JP2574147Y2 - 金型取付盤のスライドボルト落下防止装置 - Google Patents

金型取付盤のスライドボルト落下防止装置

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JP2574147Y2
JP2574147Y2 JP1992089932U JP8993292U JP2574147Y2 JP 2574147 Y2 JP2574147 Y2 JP 2574147Y2 JP 1992089932 U JP1992089932 U JP 1992089932U JP 8993292 U JP8993292 U JP 8993292U JP 2574147 Y2 JP2574147 Y2 JP 2574147Y2
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JP
Japan
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slide bolt
shaped groove
mold mounting
mold
mounting board
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JP1992089932U
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JPH0647723U (ja
Inventor
寛生 加門
義博 岡部
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は金型を金型取付盤に固定
するためのスライドボルトの落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金型取付盤(1)に金型
(9)を取り付ける方法として、図に示すように金型
取付盤(1)に形成された断面T型溝(4)にスライド
自在に配設されたスライドボルト(6)と、L型押さえ
金(8)を用いて金型(9)の鍔部(10)をロックす
るという方法がとられている。
【0003】ところが、図に示すようにT型溝(4)
は、その一端が金型取付盤(1)の端部に開口するよう
に形成されている。従って、下向きのT型溝(4)に挿
入されているスライドボルト(6)は、作業者が手を離
すと自重で落下脱離してしまう。そして、この脱離した
スライドボルト(6)を場合によっては探さねばなら
ず、作業進行上大きな問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記問題点
に鑑みてなされたもので、脱落防止用のストッパをT型
溝やスライドボルトに設ける事によってスライドボルト
の脱落を防止して作業の円滑な遂行を図る事をその目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、請求項1の金型取付盤のスライドボルト落
下防止装置は『金型取付盤(1)に形成された開口部
(2)が狭く溝底(3)が広くなっている断面T型溝
(4)と、前記T型溝(4)内にT型膨大頭部(5)が
スライド自在に配設されたスライドボルト(6)と、
型取付盤(1)に取付けられる取付片(12)と該取付
片(12)から延出されT型溝(4)の開放端部に対向
するように設置されるL型受け片(13)とからなる
トッパ(7)とで構成された』事を特徴とする。これに
より、作業者が手を離す事によってスライドボルト
(6)が落下してもT型溝(4)端部のストッパ(7)
にスライドボルト(6)が当接してT型溝(4)から脱
落せず、その後の金型(9)取付作業を円滑にする。
【0006】また、請求項2では、『金型取付盤(1)に
形成された開口部(2)が狭く溝底(3)が広くなっている断
面T型溝(4)と、前記T型溝(4)内にT型膨大頭部(5)が
スライド自在に配設されたスライドボルト(6)と、前記
スライドボルト(6)のT型溝(4)内に収納されている部分
に取付られてT型溝(4)内面に押圧しつつ摺接する部分
に取り付けられたストッパ(7)とで構成された』事を特
徴とする。これにより、第1項と同様、その後の金型
(9)取付作業を円滑にする。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示実施例に従って詳述す
る。金型取付盤(1)は射出成形機のトグル機構部の可
動部分とこれに対向する固定部分に取り付けられてお
り、その対向面に図に示すように底部が広く開口部
(2)が狭い断面T型溝(4)が4方に形成されてい
る。T型溝(4)の一端は金型取付盤(1)の端部に開
放しており、その開放端部からスライドボルト(6)を
挿入するようになっている。
【0008】スライドボルト(6)は前記T型溝(4)内にス
ライド自在に挿入されるT型膨大頭部(5)と、膨大頭部
(5)から突設された脚部(11)とで構成されており、脚部
(11)にはネジが刻設されている。膨大頭部(5)の形状
は、図の実施例では6角形であるが、勿論これに限られ
ず、T型溝(4)内にスライド自在に挿入出来てT型溝(4)
かの開口部(2)から脱落しないような形状であれば適宜
な形状を採用する事が出来る。
【0009】
【0010】ストッパ(7)の第実施例は、図1〜3
に示すように取付片(12)からL型受け片(13)を
延出したもので、金型取付盤(1)の端面に取付片(1
2)を固着し、L型受け片(13)がT型溝(4)の開
放端部に対向するように設置されている。このストッパ
(7)は、少なくとも開放端部が下向きになっているT
型溝(4)の金型取付盤(1)の端面に装着される。
尚、第実施例のストッパ(7)は、前記複雑な形状で
なく、単なる板材でT型溝(4)の開放端部を閉塞でき
るように金型取付盤(1)の端面に取り付けられるよう
なものでもよい。
【0011】しかして、図に示すように従来と同様の
方法でL型押さえ金(8)の胴部に穿設された長孔(1
4)にスライドボルト(6)の脚部(11)を挿入し、
L型押さえ金(8)の当て金部分(15)を金型取付盤
(1)の取り付け面に当接し、L型押さえ金(8)の先
端部分を金型(9)の鍔部(10)に当て、スライドボ
ルト(6)の脚部(11)に螺入したナット(16)に
て締め上げ、金型(9)を金型取付盤(1)に固定す
る。逆に、金型(9)を取り外す場合には、ナット(1
6)を緩めるとL型押さえ金(8)が外れ、金型(9)
を金型取付盤(1)から外すことができる。
【0012】この時、スライドボルト(6)をT型溝
(4)に固定しておくものが何もないために縦方向にT
型溝(4)が形成されているものについては、スライド
ボルト(6)は自重で落下し、図中の上側のT型溝
(4)にあってはスライドボルト(6)はT型溝(4)
の閉鎖端部で停止し、下側のT型溝(4)にあっては開
放端部側のプレート状ストッパ(7)に当接して停止
し、T型溝(4)から脱落しない。これにより、従来の
ように脱落したスライドボルト(6)を探すために作業
を中断するような事もなく、金型(9)交換作業を極め
て円滑に進める事ができる。
【0013】図の場合も同様の作用を持つが、この場
合は膨大頭部(5)にストッパ(7)である板バネ(1
7)が装着されており、この板バネ(17)がT型溝
(4)の溝底(3)に押圧しつつ摺接するようになって
いて、板バネ(17)の抵抗でスライドボルト(6)か
ら手を離してもその場に停止しており、自重で落下しな
い。従って、この場合はT型溝(4)の開放端部を閉塞
するためのストッパ(7)は必要でない。
【0014】
【効果】本考案にかかる金型取付盤のスライドボルト落
下防止装置は、金型取付盤に形成された開口部が狭い断
面T型溝と、前記T型溝内にT型膨大頭部がスライド自
在に配設されたスライドボルトと、前記T型溝の端部に
取り付けられたストッパとで構成されているので、金型
を取り外した時にスライドボルトが自重で落下したとし
てもストッパに当接して停止し、T型溝から脱落しな
い。これにより、従来のように脱落したスライドボルト
を探すために作業を中断するような事もなく、金型交換
作業を極めて円滑に進める事ができるという利点があ
る。
【0015】また、請求項2に記載の金型取付盤のスラ
イドボルト落下防止装置も同様で、金型取付盤に形成さ
れた開口部が狭い断面T型溝と、前記T型溝内にT型膨
大頭部がスライド自在に配設されたスライドボルトと、
前記スライドボルトのT型溝内に収納されている部分に
取付られてT型溝内面に押圧しつつ摺接する部分に付け
られたストッパとで構成されているので、前記同様、ス
ライドボルトがT型溝から脱落せず、金型交換作業を極
めて円滑に進める事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の金型取付盤の下部正面図
【図2】本考案の第1実施例の金型取付盤の下部側面
【図3】本考案の第1実施例の金型取付盤の下部におけ
るスライドボルト保持状 態を示す断面図
【図4】本考案の第2実施例の金型取付盤の下部におけ
るスライドボルト保持状 態を示す断面概略図
【図5】本考案の第2実施例に使用されるスライドボル
トの正面図
【図6】射出成形機の金型取付盤の正面図
【図7】金型取付盤への金型の取付状態を示す部分断面
【符号の説明】
(1)…金型取付盤 (2)…開口部 (3)…溝底 (4)…T型溝 (5)…膨大頭部 (6)…スライド
ボルト (7)…ストッパ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−6617(JP,U) 実開 昭50−68251(JP,U) 実開 昭48−55265(JP,U) 実開 昭55−43148(JP,U) 実公 昭35−22987(JP,Y1) 実公 昭45−18585(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 41/00 F16B 35/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型取付盤に形成された開口部が
    狭い断面T型溝と、前記T型溝内にT型膨大頭部がスラ
    イド自在に配設されたスライドボルトと、金型取付盤に
    取付けられる取付片と該取付片から延出されT型溝の開
    放端部に対向するように設置されるL型受け片とからな
    ストッパとで構成された事を特徴とする金型取付盤の
    スライドボルト落下防止装置。
  2. 【請求項2】 金型取付盤に形成された開口部が
    狭い断面T型溝と、前記T型溝内にT型膨大頭部がスラ
    イド自在に配設されたスライドボルトと、前記スライド
    ボルトのT型溝内に収納されている部分に取付られてT
    型溝内面に押圧しつつ摺接する部分に付けられたストッ
    パとで構成された事を特徴とする金型取付盤のスライド
    ボルト落下防止装置。
JP1992089932U 1992-12-03 1992-12-03 金型取付盤のスライドボルト落下防止装置 Expired - Lifetime JP2574147Y2 (ja)

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JPH0647723U JPH0647723U (ja) 1994-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5068251U (ja) * 1973-10-23 1975-06-18
JPS596617U (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 豊田工機株式会社 Tボルト

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JPH0647723U (ja) 1994-06-28

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