5図)を通過する。また、第1の光フアイバの対13及び
14の端部は、第2の光フアイバの対11、12の端部に対し
て対向して光フアイバを整列させる開口4のV字溝6A、
6B中に良好に着座し、正確に保持される。
第1の光フアイバの対13及び14の各々は、ある種のリ
ニヤな運動付与手段に結合される。この運動付与手段に
より発生された光フアイバの横方向の移動は光フアイバ
の軸心を横切つて対向した方向に生じる。この実施例の
運動付与手段は、光フアイバ13、14の軸心を横切つたN
−S(北極−南極)の方向を持つ等しい磁力を有する2
つの磁気素子7、8によつて行われている。この磁気素
子は上記の固定ブロツク5に固着されている弾性を持つ
鉄製の条片10によつて保持されている。
上記の磁気素子7、8のN磁極及びS磁極を包含し、
且つガラス管のハウジング1の外側に設けられた磁気コ
イル20が、金属コア21の内側に装着されている。コイル
20の巻線は、変更可能な磁界を発生する可変電流の形式
で信号を制御するスイツチによつて付勢される。これら
の外部磁界によつてアクチベートされた内側の磁気素子
7、8はコイル20に印加された電流の方向に対応した方
向に移動される。磁気素子7、8に装着されたクランピ
ング・ピン17、18によつて固定された光フアイバ13、14
は、磁気素子7、8が移動された時、「はさみ」のよう
な動きで移動するように強制される。
第1の光フアイバ13、14の夫々の長さは、それらの固
定部材5と、溝6A、6B内の光フアイバ13、14の端部の位
置との間で最も短い接続を設定するのに必要な長さより
も大きい長さを持つている。この余分な長さのために、
第1の光フアイバ13、14は、或る量だけ常に横方向に曲
げられている。従つて、第1の光フアイバ13、14の端部
面が、対向する第2の光フアイバ11、12の端部面と正確
に一致した時、光フアイバ13、14の軸方向に最小限の軸
方向のストレスが生じ、このストレスは溝6A、6B中に固
定された光フアイバ11、12の対向した端部面に向けられ
る。この軸方向に常時存在するストレスは、対向する光
フアイバの端部面が常に相互に物理的に接触状態を保つ
ことを保証する。この表面結合方法は、マルチ・モード
の光フアイバに対して0.1デシベル、そして単一モード
の光フアイバに対して0.25デシベルの範囲の光エネルギ
の損失を顕著に減少させる。更に、バツク反射光の量は
伝送信号のレベルよりも30デシベルのレベルに減少され
る。
第7A図乃至第7D図において、スイツチ動作の4つの代
表的な段階が示されている。コイル20に第1の方向の制
御電流を印加することによつて、磁気素子がコイルに対
して反発する磁界が発生され、この磁界はスイツチ装置
の中心線X−Xの方向に向かつて2つの磁気素子7、8
を移動させる。光フアイバ13、14の両方はピボツト・プ
レート9に対して「回転」し(第7A図)、そして溝6A、
6Bから飛び出る(第7B図)。
磁気素子7、8がガラス管のハウジング1の中央に向
かってに更に移動した時、外部の制御電流は遮断され、
そして反発用磁界は減少する。磁気素子7、8の質量に
基づく慣性により、そして、磁気素子の間の反発用磁界
のエネルギによつて、光フアイバ13、14は第7C図に示し
たように中心線X−Xを横切る。第1の光フアイバ13、
14の端部は、光フアイバの余分な長さによつて、第7C図
に示されたように、光フアイバ13、14の本来の長さを現
わすことになる。光フアイバ13、14が第7C図の位置に達
する僅か前に、外部のコイル20に「制御信号」を印加す
ることよつて、吸引磁界を発生する。この制御信号を加
えることによつて、光フアイバ13、14の余分な長さによ
つて、固定された光フアイバ11、12の端部に対して必要
以上逸脱するのを防止する。スイツチを接続状態に戻す
場合、この吸引磁界の作用によつて、可撓性を持つ光フ
アイバ13、14はV字溝6A、6Bの中に引き戻される。事
実、光フアイバの端部は溝の中に確実に飛込んで、切換
わる(第7D図)。
最後に、外部磁界は次第に小さくされ、そして、磁気
素子7、8は、小さな吸引力により、光フアイバが最終
位置に落ち着くように調節される。この吸引力は、上述
したように、光フアイバの端部面相互に対して小さな圧
力を加えてフアイバを保持する。移動可能な光フアイバ
13、14は、第1図に模式的に示したように曲線を描いて
相互に入れ代わる位置に保たれる。磁気素子7、8の極
性によって、コイル20に制御信号が再度印加されて次の
スイツチ動作が開始されるまで、2本のフアイバ13、14
の向かい合った曲線状態及び双安定スイツチング・モー
ドを確実に保持する。
コイルの電流と、スイツチング・サイクルが完了する
までの時間との関係を示すグラフが第8図に示されてい
る。2つの磁気素子7、8をアクチベートする2つのコ
イル20は直列に接続され、同時に付勢される。印加され
た正の電流は反発磁界Pを発生する。時間Kにおいて、
磁気素子7、8は中心線X−Xを横切る。反対方向の電
流は吸引磁界Nを発生する。この磁界Nはスイツチング
・サイクルCの終わりにおいて減少し始める。時間Mに
おいて、光フアイバ13、14の端部はそれらの最終位置に
あり、そして対向した光フアイバ11、12の端部と一直線
に接触する。
本発明のスイツチ装置の駆動力発生手段は電磁気装置
として示されてきたが、リニヤな運動の発生を制御する
他の任意の手段を使用することが出来る。この目的のた
めに、例えば静電気素子、流体素子、または空気圧利用
素子等を利用することが出来る。
機械的な高いストレスに曝される光フアイバの端部を
容易に骨つ円滑に移動させるために、第9図乃至第12図
に示したように、光フアイバの特別な形状と、被覆とを
与えることが出来る。第9図及び第10図を参照すると、
マルチ・モードの光フアイバ11及び13のクラツド31はフ
アイバの端部において、丸められた縁30が与えられてい
ることが判る。スイツチがその安定位置(接続位置)に
ある時には、対抗する光フアイバ11、13のコアはそれら
の面32によつて物理的に一直線に接触している。ダイヤ
モンド形状の案内開口4内に光フアイバの端部を良好に
限定した位置付けは、光フアイバ相互に対して端部を厳
密な整列状態に保つ。また、これは、第11図及び第12図
に示されたように、光フアイバのコアの面32及びそのク
ラツドが、例えば研磨などにより作られた球面を持つ単
一モードの光フアイバの場合にも適用される。
第10図及び第12図はスイツチ動作の始めにおいて、過
剰に曲げられた状態にある光フアイバの端部を示してい
る。図から判るように、光フアイバのコア上に剪断力、
または他の物理的ストレスは加わつていない。アクチベ
ートされたプレート7、8による光フアイバ13、14の過
剰な曲げは、対向する光フアイバ11、12の端部から光フ
アイバ13、14の端部をその軸心方向に滑り去らせる。次
のスイツチ動作において、光フアイバ13、14はダイヤモ
ンド形状の開口4の中にそれらの位置を移動するように
強制され、移動する光フアイバ13、14はクラツドの外側
の丸められた縁に沿つて回転する。このような動作によ
つて、スイツチ装置の寿命の間、スイツチング動作によ
つて光フアイバの機械的、または光学的な品質に悪影響
を与えることなく円滑なスイツチ移動を与える。
光フアイバが長時間に及んで保護されていない部分の
機械的な強さを減少する影響はOHイオンの拡散である。
文献によると、このプロセスは「ストレスによる腐食の
亀裂(Stress Corrosion Craching)」と呼ばれてい
る。この影響を避けるために、例えば、化学的蒸着処理
により光フアイバ上に炭化チタニウム(TiC)被覆のよ
うな特別の被覆を設けることが好ましい。光フアイバと
TiC被覆の間にカーボンの薄膜を与えると、スイツチ装
置の機械的な安定性を更に増加することが出来る。
上述の問題を解決するために、ハーメチツク・シール
ドを施された管の中からOHイオンを追出して不活性ガス
を満たしたガラス管によつて、本発明に従つた光フアイ
バの重要な部分を密封すればOHイオンの拡散を防止する
ことが出来る。この場合には、OHイオンの拡散の影響を
防止するために、光フアイバの部分を被覆することは最
早や必要としない。機械的な摩耗に対して、光フアイバ
の端部の機械的な安定性を更に強化するために、丸めら
れた光フアイバの端部のみに機械的安定性を強化する材
料を被着することが望ましい。対向する光フアイバの端
部の間の光伝達を妨げないように、コア領域には如何な
る被覆も施されてはならない。
本発明の光フアイバ・スイツチング装置は、OHイオン
の拡散に対して上述の保護手段を組合せることにより、
更に、不活性ガスで光フアイバの端部を包囲することに
よつて光フアイバ・スイツチの長時間の安定な動作を達
成することが出来る。
本発明の上述の実施例は2×2本の光フアイバの接続
スイツチとして説明されて来たが、本発明に従つて、例
えば解放された(接続されていない)静止された光フア
イバの端部と、他の静止されている光フアイバの対向す
る端部との間で切換えられる単一の移動可能な光フアイ
バだけで構成された単純なデザインによつて、他のスイ
ツチ装置、または入力/出力スイツチを作ることが出来
る。
F.発明の効果 本発明のスイツチング装置は、フレネル損失及びバツ
ク反射を最小にする光フアイバの端部の間の物理的な直
接接触を与えることによつて、機械的に切換えられる光
フアイバのリンクにおいて接続損失と反射とを顕著に減
少し、従つて、モノ・モードの光フアイバを介して高い
帯域幅の長距離用の製品を得るために、インデツクス・
ガイデツド・レーザや、DFBレーザ等の高性能レーザを
有効に動作させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光フアイバ・スイツチの実施例の断面
図、第2A図はコミユニケーシヨン・ネツトワークのスイ
ツチSの第1のスイツチ位置を示す図、第2B図はコミユ
ニケーシヨン・ネツトワークのスイツチSの第2のスイ
ツチ位置を示す図、第3図は第1図に示した実施例の側
面から見た断面図、第4図は第1図のA−A線で切断し
た断面図、第5図は第1図のB−B線で切断した断面
図、第6図は第1図のC−C線で切断した断面図、第7A
図乃至第7D図は第1図の実施例のスイツチ装置のスイツ
チの動作の段階を説明するための図、第8図はコイルの
電流対時間の関係を示すグラフ、第9図はマルチ・モー
ドの光フアイバの端部の理想的な状態を示す図、第10図
は第9図に示した光フアイバの端部が折り曲げられた時
の臨界的な状態を示す図、第11図はモノ・モードの光フ
アイバの端部の理想的な状態を示す図、第12図は第11図
に示した光フアイバの端部が折り曲げられた時の臨界的
な状態を示す図である。 1……ガラス管ハウジング、2……案内兼保持素子、4
……ダイヤモンド形の開口、5……固定部材、6A、6B…
…V字形の溝、7、8……磁気素子、9……ピボツト・
プレート、10……鉄製の条片、11、12……第2の光フア
イバ、13、14……第1の光フアイバ、20……コイル、21
……金属コア、31……クラツド、32……コアの面。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−93855(JP,A) 特開 昭53−112762(JP,A) 特開 昭59−154406(JP,A) 実開 昭63−92320(JP,U) 実開 昭56−23907(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定端と自由端を有する可動第1光フアイ
    バと、固定第2光フアイバとの接続を選択的に切り換え
    る光フアイバ・スイツチであって、 上記第1光フアイバの上記固定端を固定する固定部材
    と、 上記第1光フアイバが屈曲した状態で上記第1光フアイ
    バの上記自由端が上記第2光フアイバの先端に接触する
    ように、上記第2光フアイバを保持する案内兼保持素子
    と、 上記第2光フアイバの先端と上記第1光フアイバの固定
    端との間にあり、上記第1光フアイバをその中に通すた
    めの開口を有するピボット部材と、 上記第1光フアイバに横方向の曲げ力を加えることによ
    り上記ピボット部材を支点として上記第1光フアイバを
    回転させて上記自由端を接続状態から切り離して新たな
    接続又は絶縁位置に移動させ、また、接続位置において
    上記第1光フアイバに横方向の曲げ力を加えて実効長さ
    を短く変化させ、上記曲げ力を弱めて上記自由端を上記
    第2光フアイバの先端に押しつける、上記第1光フアイ
    バに横方向の力を加える運動付与手段と、 を含む光フアイバ・スイツチ。
  2. 【請求項2】上記運動付与手段は、上記第1光フアイバ
    の屈曲可能部分に装着された極性を持つ磁気素子と、上
    記磁気素子と関連させて制御される電気的リニヤ駆動素
    子とを含むことを特徴とする請求項1記載の光フアイバ
    ・スイツチ。
  3. 【請求項3】上記極性を持つ磁気素子は、上記第1光フ
    アイバの横方向の移動の向きに弾性条片素子によって案
    内されることを特徴とする請求項2記載の光フアイバ・
    スイツチ。
  4. 【請求項4】上記第1光フアイバ及び第2光フアイバ
    が、光フアイバ対である請求項1、2又は3記載の光フ
    アイバ・スイツチ。
  5. 【請求項5】固定端と自由端を有する可動第1光フアイ
    バの上記固定端を固定する固定部材と、上記第1光フア
    イバが屈曲した状態で上記第1光フアイバの上記自由端
    が上記第2光フアイバの先端に接触するように上記第2
    光フアイバを保持する案内兼保持素子と、上記第2光フ
    アイバの先端と上記第1光フアイバの固定端との間にあ
    り上記第1光フアイバをその中に通すための開口を有す
    るピボット部材と、上記第1光フアイバに横方向の力を
    加える運動付与手段と、を含む光フアイバ・スイツチの
    動作方法であって、 上記運動付与手段を付勢することにより、上記第1光フ
    アイバの自由端が上記ピボット部材を支点として回転し
    接続状態から切り離されて新たな接続又は断絶位置に移
    動するように、上記第1光フアイバに横方向の曲げ力を
    加えることと、 上記運動付与手段を付勢することにより、接続位置にお
    いて上記第1光フアイバの実効長さを短く変化させるこ
    とと、 上記運動付与手段を減勢することにより、上記第1光フ
    アイバへの横方向の曲げ力を減少させ、第1光フアイバ
    の実効長さを伸長させて上記自由端を上記第2光ファイ
    バの端部に向かって軸方向に押し付けることと、 を含む方法。
  6. 【請求項6】上記運動付与手段が、極性を持つ磁気素子
    と、該磁気素子と関連させて制御される電気的リニヤ駆
    動素子とを含み、 上記第1光フアイバの自由端が上記接続状態から切り離
    されて新たな接続又は断絶位置に移動する際に、上記リ
    ニヤ駆動素子に第1方向の制御電流を印加することと、 上記第1光フアイバの自由端が接続状態から切り離され
    て新たな接続又は断絶位置に移動した後、上記制御電流
    を遮断すること、 上記第1光フアイバに横方向の曲げ力を加えて実効長さ
    を短く変化させるために、上記制御電流とは逆の第2方
    向の制御電流を印加すること、 上記第2方向の制御電流を減少させること、 とを含む請求項5記載の光フアイバ・スイツチの動作方
    法。
  7. 【請求項7】上記第1光フアイバ及び第2光フアイバ
    が、光フアイバ対である請求項5又は6記載の光フアイ
    バ・スイツチの動作方法。
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