JP2575141B2 - ケラチン繊維の処理 - Google Patents
ケラチン繊維の処理Info
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- A61Q5/065—Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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- A61K8/44—Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
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- A61K8/817—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Compositions or derivatives of such polymers, e.g. vinylimidazol, vinylcaprolactame, allylamines (Polyquaternium 6)
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- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はケラチン繊維を処理するための組成物、より
特定的には染毛用組成物に係る。解り易くするために以
下の記載では人間の染毛について説明するが、本発明の
組成物は羊毛又は動物の毛皮のような他のケラチン繊維
を染色するか又は他の効果を与えるために処理する際に
も使用できるものと理解すべきである。
特定的には染毛用組成物に係る。解り易くするために以
下の記載では人間の染毛について説明するが、本発明の
組成物は羊毛又は動物の毛皮のような他のケラチン繊維
を染色するか又は他の効果を与えるために処理する際に
も使用できるものと理解すべきである。
背景及び従来技術 多くの、染毛剤については、毛髪から素早く又は簡単
に除去できないという問題点がある。永久染毛剤は漂白
しなければ除去できず、これによって毛髪が傷つくこと
がある。毛髪に浸透して濃い色合いを与えることが可能
な半永久染毛剤は、施用後シャンプーで10回洗うまでは
残留し得る。毛髪に浸透せずに洗髪により除去される一
時染毛剤にはいくつかの欠点がある。例えば、洗い落と
し(rinse−off)物質により得られる効果は一般に弱
く、従って消費者からは価値が低いと見なされている。
一方、一時染毛剤を使用するときの色の深さは、残留
(leave−on)物質として採用すれば改良され得るが、
このような物質は必ずしも水に定着せず、寝具にこすれ
て剥げ落ち、枕を汚すことがある。顔料及び樹脂を含有
するヘアスプレー物質は毛髪から離脱する傾向があるの
で、消費者から人気を得ていない。
に除去できないという問題点がある。永久染毛剤は漂白
しなければ除去できず、これによって毛髪が傷つくこと
がある。毛髪に浸透して濃い色合いを与えることが可能
な半永久染毛剤は、施用後シャンプーで10回洗うまでは
残留し得る。毛髪に浸透せずに洗髪により除去される一
時染毛剤にはいくつかの欠点がある。例えば、洗い落と
し(rinse−off)物質により得られる効果は一般に弱
く、従って消費者からは価値が低いと見なされている。
一方、一時染毛剤を使用するときの色の深さは、残留
(leave−on)物質として採用すれば改良され得るが、
このような物質は必ずしも水に定着せず、寝具にこすれ
て剥げ落ち、枕を汚すことがある。顔料及び樹脂を含有
するヘアスプレー物質は毛髪から離脱する傾向があるの
で、消費者から人気を得ていない。
従って、完全に安全に使用でき、簡単に施用でき、効
果が速く、寝具につかず、にわか雨などで水と接触して
も毛髪から洗い落とされず、しかも所望に応じて別の色
又は濃淡を使用できるようにシャンプーにより除去する
ことが可能な一時染毛剤が必要とされている。
果が速く、寝具につかず、にわか雨などで水と接触して
も毛髪から洗い落とされず、しかも所望に応じて別の色
又は濃淡を使用できるようにシャンプーにより除去する
ことが可能な一時染毛剤が必要とされている。
米国特許第3912808号(Gillette社)は、ポリ塩化ジ
アリルジエチルアンモニウムのような20,000〜3,000,00
0の分子量を有する水溶性カチオンポリマーである還元
剤の水溶液から構成されるウェーブ又は整髪用の組成物
を使用することを提案している。場合によっては、例え
ばポリアミンを長鎖脂肪酸で縮合することにより形成さ
れるイミダゾリン誘導体のような両性界面活性剤や、酸
性、塩基性もしくは分散染料又は酸化染料中間体もこの
ような組成物中に存在し得る。しかしながら、組成物中
に界面活性剤を存在させる場合には、エタノール、イソ
プロパノール又はベンジルアルコールのような水混和性
のヒドロキシル化した主に脂肪族から成る有機溶媒も存
在させなければならない。
アリルジエチルアンモニウムのような20,000〜3,000,00
0の分子量を有する水溶性カチオンポリマーである還元
剤の水溶液から構成されるウェーブ又は整髪用の組成物
を使用することを提案している。場合によっては、例え
ばポリアミンを長鎖脂肪酸で縮合することにより形成さ
れるイミダゾリン誘導体のような両性界面活性剤や、酸
性、塩基性もしくは分散染料又は酸化染料中間体もこの
ような組成物中に存在し得る。しかしながら、組成物中
に界面活性剤を存在させる場合には、エタノール、イソ
プロパノール又はベンジルアルコールのような水混和性
のヒドロキシル化した主に脂肪族から成る有機溶媒も存
在させなければならない。
発明者らは、比較的高いカチオン電荷を有するポリマ
ーと、アニオン電荷を有する染料のようなモノマーとを
含み、好ましくはこの他に可溶化剤として両性界面活性
剤及び/又は比較的高い濃度の無機電解質塩も含む組成
物を使用することにより、毛髪に施用した染料を水に定
着させ且つシャンプーにより除去できるように毛髪を一
時的に着色することができることを発見した。このよう
な組成物は、例えば、シャンプー後毛髪に施用する際の
ように水に希釈すると毛髪に強く吸着するようなポリマ
ーと染料との不溶性複合体を形成する単一液相溶液を構
成する。
ーと、アニオン電荷を有する染料のようなモノマーとを
含み、好ましくはこの他に可溶化剤として両性界面活性
剤及び/又は比較的高い濃度の無機電解質塩も含む組成
物を使用することにより、毛髪に施用した染料を水に定
着させ且つシャンプーにより除去できるように毛髪を一
時的に着色することができることを発見した。このよう
な組成物は、例えば、シャンプー後毛髪に施用する際の
ように水に希釈すると毛髪に強く吸着するようなポリマ
ーと染料との不溶性複合体を形成する単一液相溶液を構
成する。
明細書中で追って詳述する比較試験によると、本発明
の組成物を金髪に施用した処、Gilletteの米国特許第39
12808号の教示に基づく比較組成物を使用した場合より
もはるかに強い着色が得られることが判明した。
の組成物を金髪に施用した処、Gilletteの米国特許第39
12808号の教示に基づく比較組成物を使用した場合より
もはるかに強い着色が得られることが判明した。
発明の要約 本発明によると、特にケラチン繊維の処理に使用され
る水性単相組成物が提供され、該組成物は、 i)0.1〜10重量%のカチオンポリマー又はその混合物
と、 ii)0.01〜10重量%のアニオンモノマー又はその混合物
と、 iii)両性洗浄活性化合物、無機電解質及びその混合物
から選択される可溶化剤(但し、該可溶化剤が両性洗浄
活性化合物のときは組成物の0.1〜20重量%を形成し、
電解質のときは組成物の1〜30重量%を形成する)と、 を含有しておき、組成物のアニオンとカチオンの電荷比
は0.2〜1.0である。
る水性単相組成物が提供され、該組成物は、 i)0.1〜10重量%のカチオンポリマー又はその混合物
と、 ii)0.01〜10重量%のアニオンモノマー又はその混合物
と、 iii)両性洗浄活性化合物、無機電解質及びその混合物
から選択される可溶化剤(但し、該可溶化剤が両性洗浄
活性化合物のときは組成物の0.1〜20重量%を形成し、
電解質のときは組成物の1〜30重量%を形成する)と、 を含有しておき、組成物のアニオンとカチオンの電荷比
は0.2〜1.0である。
発明の詳しい開示 カチオンポリマー 本発明の組成物は、好ましくは少なくとも0.001のカ
チオン電荷密度を有するカチオンポリマーを含んでい
る。カチオンポリマーは上記特徴を有するコポリマーで
もよいし、あるいは天然にブロックとして存在しており
且つ上記特徴を有する電荷領域を有するランダムコポリ
マーでもよい。
チオン電荷密度を有するカチオンポリマーを含んでい
る。カチオンポリマーは上記特徴を有するコポリマーで
もよいし、あるいは天然にブロックとして存在しており
且つ上記特徴を有する電荷領域を有するランダムコポリ
マーでもよい。
ここで使用される「電荷密度」なる用語は、1ポリマ
ー単位の電荷数と該ポリマー単位の分子量との比を表
す。
ー単位の電荷数と該ポリマー単位の分子量との比を表
す。
好ましくはカチオンポリマーは全体として少なくとも
0.004の電荷密度を有している。
0.004の電荷密度を有している。
特に好適なカチオンポリマーの例としては、約0.008
のカチオン電荷密度を有するポリ塩化ジメチルジアリル
アンモニウム(このようなポリマーの一例はCTFA名称Qu
aternium40を有しており、例えば米国Merck&Co.Inc.の
Merck Chemical Divisionから商品名MERQUAT100(登録
商標)で40%水溶液として市販されている)、及び0.01
のカチオン電荷密度を有するポリ塩化ジメチルブタニル
アンモニウム−α,ω−ビス塩化トリエタノールアンモ
ニウム(このようなポリマーの一例はCTFA名称Quaterni
um57を有しており、米国Onyx Chemical Co.から商品名O
NAMER M(登録商標)で市販されており、米国特許第402
7020号に記載されている)が挙げられる。
のカチオン電荷密度を有するポリ塩化ジメチルジアリル
アンモニウム(このようなポリマーの一例はCTFA名称Qu
aternium40を有しており、例えば米国Merck&Co.Inc.の
Merck Chemical Divisionから商品名MERQUAT100(登録
商標)で40%水溶液として市販されている)、及び0.01
のカチオン電荷密度を有するポリ塩化ジメチルブタニル
アンモニウム−α,ω−ビス塩化トリエタノールアンモ
ニウム(このようなポリマーの一例はCTFA名称Quaterni
um57を有しており、米国Onyx Chemical Co.から商品名O
NAMER M(登録商標)で市販されており、米国特許第402
7020号に記載されている)が挙げられる。
好適なカチオンポリマーの更に別の例としては、CTFA
名称Polyquaternium−2を有しており、The Mirano Che
mical Co Inc.から市販されている高分子量塩化第四ア
ンモニウムであるMIRAPOLA−15(登録商標)夫々約0.00
8の電荷密度を有しており、National Adhesives and Re
sinsから市販されている、超高分子量ポリ塩化ジメチル
アルキルアンモニウムであるN.A.R.WT20UHV(登録商
標)及び低分子量塩化ジメチルジアリルアンモニウムで
あるN.A.R.78−4396(登録商標)、0.009の電荷密度を
有しておりBASFから市販されている塩化メチルで第四化
したビニルピロリドンとビニルリミダゾールとのコポリ
マー(1:19)であるLUVIQUATFC 905(登録商標)、ポリ
塩化ジプロピルジアリルアンモニウム、ポリ塩化メチル
プロパニオジアリルアンモニウム、ポリ塩化ジアリルピ
ペリジニウム、ポリ塩化ビニルピリジニウム、第四化ポ
リビニルアルコール、第四化ポリジメチルアミノエチル
メタクリレートが挙げられ、夫々のポリマーの第四化度
は少なくとも0.003の電荷密度を与えるように選択され
る。
名称Polyquaternium−2を有しており、The Mirano Che
mical Co Inc.から市販されている高分子量塩化第四ア
ンモニウムであるMIRAPOLA−15(登録商標)夫々約0.00
8の電荷密度を有しており、National Adhesives and Re
sinsから市販されている、超高分子量ポリ塩化ジメチル
アルキルアンモニウムであるN.A.R.WT20UHV(登録商
標)及び低分子量塩化ジメチルジアリルアンモニウムで
あるN.A.R.78−4396(登録商標)、0.009の電荷密度を
有しておりBASFから市販されている塩化メチルで第四化
したビニルピロリドンとビニルリミダゾールとのコポリ
マー(1:19)であるLUVIQUATFC 905(登録商標)、ポリ
塩化ジプロピルジアリルアンモニウム、ポリ塩化メチル
プロパニオジアリルアンモニウム、ポリ塩化ジアリルピ
ペリジニウム、ポリ塩化ビニルピリジニウム、第四化ポ
リビニルアルコール、第四化ポリジメチルアミノエチル
メタクリレートが挙げられ、夫々のポリマーの第四化度
は少なくとも0.003の電荷密度を与えるように選択され
る。
好適な非第四カチオンポリマーの例としては、Rohm&
Haasから市販されている酢酸イミダゾリン誘導体である
POLYMERQR 686(登録商標)、Sandosから市販されてい
る架橋ポリアミドポリアミンであるCARTARETIN K(登録
商標)、GAFから市販されている0.034の電荷密度を有す
るアクリルアミドとジエチルエチルアミノメタクリレー
トとのコポリマー(1:1)、ポリ−n−ビニルピロリド
ン、ポリジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビ
ニルピリジン、及びポリエチレンイミンが挙げられる。
Haasから市販されている酢酸イミダゾリン誘導体である
POLYMERQR 686(登録商標)、Sandosから市販されてい
る架橋ポリアミドポリアミンであるCARTARETIN K(登録
商標)、GAFから市販されている0.034の電荷密度を有す
るアクリルアミドとジエチルエチルアミノメタクリレー
トとのコポリマー(1:1)、ポリ−n−ビニルピロリド
ン、ポリジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビ
ニルピリジン、及びポリエチレンイミンが挙げられる。
これらの非第四カチオンポリマーの各々も同様に少な
くとも0.003の電荷密度を有している。本明細書中に規
定したような適当なカチオン電荷密度を有するカチオン
ポリマーであればどのようなものを使用してもよいし、
上記に列挙したカチオンポリマーを2種以上使用しても
よいし、あるいは、正味のカチオン電荷密度が少なくと
も0.003であるなら他のどのようなカチオンポリマーを
使用することも可能である。
くとも0.003の電荷密度を有している。本明細書中に規
定したような適当なカチオン電荷密度を有するカチオン
ポリマーであればどのようなものを使用してもよいし、
上記に列挙したカチオンポリマーを2種以上使用しても
よいし、あるいは、正味のカチオン電荷密度が少なくと
も0.003であるなら他のどのようなカチオンポリマーを
使用することも可能である。
コポリマーの電荷密度が少なくとも0.003となるよう
に選択するのであれば、上記ポリマーのいずれかと、例
えばアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド及びス
チレンのような他のモノマーとのコポリマーを使用して
もよい。
に選択するのであれば、上記ポリマーのいずれかと、例
えばアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド及びス
チレンのような他のモノマーとのコポリマーを使用して
もよい。
本発明の組成物中で使用すべきカチオンポリマーの量
は一般に組成物の0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜10重
量%、理想的には0.5〜2重量%である。
は一般に組成物の0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜10重
量%、理想的には0.5〜2重量%である。
アニオンモノマー 本発明の組成物は、ケラチン繊維を改良又は保護する
ことが可能なアニオンモノマーも含有している。アニオ
ンモノマーの例はアニオン染料及び日焼け止め剤であ
る。
ことが可能なアニオンモノマーも含有している。アニオ
ンモノマーの例はアニオン染料及び日焼け止め剤であ
る。
アニオン染料 本発明の組成物は水溶性アニオン染料を含み得、使用
上の安全性を考慮するとその好適例は食品用染料であ
る。
上の安全性を考慮するとその好適例は食品用染料であ
る。
特に好適なアニオン染料は、Butterfieldsから商品名
BLACK PN(登録商標)で市販されている分子量868のフ
ードブラック1(CI No.28440)、Bayerから商品名ACID
ERM BLACK E108B(登録商標)で市販されている分子量6
12のアシッドブラック1(CI No.20470)、Bayerから商
品名NIGROSINWLF(登録商標)で市販されているアシッ
ドブラック2(CI NO.50420)、Butterfieldから商品名
DAIFCOLRED 2G(登録商標)で市販されている分子量509
のフードレッド10(CI No.18050)、Butterfildsから商
品名DAIFCOL INDIGO CARMINE(登録商標)で市販されて
いるフードブルー1(CI No.73015)、L J Ponting&So
ns Ltdから商品名BROWN HT(登録商標)で市販されてい
るフードブラウン3(CI No.20285)、Williams(Houns
low)Ltdから商品名CARMOISINEGRN(登録商標)で市販
されているフードレッド3(CI No.14720)、Williams
(Hounslow)Ltdから商品名PONCEAU 4R(登録商標)で
市販されているフードレッド7(CI No.16255)、Drake
−Law Laboratotiesから商品名TARTRAZINE(登録商標)
で市販されているフードイエローNo.4(CI No.1914
0)、Butterfieldsから商品名QUINOLINE YELLOW(登録
商標)で市販されているフードイエローNo.13(CI No.4
7005)である。
BLACK PN(登録商標)で市販されている分子量868のフ
ードブラック1(CI No.28440)、Bayerから商品名ACID
ERM BLACK E108B(登録商標)で市販されている分子量6
12のアシッドブラック1(CI No.20470)、Bayerから商
品名NIGROSINWLF(登録商標)で市販されているアシッ
ドブラック2(CI NO.50420)、Butterfieldから商品名
DAIFCOLRED 2G(登録商標)で市販されている分子量509
のフードレッド10(CI No.18050)、Butterfildsから商
品名DAIFCOL INDIGO CARMINE(登録商標)で市販されて
いるフードブルー1(CI No.73015)、L J Ponting&So
ns Ltdから商品名BROWN HT(登録商標)で市販されてい
るフードブラウン3(CI No.20285)、Williams(Houns
low)Ltdから商品名CARMOISINEGRN(登録商標)で市販
されているフードレッド3(CI No.14720)、Williams
(Hounslow)Ltdから商品名PONCEAU 4R(登録商標)で
市販されているフードレッド7(CI No.16255)、Drake
−Law Laboratotiesから商品名TARTRAZINE(登録商標)
で市販されているフードイエローNo.4(CI No.1914
0)、Butterfieldsから商品名QUINOLINE YELLOW(登録
商標)で市販されているフードイエローNo.13(CI No.4
7005)である。
以上に列挙したようなアニオン染料の1種以上の混合
物を使用することも可能である。
物を使用することも可能である。
本発明の組成物中で使用すべきアニオン染料の総量
は、一般に組成物の0.01〜10重量%、好ましくは0.5〜
5重量%である。
は、一般に組成物の0.01〜10重量%、好ましくは0.5〜
5重量%である。
アニオン日焼け止め剤 本発明の組成物は、アニオン日焼け止め剤又はその混
合物を含有し得る。
合物を含有し得る。
日焼け止め剤は特に人間の毛髪のようにケラチン繊維
に堆積すると、繊維の損傷及び漂白のような日焼けによ
る悪影響から繊維を保護することができる。
に堆積すると、繊維の損傷及び漂白のような日焼けによ
る悪影響から繊維を保護することができる。
特に好適なアニオン日焼け止め剤は、Givaudinから市
販されているPARSOLHYDRO(登録商標)のようなp−メ
トキシ桂皮酸塩、及びMerckから市販されているEUSOLEX
232(登録商標)のようなフェニルベンジミダゾール−
5−サルフェートのナトリウム塩である。
販されているPARSOLHYDRO(登録商標)のようなp−メ
トキシ桂皮酸塩、及びMerckから市販されているEUSOLEX
232(登録商標)のようなフェニルベンジミダゾール−
5−サルフェートのナトリウム塩である。
可溶化剤 本発明の組成物は更に、両性洗浄活性化合物、無機電
解質及びその混合物から選択された可溶化剤も含有して
いる。
解質及びその混合物から選択された可溶化剤も含有して
いる。
可溶化剤の機能は、組成物中に存在しているカチオン
ポリマー及びアニオンモノマーが組成物中に溶解された
状態を保持し、その単一液相特徴を保ち且つ沈澱物を早
期に形成しないようにすることである。このような機能
が得られる理由を述べると、組成物が最終的に例えば染
毛用に使用されるまでは、ポリマーとモノマーの間に形
成される可溶性複合体、この場合アニオン染料は水で希
釈しても毛髪には沈澱しないからである。
ポリマー及びアニオンモノマーが組成物中に溶解された
状態を保持し、その単一液相特徴を保ち且つ沈澱物を早
期に形成しないようにすることである。このような機能
が得られる理由を述べると、組成物が最終的に例えば染
毛用に使用されるまでは、ポリマーとモノマーの間に形
成される可溶性複合体、この場合アニオン染料は水で希
釈しても毛髪には沈澱しないからである。
可溶化剤としては両性洗浄活性化合物又は無機電解質
のどちらかを使用することも可能であるが、両者の混合
物を使用すると好適である。
のどちらかを使用することも可能であるが、両者の混合
物を使用すると好適である。
両性界面活性剤 可溶化剤が両性界面活性剤を含んでいるとき、特に好
適な例は以下の構造: (式中、RはR′又はR″、R′はC10−C18アルキル、
R″はR′CONH(CH2)n、及びnは1〜5の整数であ
る)を有するベタインである。
適な例は以下の構造: (式中、RはR′又はR″、R′はC10−C18アルキル、
R″はR′CONH(CH2)n、及びnは1〜5の整数であ
る)を有するベタインである。
好適なベタインの特に好適例としては、Albright&Wi
lson Ltd.から市販されているEMPIGEN BB(登録商標)
のようなラウル/ミリスチルジメチルベタイン及びEMPI
GEN BT(登録商標)のようなラウリル/ステアリル−ア
ミドプロピルジメチルベタインがある。
lson Ltd.から市販されているEMPIGEN BB(登録商標)
のようなラウル/ミリスチルジメチルベタイン及びEMPI
GEN BT(登録商標)のようなラウリル/ステアリル−ア
ミドプロピルジメチルベタインがある。
両性界面活性剤は、酸化アイン又はアルキル−β−イ
ミノジプロピオネートでもよい。
ミノジプロピオネートでもよい。
本発明の組成物中で使用される両性界面活性剤の量
は、一般に組成物0.1〜20重量%、好ましくは1〜5重
量%である。
は、一般に組成物0.1〜20重量%、好ましくは1〜5重
量%である。
無機電解質 可溶化剤が無機電解質を含んでいるとき、特に好適な
例は所定の単純塩である。これらの塩はアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属及びアンモニウム(置換基を有す
るアンモニウム塩を含む)の塩化物、臭化物及び硝酸塩
を含む。好適な塩を具体例は、塩化ナトリウム、臭化ナ
トリウム、硝酸ナトリウム、塩化カリウム、臭化カリウ
ム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム及び塩化アンモ
ニウムである。
例は所定の単純塩である。これらの塩はアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属及びアンモニウム(置換基を有す
るアンモニウム塩を含む)の塩化物、臭化物及び硝酸塩
を含む。好適な塩を具体例は、塩化ナトリウム、臭化ナ
トリウム、硝酸ナトリウム、塩化カリウム、臭化カリウ
ム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム及び塩化アンモ
ニウムである。
本発明の組成物中に使用される無機電解質の量は、一
般に組成物の1〜30重量%、好ましくは5〜15重量%で
ある。もっとも、電解質の最大量は組成物中における該
電解質の可溶性に依存するものと理解すべきであり、従
って組成物は実質的に過剰量の非溶解電解質を含んでい
ないことが好ましい。
般に組成物の1〜30重量%、好ましくは5〜15重量%で
ある。もっとも、電解質の最大量は組成物中における該
電解質の可溶性に依存するものと理解すべきであり、従
って組成物は実質的に過剰量の非溶解電解質を含んでい
ないことが好ましい。
水 本発明の組成物は99.79重量%までの水を含んでいる
べきである。一般に水は組成物の50〜95重量%、好まし
くは60〜90重量%である。
べきである。一般に水は組成物の50〜95重量%、好まし
くは60〜90重量%である。
pH 本発明の組成物は好ましくは5〜7、最も好ましくは
6〜6.5のpHを有しているべきである。
6〜6.5のpHを有しているべきである。
任意成分 本発明の組成物は、場合によっては両性界面活性剤以
外の界面活性剤を含有してもよく、このような任意成分
が存在しているとき、組成物は正味のカチオン電荷を有
している。
外の界面活性剤を含有してもよく、このような任意成分
が存在しているとき、組成物は正味のカチオン電荷を有
している。
他の界面活性剤 本発明の組成物は、場合によっては組成物にヘアコン
ディショニング効果を与えるようにアニオン界面活性剤
も含有し得る。アニオン界面活性剤の例としては、例え
ばラウリル硫酸ナトリウムのようなアルキル硫酸塩、例
えばラウリルエーテル(2EO)硫酸ナトリウムやラウリ
ルエーテル(3EO)硫酸ナトリウムのようなアルキルエ
ーテル硫酸塩、例えばラウリン酸カリウムのようなアル
キルカルボキシレート、例えばドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムのようなアリールアリキリスルホン酸
塩、例えばジオクチルスルホコハク酸ナトリウムのよう
なジアルキルスルホサクシネート、例えばオレイルエー
テルリン酸ナトリウムのような有機リン酸塩エステル、
例えばジ−N−ラウリルスルホサクシネートのようなジ
アルキルスルホサクシネート、例えばN−ラウロイルサ
ルコシネートのようなアシルサルコシネート、例えばN
−メチル−N−オレイルタウリン酸ナトリウムのような
アルキルタウリン酸塩、及びアルキルイセチオネートが
ある。
ディショニング効果を与えるようにアニオン界面活性剤
も含有し得る。アニオン界面活性剤の例としては、例え
ばラウリル硫酸ナトリウムのようなアルキル硫酸塩、例
えばラウリルエーテル(2EO)硫酸ナトリウムやラウリ
ルエーテル(3EO)硫酸ナトリウムのようなアルキルエ
ーテル硫酸塩、例えばラウリン酸カリウムのようなアル
キルカルボキシレート、例えばドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムのようなアリールアリキリスルホン酸
塩、例えばジオクチルスルホコハク酸ナトリウムのよう
なジアルキルスルホサクシネート、例えばオレイルエー
テルリン酸ナトリウムのような有機リン酸塩エステル、
例えばジ−N−ラウリルスルホサクシネートのようなジ
アルキルスルホサクシネート、例えばN−ラウロイルサ
ルコシネートのようなアシルサルコシネート、例えばN
−メチル−N−オレイルタウリン酸ナトリウムのような
アルキルタウリン酸塩、及びアルキルイセチオネートが
ある。
本発明の組成物中で場合によって使用され得るアニオ
ン界面活性剤の量は、1以下の電荷比を有する組成物が
得られるような量にすべきである。従って、組成物は正
味のカチオン電荷を有しているべきである。従って、本
発明の組成物中で場合によって使用され得るアニオン界
面活性剤の量は、一般に組成物の0〜10重量%、通常は
0.1〜10重量%である。
ン界面活性剤の量は、1以下の電荷比を有する組成物が
得られるような量にすべきである。従って、組成物は正
味のカチオン電荷を有しているべきである。従って、本
発明の組成物中で場合によって使用され得るアニオン界
面活性剤の量は、一般に組成物の0〜10重量%、通常は
0.1〜10重量%である。
その他の任意成分 本発明の組成物は場合によっては、例えば濃稠化剤、
香料及び保存剤のような更に別の成分を含み得る。本発
明の組成物中に濃稠化剤が存在しているとき、好適な例
はMeyhallからJAGUARHP60(登録商標)として市販され
ているヒドロキシプロピルグアーのような非イオン濃稠
化剤である。理想的には、本発明の組成物中で濃稠化剤
剤として使用され得るヒドロキシプロピルグアーの量は
2重量%を越えるべきでなく、この値を越えると組成物
の濃稠度又は粘度が不都合なまでに大きくなる傾向があ
る。非イオン濃稠化剤の別の例はPEG 6000ジステアレー
トである。
香料及び保存剤のような更に別の成分を含み得る。本発
明の組成物中に濃稠化剤が存在しているとき、好適な例
はMeyhallからJAGUARHP60(登録商標)として市販され
ているヒドロキシプロピルグアーのような非イオン濃稠
化剤である。理想的には、本発明の組成物中で濃稠化剤
剤として使用され得るヒドロキシプロピルグアーの量は
2重量%を越えるべきでなく、この値を越えると組成物
の濃稠度又は粘度が不都合なまでに大きくなる傾向があ
る。非イオン濃稠化剤の別の例はPEG 6000ジステアレー
トである。
本発明の組成物中に香油が含まれるとき、香料は上記
両性界面活性剤のような中性界面活性剤の存在により可
溶化され得る。
両性界面活性剤のような中性界面活性剤の存在により可
溶化され得る。
電荷比 本発明の本質的な特徴は、アニオンモノマーを含むア
ニオン種とカチオンポリマーを含むカチオン種との両方
を含む組成物のアニオン対カチオン電荷比が0.2〜1.0で
あることにある。好ましくは、この電荷比0.7以下であ
る。
ニオン種とカチオンポリマーを含むカチオン種との両方
を含む組成物のアニオン対カチオン電荷比が0.2〜1.0で
あることにある。好ましくは、この電荷比0.7以下であ
る。
電荷比は次のように規定される。
アニオン種とカチオン種との電荷比が1.0未満である
なら、アニオンモノマーとカチオンポリマーとは、水で
希釈すると恐らくカチオン性の小液滴の形態の油性の
「沈澱」物質として溶液から分離し、繊維を均一に被覆
する複合体を形成することが認められた。
なら、アニオンモノマーとカチオンポリマーとは、水で
希釈すると恐らくカチオン性の小液滴の形態の油性の
「沈澱」物質として溶液から分離し、繊維を均一に被覆
する複合体を形成することが認められた。
一方、この電荷比が1.0よりも大きいなら、アニオン
モノマーカチオンポリマーとは繊維を直接染めずに繊維
の不良な不均一な被覆を残して剥がれ得る固体沈澱物を
形成する傾向がある。これは、アニオンモノマーが人間
の毛髪を染めるために使用される染料である場合に特に
明白であり、電荷比が1.0以下の組成は毛髪を均一に染
めることができるが、これに対して電気比が1.0よりも
大きい組成は不良な不均一な染料被覆を生じる。
モノマーカチオンポリマーとは繊維を直接染めずに繊維
の不良な不均一な被覆を残して剥がれ得る固体沈澱物を
形成する傾向がある。これは、アニオンモノマーが人間
の毛髪を染めるために使用される染料である場合に特に
明白であり、電荷比が1.0以下の組成は毛髪を均一に染
めることができるが、これに対して電気比が1.0よりも
大きい組成は不良な不均一な染料被覆を生じる。
アニオンモノマーをケラチン繊維に十分放出するため
には、電荷比が0.2未満であることも重要である。
には、電荷比が0.2未満であることも重要である。
好適アニオン染料及び好適カチオンポリマーの例につ
いて電荷比の計算を以下の表に示す。
いて電荷比の計算を以下の表に示す。
ここで例を挙げて電荷比の計算を説明しよう。例えば
等濃度のフードブラック1及びMERQUAT100(登録商標)
を含有しており且つ他の電荷を有する種が存在していな
い本発明の組成物の場合、これらの2物質について上記
表から得られる値を使用すると、電荷比は、4.6/6.76=
0.68である。
等濃度のフードブラック1及びMERQUAT100(登録商標)
を含有しており且つ他の電荷を有する種が存在していな
い本発明の組成物の場合、これらの2物質について上記
表から得られる値を使用すると、電荷比は、4.6/6.76=
0.68である。
毛髪処理用組成物の製造方法 本発明は、本発明の毛髪処理用組成物の製造方法も提
供するものであり、該方法は両性洗浄活性化合物又は電
解質又はこれらの混合物から選択された可溶化剤及び水
の存在下で、逆電荷を有する成分、例えば染料又は日焼
け止め剤のようなアニオンモノマーとカチオンポリマー
とを伴に混合する段階を含んでいる。
供するものであり、該方法は両性洗浄活性化合物又は電
解質又はこれらの混合物から選択された可溶化剤及び水
の存在下で、逆電荷を有する成分、例えば染料又は日焼
け止め剤のようなアニオンモノマーとカチオンポリマー
とを伴に混合する段階を含んでいる。
好適方法によると、まず両性洗浄活性化合物、電解質
及びカチオンポリマーの水溶液を調製し、これにアニオ
ンモノマーの水溶液を攪拌下に加える。
及びカチオンポリマーの水溶液を調製し、これにアニオ
ンモノマーの水溶液を攪拌下に加える。
あるいは、両性洗浄活性化合物、電解質及びアニオン
モノマーの水溶液を調製し、これにカチオンポリマーの
水溶液を混合下に加える。
モノマーの水溶液を調製し、これにカチオンポリマーの
水溶液を混合下に加える。
組成物の包装 本発明の組成物は、使用前に任意の適当な容器に包装
及び保存され得る。
及び保存され得る。
好適な容器としては、プラスチック袋、蓋付きびん、
ポンプスプレー式アプリケータ又は加圧エアゾール缶が
ある。好ましくは、内容物が単一液相であることがわか
るように、また多容量容器では測定用量を容易に分配で
きるように、容器は透明又は半透明である。
ポンプスプレー式アプリケータ又は加圧エアゾール缶が
ある。好ましくは、内容物が単一液相であることがわか
るように、また多容量容器では測定用量を容易に分配で
きるように、容器は透明又は半透明である。
人間の毛髪の染毛法 本発明は、人体に付着している毛髪であるか、入れ
毛、ヘアピース及びかつらの形態の毛髪であるかに拘わ
らず人間の毛髪を染める方法にも係り、該方法は濡らし
た毛髪に本発明の水性組成物を施用し、その後毛髪を水
ですすぐことから成る。この手順では、組成物を少なく
とも10倍の容量の水で希釈し、こうしてカチオンポリマ
ーとアニオン染料との間に形成された複合体が毛髪に沈
澱及び堆積する。毛髪は一般にアニオン電荷を有してい
るという事実に鑑みれば、好ましくは油性複合体として
存在している「沈澱物」が毛髪により強く保持されるこ
とは自明である。
毛、ヘアピース及びかつらの形態の毛髪であるかに拘わ
らず人間の毛髪を染める方法にも係り、該方法は濡らし
た毛髪に本発明の水性組成物を施用し、その後毛髪を水
ですすぐことから成る。この手順では、組成物を少なく
とも10倍の容量の水で希釈し、こうしてカチオンポリマ
ーとアニオン染料との間に形成された複合体が毛髪に沈
澱及び堆積する。毛髪は一般にアニオン電荷を有してい
るという事実に鑑みれば、好ましくは油性複合体として
存在している「沈澱物」が毛髪により強く保持されるこ
とは自明である。
染料組成物を施用後、毛髪をすすぎ、必要に応じて所
望のスタイルに整え、従来方法に従って乾燥すればよ
い。
望のスタイルに整え、従来方法に従って乾燥すればよ
い。
同様の方法を使用してアニオン日焼け止め剤で毛髪を
処理してもよい。
処理してもよい。
毛髪の色の測定 本発明の組成物で染めた毛髪の色を評価するために、
紫外線の不在下でMicromatch分光光度計の400〜700nmに
おけるヘアピースの反射スペクトルを測定した。コンピ
ュータプログラムを使用してこれらのデータから色差分
析を行った。
紫外線の不在下でMicromatch分光光度計の400〜700nmに
おけるヘアピースの反射スペクトルを測定した。コンピ
ュータプログラムを使用してこれらのデータから色差分
析を行った。
狭いスリットを有するホルダーを使用して、夫々長さ
10cm及び重量0.5gの金髪の小さいヘアピースの分光光度
計に収容した。繊維のよく揃った良好な状態のヘアピー
スのみを使用した。毛髪は巡回的に変化するので、各ヘ
アピースを少なくとも4回ホルダー内で再配置し、複数
回の読み取りを実施した。平均値を使用して色強度を計
算した。
10cm及び重量0.5gの金髪の小さいヘアピースの分光光度
計に収容した。繊維のよく揃った良好な状態のヘアピー
スのみを使用した。毛髪は巡回的に変化するので、各ヘ
アピースを少なくとも4回ホルダー内で再配置し、複数
回の読み取りを実施した。平均値を使用して色強度を計
算した。
色の知覚は直接測定することができず、 i)可視反射スペクトル(R[λ])、 ii)光源のスペクトルエネルギー分布(S[λ])、 及び iii)目のスペクトル感度(x[λ]) に依存するので、毛髪の色分析には基準を使用すること
が必要である。
が必要である。
一貫性及び比較可能性については後者2つの因子を基
準として規定する必要がある。
準として規定する必要がある。
色空間はX、Y及びZの三刺激値により規定され、即
ち、 であり、Y及びZについても同様である。Kは任意の照
射スペクトル分布に対するYの最大値を100にするよう
な因子である。
ち、 であり、Y及びZについても同様である。Kは任意の照
射スペクトル分布に対するYの最大値を100にするよう
な因子である。
S[λ]及びx[λ]の値が決定され、これらの値は
CIE 1976基準の一体的部分である。本明細書中に後述す
る実験では、10゜の観察者で照射源D65を使用した。
CIE 1976基準の一体的部分である。本明細書中に後述す
る実験では、10゜の観察者で照射源D65を使用した。
X、Y及びZの値は色知覚に関して不均一な色空間を
与える。従って、これらの値をCIELAB 76の式により規
定されるようなL、A及びBにより与えられるほぼ均一
な色空間に変形することが必要である。これらの値は直
交座標で表される。
与える。従って、これらの値をCIELAB 76の式により規
定されるようなL、A及びBにより与えられるほぼ均一
な色空間に変形することが必要である。これらの値は直
交座標で表される。
L値は、白から黒の間のグレースケール(grey scal
e)で試料の明度を表す指標である。A及びB値は色の
指標であり、+Aは赤、−Aは緑、+Bは黄色、−Bは
青である。
e)で試料の明度を表す指標である。A及びB値は色の
指標であり、+Aは赤、−Aは緑、+Bは黄色、−Bは
青である。
一般に基準とされるCIELAB空間における2試料間の差
は、 ΔE=[(ΔL)2+(ΔA)2+(ΔB)2]1/2 で与えられる。
は、 ΔE=[(ΔL)2+(ΔA)2+(ΔB)2]1/2 で与えられる。
アニオンモノマーとしてアニオン染料を含有する本発
明の組成物は、金髪を使用するこの明細書中の手順に従
って毛髪を染めるのに使用すると、好ましくは少なくと
も25の色強度(ΔE)値をもたらす。理想的には、得ら
れる色強度(ΔE)値は少なくとも30である。
明の組成物は、金髪を使用するこの明細書中の手順に従
って毛髪を染めるのに使用すると、好ましくは少なくと
も25の色強度(ΔE)値をもたらす。理想的には、得ら
れる色強度(ΔE)値は少なくとも30である。
実施例 以下、実施例により本発明を説明する。
以下の実施例で使用したMERQUAT 100(またはMerquat
100)、EMPIGEN BB(またはEmpigen BB)、Ponceau 4
R、Mirapol A−15、Black PN、SLES 3EO、Jaguar HP6
0、Briphos 03D、Brown HT、Parsol Hydro、Eusolex 23
2、MIRANOL C2Mはすべて登録商標である。
100)、EMPIGEN BB(またはEmpigen BB)、Ponceau 4
R、Mirapol A−15、Black PN、SLES 3EO、Jaguar HP6
0、Briphos 03D、Brown HT、Parsol Hydro、Eusolex 23
2、MIRANOL C2Mはすべて登録商標である。
実施例1 以下の組成を有する単一液相の澄んだ染毛用組成物を
調製した。
調製した。
重量% MERQUAT 100(40%溶液) 2.5 アシッドブラック1(CI 20470) 0.5 EMPIGEN BB(30%溶液) 2.7 塩化ナトリウム 12 水 100まで PH=6.0 この組成物0.25gを2.25gの水で希釈し、金髪のヘアピ
ース(重さ0.5g長さ10cm)に2分間施用し、その後水で
30秒間すすぎ、ヘアドライヤーで乾燥することにより、
この組成物の効果を試験した。
ース(重さ0.5g長さ10cm)に2分間施用し、その後水で
30秒間すすぎ、ヘアドライヤーで乾燥することにより、
この組成物の効果を試験した。
上記のようなMicromatch分光光度計を使用して、得ら
れた青の強度を決定した処、次のLAB値が得られた。
れた青の強度を決定した処、次のLAB値が得られた。
L=51.3 A=−8.8 B=−2.8 これらの値からΔE値を計算した処、31.4であった。
こうして、強い青色が得られたことが確認される。
こうして、強い青色が得られたことが確認される。
以下の実施例2〜6により本発明を更に説明する。い
ずれの場合も単一液相染毛組成物をヘアピースに施用
し、実施例1と同様の方法で色を評定した。
ずれの場合も単一液相染毛組成物をヘアピースに施用
し、実施例1と同様の方法で色を評定した。
実施例2成分 重量% Merquat 100 2.5 キノリンイエロー 1.0 Empigen BB 12.0 塩化ナトリウム 3.0 水 100.0まで PH=4.0 これは毛髪を黄色に染める。Micromatch分光光度計を
使用して次のL、A及びB値を得た。
使用して次のL、A及びB値を得た。
L=71、A=2、B=50。
これらの値からΔEを計算した処、29であった。
実施例3成分 重量% Merquat 100 2.5 Ponceau 4R 1.0 Empigen BB 9.0 塩化ナトリウム 12.0 水 100.0まで PH=4.0 これは毛髪をピンクがかった赤に染める。
Micromatch分光光度計を使用して次のL、A及びB値
を得た。
を得た。
L=51、A=35、B=17。
これらの値からΔEを計算すると、41であった。
実施例4成分 重量% Mirapol A−15 4.5 Black PN 3.0 塩化ナトリウム 12.0 水 100.0まで これは毛髪をダークブルーに染める。
Micromatch分光光度計を使用して次のL、A及びB値
を得た。
を得た。
L=38.0、A=−2.6、B=−10.1。
これらの値からΔEを計算すると、40であった。
実施例5成分 重量% Merquat 100 1.25 Black PN 0.5 SLES 3EO 0.5 Empigen BB 4.5 Jaguar HP60 1.0 塩化ナトリウム 12.0 水 100.0まで PH=4.0 この系は毛髪を青色に染めると共に、毛髪を調整す
る。
る。
Micromatch分光光度計を使用して次のL、A及びB値
を得た。
を得た。
L=54、A=−5、B=−2。
これらの値からΔEを計算した処、37であった。
実施例6成分 重量% Merquat 100 3.0 Briphos 03D 0.75 Black PN 0.38 Browt HT 0.38 Empigen BB 7.8 塩化ナトリウム 9.0 Jaguar HP−60 1.0 水 100.0まで これは毛髪を茶色に染め、毛髪を調整する。
Micromatch分光光度計を使用して次のL、A及びB値
を得た。
を得た。
L=51、A=1.2、B=6.0。
これらの値からΔEを計算した処、27であった。
以下の実施例7及び8により本発明を更に説明する
が、これらの実施例は日焼け止め剤を施用するために毛
髪を処理するための組成物に関するものである。
が、これらの実施例は日焼け止め剤を施用するために毛
髪を処理するための組成物に関するものである。
実施例7成分 重量% Merquat 100 2.0 Prasol Hydro 1.0 Empigen BB 8.0 塩化ナトリウム 10.0 水 100.0まで 実施例8成分 重量% Merquat 100 2.5 Eusolex 232 1.5 Empigen BB 9.0 塩化ナトリウム 12.0 水 100.0まで 比較実験 Gilletteの米国特許第3912808号の実施例17に記載さ
れた系を使用して得られた色を、本発明の組成物を使用
して得られた色と比較するために実験を行った。
れた系を使用して得られた色を、本発明の組成物を使用
して得られた色と比較するために実験を行った。
a)Gilletteの米国特許第3912808号、実施例17 実施例17の能力を評定するために以下の組成物を調製
し、また同様の組成物からカチオンポリマーを除いたも
のを調製して金髪を着色した。別のアニオン染料を比較
用として使用した。組成物は以下の成分を含むものとし
た。
し、また同様の組成物からカチオンポリマーを除いたも
のを調製して金髪を着色した。別のアニオン染料を比較
用として使用した。組成物は以下の成分を含むものとし
た。
実施例1に記載した各組成物で金髪ヘアピースを処理
し、L,A及びB値を測定した。これらの値からΔEを計
算し、以下に示す結果を得た。
し、L,A及びB値を測定した。これらの値からΔEを計
算し、以下に示す結果を得た。
b)本発明の組成物 異なる濃度のアニオン染料を使用して効果を比較し、
比較的高い濃度の電解質(塩化ナトリウム)を使用する
利点を確認するために、次の組成物を調製した。これら
の組成物は以下の成分を含有するようにした。
比較的高い濃度の電解質(塩化ナトリウム)を使用する
利点を確認するために、次の組成物を調製した。これら
の組成物は以下の成分を含有するようにした。
実施例1に記載した各組成物で金髪ヘアピースを処理
し、L、A及びB値を測定した。これらの値からΔEの
値を計算し、以下に示す結果を得た。
し、L、A及びB値を測定した。これらの値からΔEの
値を計算し、以下に示す結果を得た。
この比較実験の結果から明らかなように、比較的高い
電荷密度を有するカチオンポリマーとアニオン染料との
両方を含有する組成物で染めた金髪は識別できるような
色に達し得る(例えば組成物3の例に示すようにΔEが
15.9)が、実質的な色を得るためには、夫々本発明に従
う例えば組成物5、6及び7で示すように両性洗浄活性
化合物以外に比較的高濃度の電解質が存在していること
が好ましい。このことは、これらの組成物のΔE値がす
べて30を越えていることから明らかである。更に、カチ
オンポリマーを含まない組成物(例えば組成物2及4)
は、得られるΔE値が夫々3.6及び4.0と非常に低いこと
からわかるように、認知可能な色を形成しなかったこと
も明らかである。
電荷密度を有するカチオンポリマーとアニオン染料との
両方を含有する組成物で染めた金髪は識別できるような
色に達し得る(例えば組成物3の例に示すようにΔEが
15.9)が、実質的な色を得るためには、夫々本発明に従
う例えば組成物5、6及び7で示すように両性洗浄活性
化合物以外に比較的高濃度の電解質が存在していること
が好ましい。このことは、これらの組成物のΔE値がす
べて30を越えていることから明らかである。更に、カチ
オンポリマーを含まない組成物(例えば組成物2及4)
は、得られるΔE値が夫々3.6及び4.0と非常に低いこと
からわかるように、認知可能な色を形成しなかったこと
も明らかである。
この比較実験で示される実施例17(組成物1)の不良
な染色性能は、その自然pHが8.3であり、従って溶液か
ら沈澱して本発明の組成物の単相系とは異なる相分離系
を形成する染料もあるという事実により説明され得る。
な染色性能は、その自然pHが8.3であり、従って溶液か
ら沈澱して本発明の組成物の単相系とは異なる相分離系
を形成する染料もあるという事実により説明され得る。
更に別の実験では、酸を加えることにより実施例17
(組成物1)のpH値を8.3から5.5に下げ、こうして単相
を形成し、染料成分を組成物中に完全に溶解させた。こ
のpHを変更した組成物1は、アニオン:カチオン電荷比
が0.16と非常に小さいので、ヘアピースを十分に染色す
ることはできなかった。
(組成物1)のpH値を8.3から5.5に下げ、こうして単相
を形成し、染料成分を組成物中に完全に溶解させた。こ
のpHを変更した組成物1は、アニオン:カチオン電荷比
が0.16と非常に小さいので、ヘアピースを十分に染色す
ることはできなかった。
以上の実験から結論すると、米国特許第3912808号は
ケラチン繊維の染色に使用される水性単相組成物を教示
していないばかりでなく、上記実験の比較で得られるΔ
Eにより判断されるように灰色の髪又は金髪をかなりの
強度まで染色することが可能な組成物も教示していな
い。
ケラチン繊維の染色に使用される水性単相組成物を教示
していないばかりでなく、上記実験の比較で得られるΔ
Eにより判断されるように灰色の髪又は金髪をかなりの
強度まで染色することが可能な組成物も教示していな
い。
Claims (16)
- 【請求項1】ケラチン繊維の処理に使用される水性単相
組成物であって、 I)0.1〜10重量%のカチオンポリマー又はその混合物
と、 II)0.01〜10重量%のアニオンモノマー又はその混合物
と、 III)両性洗浄活性化合物、無機電解質及びその混合物
から選択される可溶化剤(但し、該可溶化剤が両性洗浄
活性化合物のときは組成物の0.1〜20重量%を形成し、
電解質のときは組成物の1〜30重量%を形成する)と、 を含有しており、組成物のアニオンとカチオンとの電荷
比が0.2〜1.0である前記組成物。 - 【請求項2】カチオンポリマーが少なくとも0.001のカ
チオン電荷密度を有している特許請求の範囲第1項に記
載の組成物。 - 【請求項3】カチオンポリマーが、ポリ塩化ジメチルジ
アリルアンモニウム、ポリ塩化ジメチルブタニルアンモ
ニウム−α,ω−ビス塩化トリエタノールアンモニウ
ム、ポリ塩化ジプロピルジアリルアンモニウム、ポリ塩
化メチル−β−プロパニオジアリルアンモニウム、ポリ
塩化ジアリルピペリジニウム、ポリ塩化ビニルピリジニ
ウム、第四化ポリジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ポリ−n−ビニルピロピドン、ポリジメチルアミノ
エチルメタクリレート、ポリクォータニウム−2、ポリ
ビニルピリジン、ポリエチレンイミン及びその混合物か
ら選択される特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
組成物。 - 【請求項4】カチオンポリマーが0.5〜10重量%を形成
している特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項5】アニオンモノマーが、フードブラック1、
アシッドブラック1、アシッドブラック2、フードレッ
ド10、フードブルー1、フードブラウン3、フードレッ
ド3、フードレッド7、フードイエローNo.4、フードイ
エローNo.13及びその混合物から選択されたアニオン染
料である特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項6】アニオンモノマーが、p−メトキシ桂皮酸
塩、フェニルベンズイミダゾール−5−サルフェートの
ナトリウム塩及びその混合物から選択されたアニオン日
焼け止め剤である特許請求の範囲第1項から第4項のい
ずれかに記載の組成物。 - 【請求項7】アニオンモノマーが0.5〜5重量%を形成
している特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項8】可溶化剤が以下の構造: (式中、RはR′又はR″、R′はC10−C18アルキル、
R″はR′CONH(CH2)n、及びnは1〜5の整数であ
る)を有する両性洗浄活性ベタインである特許請求の範
囲第1項から第7項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項9】ベタインがラウリル/ミリスチルジメチル
ベタイン、ラウリル/ステアリル−アミドプロピルジメ
チルベタイン又はその混合物である特許請求の範囲第8
項に記載の組成物。 - 【請求項10】可溶化剤がアルカリ金属、アルカリ土類
金属、アンモニウル及び置換基を有するアンモニウムの
塩化物、臭化物及び硝酸塩から選択された無機電解質で
ある特許請求の範囲第1項から第7項のいずれかに記載
の組成物。 - 【請求項11】電解質が塩化ナトリウムである特許請求
の範囲第10項に記載の組成物。 - 【請求項12】可溶化剤が両性洗浄活性化合物と無機電
解質との混合物から成る特許請求の範囲第1項から第7
項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項13】50〜95重量%の水を含有している特許請
求の範囲第1項から第12項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項14】pH値が5〜7である特許請求の範囲第1
項から第13項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項15】アニオンとカチオンとの電荷比が0.7未
満である特許請求の範囲第1項から第14項のいずれかに
記載の組成物。 - 【請求項16】I)0.1〜10重量%のカチオンポリマー
又はその混合物と、 II)0.01〜10重量%のアニオンモノマー又はその混合物
と、 III)両性洗浄活性化合物、無機電解質及びその混合物
から選択される可溶化剤(但し、該可溶化剤が両性洗浄
活性化合物のときは組成物の0.1〜20重量%を形成し、
電解質のときは組成物の1〜30重量%を形成する)と、 を含有しており、アニオンとカチオンとの電荷比が0.2
〜1.0であるケラチン繊維の処理に使用される水性単相
組成物の製造方法であって、アニオンモノマーとカチオ
ンポリマーとを含む相互に逆電荷の成分を可溶化剤の存
在下で伴に混合する段階を含む方法。
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