JP2574998Y2 - 連結構造 - Google Patents

連結構造

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JP2574998Y2
JP2574998Y2 JP1993050014U JP5001493U JP2574998Y2 JP 2574998 Y2 JP2574998 Y2 JP 2574998Y2 JP 1993050014 U JP1993050014 U JP 1993050014U JP 5001493 U JP5001493 U JP 5001493U JP 2574998 Y2 JP2574998 Y2 JP 2574998Y2
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JP
Japan
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coupler
automatic
fixed
flat plate
connection
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JP1993050014U
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JPH0718916U (ja
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道雄 上西
雅昭 溝手
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、連結構造に関し、特
に、そのままでは互いに直接は連結不能な駆動車の自動
連結器と従動車の固定連結器とを容易に連結・開放自在
とさせるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、固定編成用車輌は、点検・修理
等の必要なとき以外は常時連結されている。このような
車輌間に使用される連結器は図3に示すような固定連結
器4が使用されている。すなわち、各車輌2、2に設け
られた固定連結器4、4は、その先端が垂直な平板状の
第1連結平板5で構成されており、固定連結器4相互の
第1連結平板5、5を対面させ、複数組のボルト7及び
ナット8で一体状に締結固定されている。車輌を分離す
る場合には、その都度、複数組のボルト7及びナット8
を分解している。一方、駆動車1は、従動車2が替わる
たびに連結・開放を行う必要があり、遠隔操作等により
従動車2に対して駆動車1を接近・離反させるのみで連
結・開放可能な自動連結器3が設けられている。自動連
結器3を備えた駆動車1と固定連結器4を備えた従動車
2とを連結する従来の連結構造を図4に示している。駆
動車1はその長手方向端部に自動連結器3を備えてい
る。自動連結器3は、その先端部の第1係合部20がほ
ぼC字形の鉤状をしており、ほぼ同一形状の先端部を備
えて対称的に配置された連結器に対する連結・開放機能
を有している。従動車2はその長手方向端部に固定連結
器4を備えている。固定連結器4は、その先端が垂直な
平板状の第1連結平板5で構成されている。このように
形状の異なる自動連結器3の第1係合部20と固定連結
器4の第1連結平板5とを直接連結することはできず、
両先端部を接近あるいは接触させ、両先端部をワイヤロ
ープ13等を介して連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の連結構造は、以
上のように構成されているため、次のような課題が存在
していた。すなわち、車輌間を固定連結器で連結する場
合は図3で示すように問題はないが、図4のように、自
動連結器と固定連結器とを連結する場合はワイヤロープ
等を用いて連結しなければならず、このような連結状態
で駆動車が従動車を牽引する場合には、ワイヤロープ等
の固縛状態が良くないと弛んだり、解けたりすることが
あり、この結果、車輌が分離して危険であった。また、
このような連結状態で曲線路を通過する際には、連結器
を介してワイヤロープ等に横方向の力が作用して、ワイ
ヤロープが弛んで、車輌が分離しかねず、ワイヤロープ
等だけの固縛では充分ではなかった。
【0004】本考案は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、駆動車の自動連結器と従動車
の固定連結器とを容易に連結させるようにした連結構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案による連結構造
は、駆動車に軸支部により回動自在に設けられ鉤状をな
す第1係合部を有する自動連結器と、従動車に設けられ
前記自動連結器とは形状が異なりかつ前記第1係合部と
は直接係合不能な固定連結器とを連結・開放させる連結
構造において、前記固定連結器の先端部に設けられた第
1連結平板と、前記第1連結平板に対してボルト及びナ
ットにより接続された第2連結平板と、前記第2連結平
板に設けられ鉤状をなす第2係合部とよりなり、前記第
1係合部と前記第2係合部とにより前記各連結器を連結
・開放自在にした構成である。
【0006】
【作用】本考案による連結構造においては、従動車に設
けられた固定連結器の先端部に1対の連結平板を介して
第2係合部が設けられ自動連結器の第1係合部と直接連
結可能な形状となる。自動連結器を遠隔操作等により連
結可能状態として駆動車を従動車へ接近させると、自動
連結器の第1係合部と連結アダプタの第2係合部とが接
触し、さらに進行させることにより、自動連結器と連結
アダプタすなわち固定連結器とは連結状態となる。この
連結状態は自動連結器間の通常の連結状態と同等であ
り、駆動車は通常の場合と同様に従動車を牽引すること
が可能である。また、連結状態において、自動連結器を
開放可能状態として駆動車を走行させると、自動連結器
と連結アダプタとが自動的に分離され、駆動車と従動車
との連結状態が開放される。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本考案による連結構造の好
適な実施例について説明する。なお、従来例と同一又は
同等部分については同一符号を付して説明する。図1及
び図2において符号1で示されるものは機関車等の駆動
車であり、この駆動車1には、周知の連結・解放機能を
有し全体形状がほぼC字形の鉤状をなす第1係合部20
を先端部に有する自動連結器3が軸支部3Aを介して回
動自在に設けられている。
【0008】前記駆動車1に連結されて牽引される従動
車2には前記自動連結器3とは形状が全く異なりかつ第
1係合部20とは直接係合不能な固定連結器4が設けら
れ、この固定連結器4の先端部4aは、鉛直に配置され
た平板状の第1連結平板5で構成されている。すなわ
ち、この自動連結器3の第1係合部20と第1連結平板
5を先端4aに有する固定連結器4とは、直接係合不能
である。前記固定連結器4の連結アダプタ21は、一方
に前記自動連結器3と相互連結及び開放可能な形状、す
なわち、ほぼC字形の鉤状をなす自動連結器3の前記第
1係合部20と同様の形状をなす第2係合部20Aを設
け、他方に前記固定連結器4の第1連結平板5と連結可
能な鉛直に配置された平板状の第2連結平板6を形成し
て構成されている。
【0009】前記固定連結器4と前記連結アダプタ21
とは、前記第1連結平板5と第2連結平板6とを対面さ
せ、複数組のボルト7及びナット8で締結固定される。
すなわち、固定連結器4に設けられた第1連結平板5に
は、第2係合部20Aを有する第2連結平板6が前述の
ボルト7及びナット8で接続されている。自動連結器3
を装備した駆動車1と固定連結器4を装備した従動車2
とを連結する場合には、まず、解放状態にある従動車2
の固定連結器4に連結アダプタ21を装備する。すなわ
ち、固定連結器4の第1連結平板5と連結アダプタ21
の第2連結平板6とを対面させ、複数組のボルト7及び
ナット8で締結固定する。従動車2の固定連結器4は連
結アダプタ21を装備することにより、その先端部4a
が自動連結器3と相互連結及び開放可能な状態となる。
他方、駆動車1において、運転席からの遠隔操作あるい
はそばからの直接操作により自動連結器3を連結可能状
態とする。
【0010】このような状態で駆動車1を走行させて従
動車2に接近させると、自動連結器3の第1係合部20
と連結アダプタ21の第2係合部20Aとが接触し、駆
動車1をさらに進行させることにより両係合部20,2
0Aがその先端部20a,21aを互いに相手側の凹部
20b,21bに喰い込ませる状態となり連結される。
駆動車1と従動車2とは相互に自動連結器3で連結され
た場合と同様な連結状態となり、駆動車1が走行して従
動車2が牽引される。
【0011】つぎに、自動連結器3と連結アダプタ21
との連結状態を解放するには、駆動車1において、運転
席からの遠隔操作あるいはそばからの直接操作により自
動連結器3を解放可能状態とし、駆動車1を従動車2か
ら遠ざかる方向に走行させる。自動連結器3の第1係合
部20と連結アダプタ21の第2係合部20Aとは、そ
の先端部20a,21aの喰い込み状態が解除され、両
係合部20,20Aが解放され、自動連結器3と連結ア
ダプタ21とが分離し、駆動車1と従動車2との連結状
態が解放される。その後、複数組のボルト7及びナット
8を分離し、固定連結器4から連結アダプタ21を取外
すことができる。
【0012】
【考案の効果】本考案による連結構造は、以上のように
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、本来、そのままでは互いに直接は連結不
能でかつ全く形状が異なる自動連結器と固定連結器とを
連結可能とするために、第2係合部を形成した連結アダ
プタを連結平板を介して固定連結器に着脱自在に設けた
ため、この第2係合部と自動連結器の第1係合部とを自
在に直接連結することができ、従来のようにひも等を使
うことなく駆動車と従動車との連結を極めて容易かつ確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による連結構造を示す平面図である。
【図2】図1の矢視Aからの底面図である。
【図3】従来の固定連結器の連結構造を示す平面図であ
る。
【図4】従来の連結構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 駆動車 2 従動車 3 自動連結器 4 固定連結器 4a 端部 5 第1連結平板 6 第2連結平板 20 第1係合部 21 連結アダプタ 20A 第2係合部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61G 3/00 - 3/30 B61G 7/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動車(1)に軸支部(3A)により回動自在
    に設けられ鉤状をなす第1係合部(20)を有する自動連結
    器(3)と、従動車(2)に設けられ前記自動連結器(3)とは
    形状が異なりかつ前記第1係合部(20)とは直接係合不能
    な固定連結器(4)とを連結・開放させる連結構造におい
    て、 前記固定連結器(4)の先端部(4a)に設けられた第1連結
    平板(5)と、前記第1連結平板(5)に対してボルト(7)及
    びナット(8)により接続された第2連結平板(6)と、前記
    第2連結平板(6)に設けられ鉤状をなす第2係合部(20A)
    とよりなり、前記第1係合部(20)と前記第2係合部(20
    A)とにより前記各連結器(3,4)を連結・開放自在に構成
    したことを特徴とする連結構造。
JP1993050014U 1993-09-14 1993-09-14 連結構造 Expired - Lifetime JP2574998Y2 (ja)

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JPH0718916U JPH0718916U (ja) 1995-04-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4024958A (en) * 1976-02-17 1977-05-24 Amsted Industries Incorporated Coupler knuckle contour
JPH0544748U (ja) * 1991-11-20 1993-06-15 株式会社日本製鋼所 鉄道車両用連結器の連結継手

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JPH0718916U (ja) 1995-04-04

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